雷が鳴る   作:ゼレス

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 ふと思い付いたので書いてみようと思います。更新頻度は遅いと思われます。


死ぬ直前に見た景色は落雷

 俺は死んだ筈なのに…何故生きてるのだ?何故甦ったんだ?

 

▲▼▲

 

 俺は中学生の大和レオ。今この世は能力者であふれている。例えば…炎を操ったり、氷を操ったり、水を操ったり、物を浮かせたり等、様々な能力がある。だが俺は能力に目覚めることが無かった。周りの友人達は能力に目覚めていて羨ましい。だが、能力を悪用する輩が現れて日々事件が起きている。毎日テレビで事件の報道を目にする。

 

「レオも事件に巻き込まれないでね!」

 

「わかってるよ!いってきま~す!」

 

 母親である、大和撫子<やまと なでこ>に事件について気を付けるよう言われる。毎日能力によって大怪我する事件が発生している。そんな事件があっても学校はあるから登校する。事件が発生する時は決まって夜なのだ。何故だろうか…

 

 学校に向かうため歩いていると幼馴染みの金剛 静<こんごう しずか>がいた。スカートでも捲ってやるか。

 

「それっ!」

 

 スカートを捲ると水色のパンツが見えた。しかも少しだけ大人な感じがしてエロい。朝から良いものが見れた。

 

「キャッ!///レ~オ~!何すんのよ!」

 

 静に思い切り、ゲンコツを喰らう。コイツのゲンコツはマジで痛い…だがスカート捲りはやめられない。パンツ見たいもん!

 

「いってぇ~な!そんなに殴ることないだろ!」

 

「乙女のパンツ見といてなに言ってるのよ!サイテー!」

 

「昔は一緒に風呂にも入ってたのに…」

 

「それはそれ!これはこれよ!」

 

 昔って言っても最近まで一緒に入ってた気がする。静の両親は共働きの為、うちの家でよく面倒を見ている。

 

「中学3年にもなってそんな事してるから彼女できないのよ」

 

「うるせぇ!お前だって彼氏いないくせに…」

 

 静は、学校の中ではトップレベルに美人だ。髪は腰まで伸びており、サラサラだ。顔だってモデル顔負けレベルで整っている。実を言えば俺は静が好きだ。だが恥ずかしくて告白できないでいる。情けない…

 

「私は彼氏いらないのよ!だって…レオが…」

 

「あ?なに言ってんだ?声小さくて聞こえないぞ?」

 

「うるさい!」

 

 パシンッ!とビンタされた…なんで…

 

「ビンタする意味あるかよ!」

 

「学校に行くわよ!」

 

 静と共に学校に向かう。

 

▲▼▲

 

 今日も今日とて授業はつまらない。窓の外を見て、ぼんやりとする。天気が良い。お出掛けしたいな…

 

「今日はここまでだ!」

 

 やっと授業が終わった。休み時間になると、友人達との楽しい時間がやってくる。

 

「なぁ!レオ、金剛のヤツ、校舎裏に呼び出されてるらしいぞ!」

 

「え!?そうなの!?」

 

 仲の良い友人の1人である、真田 雪雄<さなだ ゆきお>。彼は色々と情報を掴む天才だ。何故か情報をたくさん仕入れてくる。

 

「ちなみにサッカー部の山田らしいぞ!イケメンだし、キャプテンだし、エースストライカーだし、流石にあの不沈の金剛も恋に落ちるか?」

 

 何故か静には、不沈の金剛と言うあだ名がついている。なぜならどんなイケメンが告白しても断るところからそう言うあだ名がついたらしい。

 

「どうせ振られるさ…」

 

 雪雄と話しているとパァン!と音が鳴り響いた。

 

「何の音だ?」

 

 雪雄は周りを見渡す。

 

「体育祭のスタートの時の雷管の音がしたな…」

 

 またどこかの馬鹿が爆竹でもならしてんだろ…と思っていたら変な男が銃を握りしめて、教室に入ってきた。

 

「静かにしろ!誰も動くな!!」

 

 教室の中に不審者が入ってきて、クラスメイト達は混乱している。

 

 え?なにごと?避難訓練?など皆危機感が無かった。

 

「お前!こっちこい!」

 

 近くにいた静の制服を掴み、人質にする。

 

「痛い!離して!イヤ!」

 

「うるせぇ!黙れ!じゃないと撃つぞ…!」

 

 男の手に握られた拳銃が静の頭に突き付けられる。

 

「そこの君!生徒を離しなさい!」

 

 学年主任が不審者に話しかける。男の銃はまだ静の頭に向けられているが、学年主任が話しかけたことにより銃は学年主任に向けられた。

 

「く、くるな!撃つぞ…」

 

 握られた銃はふるふると震えている。

 

「落ち着きなさい…とりあえず生徒を離し…

 

 パァン!!

 

 

 俺達は初めて拳銃から銃弾が飛んでいくのを見た。学年主任の後ろの壁に弾痕がついた。

 

 本物の拳銃だった。

 

「いいか!?来るな!お前よく見たら可愛いじゃねぇか…本当は能力者を取っ捕まえる為に来たが、お前で構わねぇ」

 

「いや!やめて!」

 

 不審者は、静の胸を触り出した。モニュモニュと静の胸を揉み続ける。

 

「このまま学校を出て、ハメ倒してやるよ…イヒ…イヒヒヒ…」

 

「嫌だ…お願い…やめて…」

 

 流石に許せない。静に手を出させるか!俺はそいつが好きなんだ。誰にも渡さない。本物の拳銃だからって何だよ!殺すつもり無いに決まってる。脅しの道具として使ってるんだろ…

 

 レオは剣道をやっており、それなりに武器の使い方に慣れている。丁度レオの足元に部活で使っている木刀が置かれている。 

 

 この木刀で頭を叩いてやれば…!

 

 レオはゆっくりと木刀を握り、ゆっくりと不審者に近づく。クラスメイト達や教師達は、レオの行動を見て驚く。

 

「いいか!?警察呼ぶんじゃねぇぞ!」

 

「君!やめなさい!」

 

「あぁ?」

 

 不審者が振り返った時には、レオは木刀を振り上げていた。

 

「隙あり!」

 

 ドゴッ!と不審者の頭に木刀が当たり、不審者は静を手放して倒れ込んだ。

 

「レオ…!怖かったよ…」

 

 静は涙を流してレオに抱きつく。

 

「お前は俺が守ってやるからな!」

 

 2人は不審者を倒したと思い込んで、気を抜いた。

 

「ガキが…いてぇな!死ね!」

 

 不審者は拳銃を手放しておらず、そのまま立ち上がり拳銃で静を狙っていた。今にでも撃ちそうな雰囲気を出している。

 

「静ぁ!アブねぇ!」

 

 レオは静を押して、狙いから外させる。そのせいで拳銃の目の前にレオが立ってしまった。

 

 ドンッ!と衝撃と共に音が鳴り響く。

 

 え?撃たれた?血がドバドバと流れ出ている…

 

「え…レオ?」

 

「ガキが…調子乗りやがって…!てめぇは俺の女だろ!」

 

 また不審者は、静を人質に取る。

 

「ねぇ…レオ…起きてよ…」

 

 静が話しかけてくれているが…意識が…遠くなる…これ死んだわ…

 

 能力者を嫌う人も今の世にいるのだ。だから能力者が怪我する事件って能力の悪用による事件以外にもこういう傷害事件もあるのだ。

 

 あぁ…短い人生だったな…最後に静に思いを伝えたかった…静…好きだったぞ…

 

 意識が遠くなる。レオは最後に静の顔を見ようと視線を静に向けると天気が悪く雨が振っていた事に気づいた。しかも雷も鳴り始めており、雷雨になり始めていた。

 

 最後に静の顔、見てぇな…今日は天気良かったのに…雷が落ちて…

 

 レオは意識を無くした。死んだのだ。もう心臓は止まっている。心臓が止まると同時にゴォォン!と雷が学校の中庭に落ちた。

 

▲▼▲

 

 ここが天国か…天国って暗いんだ…

 

 お前は何を望む?

 

 え?望む?

 

 そうだ…

 

 望む…静に好きと伝えたい、だから生き返りたい

 

 いいだろう…我が能力を授けよう…その能力が使いこなせれば、未来を掴むことができよう…

 

 え?なに言って…

 

 その刹那、パチッとレオの目が開いた。

 

 ムクリと立ち上がるレオ。その立ち上がる音に気づいた不審者は、また拳銃をレオに向ける。

 

「おまえ…撃ったのに死んでねぇのか!?てことは…能力者か!死ね!」

 

 パン!パン!と2発銃弾が飛んできたが、レオは左手を開いて掌を不審者に見せて前に出す。

 

 その瞬間、2発の銃弾は空中で止まった。

 

「じゃ…銃弾が…」

 

 カランカランと銃弾が床に落ちた。そしてレオは掌を向けたまま、下を向いて動かないでいる。その左手がバチバチと音を立てる。彼の掌には電気が発生している。発生した電気が段々と音を大きくして手に電気を溜める。

 

 下を向けた顔を上げて、不審者を見る。手に溜められた電気は、バシン!と手から撃ち出されて不審者に当たる。

 

「オグゥゥゥゥ」

 

 不審者は聞いたことも無い変な声を上げ、泡を吹き出して倒れた。

 

「レオ!無事なの!?」

 

 静はピクリとも動かないレオを揺さぶる。

 

「は…!」

 

 レオは意識を取り戻した。

 

 俺は死んだ筈なのに…何故生きてるのだ?何故甦ったんだ?なんか変なヤツに声をかけられたのは覚えてるが…アイツなんだったんだ?てか!不審者倒れてんじゃん!

 

「レオ…無能力だったのに、雷出したんだよ!」

 

「静…なに言ってんだ?俺なワケないだろ?」

 

「でも本当よ!」

 

「え?」

 

 試しに雷を掌に溜めるイメージをする。その瞬間、バチバチと雷が唸り出した。

 

「わぁぁぁ!なんだこれ!?」

 

 クラスメイト達もレオが倒したと言い出した。ホントに俺なのかと不審者を見ると泡を吹いてピクピクと痙攣している。

 

「マジか…」

 

 何がなんだか分からずにいると、ドタドタと誰かが走ってこっちに来ているのが分かる。

 

「警察だ!動く…って不審者は?」

 

「そこに伸びてます…」

 

「ん?なに!?なにがあったんだ…?」

 

 警察なのに変な格好をしている。何なんだ?この警察は?

 

「君がやったのか?」

 

「みたいですね…」

 

「何を言って…」

 

 カツカツとヒールの音が聞こえた。また誰か来る。

 

「まぁ!まぁ!落ち着いて!良くあることよ」

 

「めっちゃ美人だ…」

 

 レオ達の前に現れたのは、静と同じくらい美人で白髪で長い髪をポニーテールにしたスーツ姿のお姉さんだ。

 

「私の名は長門 白<ながと しろ>よろしくね!大和レオ君!」

 

「なんで俺の名を…」

 

 一体…俺はどうなるんだ?この人は何なんだ?




 こんな感じの物語を思い付いたので書いてみます。飽きたらやめます。
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