ハイスクールD×D 黒き龍帝 (凍結) 作:BLOODRAIN
side 零
堕天使レイナーレの計画を阻止した次の日の朝、アーシアの歓迎会を行った。アーシアは心底幸せそうな顔を浮かべていた
レイ
「まあ、何はともあれこれからよろしくなアーシア!」
アーシア
「はい!よろしくお願いします・・・四星さん」
レイ
「もう仲間なんだから、零でいいよ」
するとアーシアは恥ずかしいのか頬を赤く染めて
アーシア
「では改めてよろしくお願いします、零さん!」
レイ
「ああ、よろしく!」
リン
「あー、零だけとかズル~い私も私も。よろしくねアーシアちゃん、私のことも鈴でいいよ!」
アーシア
「はい!鈴さん、よろしくお願いします」
木場
「アーシアさんとは早速打ち解けたみたいだね、レイ君、リンちゃん」
子猫
「レイ先輩、リン先輩・・・ジュース飲みますか?」
あの戦いが終わった後、木場と子猫ちゃんは俺、リン、イッセーのことを名前で呼ぶようになっていた、やっぱりこれの方がしっくりくるな
こんな感じで歓迎会は終了した
――――その日の放課後
ガチャ
レイ
「こんちわ―」
リン
「グッドイブニーング!」
俺はリンと一緒に部室にやって来た
木場
「あっ、来たね」
アーシア
「こんにちは」
子猫
「こんにちは、レイ先輩、リン先輩・・・そして祐斗先輩、チェックメイトです」
木場
「あ・・・負けちゃったか」
木場と子猫ちゃんがチェスをやっていたがちょうど勝負がついたようだ
レイ
「へー、チェスか。俺もちょっと混ぜてくれよ」
リン
「私も私も、やってみたーい!」
リンは元気に手を挙げて答えた
木場
「うん、もちろんいいよ。じゃあ僕と一回やってみようか」
レイ
「おう!」
数分後―――
レイ
「チェックメイト」
木場
「・・・・参ったよ」
子猫
「・・・レイ先輩、やりますね」
アーシア
「はわぁ~」
リン
「レイ、チェスも強いんだ!」
俺は木場とのチェスに勝った
さらにその後、子猫ちゃん、リン、アーシアともやったが
レイ
「チェックメイト」「チェックメイト!」「チェックメイト!!」
全て俺の圧勝で終わった
ガチャ
リアス
「あら、みんな何をやってるのかしら?」
部長と朱乃さんが部室に入ってきた
リン
「部長、朱乃さん、みんなとチェスやってたんですけど。レイが強すぎて」
リアス
「そうなの?」
子猫
「はい・・・私達4人共、完敗しました」
それを聞いた途端に部長は
リアス
「じゃあ・・・レイ、私と朱乃とチェスの勝負をしない?」
レイ
「部長達と?・・・いいですよ、望むところです」
朱乃
「あらあら、面白いことになりましたわね、うふふ」
こうして、俺は部長達と対戦することになった
まずは朱乃さんから
数分後――――
レイ
「チェックメイト」
朱乃
「あらあら、負けてしまいましたわ。レイくんホントに強いですわね、うふふ」
俺は朱乃さんに勝ち、まず一勝
リアス
「スゴイじゃない、朱乃もかなりの腕前なのよ?」
レイ
「たしかにそうですね、俺もかなり追い込まれましたから」
朱乃
「あらあら、褒めていただいて光栄ですわ、うふふ」
そう言って俺の頭を撫でてくれた、ちょっと嬉しい
リアス
「じゃあ次は私ね、あなたの腕がどれだけの物か試させてもらうわ」
レイ
「よっしゃ、では」
レイ・リアス
「「お願いします」」
さらに数分後――――
リアス
「チェックメイト」
レイ
「・・・・参りました」
チェスの勝負は部長の勝利に終わった
レイ
「あー、やっぱ部長は強いな」
リアス
「レイもかなりの腕前よ、私も途中から結構危なかったわ」
この後イッセーも来て部活が始まり、今日の部活が終わると
リアス
「レイ、実はあなたに頼みたいことがあるんだけど」
レイ
「なんですか?」
翌日 AM4:50
レイ
「ふわぁ~、へくしゅん!」
俺は今ジャージ姿で公園にいる。実はあの後部長にイッセーを鍛えてくれるように頼まれたのだ、なんでも『私の下僕が弱いなんて許されないわ!』だそうだ
別に断る理由も無いので俺は快く了解した
そのあとにイッセーが部長といっしょにやってきて、トレーニングを開始した
トレーニングの内容は基礎体力作り、軽くランニング最初は5キロほどだ無理にやるといくら悪魔とは言え体を壊してしまう。さらにその後は腕立て、腹筋等の筋力トレーニング、部長曰く悪魔の世界は圧倒的に腕力が物を言うそうで特にイッセーの神器、赤龍帝(ブーステッド)の(・)籠手(ギア)は持ち主の基礎能力が高ければ高いほど力を発揮する
ちなみに俺も一緒にトレーニングしている、まあ俺にとっては軽すぎるけど
それからどうでもいいことだが、腕立ての時イッセーの上には部長が乗っていたためか・・・・
リアス
「邪念が入ってるわ、腰の動きがいやらしいわよ!」
と怒られているにもかかわらず嬉しそうだやっぱスケベのあいつにとっては綺麗なお姉さんに怒られているから嬉しいんだろうか
そんな感じでトレーニングは終了し後からアーシアも合流した
走ってくるときに何もないのにこけていたが
今は休憩中、アーシアはイッセーのために飲み物を持参してきたようだ
いいな~、と思っていると
アーシア
「レイさんもどうぞ」
レイ
「あ・・・ありがと」
やっぱりアーシアはやさしいな、ちゃんと俺の分も持ってきてくれていた
そんな感じで今日のトレーニングは終了
俺はイッセーたちと別れ、一度家に戻り学校へ向かった
その後、イッセーから聞いた話だがアーシアはイッセーの家にホームステイすることになったようだ
よかったな
そして
アーシア
「アーシア・アルジェントと申します。慣れないことも多いですが、よろしくお願いします」
男子
『うおぉぉぉおおおお・・・・!!』
教室がどっと沸いた、主に男子の声で
松田
「金髪美少女ぉぉぉ!」
元浜
「バスト82、ウェスト55、ヒップ81、グッ――――ド!」
そう、アーシアが俺とイッセーのクラスに編入してきたのだ。俺とイッセーがいるから部長が手を回してくれたようだ
それから元浜、いきなりスカウってんじゃねえ
アーシア
「私は今、兵藤一誠さんのお宅にホームステイしています」
男子
『何!?』
いきなりのカミングアウトにいつの間にか男子全員(主に松田・元浜)がイッセーに突っかかっていた
その間にアーシアはクラスの女子から『カメラとか仕掛けられてないか』と忠告を受けていたがいらぬ心配だろう
本日の放課後、俺たちはチラシ配りを終え部室に戻ってきたが珍しいことに部長はボーとしていた
リアス
「・・・ッ、みんなご苦労様」
だがすぐにいつもの調子に戻り
リアス
「アーシア」
とアーシアに話を振った、どうも本日でアーシアには契約取りをしてもらうそうだ。そんなに日にちも経っていないのにずいぶん早いな
だがイッセーは心配なのか今回は自分が行くと言い張ったので今回はイッセーが行くことになったが
リアス
「レイ、今回はあなたも付いて行ってあげて」
レイ
「ええ!なんで俺が!?」
リアス
「あなたは今までの契約はすべて成功させているわ、だから今回はイッセーのサポートをしてほしいの」
レイ
「はぁ・・・しかたねぇ、分かりました。行くぞイッセー」
side out
sideイッセー
と言う訳で俺たちはいま依頼者の元に来ているのだが
イッセー
「ど、どうしたんだ、レイ?なんでそんなに震えてるんだ?」
レイ
「いや、実は・・・(ガクガクガクガク・・・・)」
レイの話によると
どうにもこの扉の奥からとてつもない気を感じるらしく、こんなすごい気は今まで感じたことがないとのことらしい
レイがここまで怯えるなんて
でも行くしかない
レイ
「イッセー、もともとお前1人で来るはずだったんだからおまえから行け」
イッセー
「ああ」
ピンポーン
???
『あいてまーす、どうぞにょ』
イッセー
「にょ?」
がちゃ
扉が開き、そこにいたのは
イッセー
「っ!」
(ユワッシャ―!)
はっ!今一瞬、頭の中にかの有名な北○の拳のイメージが!
だって目の前に
圧倒的な巨漢、鍛え抜かれた見事な肉体、まさに世紀末覇者と呼ぶにふさわしい風貌だ
だが来ている服はゴスロリ、さらに頭には猫耳。服はピッチピチで服の上からでも見事な肉体の形が分かる、さらには今にもボタンや袖口が弾け飛びそう。まさに漢女(おとめ)だ
おっとあまりの衝撃に回想が長くなってしまった、そろそろ現実に戻ろう
???
「いらっしゃいにょ・・・ミルたんだにょ!」
決めポーズをかます
イッセー・レイ
「「にょ――――!!(ズゴ―――)」」
俺とレイはその場に倒れた
だがこれは仕事、気を取り直して
イッセー
「あ、あの悪魔をグレモリーの眷属を召喚したりしませんでした?」
ドスン
レイ
「ひっ!」
ミルたんが歩くたびに地響きが起こる
ミルたん
「そうだにょ、お願いがあって悪魔さんを呼んだんだにょ」
イッセー
「はぁ!?」
ミルたん
「ミルたんを、ミルたんを魔法少女にしてほしいにょ!」
イッセー・レイ
「「異世界にでも転移してください」」
ミルたん
「それはもう試したにょ~」
イッセー・レイ
「「試したのかよ!!」」
いやいや異世界に行けたならそれで十分魔法じゃねえか!
ミルたん
「悪魔さん!」
グラグラグラ・・・・
なんだ今の!?ミルたんの声で空間が揺れた!?もう十分魔法に近い力を持ってるよ、ミルたん!
ミルたん
「ミルたんにファンタジーパワーをくださいにょー」
イッセー
「いえいえ、もう十分ファンタジーですから」
ミルたん
「びぇぇえぇぇん、ミルたん魔法の力が欲しいにょー!」
レイ
「ああ、もう泣かないで。とりあえず中に入ろうか」
レイがミルたんを慰めている
ミルたん
「あは♪、魔法少女にしてくれるのかにょ!?」
イッセー
「とりあえず相談くらいは乗るからさ」
こうして俺たちは魔の巣窟(部屋)に足を踏み入れた
side out
sideレイ
俺たちはミルたんの部屋に入り、相談に乗っていた。とここで俺はあることを思い出す
レイ
「ミルたん、もしかしたら魔法が使えるようになるかもしれない」
ミルたん
「ホントかにょ!?」
レイ
「ああ(コクッ)」
イッセー
「ほんとにそんなことできるのかよ!?」
レイ
「ああ、うまくいくかはミルたん次第だがな」
ミルたん
「すこしでも可能性があるならやってみたいにょ!」
レイ
「分かった分かった、だからちょっと離れて」
はっきり言って超コエ~
レイ
「じゃあ、早速始めるか」
俺は懐から一枚の紙と針を取り出す
レイ
「ミルたん、この紙の上に自分の血を一滴たらして」
ミルたん
「分かったにょ」
そう言ってミルたんは指を針で刺して血を垂らす
レイ
「これで準備は完了だ、次行くぞ」
俺は目を閉じ
レイ
「次元の狭間より生まれし力よ、我が呼びかけに答え、この者の血を糧とし、いまこそその姿を示せ・・・はぁ!」
そう唱え、紙に魔力を流し込む
すると紙は光だし、天井に次元の裂け目が現れる
そして中から翼のような飾りがついた赤い杖が現れた
イッセー
「おお、なんか出た!」
レイ
「これは魔装錬器と言うものだ、こいつを使えば魔装少女になれるってわけ」
それを聞いた途端ミルたんは大喜び(魔法少女ではなく、魔装少女なのだが細かいことはいいか)早速試してみることにした
レイ
「俺の言うことを復唱するんだ、分かった?」
ミルたん
「分かったにょ!早速始めるにょ」
レイ
「よし、じゃあ行くぞ。ノモブヨ ヲシ ハシタワ ドケダ グンミーチャー デー リブラ!はい、復唱!」
ミルたん
「行くにょ!ノモブヨ ヲシ ハシタワ ドケダ グンミーチャー デー リブラにょー!!」
杖を手に呪文を唱える
呪文を唱えるとミルたんの体が光り出した
あまりの光に俺とイッセーは目を伏せる
しばらくして光が収まり、俺たちは目を開けると
レイ・イッセー
「「はっ!!!!!!!!!」」
そこにはミルたんの姿は無く、代わりに黒のマントとミニスカートを穿き、長い黒髪のツインテールを揺らしながら佇む絶世の美女が立っていた、胸もかなりある(ベースはONE PI○CEのボア・ハン○ック)
イッセー
「えっ・・・ミ、ミルたん?」
ミルたん
「そうだにょ、悪魔さんどうしたんだにょ?」
声も女性の声に変わっていた
レイ
「おお・・・これは予想外、まさか姿まで変わるなんて」
俺はミルたんに鏡で自分の姿を見せた、それを見た途端
大いに感激していた
イッセー
「ちょっと来い、レイ!」
いきなりイッセーに呼ばれ部屋の隅へ移動する
レイ
「なんだよ?」
イッセー
「なんだよ?じゃねえぇぇよ!なんなんだよあの絶世の美女は!」
レイ
「何って、ミルたんだろう?」
イッセー
「分かってるよ!そうじゃなくて、なんであんなに姿が変わるんだよ!」
レイ
「ああ、そういうことか。あれはな――――」
俺はイッセーに軽く説明した
元々あの魔装錬器は見た目は服装が変わるだけで、外見まで変わる訳ではない
これは俺の推測だが、おそらくミルたんの『魔法少女になりたい』と言う強い願いと天性の魔力の才能が影響して姿を変えるほどの変身を可能にしたのだろう
説明を終えると、イッセーは納得と同時に感激していた
その後、ミルたんの提案で俺たちも変身させられる羽目になり
仕方なくやってみるとなぜか俺も姿が変わり、自前の銀髪は腰あたりまで伸び、頬に赤いラインの様なタトゥーが現れ青っぽいコートを着た少女に変わった(見た目は『リリカルな○は』のアインス)
俺の場合はなぜ姿が変わったのだろう?・・・謎だ
ちなみにイッセーは、服装すら変わらなかった
なにはともあれ契約は成功したが、イッセーは何もできなかったので俺が契約する羽目に
契約を済ませた後はミルたんのお気に入りだという『魔法少女ミルキースパイラル7 オルタナティブ』という題名のアニメDVDをみんなで見た最初は気が乗らなかったが見ている内にそのシナリオと演出に見入ってしまい最後までガッツリ見てしまった。ちなみに契約の対価はこのDVDを貰い(あれは俺にとってはどうでもよかったので対価なんていらなかったのだが)俺たちは部室に帰還した
後日のアンケート
ついに念願の魔法少女になることができたにょ
こんど師匠と一緒に異世界に魔獣狩りに行きたいにょ。
あと、また悪魔さんにも会いたいにょ
なぜか俺は師匠と呼ばれるようになっていた
次回でフェニックス編突入
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