ハイスクールD×D 黒き龍帝 (凍結)   作:BLOODRAIN

10 / 20
episode9 はぐれエクソシスト

どうも、初めまして四星零です。えっ?なんで初めましてなのかって?

皆さん知っているとは思いますが、昨夜のはぐれ悪魔討伐の際に俺は正式に部長ことリアス・グレモリーの眷属になりました。

なので悪魔としては初めてなので初めましてと言うことにしております、そこんとこヨロシク!(ビシッ!敬礼)

 

そして、ただいま俺は部室で木場と子猫ちゃんに質問攻めにされています

ちなみに一誠だけは契約を取りに行っているのでいません

ちなみに何を聞かれているのかと言うと

木場

「あのはぐれ悪魔を吹き飛ばした技、無刀流って言ってたけどあれはどうやったんだい?」

 

竜巻のことか

 

「あの技の名前は竜巻、やり方は簡単に言うと両腕を広げて頭の中で竜巻をイメージするんだ、それで後は

勢いよく体を回転させて突風を起こすんだ・・・分かる?」

 

 

木場

「う~ん、聞くだけでは簡単そうだけどそう簡単にはできないよね?ちなみに四星君はどれぐらいであの技を習得したんだい?」

 

ああ、あれはとにかくかなりの筋力がいるからなあ

 

「そうだな、大体4年はかかったな」

 

 

木場

「そうなんだ、じゃあ誰に教わったんだい?」

 

 

「ああ、剣術は基礎だけを道場で教わって後は我流で習得した」

 

 

木場

「そ、そうなんだ・・・相変わらずすごいね、あはは・・・」

 

木場はかなり驚いた感じで苦笑いを浮かべながら答えた

 

すると今度は

 

子猫

「四星先輩、じゃああのはぐれ悪魔を倒した技は?」

 

すると今度は子猫ちゃんが聞いてきた

 

「獅子連弾のこと?」

 

 

子猫

「(こくっ)」

 

子猫ちゃんは頷く、なんかちょっとかわいいな

 

「あの技は普通は相手を上空に蹴り飛ばして影舞踊(かげぶよう)って言う技で相手の背中について蹴りを入れるんだ、そして地面に近づいてくると相手の真上に回りパンチを入れて落下に勢いをつけたら後は体を捻って相手が地面にぶつかると同時に踵落としを叩き込むんだ」

 

俺の説明を子猫ちゃんは真剣に聞いている

 

子猫

「それも・・・自分で考えたんですか?」

 

 

「うん、武術も剣術と同じように基礎を教わって後は自分で自由に考えて作ったんだ」

 

すると今度は

 

リアス

「相変わらずあなたってすごいわね、他にも何か使えるの?」

 

部長が質問してきた、部長の問いに俺は

 

 

「ええ、いろいろ武術をやってましたから。空手、柔術、ムエタイ、中国拳法、カポエラ、剣道、キックボクシングにそれからあとフェンシングもやってました」

 

 

朱乃

「あらあら、ずいぶんとたくさんやっていらしたんですね」

 

 

木場

「でも、どうしてそんなにたくさん武術や剣術をやっていたんだい?」

 

 

「そうしなきゃ・・・・強くならなきゃ・・・生きていくことすらできなかったからな」

俺が悲しそうな顔をしながら答えると

 

 

木場

「ご、ごめん」

 

 

「いや、別にいいよ」

部室の空気が少し暗い感じになってしまった

 

が突然嫌な気を感じた、近くにはイッセーもいる

 

 

リアス

「イッセーが危ないわ、みんなイッセーの所に行くわよ!」

 

いきなり部長が大声でそう言ったので俺は一瞬何のことかわからなかったが

 

全員

「はい!」

 

流されるように

俺たちは魔方陣でイッセーの元へ飛んだ

 

side out

 

 

sideイッセー

 

俺はただいま依頼者のお宅に到着したところだ

今回で2回目だけど、これも失敗したらいよいよ部長に合わす顔がねえ

 

ピーンポーン・・・

 

 

 

反応がない、しかも『ガチャッ』開いた

 

 

イッセー

「開けっ放しなんて不用心だな。

ちわーす、グレモリー様の使いの悪魔ですけどー」

 

呼んでも応答が無い・・・仕方ないな

 

 

イッセー

「入りますよー『ベチャッ』うわっ」

 

何かこぼれて・・・・『ヌチャ』

 

 

イッセー

「これって」

 

足に付いたものを手に取ってみるとそれは・・・・・血だった

さらに辺りを見回すと

 

 

イッセー

「うわっ、うっ」

 

依頼人らしき人が壁に逆十字の格好で貼り付けにされていた、手には太い杭が打ち込まれている。あまりにもグロテスクなので吐きそうになってしまった

 

 

イッセー

「なんだ、これ・・・」

 

 

???

「『悪い人は、お仕置きよ』って聖なるお方の言葉を借りて・・・・みましたぁ」

 

近くのソファーに座っていた白髪の少年がそう言ってきた

 

 

イッセー

「うお!?」

 

 

???

「う~ん、これはこれは悪魔君ではあ~りませんか、俺の名前はフリード・セルゼン。とある悪魔祓い組織に所属している少年神父でござんす!」

 

 

 

イッセー

「し、神父!?」

 

 

フリード

「まあ、悪魔みたいなクソじゃないのは確かですが」

 

 

イッセー

「お前がやったのか!」

 

俺は壁の死体を指さして言う

 

 

フリード

「悪魔に頼るなんてのは人として終わっている証拠、エンドですよエンド。だ~から殺してあげたんです。クソ悪魔とクソに魅入られたクソ共を退治するのが、俺様のお仕事なんだよ」

 

そう言って懐から刀身の無い剣と銃を取り出す(ブゥン)すると今度は剣の柄から光の刃が伸びた

 

 

イッセー

「光の剣!?」

 

 

フリード

「今からお前のハートにこの刃をぶっ刺して、このイカス銃でお前のド玉に必殺必中(ひっさつひっちゅう)フォーリンラブ、しちゃいまっせ―」

 

そんな変態じみた言葉を舌を出しながら言ってくる、こいつ間違いなく変態だ

顔はイケメンなのに

するとフリードは俺に切りかかってきた

俺はなんとか避けるが

 

 

フリード

「バキュン!」

 

 

イッセー

「ぐわあ」

 

足を銃で撃ち抜かれた、しかも超痛え

 

 

フリード

「エクソシスト光製祓魔弾(ふつまだん)、お味はいかがっすか―」

 

 

イッセー

「この!」

 

俺も神器を出して反撃しようと殴りかかった

 

 

フリード

「ふんっ(ズバッ)」

 

 

イッセー

「うわぁ!」

 

が、あっさり避けられて背中を切られてしまった

 

 

フリード

「おやおや見かけ倒しっすか、そういうのが一番ムカつく『きゃああああ!!』」

 

声のした方を向くと、金髪のシスターが立っていた

 

 

フリード

「おんやあ?助手のアーシアちゃん、結界は張り終わったのかな?」

 

 

アーシア

「あ、ああ・・こ、これは」

 

アーシアは壁に貼り付けられた死体を見て、絶句している

 

フリード

「そっかそっか、君はこの手の死体は初めてでしたな。これが俺らの仕事、悪魔に魅入られたダメ人間をこうして始末するんす」

 

 

アーシア

「そ、そんな・・・・あっ!イッセーさん」

 

 

イッセー

「アーシア」

 

俺たちがなぜ互いを知っているのかと言うと、先日俺が教会まで案内したシスターがこの子、アーシアだったんだ。

 

 

フリード

「なになに2人は知り合い!?」

 

 

アーシア

「どうして、あなたが」

 

 

イッセー

「ごめん、俺・・・悪魔なんだ」

 

 

アーシア

「悪魔・・・イッセーさんが?」

 

もう、合わないって決めてたのに

 

 

フリード

「残念だけどアーシアちゃん、悪魔と人間は相いれませーん。ましてや僕たち、堕天使様の加護無しでは生きていけぬ半端者ですからなぁ」

 

堕天使?

 

 

フリード

「さて、ちょちょいとお仕事完了させましょうかね・・・覚悟はOK?無くても行きます」

 

そう言って俺の首に光の剣を突きつけて振り上げた・・・が

 

 

イッセー

「アーシア?」

 

アーシアが俺をかばうように立った

それに泣いている

 

 

フリード

「おやおや、マジですか」

 

 

アーシア

「フリード神父、この方をお見逃しください」

 

 

フリード

「君・・・自分が何をしてるのか分かってるのかな?」

 

 

アーシア

「たとえ悪魔でもイッセーさんはいい人です。・・・それにこんなこと主がお許しになるはずありません」

 

 

フリード

「このクソアマが!」

そう言ってアーシアを殴り飛ばした

 

 

フリード

「マジで頭に蛆(うじ)湧いてんじゃねえのか?」

 

 

イッセー

「この野郎」

 

俺は足の傷の痛みに耐えながら立ち上がる

 

 

フリード

「俺と戦うの?苦しんで死んじゃうよ?」

 

 

アーシア

「イッセーさんダメです!」

勝ち目はねえ、多分・・・死んじまうかもしんねえけど、俺をかばってくれたこの子の前で・・・逃げるのもねえ

 

イッセー

「だろう!」

 

ドゴッ!!

 

 

フリード

「痛い!おおー『プッ』・・・面白いねえ。どこまで肉を細切れにできるか・・世界記録に挑戦しましょうかぁ・・やぁ!」

 

フリードは俺に切りかかってきた

 

 

アーシア

「きゃあああああああああ!」

 

 

フリード

「うひゃひゃひゃひゃ・・・!」

 

ぱああ・・

いきなり赤い光がさし

 

 

イッセー

「うぁ、『ガタっ』魔方陣!?」

 

ガキンッ

 

すると今度は魔方陣から木場が現れてフリードの剣を受け止めた

 

木場

「兵藤君、助けに来たよ!」

 

 

朱乃

「あらあら、これは大変ですわね」

 

 

小猫

「エクソシスト・・・・」

 

 

「イッセー、大丈夫か?」

 

 

「助けに来たよ!」

 

続いて朱乃さん、小猫ちゃん、零、鈴が現れる

 

 

フリード

「ひゃっほー、悪魔の団体様のご到着!」

 

 

木場

「悪いねぇ、彼は僕らの仲間なんだ」

 

 

フリード

「おお、いいねそう言うの・・んん、なになに君が攻めで彼が受け!?」

 

 

木場

「神父とは思えない下品な口だ」

 

 

フリード

「上品ぶるなクソ悪魔、てめえらクソ虫を狩ることが、俺の生きがいだ!・・・黙って俺に殺されりゃあいいんだよ」

 

 

朱乃

「悪魔だって相手を選びますわ」

 

 

フリード

「イイ、いいよその熱視線、ああこれは恋?いや殺意?にひひひ・・殺意は向けるのも向けられるのもたまらないね!」

 

 

部長

「なら消し飛ぶがいいわ」

 

次の瞬間黒い魔力の塊がフリードの方へ飛んでいく、フリードはかわしたが後ろのタンスは綺麗に消し飛んだ・・・この攻撃は

 

 

イッセー

「部長!」

side out

 

side零

 

俺たちはイッセーを助けるためにとある家に来ていた

 

フリード

「おお、こりゃまた真打ち登場?」

 

こいつがイッセーをやったのか、ずいぶんイカレた野郎だ・・・・ん、この気配は

 

子猫

「ん・・・堕天使複数」

 

子猫ちゃんも気づいてるようだ、正直言ってこの状況ではマズイ

 

フリード

「あはははは、形勢逆転すな!」

 

すると天井に異次元の渦のようなものが現れる

 

朱乃

「部長?」

 

 

リアス

「今はイッセーの回収が先決ね、朱乃!ジャンプの用意を」

 

 

朱乃

「はい」

そう言って転移用の魔方陣を出現させる

 

 

リアス

「子猫、イッセーを頼むわ」

 

 

子猫

「・・・はい」

 

 

フリード

「クソ悪魔ども、逃がすか!」

 

そう言って白髪の神父が飛びかかってくる

 

 

「はあ!(ドガッ)」

 

俺はすかさず蹴りを入れてぶっとばす

 

子猫

「ありがとうございます、四星先輩」

 

 

「気にすんな」

 

困ったときはお互い様だろ

 

 

子猫

「・・・えい」

 

そして、子猫ちゃんが持ち上げていたタンスを投げつけて動きを止める

 

 

フリード

「わちゃちゃちゃ、痛い!」

 

そして子猫ちゃんがイッセーを肩に担ぐと俺たちは魔方陣に戻った・・・・

・・・が

 

 

イッセー

「部長、あの子も一緒に!」

 

イッセーがそう言うので辺りを見回すと、金髪でシスター服を着た女の子がいた。たぶんあの子だな・・・でも

 

 

リアス

「この魔方陣は私の眷属しかジャンプできない」

 

 

イッセー

「そ、そんな・・・アーシアー!」

 

 

アーシア

「イッセーさん、また・・・またいつか・・・どこかで」

 

彼女、アーシアは涙を流しながら笑顔で言った

正直言って一誠にとってはとても悲しい展開だろう

そんなことを思っても仕方なく俺たちはジャンプして部室に戻った

 

 

 

 




続きはすぐに投稿します。次回でアーシアを救出する予定です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。