転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜 作:電動ガン
シルバディアはTwitterにてネコミミ美少女メイドアンドロイドのアイルルスのプレゼント企画を行った。総理に無断で。そして総理は知らない。
「まぁみんな最初はなんだこれって思うわよね。」
リプライはなんじゃそりゃとメイドロボ欲しいですぢゅふふというものばかり。少し思考を探ってみてもあまり真剣に考えている者は少ない。律儀にリプライに返事をしていくシルバディアだがどこまでプレゼントしたもんかなと考えた。
「すこし、平和利用してくれそうな人が良いわよね。そしてえっちな使い方をしない人・・・・・・お。」
大量のリプライの中に埋もれていたがメイドロボは母の介護に使えますかとリプライがあった。最初はこの人にしようと決めたシルバディアなのだった。
「大丈夫よ。私のメイドアンドロイドだから何でも出来るわ・・・・・と、ってこれゆめみじゃない。」
懐かしい。10年前ダンジョンでかなり運良く私と遭遇するボーナスを引き当てていた。母の介護が必要になったようでスイーツ・ハリケーンは解散したようだが今でもゆめみ、まいこ、あかりで時間があるときはダンジョンに潜りに行っているようだ。
「なんだかスイーツ・ハリケーンは私の目にとまる何かを持っているようね。」
是非欲しいとリプライが帰ってきてこれで契約完了だとゆめみの元へ転移するのだった。
▽▽▽
「おわあああああああああああああ!!!!」
「はろーゆめみ。久しぶりね。」
「びっっっっっっっっくりした!!!!!突然現れるの!!?!?!」
ゆめみの元へ転移してみるとそこはマンションの中でゆめみが料理をしているところだった。
「なんで飛んできたん?」
「だってゆめみリプライくれたじゃない。」
「したけどさ。まさか部屋の中に直接現れるとは思わんわけよ。」
「普通転移っていろいろ制約があるんだけどちょうど条件が合ったのよね。だからゆめみのうち知らないけど飛んでこれたの。」
「飛べた理由は聞いてないのよな。」
「ふふ。でもほんと久しぶり。会いたかったわ。」
「そう?ゆめみはおばさんになっちゃったよ。」
ふふふと笑い合いゆめみは料理を作り終えて隣の部屋に持っていく。シルバディアは恐らく母に持っていったのだなと推測し、勝手にソファーでくつろいでいるとゆめみが戻ってくる。そしてコーラを注いで持ってきてくれると話始めるのだった。
「それでさ。あのメイドロボプレゼント企画だっけ?あれほんとにママの介護出来るの?」
「出来るわよ。国会で法案通してるじゃない。」
「えっ?!あのメイドロボが高度人造生命体なの!?」
「そうよ?」
「うわぁ〜じゃあ先行配備ってやつか。」
「念のため運用マニュアル渡すわね。暇なとき読んでおいて。」
「おけまる。うお結構厚いな。」
「そりゃそうよ〜」
ゆめみがパラパラとマニュアルを捲り、シルバディアはコーラを飲む。
「とりあえず起動法がネコミミさわって名前付けてあげるんだ。かわいいじゃん。」
「じゃ。本体出していい?」
「いいよ。テーブルどけるか。」
ゆめみがテーブルをどけてスペースを作るとシルバディアはアイルルスの入ったカプセルをドカンと床に置く。ゆめみはぎょっとしていた。
「意外とデカいな。」
「そうねー身長は150センチ。体重は30キロよ。」
「ふつーだね。やっぱゴツいロボなの?」
「ううん。ほぼ人間よ。」
「すっげー宇宙の技術だ。」
「ふふ。でしょ?じゃあはい。ここ引っ張ってカプセルを開けてちょうだい。」
「おけまる。」
ゆめみがカプセルのレバーを引っ張るとがしゅと音を立てて開く。中にはピンと立ったネコミミに金髪の短いツインテールのアイルルスが入っていた。
「えっと、耳を触って名前を付ければいいんだっけ?」
「そう。カワイイの付けてあげて。」
「まかせろい。」
ゆめみはぎゅっと耳を触り、名前を付けた。
「君は、レミー。」
名付けられたレミーはばちっと目を開けて大きくあくびをして起き上がり、口をむにゃむにゃしながらゆめみに話しかけた。
「むにゃ〜ご主人様おはようございます。」
「おお!起きた!」
「これでマスター登録がされたわ。ゆめみがご主人様だから。ちゃんと可愛がってね。」
「おけまる!」
「うにゃ!ご主人様お仕事なんですか!」
「お仕事はね。ゆめみのママの介護を手伝って欲しいの。」
「おけまる!介護なら任せて!」
「口癖移ってるんだけど。」
「そりゃゆめみのアイルルスなんだからそういうこともあるわよ。」
「そういうもんか。」
「そういえばゆめみもお母さんはどうして介護に?」
「えっとね。腰の神経の場所に腫瘍ができちゃって。切除するのにどうしても神経を切らなきゃいけなくて。切除したら歩けなくなっちゃったんだよね。」
「あーそういう。私治せるけど?」
「そうなの?でもさ、シルバディアちゃんの事だからさ。なんか大変なお礼要求してこない?」
「大変かどうかはさておきお礼は要求するわね。」
「やっぱり。じゃあやめとく。歩けるようになったのに脚を一本寄越せとか言われたら大変だもん。」
「私ってそんな悪魔に見えるの?」
「冗談だよ。」
「うにゃ!ご主人様!まずなにしたらいいですか!」
「ママのとこ行こっか。ちょうどいいからシルバディアちゃん説明の為に着いてきて?」
「いいわよ。」
ゆめみはアイルルスを引き連れ、隣の部屋に行く。そこにはベッドに寝たきりの女性が紅茶を飲んでいた。
「あら?ゆめみ、お客様?」
「そう。ママ。昔ゆめみが動画で見てたシルバディアちゃんだよ。」
「どうもお母さん。シルバディアよ。」
「あらあらまぁ。初めまして。・・・・・そちらの?動物?の耳が生えた子は?」
「この子はね。アイルルスのレミー。ロボットなんだって。最近謎の法案を政府が通してるでしょ?それがこのアイルルスの為の法案なんだってさ。」
「いや、何でウチにいるのか聞いてるのよ。」
「シルバディアちゃんのキャンペーンに当たってさ。先行配備の1機をウチにくれたの。これからママの介護お願いするからさ。」
「ロボット・・・・・・大丈夫なの?小さい子だけど。」
「大丈夫ですママ!レミーはママをベッドごと持ち上げられるくらい力持ちです!」
「そうなの・・・・・・?」
「お母さん聞いて?このアイルルスはインターネットに自動で繋がって仕事に必要なデータを順次取り込んでるの。ベテランヘルパー並の介護を見せてくれるわ。」
「シルバディアさん・・・・・・わかりました。じゃあレミーちゃん私トイレ行きたいの。連れてってくれるかしら?」
「はいです!」
レミーは軽々とゆめみママを抱えると微動だにせず運んでいく。ゆめみも目を見張っており、いつの間に把握したのかトイレまでまっすぐ行き介助して扉を閉めたのだった。
「すご。ゆめみがやるより完璧だった。」
「どう?安心出来る?」
「出来る出来る!ゆめみより力持ちってだけでも安心できるのに介助も完璧とか最高!」
「完全防水防塵だから入浴介助も出来るわ。ドンドン使ってドンドン褒めてあげてね。」
「褒めてあげるだけでいいの?いっぱい褒めるわ。」
「まぁあとはマニュアル読んで使い方覚えて頂戴。」
「わかった!ありがとうシルバディアちゃん。」
「あ、そうそう。TwitterとかSNSでアイルルスの情報流してくれない?写真付きで。私日本でアイルルス普及させる為にちゃんと人類の相棒として振る舞っているところを見せたいの。」
「おけまる。いくらでもやるよ。」
「頼んだわよ。じゃあ私帰るから。」
「ありがとう!!パパにも紹介しないとな〜」
「ばいばーい。」
「ばいばい!」
シルバディアが転移でゆめみ宅を後にする。そして自宅に帰ったシルバディアは次はどこの家にアイルルスを送りこうもか画策するのであった。