ハイスクールD×D 黒き龍帝 (凍結)   作:BLOODRAIN

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すぐに更新すると言っていましたがトラブルにより大幅に遅れてしまいました、申し訳ございませんでした Orz

今回でリアスがであった影の正体が分かります


episode10 暗黒龍帝オニキス

翌日

俺たちは今、部長の呼び掛けにより部室に集まっている

 

それと一誠のキズは今、部長が治しているようだ・・・・シャワー室に裸で入って

 

一誠はがちがちに緊張しているだろう

 

そんなことを考えてる内に、一誠はシャワー室から出てきて、今は朱乃さんに包帯を巻いてもらっている

 

 

朱乃

「完治には少し時間が掛かりそうですわ」

 

シャ―――

 

リアス

「あのはぐれエクソシストの使った光の力が、相当濃いのよ」

部長はシャワーを浴びながら話を繋ぐ

 

一誠

「はぐれって悪魔だけじゃないんですか?」

 

確かにそれは俺も初めて聞いた、これからのためにもしっかり聞いておこう

 

木場

「教会から追放されて、堕天使の下僕に身を落とすものも多いんだ」

 

なるほどねぇ

 

一誠

「じゃあ、アーシアも・・・その、はぐれエクソシストだって言うのかよ」

 

リアス

「どうであろうとアナタは悪魔。彼女は堕天使の下僕。これは事実なのよ」

 

一誠

「部長」

 

あまりにも残酷な事実だ俺だってできることなら助けてやりたいけど

一誠は部長の命令で今日は学校を休むことになった。心配だけど、今はそっとしといた方がいいだろう

 

 

 

 

 

 

そして日付けは変わり――――放課後

 

ぱんっ

 

放課後の部室に乾いた音が響いた。そう、一誠が部長に殴られたのだ

 

昨日、一誠は公園でアーシアと会ったらしく。バーガーショップに寄ったりゲームセンターで遊んでいたらしい。そして、その後アーシアが自分の過去について話してくれたそうだ。彼女はヨーロッパのとある町に生まれたがすぐにその町の小さな教会の前に捨てられたと言う。アーシアは教会に拾われ暮らしていたのだが彼女が8歳の時、ケガをして死にそうな子犬が教会に迷いこんできたのだ。アーシアは必死に天に祈り続けた。すると、子犬のケガは完全に治り元気になった。それからは彼女は聖女と祭り上げられ世界中の信者たちのケガや病気を治していたという。そんなある日、アーシアはケガをした一人の男性と出会った。心優しいアーシアはその男性を治療したが、その男性は悪魔だったらしく。その出来事をきっかけに周囲の態度は一変、手の平を返したように悪魔を癒す魔女とさげすまれ、教会から追い出された。その後に堕天使に拾われ現在に至るということらしいのだ。でもいつかは普通に友達と遊んだりして暮らしたいという願いがあった。それを聞いた一誠はアーシアと友達になったらしい。ここまでは良かったがその後、レイナーレに襲われアーシアは連れて行かれてしまった。だから一誠はアーシアを助けに行きたいと言ったのだ・・・しかし

 

 

リアス

「何度言えば分るの、ダメなものはダメよ。彼女のことは忘れなさい、あなたはグレモリー家の眷属なのよ」

 

 

一誠

「じゃあ、俺をその眷属から外してください。そうすりゃ俺一人で」

 

一誠、お前そこまでして

 

 

リアス

「できるはずないでしょ」

 

一誠

「俺ってチェスの”兵士”なんでしょ?

兵士の駒くらい、1個消えたって」

 

リアス

「おだまりなさい!」

 

一誠

「うっ・・・」

 

リアス

「イッセーは”兵士”を、一番弱い駒だと思っているわけ?」

 

まあ、チェスを知らない人は誰でもそう思うだろうな

 

リアス

「イーヴィルピースは、実際のチェスの駒と同様の特徴を持つといったはずよ」

 

 

 

 

 

 

「昇格(プロモーション)・・・ですか」

 

リアス

「その通りよ」

 

一誠

「プロモーション?」

 

「俺が説明してもいいですか?」

 

リアス

「ええ」

 

俺は軽く頷く

 

「ポーンは敵陣地の際横まで駒を進めれば、”王”以外の他の駒に昇格できる。ですよね、部長?」

 

リアス

「ええ、その通りよ」

 

一誠

「俺や鈴、零が他のみんなの力を持てるってことですか?」

 

リアス

「主である私がその場所を敵陣地だと認めればね・・そう、例えば教会の様に」

 

なるほどねぇ・・・俺はうんうん頷く

 

リアス

「ついでに、あなたの神器だけど」

 

一誠

「力を倍にするんですよね?夕麻c・・・堕天使から聞きました」

 

部長は一誠の頬に手を添えて

 

リアス

「思いなさい、神器は持ち主の思う力で動くの。その思いが強ければ強いほど必ずそれに答えてくれるはずよ」

 

思いの力

 

一誠

「思いの・・・力」

 

いま俺とイッセーの思考が同調した

すると朱乃さんが部長に何か耳打ちした

 

リアス

「急用ができたわ、私と朱乃は少し外出します」

 

 

一誠

「部長!まだ話は終わっt―――――」

 

リアス

「いいこと。プロモーションを使ったとしても駒1つで勝てるほど堕天使は甘くないわ」

 

そう言い残すと、朱乃さんと一緒に魔方陣で消えて行った

部長たちが消えると一誠は

 

一誠

「そのくらい、分かってますよ」

 

扉に向かって歩き出した

 

木場

「行くのかい?」

 

一誠

「ああ、止めたって無駄だからな」

 

「殺されるぞ」

 

一誠

「たとえ死んでも、アーシアだけは逃がす」

 

木場

「いい覚悟、と言いたいとこだけどやっぱり無謀だ」

 

 

一誠

「うるせえイケメン!」

 

『ジャキン』

 

一誠

「えっ」

 

いつの間にか木場を一振りの剣を帯刀していた

 

木場

「僕も行く。部長は君に、たとえプロモーションを使ってもと仰って(おっしゃって)ただろう?部長は教会を敵陣地と認めたんだよ」

 

一誠

「っ!、じゃあ」

 

「それと同時に、俺たちで一誠をフォローしろって言う指示でもある」

 

「もちろん私も行くわよ」

 

一誠

「小猫ちゃんも?」

 

小猫

「・・・4人だけでは不安です」

 

「よし、纏まったところで行くか!」

 

その後、俺たちは教会に忍び込み今は正門の前の茂みに隠れている

 

一誠

「てっ、なんつう殺気だよ」

 

木場

「神父も相当集まっているようだねえ」

 

「マジか」

 

一誠

「来てくれて助かったぜ」

 

木場

「だって仲間じゃないか。それに・・・個人的に堕天使や神父は好きじゃないからね、憎いと言ってもいい」

 

木場の表情が少し変わった、まるで何かに強い恨みを持っているような顔だった

が、それより今は

 

「木場の言う通りだぜ、それに友達を見捨てるわけないだろ」

 

「そうよ」

 

すると一誠は嬉しそうに

 

一誠

「木場、零、鈴」

 

するといつの間にか小猫ちゃんが正門の前に立っていた

 

一誠

「あれ、小猫ちゃん?」

 

小猫

「・・・向こうも私たちに気づいているでしょうから」

 

『ゴガンっ!!』

 

相変わらずの無表情でドアを蹴破った

 

中に入ると首の無い像がそこら中に置いてあり、正面に祭ってある十字架もボロボロに壊れていた

 

一誠

「ひっでえもんだな」

 

「ずいぶん荒れてんなあ」

 

『ぱんぱんぱんぱん』

 

どこからか拍手の音が聞こえてくると神父服を着た白髪の少年がゆっくり歩いてきた

 

フリード

「や~や~、再会だねえ。感動的ですねえ」

 

一誠

「フリード!」

 

そう、一誠を襲ったあのイカレ神父のフリードである

 

フリード

「俺としては2度会う悪魔なんていないと思ってたんすよ。ほら、俺めちゃくちゃ強いんで1度会ったら即これよ。でしたからねえ」

 

フリードは首を掻っ切るジェスチャーをする

 

フリード

「だからさ。ムカつくので」

 

懐から光の剣と祓魔銃を取り出し

 

フリード

「俺に恥かかせたテメエらクソ悪魔のクズ共がよお(べろん)」

 

取り出した祓魔銃の銃身を舐める、正直言って気持ち悪い

 

一誠

「アーシアはどこだ!」

 

「そうよ、早く教えなさい!」

 

フリード

「あ~、悪魔に魅入られたクソシスターならこの祭壇から通じてる地下の祭儀場におりますですう」

 

以外にもあっさり教えてくれたが。それはある意味、これから死ぬ奴らに教えたところでどうってことないという意味も含まれているのだろう

 

木場

「地下か」

 

 

フリード

「まあ、行けたらですけどねえ」

 

ならとっとと終わらせるまでだ

 

「さて、やるか」

 

「ふっ!」

 

一誠

「神器!」

 

イッセーと鈴は神器を出して臨戦態勢に入る

 

小猫

「潰れて」

 

小猫ちゃんは周りにあった長椅子をフリードに投げつけるが

 

『シュバン』

 

長椅子は真っ二つに両断される

 

フリード

「しゃらくせえんだよ。このチビ」

 

小猫

「・・・チビ」

 

小猫ちゃんはめったに変えない表情が目に見えて不機嫌そうに歪める。間違いなく怒ってるな、小さいの気にしてるのか?

 

フリード

「ひゃっは―――『バキュン」『バキュン』」

 

小猫ちゃんは次々と椅子を投げつける。だがフリードは軽々と避けて銃をぶっ放してくるが、その弾丸を俺たちは避ける

 

俺は弾丸を避けつつフリードの正面に立つ

 

「俺が相手だ」

 

フリード

「ふーん素手で戦う気?ずいぶん余裕じゃないの!『バキュン』」

 

フリードは俺に銃をぶっ放すが俺は宙返りでフリードの背後に着地しつつ

 

「武器持ってるからって俺が勝てない理由には・・・ならねえだろ!」

 

俺は斬撃と銃撃を左右に体を動かして避けながら回し蹴りや拳を放つが

 

 

フリード

「へ~クソ悪魔のくせに結構やるじゃない、の!『バキュン!』」

 

フリードはずば抜けた動体視力で俺の攻撃を避ける。そして俺は銃弾を背中を反って避け、地面に手をついてバック転で起き上がる

 

 

「零~!!ちょっとどいてー!!」

 

鈴の声がしたのでフリードのそばから飛び退く

 

「やあ!」

 

鈴は手に持った扇を思いっきり振った

 

びゅおおおおおお―――――!!

 

その瞬間、とてつもない突風が起こり周りの物を吹き飛ばす

鈴の神器は芭蕉扇(ばしょうせん)、風の他にも火や水、雷など、あらゆる性質の物を繰り出すことができるらしい

 

 

フリード

「うひゃああああああ~~~~~~~~~~~~~~~ゲフ!?」

 

芭蕉扇から繰り出された突風でフリードも吹っ飛ばされ壁に激突した

 

フリード

「おお、やってくれたねえ」

 

がすぐに立ち上がる

 

 

木場

「今度は僕が相手だ!」

 

今度は木場が高く飛び上がりフリードに切りかかった

 

フリード

「しゃらくせえ!・・・しゃらくせえ!!」

 

ガキン、ガキン、ガキン・・・・・・・・・!

 

木場の剣はとてつもなく速いがフリードは片手でそれに付いて行っている

どちらもかなりの腕前だ

2人は剣で打ち合い、ある程度打ちあったところで鍔是り合いになった

 

木場

「やるね」

 

フリード

「あんたも最高。本気でぶっ殺したくなりますな『バキュン!』」

 

フリードは木場の眉間に銃をぶっ放してくるが寸前で木場はバク宙で避ける

 

イッセー

「木場も零も鈴もスゲエ」

 

一誠は俺たちの戦いに関心している

 

木場

「じゃあ、僕も少しだけ本気を出そうか」

 

木場の剣の刃の色が黒く染まっていく

 

フリード

「ウヘヘヘヘ、アハー!」

 

木場

「フッ」

 

『ガキン!』

フリードは舌を出したまま木場に切りかかるが、木場は剣の刃で受け止め鍔是り合いに持ち込む。このままではさっきまでと同じだが、突然木場の剣がフリードの剣の光の刃を吸収し始めた

 

フリード

「なんだよこりゃ!」

 

木場

「光喰剣(ホーリー・イレイザー)光を喰らう闇の剣さ」

 

フリード

「テ、テメエも神器持ちか!」

 

イッセー

「木場も神器(セイクリッド・ギア)を」

 

木場

「兵藤君!」

 

「一誠!」

 

一誠

「動け!」

 

『Boost!』

 

一誠の神器が起動する

 

フリード

「だからしゃらくせえ、つうの!」

 

フリードはイッセーに銃口を向ける

 

イッセー

「プロモーション!」

 

イッセーはルークにプロモーションした

 

バキュン、バキュン・・・・!

 

フリードはイッセーに銃を乱射するが全て弾かれる

ルークは戦車、そしてその特性はありえない防御力と

 

フリード

「マジですか?」

 

イッセー

「馬鹿げた攻撃力!」

 

イッセーはフリードの顔に強烈な一撃を打ち込む、なんか俺もスカッとした

 

フリード

「痛い!うあああああああ『ガシャーン!』」

 

フリードは近くにあった椅子に突っ込んだ

 

イッセー

「アーシアにヒデえことしやがって、少しスッキリした」

 

フリード

「ざけんな・・・ざけんなよクソが!」

 

だがすぐ立ち上げり今度は両手に光の剣を持って飛びかかってくるが

 

『ヒュンッ!!』   『びゅおおー!!』

 

すかさず小猫ちゃんが長椅子を投げつけ、鈴が芭蕉扇で風の弾丸を撃ち出す

 

フリード

「痛い!」

 

『シュバン!』   『ブンッ!』

 

今度は木場が剣で切りかかり、俺が回し蹴りをかます

 

フリード

「うひっ」

 

今度は軽く避けられ、フリードは祭壇に飛び乗った

 

フリード

「俺的に悪魔に殺されるのだけは勘弁なのよねえ。なわけでハイチャラバ!」

 

そう言って地面に閃光弾を投げつけ、俺たちを目潰しして逃げた

 

「逃げられたか」

 

木場

「とにかく先を急ごう」

 

小猫

「・・・えい『ガッシャーン!』」

 

小猫ちゃんは祭壇を殴り飛ばす。下には隠し階段が続いていた

俺たち5人は階段を下り、地下の祭儀場に向かった

 

レイナーレ

「いらっしゃい悪魔のみなさん。遅かったわね」

 

祭儀場に着くとレイナーレとたくさんの神父、それに十字架に鎖で貼り付けにされているアーシアがいた

 

一誠

「アーシア!」

 

アーシア

「一誠・・・さん」

 

一誠

「アーシア、今いく!」

 

「一誠、危ない!」

 

ピカー

 

一誠

「うわっ!」

 

俺は一誠の腕をつかみ引っ張る。一誠がいた場所には光の槍が突き刺さっており、俺たちは軽く吹き飛ばされた

 

レイナーレ

「感動の対面だけど残念ね、もう儀式は終わるとこなの」

 

アーシア

「うあああああ――――!」

 

アーシアは突然悲鳴を上げ始め、胸の所が緑色に光り始めた

 

一誠

「アーシアに、何するつもりだ!」

 

木場

「そうか、堕天使の目的は」

 

「あいつ。アーシアの神器を奪う気だ!」

 

 

一誠

「神器を奪う?アーシアはどうなるんだよ!?」

 

木場

「それは・・・・」

 

「イッセーよく聞けよ・・・神器を向かれた奴は」

 

その瞬間アーシアから緑色の光が抜け出た。それと同時にアーシアの目から光が消え、ガクッと倒れこんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死ぬ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一誠

「アーシアが・・・死ぬ?」

 

一誠は信じられないという顔を浮かべている

そして抜け出た光は堕天使、レイナーレの元に下りてきた

 

 

レイナーレ

「聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)ついに私の手に」

 

 

一誠

「アーシア!」

 

一誠が呼び掛けるがアーシアはピクリとも反応しない

 

 

レイナーレ

「これこそ私が長年欲していた力。これさえあれば私は愛を、頂けるわ」

 

レイナーレは聖母の微笑を体に取り込んだ。レイナーレの体から緑色の光が溢れてくる

 

レイナーレ

「うふふ、あははは至高の力。これで私は至高の堕天使になれる。私を馬鹿にしてきた者たちを見返すことができるわ」

 

一誠

「くっ、ざけんな!」

 

一誠はレイナーレの方へ走って行ったが神父たちに行く手を阻まれる

 

神父A

「悪魔め!」

 

神父B

「滅してくれる!」

 

一誠

「どけ!お前らにかまってる暇はねえんだよ!」

 

一誠は神器で光の剣を防ぎつつ神父を薙ぎ倒していく

 

神父C

「やぁああ!」

 

ガキン!

 

後ろから切りつけようとしていた神父の光の剣を木場が光喰剣で受け止め、光の刀身を喰らいそのまま切り払う

 

神父C

「ぬっ、うわ!」

 

神父D

「おのれ、ぐわっ!」

 

小猫ちゃんと俺は体術、鈴は芭蕉扇で突風を起こし、神父を薙ぎ倒す

 

「一誠、早く行け!」

 

 

一誠

「木場、小猫ちゃん、零、鈴・・・サンキュー!」

 

こうして一誠はアーシアの元へと向かった

side out

 

 

 

side一誠

 

みんなが神父たちの相手を引き受けてくれたおかげで俺はなんとかアーシアの元へとたどり着くことができた

 

一誠

「アーシア!はぁはぁ・・・・アーシア」

 

 

レイナーレ

「ここまでたどり着いたご褒美よ『ぱちんっ』」

 

ジャリンッ

 

レイナーレが指を鳴らすとアーシアを縛っていた鎖が外れアーシアが俺の方に倒れてきた俺はアーシアを受け止める

 

一誠

「アーシア!・・・アーシア大丈夫か?」

 

アーシア

「うっ・・・・一誠さん?」

 

良かったまだ生きてる

 

一誠

「迎えに来たぞ、しっかりしろ」

 

 

アーシア

「・・・・はい(ニコッ)」

 

レイナーレ

「その子はあなたにあげるわ」

 

一誠

「ふざけんな!この子の神器を元に戻せ!」

 

レイナーレ

「あはっバカ言わないで。私は上を欺いて(あざむいて)までこの計画を進めたのよ。残念ながらあなたたちはその証拠になってしまうの。でもいいでしょ?2人仲良く消えるんだから」

 

木場

「兵藤君、ここでは不利だ!」

 

木場が言っているが俺に耳には何も入ってこない

 

一誠

「初めての彼女だったんだ」

 

レイナーレ

「ええ、見ていてとても初々しかったわよ。女を知らない男の子わ、からかいがいがあったわ」

 

一誠

「大事にしようと思ったんだ」

 

レイナーレ

「うふふ、ちょっと私が困った顔見せると即座に気を使ってくれたよね」

 

レイナーレが笑いながら言ってくる、それに夕麻ちゃんの声で言っているから余計ムカつく

 

レイナーレ

「でもあれ全部私がわざとそう言う風にしてたのよ、だって慌てふためくあなたの顔、とってもおかしいんですもの!」

 

イッセー

「俺、夕麻ちゃんが本当に好きで・・・初デート念入りにプラン考えたよ。くっ、絶対いいデートにしようと思ってさ」

 

レイナーレ

「あははは・・・!そうね、とても王道なデートだったわ。おかげでとってもつまらなかったけどね」

 

俺の頭の中にデートの時の記憶が甦ってくる

・・・・夕麻ちゃん

 

レイナーレ

「夕麻・・・そっ、あなたを夕暮れに殺そうと思ったからその名前にしたの。なかなかステキでしょ?なのに死にもしないですぐこんなブロンドの彼女作っちゃって」

 

するとまた夕麻ちゃんの声で

 

 

レイナーレ

「ひどいわひどいわ、一誠君たら。またあのクソ面白くもないデートに誘ったのかしら?あっ、でも田舎育ちの小娘には新鮮だったかもね、こんな楽しかったのは生まれて初めてです~とか言ったんじゃないあはははは――――!」

 

一誠

「レイナーレ―!」

 

レイナーレ

「腐ったガキがその名前を気安く呼ぶんじゃないわよ、汚れるじゃない!」

 

レイナーレは光の槍を振り上げた

 

こいつの方がよっぽど悪魔じゃねえか

 

そしてこんどは振り上げた槍を振り下ろす

が俺はアーシアを抱きかかえて階段を飛び下りそのまま走った

 

レイナーレ

「ちっ」

 

途中神父に襲われそうになったが木場、小猫ちゃん、零、鈴が助けてくれた

 

木場

「兵藤君、逃げろ!」

 

「俺たちで道を塞ぐ、だから行け!」

 

イッセー

「ありがとう、みんな。それから木場と小猫ちゃん、帰ったら俺のこと一誠って呼べよ、絶対だからな!」

 

そう言い残して俺は地下を出た

side out

 

 

side零

 

一誠はアーシアを連れてなんとか脱出に成功した、あとは俺たちでこいつらを始末するだけだ

 

「しかし、数が多い」

 

俺は神父たちを蹴りやパンチで倒していくが一向に数が減らない

ある程度やったところで誰かと背中合わせになった。振り返るとそこにいたのは金髪のイケメン。そう、木場裕斗である

 

「木場か」

 

木場

「うん。それにしてもやるね四星君」

 

「そりゃどうも。て言うか、俺のことも名前で呼んでくれねえかな?」

 

木場

「そうだね。じゃあこの戦いが終わったらそうしよう」

 

「そうかい。なら一気に行くぜ!神器!」

 

そう言って俺は黒い籠手を出現させる

 

『Boost!』

 

体に力が流れ込んでくるようだ

力が溢れてくるので俺は今までよりも早い勢いで神父を薙ぎ倒していく

 

神父E

「うわあああああ!」

 

神父F

「ぐわあああああ!」

 

そう言って突き進んでいくうちに俺はレイナーレの元へたどり着いた

 

「よう、久しぶりだな天野夕麻。いや、レイナーレ!」

 

レイナーレ

「ああ、あなたね。まさかあなたまで悪魔に転生しているとわね」

 

「あの時は仕留め損ねたからなあ、今度は逃がさねえぞ」

 

『Boost!』

 

神器でさらに力を上げる

 

 

レイナーレ

「あはははは、確かにあなたは強いわ。でもね、あなたの神器もあのエロガキと同じ単なる龍の手(トゥワイス・クリティカル)じゃない。そんな程度の神器で私に勝てると思ってるの?」

 

「神器だけで俺が勝てないって理由には・・・・ならねえだろ!」

 

俺はレイナーレに殴り掛かった、だが相手は飛び上がり攻撃は外れた

 

「ちっ、やっぱり空を飛べるってとこでは向こうが有利か」

 

『Boost!』

 

レイナーレ

「それにしてもなんであんな奴のために戦えるわけ?友達だから?あはははは、あんなゴミみたいな奴が友達なんてあんたも趣味悪いわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ってみろ」

 

レイナーレ

「え?なに?」

 

「もう一度・・・言ってみろ!」

 

レイナーレ

「何度でも言ってあげるわよ、あんなゴミみたいな奴が友達なんてあんたも趣味w―――」

 

「この、クソ天使~~~~~~~!!」

 

『Dragon Booster!!』

 

一誠を馬鹿にしたレイナーレに怒りが湧き、体にどんどん力が溢れてくる

神器からこの音声が発せられた瞬間に神器の形が変わっていく。籠手は指先から肘まで覆い、禍々しい金色の角のようなものが複数付いた漆黒のドラゴンの腕のような籠手に変わった

これを見た瞬間にレイナーレは俺を急に恐れはじめた

 

「テメエだけは何が何でも絶対に許さねえ!!」

 

『Boost!』

 

レイナーレ

「な、なんなのこの力はそれにそんな神器なんて見たこともないわ!」

 

「そりゃそうだろうよ、なんせこれは・・・・名前すらない神器だからな」

 

俺を恐れたのかレイナーレは飛んで階段の方に逃げ出した

途中に木場の剣で傷をつけられていたがあいつもここを脱出してしまった

 

「待て!」

 

俺はレイナーレを追おうとしたが神父たちが行く手を阻む

 

「どけぇええええええ!!」

 

『Exprosion!』

 

また違った音声が鳴り響き、力が一気に増した

籠手で床を殴ると床が割れ、衝撃波が神父たちを襲う

 

神父

『うわああああああああああ!』

 

神父たちは吹き飛ばされ気絶して動かなくなった

 

「はあはあはあ・・・・」

 

最初にこの神器をを使ったときと同じように俺はかなり体力を消耗していた体に力がうまく入らない

 

小猫

「・・・四星先輩の神器からすごい力を感じます」

 

木場

「うん、それにその神器」

 

「前と少し変わってるよね」

 

他の3人も神器の変化に気づいているようだ

 

リアス

「終わったようね」

 

零・鈴・小猫・木場

「「「「部長!」」」」

 

声のした方を向くといつの間にか部長と朱乃さんが立っていた

 

朱乃

「あらあら、助けに来たんですがもう終わってしまいましたか」

 

どうやら助けに来てくれたようだが肝心の敵は先ほど逃げてしまった

 

リアス

「零・・・その神器」

 

レイ

「ああ、いつの間にか形が変わってて」

 

部長は俺の右手を取り、神器を眺める

 

リアス

「やっぱり見たこともない神器ね。でも神滅具(ロンギヌス)と同等かそれ以上の力を感じるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロンギヌス―――それは使いこなせれば神すらも滅ぼすことのできると言われているほどの力を持つ特殊な神器。これは全部で13個あるらしいが部長が言うには俺の神器はそれのどれでもないらしい

 

そんなこんなで俺たちは地下を脱出し一誠の元へ向かった

俺が地上に出た時にはレイナーレは倒されてアーシアは亡くなっていた

やっぱり駄目だったのか

 

リアス

「初めまして堕天使レイナーレ。私はリアス・グレモリー、グレモリー家の次期頭首よ」

 

レイナーレ

「グレモリー一族の娘か」

 

リアス

「どうぞお見知りおきを、短い間でしょうけど。それから」

 

部長は3枚の黒い羽根を落とす

 

リアス

「あなたのお友達は、私が消し飛ばしておいたわ」

 

一誠

「消し飛ばした?」

 

木場

「部長は紅髪のルインプリンセス。滅殺姫と呼ばれているんだ」

 

イッセー

「滅殺!?そんな人の眷属になったんだ俺」

 

うわー部長を怒らせたら間違いなく跡形もなく消し飛ばされるな。俺も気を付けよう

 

すると今度は一誠の方を向き

 

リアス

「イッセー、その神器」

 

イッセー

「ああ、いつの間にか形が変わってて」

 

俺と同じこと言ってるよ

 

リアス

「赤い龍・・・そう、そういうことなのね。堕天使レイナーレ、この子兵藤一誠の神器は単なる龍の手(トゥワイス・クリティカル)ではないわ」

 

レイナーレ

「何?」

 

リアス

「持ち主の力を10秒ごとに倍加させ魔王や神すらも一時的に超えることができる力があると言われている13種のロンギヌスのひとつ・・・

・・・赤龍帝の籠手、ブーステッド・ギア!」

 

あれがロンギヌス・・・・でも俺のとよく似てるな

 

 

 

 

 

 

 

 

レイナーレ

「イッセー君!」

 

いつの間にかレイナーレの姿が天野夕麻に代わっていた

 

レイナーレ

「助けて、あんなこと言ったけど堕天使としての役目を果たすため仕方なかったの」

 

一誠

「夕麻ちゃん・・。」

 

木場

「まずい・・!」

 

木場と小猫ちゃんが駆け寄ろうとしたが

部長に止められた

確かにこれは、イッセー自身でかたを付けなければならない

 

レイナーレ

「私を助けて、一誠君!」

 

一誠

「おまえ・・どこまで」

 

一誠はうつむくと

 

一誠

「部長、頼みます」

 

部長はレイナーレの前に立ち右手に黒い魔力を出す

 

レイナーレ

「ひっ」

 

リアス

「私のかわいい下僕に言い寄るな・・・吹き飛べ」

 

その言葉とともに

 

レイナーレ

「うわあああああ!」

 

レイナーレは跡形もなく消し飛び、黒い羽が舞った

辛いだろうな、なんせ初めての彼女だったんだから

 

その後、聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)はアーシアの元に戻り

部長が悪魔の駒(イーヴィルピース)のビショップの駒でアーシアを転生させた

一誠は涙を流しながらアーシアに抱き付いた

よかった、これで一件落着・・・・・と思ったが

 

ドクン!

 

何かが俺の体の中で脈打つような感覚が起こり神器から黒い影のようなものが溢れてきて俺の体を覆い始めた

 

「う、うわあああああああ!」

side out

 

sideリアス

 

私が前代未聞だったけどアーシアを転生させて、みんなで帰ろうとしたら

 

 

「う、うわあああああああ!」

 

突然零が叫びだし、体を黒い影に覆われ始めた

 

リアス

「零、どうしたの!?」

 

近寄ろうとするが

 

レイ

「来るなあああああ――――!」

 

と零は叫ぶ。あまりの絶叫に私は怯んでしまった

 

そして影は零の目や口に入り込むと零は絶叫を止めて俯き、ゆっくりと顔を上げると口を開き始めた

しかしその声は零のものではなく、低く濁った声だった

 

???

『ふふふふ、ようやく出てこられた』

 

「零・・・何言ってるの?」

 

???

『久しいな、リアス・グレモリー』

 

私はこの声を知っている、あの時公園で会った黒い影の声だわ

 

リアス

「あなたはいったい何者?」

 

???

『俺は闇より生まれし龍帝。オニキス』

 

リアス

「オニキス?それって前に零が言ってた」

 

木場

「四星君の神器に宿っているって言うドラゴンですよね?」

 

オニキス

『その通り、俺はこいつの中で眠っている』

 

リアス

「そんなあなたが何のためにレイの体を奪って出てきたの?」

 

オニキス

『何、簡単なこと。赤龍帝に会いに出て来たまでのことだ』

 

リアス

「一誠に?」

 

オニキス

『赤龍帝よ。これからお前の周りには様々な争いが起こることだろう、気を引き締めておけ』

 

一誠

「……わ、分かった」

 

オニキス

『ふん、今回はここまでとしよう。それから、俺の相棒にもよく言っておけ・・・・強くなれとな、フフフ・・・では』

 

リアス

「待って!」

 

オニキス

『なんだ?』

 

リアス

「あなたには聞きたいことがあるわ!」

 

オニキス

『・・・まあいいだろう』

 

リアス

「零を転生させる時、どうして悪魔の駒(イーヴィル・ピース)の色が変わったの?あなたが何かしたんじゃないの?」

 

あのことについてはどうしても分からなかった。変異の駒(ミューテーション・ピース)と同等。いや、あれはそれ以上の感じだった

 

オニキス

『ああ、あれのことか。もともとあの駒1つでは相棒を転生させることなどできなかった。だから俺があの駒に力を与えたのだ。転生した方が俺にとっては都合がいいからな。色が変わったのは俺の力を取り込んだからだろう』

 

リアス

「なるほど、それは分かったわ。でもなんであなたに都合がいいの?」

 

オニキス

『二天龍の片割れがすでに悪魔になっていたからな、そいつより強くなるためには相棒を悪魔にする方が都合が良かったからな』

 

リアス

「あなたは何をするつもりなの?」

 

オニキス

『俺はまだ自分の存在がよく分からない。だから俺自身の存在を得るため、力を示し真の意味で三体目の天龍、暗黒龍帝となる』

 

一誠

「暗黒…龍帝」

 

オニキス

『これ以上答えるつもりは無い。ではさらばだ』

そう言い残すとオニキスは零の体から黒い影となって、抜け出た

 

クラッ

 

リアス

「っ!?」

 

零の体は糸が切れた人形のように倒れそうになり、私は零の体を受け止めた。零の頭を膝に乗せる。零は気を失っているようだ

そして零から抜け出たオニキスは右手の神器に戻った

 

「零、しっかりして!」

 

木場

「四星君!」

 

一誠

「おい零、しっかりしろよ!」

 

小猫

「四星先輩!」

 

アーシア

「しっかりしてください!」

 

朱乃

「零君、大丈夫ですか!?」

 

一誠たちは零を心配して駆け寄る

 

「・・・んっ・・・・うん?」

 

レイは目を覚ましてゆっくりと起き上った

その後、零にさっきのことを聞いてみたが体を乗っ取られた後のことは全く覚えていなかった

side out

 




一気に書きたいところですが、こちらも多忙になってきましたのでもしかしたら遅くなるかもしれません
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