※本作は星のカービィの二次創作です。
玉は、ゴゾゴゾ動き出した。
「わわ!な、なにこれ?」
鎖玉みたいに、玉が開く。
中には…シード?があった。シード?は開いたと共に伸びてきた。…自分達の方向に。
「え、こっち来てるよね!?え!?」
カービィはもの凄く焦っているようだ。でも、ボクはそんな風に思わない。
目の前のものには、微かだが意思がある。何か、主従関係にあるのか?
そんな風に考えていたら、いつの間にか翼にいた。…しばらくすると、この棘は、ボクの魔力を吸い始めた。
数分後、吸収をやめた。…魔力が、暴走しない程度になっている。
「お前…」
ちょっと気になり、呼びかけると、反応があった。こちらの言葉は聞こえるようだ。
「〜!マルク、大丈夫!?」
周りの棘が収納され、カービィが見えてきた。
「大丈夫なのサ。コイツ、害は無さそうだし。」
「そ、そう?…まあ、大丈夫かぁ」
なんかよくわかんないけど、反応を見るにボクの事を気に入ったらしい。
(コイツってどんなこと出来るんだ?)
あの手?触手?みたいの以外に、なんか出来るのか?
とりあえずピエロ玉の皮を剥がしてみたら、
バッカデカいブラックホールになった。
「ん?わ、え、ちょ、うわあああ!?」
カービィが吸い込まれた。どうやら、あれがないとブラックホールになるようだ。
吸い込まなくなり、玉の中を覗くと、カービィが漂っていた。ブラックホールと言うより、宇宙のような無数空間なようだ。
玉の中に入ると、黒くはなく、まさに宇宙だった。ここなら、色々出来そうだ。
カービィを連れて外に出ると、カービィが起きた。
「う〜ん…。…は!あれ、あの黒い玉は?」
「あーあれか?あれはボクがやったのサ。」
「ええ?ひどいよー!!」
カービィの反応に、笑う。やっぱりコイツの反応は面白い。
この玉は、面白いし色々な事に使えそうだ。持ってくか。
「あ、大した説明してなかった!」
「……はぁ。」
「もう夕方だし、ぼくの家寄っていきなよ」
意外にも、そんな事を言うとは。ボクが知るカービィは、一言で表すなら、「ドライ」とでも言うのに。
カービィの家
「ここがぼくの家だよ!」
カービィに連れられてやってきた家。プププランドで見かけたものとは違い、がっちりとした、大きい家。
「ふぁぁ〜…。ピンク、遅かったね〜」
ドアから、緑色のカービィが出て来た。緑色の、"カービィ"が。
カービィが、あのカービィが、二人いる。
……やばいじゃん。ここ。
「うん!ちょっとね〜」
「ちょっと〜?…あれ、その人は?」
「あ、遅くなったから泊まることになったマルク!」
さらーっと泊まることになっていた。
「…それ、大丈夫なの?」
「うん?うん!」
よくわからない返事をした。本当に、わかっているのか?
「さ!マルク、入って入って!」
連れられながら家の中に入った。
よくわかんない何かは、ソウルの時の力の残留です。
なのでマルクに懐くんですね。
カービィはシェアハウスしてます。
次回は元の世界…つまり、スタアラの話です。