勇者をプロデュース!〜無名の田舎娘が、神さまイチ推しの勇者になるまで〜 作:朴月イチロ
第1章のネタバレを含みますので、ご留意ください。
主要人物まとめ①
【主要人物】
■ヴァルド
・性別:男
・年齢:見た目は二十代前半 実年齢は不明
・髪色:淡い金砂色
・瞳色:琥珀色
・傭兵ギルド階級:二級(魔石色は深紅)
[概要]
本作主人公① 傭兵パーティー:旅灯《たびあかり》の徒《ともがら》のメンバー。
表向きは素性不明の魔法師。アリシアに対してのみ、『世界の監視者』という超常的な存在としてふるまっている。その正体は神々の退屈を満たすため、彼らが望む《運命《シナリオ》》に則《のっと》って物語を紡ぎ、演出する星綾士《ステラリスト》なる存在。
今はアリシアを、魔王を倒す救国の勇者に育て上げるべく、裏で奔走する。が、彼女の天然ムーブに、頭痛と胃痛に苛《さいな》まれることもしばしば。
自身を世界にとっての『異物』であることを自覚しつつ、人と同じ水準に立つことを羨望する『人外』。
過去に起こしたとある失態から一時期、星綾士《ステラリスト》として表舞台から姿を消しており、一部の状況・シチュエーションに対しトラウマを抱えている。
全身を白いローブで覆い、目立たないようにフードと長い前髪で、整った顔立ちを隠している。
◆◆◆
■アリシア・ドゥラン
・性別:女
・年齢:十七歳
・髪色:銀灰色
・瞳色:翡翠色
・傭兵ギルド階級:四級(魔石色は淡緑)
[概要]
本作主人公② 傭兵パーティー:旅灯《たびあかり》の徒《ともがら》のリーダー。
オーストという南方の外れにある村で牛飼いをしていた田舎娘。
普通に一生を終える『モブ』の立ち位置だったが、本人の知らないところで、神々より《戦闘未経験の田舎娘が救国の勇者として魔王を倒す》という、《運命《シナリオ》》が課される。
ヴァルドによる《後付け設定》により、魔物と戦う力として『生き物以外のものを一定時間巨大化』させる《異能《ギフト》》と、『最良の武器を具現化する力』によりピッチフォークを得る。
「魔物の影響で、日常が壊れそうになっている人の力になりたい」という願いから、魔王が存在する魔の土地へ旅立った。
一度決めたことに対して、真っ直ぐに突き進む芯の強さがある一方、自身を表現することに対する抵抗感、やや引っ込み思案なところがある。
当人に自覚はないが、破格の魔力量を内包しつつも、第三者から見て違和感がないようなレベルに制限している節がある。
村を出て以降、『食』への欲求に目覚め、街ごとの固有の食べ物に対し並々ならぬ興味関心を示す。
◆◆◆
■レグナス・アーヴェル
・性別:男
・年齢:二十七歳
・髪色:赤銅色
・瞳色:深い紫紺色
・傭兵ギルド階級:二級(魔石色は深紅)
[概要]
傭兵パーティー:旅灯《たびあかり》の徒《ともがら》のメンバー。
故郷は北方にあるとある領地だが、今はそこを離れ、南方を中心に活動する傭兵。
普段から穏やかな微笑みを絶やさず、常に会話では丁寧語で話す姿勢も相まって、初対面時は人当たりの良さそうな印象を受ける。ほのぼのお兄さん。
が、いざ魔物との戦闘となると一切容赦がなくなり、無謀とも思える特攻も平気で行う。アリシアたちと行動を共にするようになってからは、多少そのスタイルはマシになったらしい。
ギルドの傭兵間では、そんな彼の戦闘スタイルと、戦闘後に返り血で真っ赤になる姿から畏怖を込めて、《赤貂《セキテン》》という異名で呼ばれている。
主要武器は槍だが、本人的には対峙する魔物によって最適なものを選別しているだけらしい。
◆◆◆
■リュミエール・フェルミラ
・性別:女
・年齢:二十二歳
・髪色:黒
・瞳色:ワインレッド
・傭兵ギルド階級:三級(魔石色は深青)
[概要]
傭兵パーティー:旅灯《たびあかり》の徒《ともがら》のメンバー。
国のあちこちに眠る古代遺跡に潜っては、古代魔法文明の痕跡を追う魔法師兼、考古学者。調薬も得意としている。
失われた古代文明の魔法を復活させ、人々の暮らしを今より利便化させることが夢。
魔法に対する解析能力は極めて高く、ヴァルドの計り知れない魔法精度、技術力に嫉妬している。
一方その彼女の探究心は、古代魔法文明の技術を危険視する、一部の教会組織から煙たがれている。
カワイイ物、もふもふしているものが大好き。彼女の相棒であり、白い大福のような鳥『タマ』を始め、彼女が作る『人工精霊』は共通してそういう傾向がある。