転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜   作:電動ガン

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現代日本への帰還及び異世界からの来訪者に対する現代国家日本の反応

俺・・・・・・いや私はシルバディア。元の名前は忘れた。この名前は異世界の住人がそう呼んでくれたから私も名乗ってる。私はドラゴンだ。それも宇宙の創成から頂点に君臨する類いの。幼なじみというか一緒に世界を作ったエルーカディアとアルカディアというドラゴンもいるがそいつらはどうせ出てこないので置いておく。私は転生者だ。生憎と前世の姿はもう忘れてしまった。だってこっちの世界に生まれてから何百億年と経っているんだもの。宇宙を作り、銀河を作り、星を作り、生命を作った。何度も失敗した。生まれたがすぐに滅んでしまう生命もいた。そもそも星が上手く出来なかったこともあった。そういう時間を繰り返し生きてきた。そしてだ。私はとある星を作り、生命が宿るのに適していると判明して歓喜した。他の二頭と一緒に生命の種を撃ち込み生命が溢れるのを待った。この時点で他の二頭はやる気を無くしたが。そして生命は無事生まれ、何度も滅びそうになりながら繁栄した。私はこれでうっすら覚えている現代日本みたいになればいいな〜と思っていた。ところが。私は気付いた。この星の生命は、日本のようにはならないと。まずひとつ。魔法がある。科学より魔法が発展していたのだ。もうひとつ。人種が複数存在する。人間、亜人、魔族と大きく分けられるが遠い彼方の記憶にある地球のようなホモ・サピエンスだけが繁栄する世界じゃない。私は絶望した。吉野屋の牛丼もマクドナルドのハンバーガーもピザハットのピザも食べられないと。もう美味かったことしか知らないがそれらが食べられないことは尻尾をちぎられることより苦痛だった。そして、閃いた。

 

「別な宇宙の、地球を探せば良いんだ!」

 

この星の生命は繁栄した。大陸を統一し、一大文明を築き上げた。もう私がいなくても回るだろう。まぁでも不滅の存在である私をトップに置く体制なのはちょっと不安だが・・・・・・でもいいんだ。独裁してるわけじゃないし。もう私だって自由になっていいでしょ。というわけで。

 

「旅にでます・・・・・・と。」

 

城の自室に書き置きを残し。別宇宙へと旅だったのだ。次元移動ですぐ帰ってこられるし。ちょっとくらいいいでしょ。

 

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見つかった。地球。すぐ見つかった。私が地球を見つける旅に出てから本当にあっという間に見つかった。体感で百数年くらい。本当にあっというま。

 

「これなら、明日にでもメグメレルに帰れるわね。」

 

私の作った生命溢れる世界、メグメレルとものすごく近い。これはいいことだ。向こうに何かあったと感づいたらすぐ帰れる。

 

「それに地形が地球よ。日本もちゃんと日本。遠見の魔法で見てもちゃんと日本。コンビニもあるし。」

 

聞こえてくる言語も日本語だ。それに国会議事堂もあるし日本の国旗もある。日本の漢字も見えた。完全に日本だ。

 

「ふふふふっ!やったわ。これで悠々自適ニート生活が出来る。」

 

問題は・・・・・・どうやって接触するかだ。別に秘密裏に隠れてもいいがそうすると戸籍や住民票の問題が出てくる。それなら最初から宇宙的な存在です日本で暮らさせてくださいと政府に接触した方がニート生活は出来そうだ。

 

「最初の接触は重要よね。どうしたものか・・・・・・」

 

そして私は地球の衛星軌道上で一人、うごうごと身悶えるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方日本では。

 

「全く・・・・・・こんな深夜に叩き起こすなんて・・・・・・よほどの重大事案なんでしょうね?」

 

当時の日本の内閣首長。中島清美内閣総理大臣が深夜3時に叩き起こされるという事態が発生していた。

 

「はい総理。前代未聞の、特級案件です。」

 

総理大臣を叩き起こした張本人の内閣危機管理監の鮫坂貞夫が冷房の効いている総理執務室で大量の汗をかきながら震えていた。

 

「総理、まずはこれをご覧ください。」

 

鮫坂がタブレットに画像を表示する。中島総理は目を擦りながらタブレット手渡されて目を絞る。

 

「あのね・・・・・・鮫坂君。私ゲームの画像見せられても困るんだけど・・・・・・」

 

「ゲームではありません・・・・・・」

 

「何を言ってるの?」

 

中島総理が見た画像。それは遙か上空に浮かんでいる怪獣の画像・・・・・・つまり衛星軌道上から日本を眺めているシルバディアを地上から捉えた画像だった。このドラゴンうっかりステルスの魔法を使い忘れて捕捉されていたのである。

 

「つまり・・・・・・何が言いたいの鮫島君。」

 

「国立天文台の観測によると、これは隕石などではございません。およそ衛星軌道上に静止し、こちらを見ています。」

 

「見てるって・・・・・・?」

 

「次の画像をスライドしてください。」

 

中島総理は次の画像、また次の画像と見ていくと血相を変えた。それはシルバディアが体勢を変えたり首を伸ばしている画像だった。

 

「これは・・・・・・UFOってこと?」

 

「違います。これは頭があり、手があり、足がある。生物だと推測されます。」

 

「生・・・・・・物・・・・・・!?」

 

「はい・・・・・・」

 

「ちょっと待って生物なら、これ、大きさはどれくらい!?何倍の画像なの!?」

 

「恐らく。大きさは全長300メートルほど・・・・・・イージス艦ほどの大きさです。」

 

「イージス艦!?」

 

中島総理は血の気が引いて顔色が真っ白になっていた。全長300メートルの生物。それが衛星軌道上に鎮座し、こちらを見ている。

 

「これ、今はどうなってるの・・・・・・?」

 

「現在は徐々に降下してきています。降下位置はここ東アジア一帯、そして最も降下予測地点が多いのが・・・・・・日本です。」

 

「嘘でしょ・・・・・・」

 

「総理、どうしますか。」

 

「どうするって・・・・・・この宇宙生物を?」

 

「はい。駆除、捕獲、静観。どうしますか。」

 

「そもそも、出来るの・・・・・・?」

 

「出来る出来ないは置いといて、行動しなければなりません。既に各国もこの生物を捉えていると考えます。」

 

「・・・・・・自衛隊に出動準備をさせなさい。」

 

「はい!」

 

「ただし、準備だけよ。まだこちらを害する存在かどうかはわからないわ。」

 

「はい。防衛大臣と出動と作戦概要の共有を計ります。」

 

「シン・ゴジラは海からでは無く、宇宙からやってくるとはね・・・・・・」

 

のんきに考えてるシルバディアはさておき、地球は未曾有の宇宙怪獣出現に世界中が大騒ぎしているのだった。

 

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「早くガリガリ君が食べたいわね。」

 

衛星軌道上でぼんやり考えるがどう接触するかは答えは出ない。だが早く日本に降りて美味いもの食べたいし漫画やゲームもおもちゃも欲しい。じゃあどうするかってその時。

 

「あっやばい。」

 

ステルスの魔法を発動するのを忘れていた。しかも数日間も。やばいなもう日本とか他の国に捕捉されてるだろうな。今更展開するとまた混乱を齎すだろうし展開は辞めとこう。

 

「むぅ。」

 

もう見つかってるならもういいか。じゃあ日本に降りよう。どうにでもな〜れ。

 

「いくぞ〜」

 

徐々に、徐々に高度を下げていく。最初は海上よりどこか広い場所・・・・・・御殿場の演習場にするか。そこに降りよう。自衛隊に保護されればその後も政府と繋がりやすいはず。言葉が話せて話が通じるならば実験動物にはしないだろう。もしするのだったら暴れさせてもらうけど。

 

「一気に降りるとビビらせちゃうわよね。」

 

本当に少しずつ降りる。これで時間をあげよう。未知との遭遇は急くと大変なことになるからね。慎重に、でも一目散に降りる。まさかいきなり撃ってくるようなことはないだろうけど・・・・・・ないよね。いや遠見の魔法では東京湾海上に護衛艦が配置されてる。警戒はするだろうな。

 

「まぁ三日くらい掛けて降りよう。」

 

女神龍日本到達まで・・・・・・あと、三日・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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