ハイスクールD×D 黒き龍帝 (凍結)   作:BLOODRAIN

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episode15 レ―ティングゲーム開始!

転移された先は駒王学園そっくりのレプリカフィールドだ。

ここまでの再現率に驚くイッセーとアーシア。

ちなみに俺たちがいるのは旧校舎の部室が本陣。対するライザーチームは新校舎が本陣となっている。

作戦はこうだ。

旧校舎より体育館を占拠する事だ、このフィールドで体育館はチェスで言えば中央(センター)、先に取ればゲームを有利に進められる。

体育館突入メンバーは、小猫ちゃん、イッセー、リン、俺の4人だ。

木場は森でトラップを仕掛ける役、朱乃さんは敵を一気に殲滅する役、アーシアは部長と一緒に行動する。

 

リアス

「さて、私のかわいい下僕達。準備はいいかしら?もうひか返せないわ。敵は不死身のフェニックスの中でも有望視されている才児ライザーフェニックスよ。さあ!消し飛ばしてあげましょう!」

 

リアス以外

「「「「「「はいっ!」」」」」」

 

 

 

―――移動中―――

 

 

目的地に到着した俺、一誠、小猫、鈴は体育館の裏口から侵入し、忍び足で進むと小猫ちゃんと俺が足を止める

 

 

小猫

「・・・・気配。敵」

 

 

「来たみたいだな」

 

 

体育館に大きな声が響く

 

???

「そこにいるのは分かっているわよ、グレモリーの下僕さん達!あなた達がここへ入り込むのを監視していたんだから」

 

 

バレているなら隠れる必要もないので堂々と姿を現す俺達。

目の前にいたのはチャイナ服を着た女性、体操服を着た双子、棍を持った少女――ミラだった

 

 

チャイナ服の女性

「グレモリーの『戦車(ルーク)』さんと、『兵士(ポーン)』さん達ね」

 

 

一誠

「っ!あの子か」

 

 

ミラ

「ミラよ。属性は『兵士』」

 

雪蘭

「私は『戦車』の雪蘭(シュエラン)」

 

 

イル

「『兵士』のイルで~す」

 

 

ネル

「同じく『兵士』のネルで~す」

 

さて、チェスの役割も人数も同じ、頼れるのは個人の戦闘力のみと言ったところか

 

 

「小猫ちゃんは“戦車”を、3人の“兵士“は俺たちが相手する」

 

俺は他の3人に指示を出す

 

 

小猫

「・・・解りました」

 

小猫ちゃんは頷き、雪蘭と対峙する

 

一誠

「よし!ブーステッド・ギア、スタンバイ!!」

 

『Boost!』

 

神器が起動し、倍加が始まる

 

 

「芭蕉扇!」

 

リンも神器を出現させて手に取る

 

一誠

「レイ、リン、新必殺技の為に時間を稼いでくれ!!」

 

「早くしろよ。3人共やっちまうからな。

後、リンは後方で援護に回ってくれ」

 

 

「OK、任せといて!」

 

そう言うとリンは後方に下がった

ライザーの兵士3人と対峙する俺、ミラは棍をレイに向けて突き出す

 

ミラ

「あの時は防がれたが、今回は手加減しないからな!!」

 

「いいぜ、相手してやるよ」

 

 

イル

「お兄さんが私たちの相手ですか?」

 

 

ネル

「じゃあ、遠慮なく♪」

 

ドルルル、ドルルルルルルルルルッ!

 

イルとネルの方を向くと、チェーンソーを起動させている。

物騒な獲物をお持ちで・・・

 

 

イル

「逃げても無駄で―す♪」

 

 

ネル

「大人しく解体されてくださ―い♪」

 

 

「おもしれえこと言うじゃねえか・・・来な」

 

両手を開いた状態で左手を腰の後ろに右手を前に出し構えを取ると右手の指を曲げて挑発する

 

 

イル

「馬鹿にするなー!!」

 

 

ネル

「お兄さん、ムカつくー!!」

 

 

ミラ

「もう許さないからな!!」

 

あっさり挑発に乗ってしまい、イルとネルは左右に分かれミラは正面から突っ込んで攻撃してくる。

俺は突き出された棍を右の手の平で横に払うと懐に入り、がら空きのミラの腹部に左手で掌底(しょうてい)を打ち込み、吹っ飛ばした

 

ミラ

「ぐっ!!」

 

ミラは苦しそうに腹部を押さえている

これでも手加減した方だ、もし本気でやったら最悪死んじまうからな

すると今度は後ろから

 

 

イル・ネル

「「これで終わりでーす♪」」

 

イルとネルが後ろからチェーンソーを振り上げていた

まあ、もちろん気づいていたが

 

びゅおぉぉぉぉぉぉん

 

イル

「うわっ!」

 

 

ネル

「いやっ!」

 

今度はイルとネルの横から強風が吹いて2人を吹き飛ばした

 

一誠

「いくぜ神器(セイクリッド・ギア)!」

 

『Explosion!!』

 

3段階パワーアップしたイッセーが駆け出す

まずは早くも復活したイルとネルに一発ずつ拳を入れて吹っ飛ばした

さらにミラを突き飛ばす。

 

一誠

「よし!これで必殺技の発動条件が揃った!」

 

 

「ただのパンチにしか見えないけど?」

 

 

一誠

「ここからが本番よ!」

 

そう言うと悪魔の翼を広げ、何やらポーズを取った

 

 

一誠

「くらえ!俺の新必殺技!『洋服破壊(ドレス・ブレイク)』ッ!」

 

パチンッ!

 

イッセーが指を鳴らすと同時に、イルとネル、ミラの服が弾け飛び裸体が展開された

 

 

ミラ・イル・ネル

「「「イヤァァァァァアアアアアアッ!」」」

 

 

悲鳴を上げてその場にうずくまる3人

 

 

一誠

「アハハハハ!どうだ見たか!これが俺の必殺技!『洋服破壊(ドレスブレイク)』だ!俺は脳内で女の子の服を消し飛ばすイメージを延々と、妄想し続けたんだよ!魔力の才能を、全て女の子を裸にするためだけに使った!」

 

 

「はぁ~、新技を開発したとは言っていたけど予想通り、いや・・・・これは想像していた以上に酷い」

 

俺は手で顔を覆い、頭を痛めている。

才能の無駄使いとは正にこの事だ。

でも今は戦闘中。呆れている場合じゃないな、イルとネルのチェーンソーとミラの棍を使い物にならない様に踏みつぶした

 

 

小猫

「・・・見損ないました」

 

 

「イッセーくん、最低!」

 

小猫ちゃんと鈴の言葉にグサッとくる一誠、相手の戦車も床に倒れていた。

 

リアス

『イッセー、レイ、リン、小猫。聞こえる?』

 

 

一誠

「はい!俺も小猫ちゃんも鈴も零も無事です!」

 

ここで部長から連絡が入り、例の作戦を実行するようだ

 

 

ミラ

「逃げる気!ここは重要拠点なのに!」

 

 

「悪いが今は相手をしている暇はないんだ」

 

そう言って外に駆け出した

 

 

 

外に出ると同時に空に魔方陣が浮かび

 

ビッカーン、ドゴォォォオオオオオオン!

 

体育館に巨大な雷が落ち、体育館が跡形もなく吹き飛んだ

 

 

朱乃

「撃破(テイク)」

 

上空から朱乃さんの声がしたので上空を見上げると悪魔の翼を広げ、巫女服を着た朱乃さんがいた

 

 

グレイフィア

「ライザーさまの『兵士』3名、『戦車』1名、戦闘不能」

 

 

ここでグレイフィアさんのアナウンスが入る

さっきの落雷は朱乃さんが放ったものだ

実はこのゲームの前に部長から作戦を授けられていたのだ

作戦は簡単に説明すれば

 

まずは朱乃さんが上空で待機

そして俺たちが体育館の敵を倒し、体育館を占拠。

次に体育館から脱出し、全員が脱出したところで朱乃さんが体育館ごと敵を殲滅

 

というかなり無茶苦茶な作戦だ。だがしかしこれで相手の戦力を4分の1は減らすことができたし重要拠点を潰したため相手の行動を制限することもできた

が・・・・それにしても

 

一誠

「す、すげぇ・・・」

 

あまりの威力に一誠は少し引いている

 

小猫

「朱乃先輩の通り名は、雷の巫女。その名前と力は、知る人ぞ知る存在だそうです」

 

 

一誠

「雷の巫女・・・か、あんなのでお仕置きされたら確実に死ぬな」

 

 

まあ、それは間違いないだろう

 

それに今も朱乃さんは頬を染めながら指先を舐めている

というか鈴はさっきの一撃でかなり怯えてしまったようだ

確かにかなり怖いけど、とても心強い

 

とここで部長から通信が入り、次の指示が言い渡された

朱乃さんがさっきの攻撃で魔力を使い果たしてしまったため朱乃さんの魔力が回復するまで時間が掛かるため。それぞれ次の作戦に向けて行動を開始しろ、だそうだ

 

 

一誠

「小猫ちゃん、次は?」

 

 

小猫

「・・・陸上競技のグラウンド付近で祐斗先輩と合流、その場の敵を殲滅です」

 

 

一誠

「にしても木場の奴、大丈夫かな?」

 

一誠は心配しているが

 

「あいつなら大丈夫だ、少なくとも一誠、お前よりわな」

 

 

一誠

「おい!・・・まあ、確かにあいつのことだ爽やかな顔してちゃんとやってるんだろうけど。じゃあ、俺たちも行こうぜ」

 

 

そう言って一誠は鈴と小猫ちゃんの方を向いて手を差し出したが

 

 

鈴・小猫

「「触ら(れ)ないで(ください)」」

 

 

冷たく拒否した、まあ確かにあんな技を思いつくような奴だ、当然の反応だな

 

 

一誠

「だ、大丈夫だよ。味方に使う訳ないだろ?」

 

 

「それでも最低よ!」

 

 

小猫

「・・・(コクッ)」

 

 

罵倒しながら2人は先に行ってしまった

 

 

一誠

「あはは・・・こりゃ本格的に嫌われたな。待ってよ小猫ちゃーん、リーン」

 

自業自得だ

俺は心の中でツッコミを入れながら呆れていると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ッ!殺気!

 

 

「危ない、逃げろ!!」

 

 

俺は2人の元に走り出したが

 

 

ドッカァァァァァァァアアアアアン!!

 

 

小猫ちゃんと鈴の足元が爆発し、2人が爆発に巻き込まれてしまった

 

しまった、間に合わなかった!

3

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