ハイスクールD×D 黒き龍帝 (凍結)   作:BLOODRAIN

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事細かに書いていますのでかなり長いです・・そこんとこよろしくお願いします


第1章 旧校舎のディアボロス
episode1 駒王学園


episode1 

 

 

side???

 

???

「零(れい)~朝だよ起きて~~」

 

 

突然だが俺は今、美少女が馬乗りになった状態で起こされている。普通なら羨ましくなるようなシチュエーションなんだろうが

 

 

???

「うるせえな~もう少し寝かせてくれよ」

 

 

俺にとってはもう慣れていることだし。正直言ってまだ眠いので二度寝をかまそうとする

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・が

 

 

???

「いいから起きなさい!」

 

 

バッ

 

 

そんな俺にカチンときたのか、美少女は俺が包まっている布団を剥ぎ取った

 

 

???

「うぅん、わかったよ・・・ふあぁ」

 

 

どうま初めまして、俺の名前は四星(しせい)零(れい)どこにでもいそうな普通の高校2年生だ

 

 

???

「おっはよう~!、零」

 

「おはよ~じゃねえよ、鈴(りん)」

 

 

いま俺を起こしたこの女の子は村雨(むらさめ)鈴(りん)、俺の幼なじみだ。

こいつの家はすぐ隣で、幼稚園のころからの腐れ縁だ。

 

 

「なによ~かわいい幼なじみがせっかく起こしに来てあげたのに!」

 

 

そんなことを言いながら頬を膨らませながら愚痴ってくる

 

 

「自分でかわいいとか言うなよっ・・・てか、お前どうやって俺の家に入ってきたんだよ!」

 

「へへ~ん、零の家の鍵はお母さんから合い鍵もらってるんだよ~♪」

 

「なに~~~!?なんで俺の家の鍵をおまえのおばさんが持ってるんだよ!」

 

「零、1人なんだからもしもの時のために家の合い鍵つくってもらったじゃない」

 

「そういえばそうだった・・・わりぃ」

 

「別に気にしてないから大丈夫大丈夫・・・そんなことより早く学校いかないと!」

 

「・・・・そうだな、行こう」

 

 

こうして俺は鈴と学校にむかった

 

 

 

 

 

 

 

 

――学校前――

 

 

家を出てから約10数分。俺たちは学校の校門まで来ていた

 

 

「私、ちょっと用事があるから先に行くね」

 

「おう、気を付けていけよ」

 

「う~~ん、じゃあお先に♪」

 

 

と言って鈴は走り去って行った

 

そして授業も終了し、放課後

担任のHRが終わると同時にみんなは一斉に席を立つここからが学生にとって一番楽しい時間であろう。あちこちで友達と遊びに行こうと話している者、部活に向かうもの、家路を急ぐもの、またはそのまま教室に残りグループで話を始める者とみんなそれぞれの青春模様を見せている。

ちなみに俺は帰宅部であるためもちろん部活に入っていないし、特別仲がいい仲間がクラスにいるわけでもない。鈴とは家に帰れば嫌でも顔を合わせることになるなぜならあいつと俺の部屋は家と家の間隔数十センチを挟んで隣同士であるため窓から外を見れば互いの部屋は目と鼻の先なのである。

まあ、そんなことはどうでもいいので教科書を鞄に詰め込んで教室をさっさと出る。

 

 

 

 

――校庭――

 

俺は今校庭を歩いている周りを見渡せば運動部が青春の汗を流していたりカップルが楽しそうに話していたりとここにもさまざまな青春模様が広がっている。

 

 

ここで突然ではあるが俺が通っている学校を簡単に説明しよう

 

 

私立駒王(くおう)学園―――――

そこに俺は通っている。現在は共学だが数年前までは女子高だったため、圧倒的に女生徒の数が多い。共学になったことにより男子生徒の数も増えたがそれでも女子の数が圧倒的に多い。俺のクラスでも男女の比率は7:3と半数以上が女子である。学校の校則などを取り締まる生徒会もほとんどが女子、生徒会長まで女性だ。―――といった感じの俺たち男子にとってはあまりでしゃばることのできない校風と言えるのだが。逆に女子に囲まれているこの状況を望んでこの学園に入学を希望する生徒も多いのだ。

 

 

ちなみに言っておくが俺がここを受けた理由は家から一番近かったからと言うだけの単純な理由であって、決してこの状況を望んだわけではない。その証拠に俺は学校での女子の友達は片手で数えられるほどしかいないのである

 

 

そんなことを考えていると――――――――。

 

 

???

「あぁ~~~おっぱい揉みてぇ~~~」

 

???

「同意」

 

???

「言うな、虚しくなる」

 

 

そんな卑猥な会話を堂々と草むらに寝転がりながら話している茶髪、坊主、メガネが特徴の3人の男子を見つけた

 

 

「あいかわらずだな、一誠、松田、元浜」

 

一誠

「おぅ、零」

 

 

俺の声に茶髪の少年が返答してきた。

こいつの名前は兵藤一誠、俺の友人だ。・・・そして

 

 

松田

「お前には言われたくねぇ!」

 

「てっ、いきなり酷くねえか?」

 

 

と言ってきた坊主頭の奴は松田、一誠の悪友の1人だ。見た目は爽やかなスポーツ少年なのに、中身は変態。中学時代はその抜群の運動神経でいくつもの記録を塗り替えたスゴイ身体能力の持ち主なのに入っている部活は写真部と言う何とも残念な奴だ。

 

元浜

「ふっ・・・それには俺も同意だな」

 

零「って、元浜お前もかよ!」

 

 

とメガネをくいっと持ち上げたキザッぽい奴は元浜、こいつも一誠の悪友の1人だ。そのメガネを通して女子のスリーサイズを数値化する(スカウター)と言う、何とも役に立たない卑猥な能力を持っていてメガネを取り上げると何にもできなくなる松田と同じくらい、いやそれ以上に残念な奴だ。さらに別名として『エロメガネ』、そして自分の二つ名的な意味で『スリーサイズカウンター』と呼ばれている。

 

 

―――と最初の会話から分かるように三人共、性欲に異常なほど素直で周りからは『変態三人組』と呼ばれている。―――――でも3人共すごく良い奴で俺にとっては大事な友達だ。―――すると突然松田が右腕の腕時計を見ながら言った

 

 

松田

「そろそろだな」

 

一誠

「どこいくんだよ?」

 

 

一誠が問いかける。

次の瞬間、松田がいやらしい笑みを浮かべた

 

 

――武道館裏――

 

 

あの後一誠、松田、元浜はなぜか俺を巻き込んで武道館の裏に来ていた何やら壁に空いた穴から中の様子を覗いていた。ちなみにこの位置は

松田

「村山の胸、まじでけぇ―――」

 

 

元浜

「84・70・81」

 

 

松田

「片瀬、いい脚してんな~」

 

元浜

「78.5・65・79」

 

 

そう、剣道部の女子更衣室である。元浜のスカウターが冴え渡っている

 

 

ちなみにさっき言ってた片瀬と村山は俺のクラスメートである

 

 

一誠

「おい、俺にも見せろよ!」

 

一誠ものぞこうとしているようだ、こんなことやってるからモテないんだと思うけどそれは言わないでおこう。傍から見れば俺が止める場面なんだろうがもうこれで覗きの回数は10回を超えた。以前は止めていたのだが全く反省しないので止めても無駄だと悟った俺である。

 

 

女子剣道部員1

『誰かいる!』

 

女子剣道部員2

『え!?』

 

 

どうやらばれてしまったようだ、すると松田と元浜は

 

 

松田

「やべえ!」

 

元浜

「逃げろ!」

 

 

一誠と俺を置いて一目散に逃げた、このままでは俺も覗き魔扱いされそうなのでとっさに近くの木陰に隠れた

 

 

一誠

「なっ、あいつら俺を置いていきやがって!」

 

 

村山

「またあんたら」

 

 

逃げ遅れた一誠の前に竹刀を持った女子が数人集まってくる

 

 

一誠

「ちょ、ちょっと待って!」

 

村山

「エロ兵藤!」

 

 

と言って髪をポニーテールにした女の子、村山は竹刀を振り上げた。友達が殴られるのはあまりいい気分ではないが理由が理由なのでこのまま隠れていよう。

そんな感じで俺は一誠がしばかれるところを見ていた

 

 

これであいつも少しは懲りるだろうか?・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・いや、無理だな

 

 

俺は心の中で一誠が覗きをやめる可能性を諦めた

 

 

そのあと、松田と元浜を旧校舎近くで見つけて二人をボコボコにした

 

 

 

 

 

 

すると当然視線を感じた。上を見上げると旧校舎から紅髪の綺麗な女の人がこっちを見ていた。他の3人もその人を見ている。こっちが気づいたからか、女性はすっと中に消えて行った

 

 

松田

「旧校舎って人がいたんだな」

 

 

松田は独り言のように呟き

 

 

一誠

「いいなぁ。あの真っ赤な髪」

 

 

一誠はにやけながら見とれている

 

 

元浜

「リアス・グレモリー。99・58・90。3年オカルト研究部部長、出身は北欧と言う噂だ」

 

 

元浜は解説している。

 

 

が俺の耳には何も入ってこない、俺もリアス先輩の噂は聞いたことはあるが実際に見たことは無かった。だが今見た瞬間すごく親近感を覚えた俺の瞳とよく似た色の髪、それだけで俺はあの人に少なからず興味を持った。

それと同時に彼女からは人間では無いなにかを感じた。俺は昔からなぜか気配に敏感で少なからず相手の本性を読み取ることができる。しかし今感じたのがなんだったのかは分からないがその内に分かるような。そんな気がした。

 

 

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