東方仁無録   作:キーマカレー

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キーマカレーです。睡魔と戦いながら書こうとすると何も思い浮かばない。
今回は文章力に特に問題あり。
では、どうぞ。


44話 小さな飲み会①

ある日の事。いつものように仕事を終わらせ、寺子屋から出て今夜の夕食の食材を買おうと里の大通りにでると、銀髪のメイド服を着た咲夜が手に袋を持ち、買い物をしているのが見えた。

そして何時ものように声をかけようとすると、脳裏であることが思い出された。

 

『妹様と遊んであげてね』

 

 

「あ・・・・・・」

気付いたときには既に咲夜が此方を見ており、顔の表情を伺うと何か言いたげな顔をしながら目を細め、睨んでいた。

「静次・・・いつ来るの?」

すっかりと忘れていた。写真の事でつい約束を忘れていた事を少し反省しながら、咲夜に苦笑いをを浮かべながら微笑んでみた。

無言で脛を蹴られる。必死に痛みを抑えるために脛に手で押さえながら弁解しようとするも、彼女は変な目には見えないオーラを纏いながら俺を見下ろしていた。残念ながら弁解の余地はないようです。

 

 

数分後ようやく機嫌を直した咲夜は俺を見るなり再び溜め息をついた。

「まぁ、別に急がなくても良いけど・・・。昨日、魔理沙が来て妹様と遊ばれてたし」

「なんだ。良かった」

何が良かったよとまた鋭い目付きになるが、たいして怒っているわけでも無さそうだ。

「それじゃあ、私は用が済んだから帰るわ」

それから咲夜と別れ食材を買った後は、そのまま真っ直ぐ帰宅した。

神社についた頃には日がもう既に沈む寸前で、カラスたちの鳴き声も少なくなっていた。神社の境内に入ると、複数の女性の声が聞こえた。居間に一直線に向かうと、居間にはアリス、魔理沙、霊夢が笑いながら何かを話しており、此方に気づいたのは、会話が終わってからだった。

「静次お帰り~」

「ただいま。それと、アリスに魔理沙。こんばんわかな」

魔理沙は、そうだなと言うだけで、煎餅を食べていた。それを見たアリスは、行儀が悪いなどとまるで親子のようなやり取りをしていた。

「アリス達は帰らなくて大丈夫なのか?もう外は暗いぞ?」

「あら、私を子供だと思ってるの?まぁ、心配しなくても大丈夫よ。今日は泊まるから」

アリスを子供などとは思ってはいない。どちらかと言うと美女だ。見た目こそ少女で、人間でいう十代なのだが、アリスは魔女。人間で言う歳はもうばば・・・・・・アリスが此方を睨んでいるので、ここら辺で止めとこう。この先を言ったら死ぬ気がする。

「泊まるのか。てことは魔理沙もか?」

「勿論だぜ」

着替えが入っているであろう鞄を俺に見せつけるように、目の前に出してきた。

三人が泊まるとすれば、必然と寝る場所もいっしょになるだろう。てことは・・・俺は居間に寝るか。

「霊夢、台所にこれ置いとくぞ」

食材の入った袋を霊夢に見せ、霊夢が頷いたのを確認すると台所に移動し、食材を袋のまま置いておいた。

居間に戻るとアリスが居らず、霊夢と魔理沙が二人でトランプをしていた。

「あれ、アリスは?」

「お風呂よ」

「ああ・・・んで、お前らは何を?」

「見れば分かるでしょ?大富豪よ」

俺の方からは魔理沙の手札が見えないが、霊夢の手札を見る限り、魔理沙は勝ち目がないようだ。手札がエグい。どうしたらそうなるんだ。1と2が三枚ずつにジョーカー持ちと来た。相手がこんな手札だったら心が折れるな。

「これ絶対勝てないだろ・・・」

諦めが入っている魔理沙を目の前にした霊夢はにやつきながらお茶を飲んでおり、これは私の勝ちねと勝利宣言していた。

 

 

夕飯を食べ終え皆が寝静まる時、ある男は暗闇のなか動いていた。

まぁ、俺なんですけどね。尿意を感じて起きちゃったんだよな。

涼しい空気に当りながらトイレに向かう。霊夢達はもう寝ただろうか。お泊まりとなれば、夜遅くまで起きて何かするのが普通なのだが。

トイレに着き、ドアを開けようとする。しかし、何故かドアが開かず、誰かが入っていることが分かった。

「はいってるわぁ~ちょっとまってねぇ~」

ドアから聞こえてきた声はアリスだった。しかし口調が可笑しく、まるで酒を飲んで酔っぱらった人みたいだ。

「はいどぉぞぉ~」

トイレから出てきたアリスは、頬を少し赤めており、フラフラとした足取りで、今にも転びそうだった。そして、この臭い。酒だ。こいつら酒を飲んでるな。

魔理沙たちが理由もなく泊まっていく筈がないのは分かっていたが、まさか今日はわざわざ夜に酒を飲むために来たなんて。

「ありゃ、静次だったのぉ?それじゃあねぇ・・・」

アリスは俺を見るなりそそくさと廊下の角を曲がり、何処かに行ってしまった。

トイレを済ませた後、今日の寝床である居間に戻ろうとすると、アリスが壁に寄っ掛かり、そのまま寝込んでしまっていた。

「全く・・・」

仕方がないと自分に言い聞かせ、アリスを起こす。

「おきろーアリスー」

「ん・・・あれぇ・・・静次ぃ?」

完全に酒が回っているアリスはとても色っぽく、内心焦ってしまうが、今のアリスは酔っぱらい。そう、ただの酔っぱらい。アリスを霊夢たちの部屋に連れていけばいい。そう、それだけ。俺、変な事を考えるな。

そういう年頃なのは分かるが、今は耐えろ。

こんな風に自分の欲と戦いながら、アリスを何とか霊夢たちが居る部屋の前に連れて来れた。

後は寝かせるだけ。そう思い襖を開けるとそこには、予想通りの状況になっており、呆れることしかできなかった。




どうでしたでしょうか。まぁ、睡魔と戦闘中に書いたものなので、誤字や意味の分からない文章があると思います。もし感想や誤字の指摘などがありましたら気軽にどうぞ。では、また。
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