今回からストーリー物を書いていきたいと思い、書かせてもらいました(見られるとかは別として)
では、ご覧ください。
ここは夢幻高校。様々なランクのーー並から神までがいる学校だ。今年も、沢山の生徒が入学している。
これは、石を投げれれば当たるようなぐらいいるMUGENの中のーー一人の少女と、意思の物語である。
「ここが....夢幻高校....」
白夜は呟き、クラスを見回す。見た事のあるような者から全くわからない人まで、多くいる。
ーー仲良くできるかは別として、だが。
「嫌な予感しかしないんだけど。」
そう呟いた時、入学式は終わった。
「ーーーはあ、やっぱり。」
寮で白夜は溜息をついた。見事な回収である。誰一人話しかけてこなかったのだ。これは神キャラでもあるから、さらに浮いてしまうだろう。
「なんか暇潰しでも......ん?」
その時、窓の外を何かが横切った。
「鳥....にしては大きすぎるよね....」
窓の外を覗くと、人の形をしたそれは、何かを追っているようだ。
「もう自由な時間だし、行ってみようかな....」
白夜は背中の翼を展開し、後を追った。
そして、人影は空中に空いた空間に入っていった。
それが見えなかった白夜は、そのまま入っていく、と、そこは違う世界だった。
所々に島のようなものが浮いており、どれも綺麗だ。
と、突然先程の人型が目の前に現れた。
先程からのあまりの変化に驚いてパニックになっていた白夜は、思わず聞いてしまった。
「あのっ、貴方は誰ですか?」
人型は答えた。
「残骸意思。」
「.....へ?」
「名前だ、分かりづらくて悪かったな。」
一瞬呆けた白夜は残骸意思とやらを見回した。見た目はジャッジメントそのものだ。
「ジャッジメントじゃないんですか?」
「残骸意思。」
「じゃあネメシs...」
「残骸意思。」
あたりをなんとも言えない空気が漂う。
「じ、じゃあ残骸意思さん、ここで、いや学園で何を?」
「生徒だ。」
「( 'ω')ふぁっ」
「悪いか....」
なんというか、こんな背中に剣みたいなの浮かせたのクラスにいたら卒倒するわ。と突っ込みたいが我慢して。
「ソウデシタカスミマセン。」
と、かろうじて返す。
「さて、挨拶はここまでだ。ここからは私の仕事だ。」
そう呟くネメシスもどき....の前の時空が歪む。
「おや、ガールフレンドが出来ましたか。それはそれは。」
次元意思もとい、神マガキである。某所で瞬殺されたり、かと思えばネタ要員に使われたりと散々なキャラであるが、腕は確かだ。
「誰が人とつるむかよ。」
そう呟く残骸意思(以下ネメシス)は背中の剣の塊を1つなぎにし、そのまま振り下ろした。
「無駄だな。お前の大ぶりな攻撃など当たらん。」
「どうだかな」
と、目の前でくりひろげられる戦いをぼけっと見つめていた白夜であるが、取り敢えず援護しなければなるまい。次元意思に、腕の装備の弾を撃つ。
「二対一でも勝てんぞ!」
と言うと、何もない空間から弾を出してきた。
ネメシスは弾を斬り、白夜は弾の軌道を反らす。
「なんであんたが参戦してんだ!」
「ピンチっぽかったから!」
意味不明なやりとりを交わし、白夜とネメシスは言い争った。
「大体なんでついてきてんだよ!一人でできるわ!」
「今ピンチだった癖になに言ってるの!帰って欲しいなら帰り方を教えてよ!」
「簡単だ!あいつを倒す!」
剣の一凪で弾を一掃し、剣を両腕で引っ張り、接合部を伸ばす。
「飛べっ!」
鎖鎌の様に伸びた剣の塊は、一直線にマガキへ飛んでいく。
「無駄だ!」
剣を掴み、白夜へと投げ返した。
「何で私なの!」
そう言いながらも、翼の速さで余裕で回避する。
「そうだ!おいお前!ちょっと手ェ貸せ!」
何を思いついたか、白夜に作戦を伝える。
「おらいくぞマガキィ!」
ネメシスの背中に白夜が乗る。それだけだが、一つの賭けである。
ネメシス自身の跳躍力と、白夜の翼のスピードを合わせれば当たるかもしれない。見た目は変でも、二人は目標の為に力を合わせた。
「次元意思!貴様を倒す!らあっ!」
ネメシスが跳躍する
「帰れるんなら!」
白夜の翼が輝き、一気に加速する。
「なにっ!?」
「「食らえ!」」
二人の協力技が、マガキを消しとばした。
数分後、二人は校庭に座っていた。
「いやーお前がいなけりゃどうなったかと思ったわ。」
「大丈夫って言った癖に?」
「ま、まあ気にすんなよ。で、よければこれからもこういうことがあるから、お願いできね?」
まあ、人と喋れないクラスよりは、この男と一緒の方が話せていいかもしれない。」
「しょうがないね....いいよ」
「おう!ありがとな!」
「じゃあ1つ貸しってことで。」
「へいへい、じゃあ明日学校でな。」
「うん、またね。」
二人は拳をぶつけ合い寮へと戻った。
「あの人と同じ......」
白夜は、昔居た男を思い出した。
「でも死んだはずだよね。いいんだいいんだ。」
そう呟き、今度こそ寮に戻っていった。
如何でしたでしょうか。
実は星降る夜の後の話なんです。わかってる人もいるかもしれませんが。
では、次回お会いしましょう。