久々に風邪をひきました。体調管理しっかりせねば。
ではどうぞ
「暑・・・」
頬に汗を滴ながら扇で顔を扇ぐ。時折着ているシャツを掴み、それで顔から滲み出た汗を拭う。
部屋の中は障子を全開に開けても熱が篭り、少しでも涼しい場所をと探して最終的に辿り着いたのは縁側だった。
「最初は冷たかったのに・・・」
来た時は日陰になっていて床がひんやりしていたのだが今は生暖かく、自分の汗で背中が濡れていて気持ち悪かった。しかし、動く気も起こらずただただその場に寝転がり仕事のない休日を無駄にしていた。
本当は今日紅魔館に行こうかと思いはしたのだが、この暑さを前にしてそれを乗り越えようとは思えなかった。
「・・・めんどくせぇ」
人間誰しも驚くほどやる気が起きない時ってあるよね。
「あんたはさっきからなにブツブツ独り言を言っているのよ」
何時来たのから分からないが俺の頭の隣に水を持った霊夢が何時もの巫女服で立っていた。
「はい、水」
「ありがと」
コップを受け取り水を飲むために起き上がる。
コップの中には水しか入っておらず氷らしき物は一つも見あたらなかった。
水分を欲しがっていた身体に水を与えると、渇いた口の中から順に食道、胃へと潤していくのが分かった。
キンキンに冷えている訳でもない水が今の自分には充分に冷たく感じた。
空になったコップを霊夢に手渡しまた寝転がる。
「・・・だらしないわね」
「しょうがないだろ。つか霊夢のその服って涼しいのか?」
霊夢の言葉はあまり気に止めずに霊夢の格好を見る。
上半身は脇が露出していて涼しそうだが、下半身は膝より下まで伸びたスカートを履いており、熱が篭らないのかと疑問に思った。
「上は涼しいわよ。でも下がね」
やっぱりか。
「通気性はそこそこいいんだけど暑い物は暑いわ」
と言うと俺の隣に膝を抱えて座り込んだ。暑いと言っている割には汗はかいているようには見えず、持った来た水を美味しそうに飲んでいた。
「つうか何でこんなに暑いんだ?夏はもう少し先なのに」
「そんなの知るはずないでしょ」
日が照り、時間が経つに連れてどんどんと縁側の日陰を小さくしていく。それに連れて日陰に逃げるようにして太陽の動きと一緒に動いた。
霊夢とこんな風にぼんやりとしていると心の底からゆっくりでき、こんな俺に相手をしてくれる彼女がとても嬉しかった。
「なぁ、霊夢」
「何?」
弱い風が吹く。汗をかいた所に風が当り、ひんやりと冷えた。それと同時に霊夢の綺麗なサラサラの髪も揺れる。そんな姿に少し緊張してしまう。
こんな平和な日を邪魔する者も居なく、この神社には俺と霊夢しかいない。そんな状態がどこか嬉しくなるものがあった。
「どうしたの?」
「やっぱ何でもない」
何事も起こらない平和な日がゆっくりと過ぎていった。
短い・・・短いぞ!!!
すいません。一週間以上更新無しでこれとは・・・
次回、次回頑張ります。