神の都合で全てが変わる世界で主人公探してます   作:ラ メ ル テ オ ン

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筆乗りすぎて描写残虐になりすぎたので注意!
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三章 闇の魔法使いモルグ襲来!!
17話 悪の魔法使い


 

青年は叫ぶ、

 

「ショッピングモール屋上、関係者以外入れないはずの場所で無線機を持って佇む男が1人。その名をモルグ!かの魔王カイザーの師匠であり!この世界の魔法使いから魔法を奪った男!我が主人!どうかご命令を!」

 

主人の賛美を。主人は下す、

 

「そうか……じゃあ『ここから飛び降りろ』お前の賛美はつまらないからのお」

 

残酷な命令を。

 

「かしこまりました!ではさようなら!」

 

警備員だった青年はその言葉の数秒後10メートル下の地面で動かぬ肉塊となった。命令を下した主人は、

 

「この国も落ちたもんじゃ……昔はどこもかしこも教養に溢れ誰を洗脳しても言葉巧みにワシを満足させたと言うのに。今やワシの情報を脳に入れてやってもこの程度……これが敗戦国の末路というものかのお」

 

「ごめんなさい……殺さないでください……」

 

落胆しながら魔法をかけずに取っておいた最後の警備員を吟味する、

 

「なに〜謝ることは無いお前はたまたま今日ここで警備員として勤めていただけ、何も悪くない。それにお前らの持っていた無線機は利用させてもらっておるしのお……」

 

「じゃ、じゃあ……」

 

「だぁ〜が!お前を殺すのは決定事項!ワシは人を殺すのが大好きなんじゃ!死にたく無いのならワシを褒めろ!そして満足させろ!もしかしたら助かるかもしれんぞ?」

 

警備員は悩む今から吐く言葉で自分の生死がかかっているのだから。だが、

 

「お、大きな鼻が素敵だと思います……」

 

警備員は褒める部分を間違えてしまった。

 

「フッ…フハハハ!…………はあ……本当につまらんのお〜ではお前に命ずる『意識はそのままに自分の足で飛び降りよ』」

 

「い、嫌だ!やめてくれ!おい!何で足が勝手に動くんだよ!」

 

「ヒャヒャ!何か言い残さなくてよいのか?」

 

「た、助けてくだ……うあああああ!!!!!」

 

そうしてショッピングモールの警備員で遊び終わった後、

 

「フッ……断末魔は少し笑えたから良しとするかのお。さて奴隷A〜状況は?」

 

モルグは警備員から奪った無線機を使い仕事に取り掛かる。仕事は簡単、奴隷どもを使い敵から奪った戦利品を持ち逃げしたガキにお灸を据える事。

 

「はい奴隷A、現在ショッピング内のとある一室に男と立てこもっております。モルグ様男の方ばどうすれば良いでしょうか?」

 

「そっちの方はどうでもいいからのお〜捕まえられるなら捕まえておけ。あくまで最優先は女の方だからのお」

 

「かしこまりました。では今から部屋に突入します」

 

「何かあれば逐一報告をするんじゃぞ〜」

 

ガキは今豚のおかげで透明ナイフしか使えない状態…だからモルグは警戒なんてしていなかった。

 

「さて〜捕まえるまで暇じゃの……死体でも眺めにいくか」

 

そう言ってモルグはマントをたなびかせ屋上から地上へとゆっくり降下していく。モグルは人を侵害することで起きる全ての事象が好きだ。

 

「痛い…痛いよ…何でこんな目に…」

 

「ほほおう!お前運がいいの〜足から落ちたのか!ほれ!見ろ!同じ場所から落ちてあいつは動かなくなっておるのに……お前は本当に運がいいのかのお?」

 

「な、何なんだよ!俺もアイツもアンタに何もしてないだろ!なのに何でこんなことができるんだ!」

 

「楽しいから以外に理由があると思うのか?」

 

「は……?」

 

「ワシは今のお前みたいに感情を爆発させて取り乱してる奴が大好きなんじゃ。好きなものに長い時間触れていたいのはそんなに理解できないことかの?」

 

その中でも殺しは1番好きだ。殺す過程でおもちゃがどんどん狂ってくれるから。そうして残虐に殺せば殺すほど感情を爆発させて遊んでくれるおもちゃが増えるから。

 

「嫌だ……死にたくない……死にたくない……」

 

「ヒャヒャ!ワシから逃げるか!なら逃げやすくしてやろう。『そのグチャグチャの足で歩いて逃げろ』」

 

「ぐあああああああ!?」

 

警備員は骨が剥き出しで自重を支えることなど到底できないもはや足と呼べない物体で上半身を支えながら歩いていく。

 

「ワシの洗脳魔法は絶対じゃからの〜逃げれると良いな〜ほれ!あんよが上手!あんよが上手!」

 

モルグはそんな見るも無惨な状況を笑いながら楽しんでいる。しかしここからモルグの楽観的な計画は少しずつ狂っていく。

 

「ご主人様!報告です!女は捕まえました。しかし部屋から出た時女が消火器で煙幕を張りながら足止めをしたせいで男の行方がわからなくなりました!」

 

「そうか……まあ女の方が捕まったなら良い。そちらにいくから待っておれ」

 

モルグはそう言って遊んでいたおもちゃを放置して仕事に戻る。モルグはここ1000年仕事で失敗した事がなかった。全ての魔法を知り全て魔法を唱えられる。どんな術式もどんな呪いも全て正面から叩き潰してきた。

 

だが……今日は、

 

「少し見ない間に随分とゴツくなったの〜采花」

 

「そりゃあ成長期だから……な訳ねえだろマヌケ。お前はまんまとハズレを引いたんだよ魔法使い」

 

魔法も呪いも使ってないただ女装した小僧に出し抜かれてしまった。そんな現状にモルグは久方ぶりの不快感を覚えた。

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