俺だけ宝箱で殴るダンジョン生活   作:双葉 鳴

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VSシャドウゴブリン軍団

 巨大なゴブリンの号令と共に、シャドウゴブリンが一気に俺達に襲いかかる。

 

「頼っち!」

 

「分かってる。こいつを喰らいなぁ!」

 

 要石を後ろに下がらせてから前方に向けてシルバーボックスを地面に叩きつける! 

 

 

 シルバーボックスオープン! トラップ発動! 

 強力な睡眠ガスが前方に充満した! 

 シャドウゴブリンAはその場でぐうぐう眠っている。

 シャドウゴブリンBはその場でぐうぐう眠っている。

 シャドウゴブリンCはその場でぐうぐう眠っている。

 シャドウゴブリンDはその場でぐうぐう眠っている。

 シャドウゴブリンEはその場でぐうぐう眠っている。

 シャドウゴブリンFはその場でぐうぐう眠っている。

 シャドウゴブリンGはその場でぐうぐう眠っている。

 シャドウゴブリンHはその場でぐうぐう眠っている。

 シャドウゴブリンIはその場でぐうぐう眠っている。

 シャドウゴブリンJはその場でぐうぐう眠っている。

 

 +1発動! 

 複数のカマイタチがシャドウゴブリン達を切り刻む! 

 シャドウゴブリンA〜Jに350ダメージ! 

 

 +3発動! 

 複数のカマイタチがシャドウゴブリン達を切り刻む! 

 シャドウゴブリンA〜Jに350ダメージ! 

 シャドウゴブリンA〜Jに350ダメージ! 

 シャドウゴブリンA〜Jに350ダメージ! 

 オーバーキル! 

 

 シャドウゴブリン達を討伐した

 

 オーバーキルボーナス! 

 銀の鍵を手に入れた! 

 シルバーボックスを手に入れた! 

 

 +2発動! オーバーキルボーナス! 

 銀の鍵を手に入れた! 

 銀の鍵を手に入れた! 

 シルバーボックスを手に入れた! 

 シルバーボックスを手に入れた! 

 

 

 銀の鍵きたー! と喜んでる場合じゃない。

 あっという間に殲滅した第一陣を見て、こっちの脅威度を上げたのだろう、近接攻撃は分が悪いと見て遠距離攻撃に切り替えてくる。

 

 チィッ、あのデカブツ、非常に賢い。

 

「要石、矢が飛んでくるぞー!」

 

「遠距離武器とかウケるww でもあたしの防御を抜けるか試してみようぜ?」

 

 どうしてこいつはこう、命知らずなのか。やたら自信満々の要石。

 確かにシャドウゴブリンの攻撃で要石の防御が抜けないことは確定済み。問題があるとすればそれプラス近接部隊が同時展開されることだろう。

 

 遠距離手段が弓矢だけであるとも限らない。

 魔法が飛んできたら俺たちの防御じゃ受け切れないからな。

 

「フハハハハ、効かぬわー!」

 

 矢を受け切りながら悪役でもなかなか言わないセリフを叫ぶ要石。

 すっかり万能感に浸ってるな。

 

 俺はシルバーボックスとアイアンボックスを盾代わりに敷いてその影に隠れて新しく手にして銀の鍵をオープンする。

 何かの役に立つアイテムが手に入れば良いが……

 

 一つ目は。丸い盾。何かやたら虹色に光ってる。

 装備適正に【知識】を要求されるあたり魔法職専用装備っぽい。魔攻や魔法を防ぐ効果でもあるのか? 

 

【+1】で再抽選。今度は弓矢セットが現れた。漆黒に輝く非常に中二心をくすぐる装いだ。こういうの嫌いじゃないぞ? 

【+2】で矢の補給セットが来た。なんなの? 俺に援護射撃でもしろっていうの? 

【+3】で高級非常食が三つ来た。こいつは僥倖、じゃなくて長期戦を予期してるのか? そんな気さえしてくる。

 

 俺は要石に虹色の盾を投げて渡した。

 

「要石、魔法攻撃が来たらそいつを使え!」

 

「それはいいけどこの盾やたら小さくね?」

 

「多分大丈夫だ」

 

 なんの確証もないが、俺が持ってても仕方ないので囮役の要石に全投げする。

 さーて、俺も攻撃に参加するとしますかね。

 

 漆黒の弓を構え、射掛ける。

 人生初の弓術、どうかうまくいきます様に! 

 

 ええいママよ! 

 

 

 飯狗頼忠の攻撃! 

 シャドウゴブリンアーチャーに550ダメージ! 

 

 +2発動! 

 飯狗頼忠の幻影が再度攻撃する! 

 シャドウゴブリンアーチャーに550ダメージ! 

 シャドウゴブリンアーチャーに550ダメージ! 

 オーバーキル! 

 シャドウゴブリンアーチャーを倒した。

 

 オーバーキルボーナス

 シャドウゴブリンアーチャーは鉄の鍵をその場に落とした。

 

 

 なんて? 

 大したダメージは期待してなかったのに、まさかの威力ですよ。ただ、いつもと違うのはアイテムが手元に届かなかったことだ。

 

 手元にないから、当然再抽選もされない。

 俺のスキルは割と近距離判定の所があるからな。

 

 その場に落としたと出た様に、遠距離攻撃の場合はアイテム取得がひたすらに面倒なパターンらしい。

 ゲームみたいにこっちに飛んでくるとかないものか。

 

 それよりもだよ、もしかして遂に俺の時代きた? 

 いや、こいつの性能がずば抜けて高い可能性も否めない。

 詳細を覗き込む。

 

<ラックアクセルボウ>

 所持者の【幸運】÷2を命中力に加算する。

 選ばれしものにのみ与えられた弓


<ラックアクセルの矢>

 所持者の【幸運】÷2を威力に加算する

 所持者の【知識】÷2%で様々な特殊効果を付与する

 選ばれしものにのみ与えられた矢

 

 あ、はい。強いのは武器じゃなくて俺の【幸運】でしたわ。

 素のパラメータで1100だもんな。強いわけだよ。

 

 逆に普通の人には扱いづらくて仕方ない奴だろ。ゴミとして見向きされないやつかもしれないね。

 もしかしたらその手の装備が市場に売りに出されてるかもしれないな。

 

 ただ、今回俺が遠距離攻撃を持ってると向こうに知られたのもあり、向こうも手段を変えてくる。

 

 弓矢部隊は引き下げられて、今度は杖を持った部隊が前に出る。

 室内を魔法攻撃であろう、複数の赤い球がまるで津波の様に俺たちに襲いかかる。絶体絶命のピンチという奴だ。

 

「頼っち!」

 

「さっきの盾を掲げろぉおおお!」

 

「分かった!」

 

 要石が盾を掲げると、その盾の頭上に魔法が一つの丸い球に収束され、盾の中にすっぽりと入り込む。

 あれ、この盾意外とヤバくね? 

 

「頼っち、エネルギー50%充填って出た!」

 

「100%になると何かできるのか?」

 

「わかんない!」

 

 だよなぁ。

 

「取り敢えず援護射撃は任せろ! 魔法がきたらまた頼むな?」

 

「オッケー、任せて!」

 

 要石に囮役を続行させ、俺は弓で魔法ゴブリン部隊を狙撃していく。だいたい1グループ10匹ぐらいなのだろうか? 

 

 10匹キルしたと同時に、今まで命令しかしてなかったデカブツが立ち上がった。

 どうやら必要以上に戦力を削いでしまったらしい。

 まだ弓矢部隊は残してるというのに、もしかして俺たちは非常に厄介な状況に追い込まれたのかもしれない。




ステータス
名前飯狗頼忠要石カガリ
LV11
14
HP14
200
MP20
300
状態正常正常
物攻22+550
61+30
物防15
70+35
魔攻22
20
魔防22
40
投擲559
20
回避557
12
筋力15
81
知識14
30
耐久15
70
精神30
30
器用18
30
敏捷14
20
幸運1100
15
スキル1+1
洗浄Ⅰ
スキル2+2
洗浄Ⅱ
スキル3+3
洗浄Ⅲ


もちもの
種類名前効果個数
消耗探索弁当 HPを50回復6
消耗微熱毒の薬瓶稀に熱病を誘発10
消耗非常食空腹を回復4
消耗高級非常食空腹を全回復3
消耗ポーションHPを100回復6
消耗鉄の鍵鉄の宝箱を安全に開封3
消耗銀の鍵銀の宝箱を安全に開封3
消耗狭間ひとりのライフコア蘇生可能1
消耗狭間ひとりのスキルコアスキル『トーチ』獲得1
消耗春日井小波のライフコア蘇生可能1
消耗春日井小波のスキルコアスキル『合成』獲得1
装備マジックポーチ小物を無限に収納4
装備短剣物攻+101
装備着替え(女子用)なし12
装備猛毒のナイフ物攻+1、稀に猛毒5
装備シルバーレイピア物攻+301
装備シルバーレイピア物防+351
装備虹の盾魔法を吸収できる1
装備ラックアクセルボウ幸運の半分を命中補正1
装備ラックアクセルの矢幸運の半分を威力補正50
宝箱シルバーボックス幸運依存でアイテム獲得4
宝箱アイアンボックス幸運依存でアイテム獲得8
宝箱ウッドボックス幸運依存でアイテム入手0
装備シャドウゴブリンの鎧(洗浄)物防+301
その他生徒手帳なし1
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