あの後、暫くは漫画喫茶で対戦を仕掛けたり仕掛けられたりしていたが、ある程度ポイントもたまり精神的にも疲れが溜まってきたので一度、加速世界から出て回線も切る。
「あぁ疲れた〜……それにしても今日だけでかなりのポイントが稼げたんじゃないか。」
俺のデュエルアバターのレッドアーチャーは初期ステータスがとても高く強化外装は今の所、干将と莫耶そして黒弓の三つもある、これも初期にしては破格だった。
さらに、必殺技の威力もビルを一つ破壊出来る程のものだ。
ここまで聞けば、何だそのチートは…と思われるだろうが今日一日戦ってみて分かった弱点がある。
それは防御力の無さと耐久力の無さだ。
どれ程かというと一般的な赤系アバターと比べても圧倒的に低く、さらに耐久力が無い為、大きなダメージを手などにくらうとすぐに部位欠損してしまう。
さらに、レッドアーチャーの場合、手が片方でもなくなると弓がうてなくなり必殺技がうまく発動出来なくなるのだ。
そして、耐久力が低いとHPの減りも、半端ではない。簡単にいうと戦闘開始一発目に強烈な攻撃をくらうとその一発でもう瀕死になるほどだ。
実際、今日の対戦での負けは一発目に強烈な攻撃を受けてしまい後は一方的にやられるというのがほとんどだった。
しかし、それでも比較的レベルが高い人と戦ったため勝てば大量のポイントがもらえ負けてもそこまで多くのポイントを失うわけではないのでポイントはたまった。
(もうレベルアップ出来るけどどうするか。レベルを一つ上げるだけならポイントも危なく無いしな)
「よしっ!上げるか!」
意を決して俺は再び加速しレベルアップのボタンを押した。
その瞬間ポイントが大量に減り、レベルアップボーナスを選べる項目になった
残りボーナスポイント1
アビリティ
『強化外装解析』/相手の持つ強化外装を見るだけで解析出来る。
『投影』/解析した強化外装を作り出すただし本来の物よりランクは落ちる。
必殺技
「おぉ結構あるもんだな……しかしこの強化外装解析はともかく投影は単体じゃあなにも出来ないな。それに必殺技もなかなか良いし防御力の低い俺に盾はありがたい、うーんどうするか。」
「まぁまだまだレベル2だしそこまで悩むことは無いか。」
そこで、俺は防御力を補うために
「よしっ!これで、防御面はまだマシになった。次は、もっと、勝てるはずだ。」
明日は、学校だしもう帰るか。
どうだったでしょうか。
次は主人公の学校の事についてやると思います。