転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜 作:電動ガン
中島総理は頭を抱えていた。プラントの設置予定地に共産党系の活動家が居座っているというのだ。設置予定地の敷地内に入ると無許可で発砲を許可されていると学習した活動家らは予定地周辺に居座ってプラント工事の偽装車両の搬入を妨害していたのだった。
「はぁ・・・・・・共産党は知らぬ存ぜぬだし。どうしたものか。」
とりあえず総理は自衛隊に敷地内に入ったら問答無用で発砲するよう指示し、様子を見ることにした。流石に発砲してくる相手には何かを起こさないだろうと信じて。だが活動家達は思わぬ行動に出るのだった。
「嘘でしょ・・・・・・」
活動家達は近隣の農家から集めたトラクター、果ては重機で設置予定地を取り囲み包囲し、偽装物資搬入を完全に阻止したのだった。
「まいりましたね・・・・・・このままでは・・・・・・」
中島総理は一番の懸念を口にする。
「シルバディアさんが怒りますね・・・・・・」
中島総理はどうやって怒りを静めるかではなく、どうすれば最小限の被害を出せるかに終始し、閣僚会議の準備を始めるのだった。
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「シルバディアさん。」
「なぁに?呼び出して。」
「大変、申し訳ありません・・・・・・」
中島総理は執務室へとシルバディアを呼び出し。まず即謝罪を叩き込んだ。
「なんで急に謝ったの?なにかやらかしちゃった?」
「ええ・・・・・実は・・・・・」
中島総理は極秘のプラント設置場所に共産党活動家3000人が集まっているのをシルバディアに報告する。シルバディアはため息を吐き、中島総理にデコピンをした。中島総理はあまりの威力に椅子から転げ落ちてしまった。
「総理、なんで極秘のプラント設置場所が漏れてるのよ。」
「いたたた・・・・・・いえ、こちらも完全に防ぐのは不可能でして、場所は明かさずとも極秘のプラント設置場所があると説明せざるを得ないんです。そこから物流の流れなどを逆算して突き止めたのだと思われます。」
「機密の管理が甘すぎでしょ。なにしてるのよ。」
「多くのダミーを紛れ込ませていたので、おそらく活動家らはあそこが本物の設置場所だとは考えていません。たまたま突き止めた場所が本物だっただけなのです。」
「ああそう・・・・・・」
シルバディアは更にため息を吐き、腕を組んでソファーにふんぞり返る。
「それで?私にどうして欲しいわけ?」
「いつぞやの国連会議の様に、思い知らせて欲しいのです。そうすれば活動家達も撤収するでしょう。」
「そう・・・・・・」
「お願いできますか。」
「いいけど・・・・・・どこまでやる?1人や2人を石化したところで活動家なんてのは止まらないと思うけど。」
「ですよね・・・・・・殺さず、殲滅せず、なんとかする方法は無いものか・・・・・・」
「とりあえず活動家に準ずるものが活動出来なくすればいいのよね。」
「ですね。思想の弾圧はあまり取りたくない手段ですが実害が出ている以上制圧するしかありません。」
「そう・・・・・・じゃあ・・・・・・殺さないで、私に任せてくれるなら日本の活動家を排除しても良いわよ。」
「・・・・・・月面に送るとかじゃないですよね。」
「そこまでする悪魔だと思われてる?」
「しないですよね。」
「流石に住めるようにテラフォーミング技術も渡して送るわよ。」
「勘弁してください・・・・・・」
「冗談よ。」
中島総理はがっくりと項垂れ、頼るのはシルバディアしかいないのに一番頼っちゃいけないのがシルバディアだという事実に涙がちょちょ切れそうだった。
「まぁとりあえず。総理?今日の夕方まで活動家達のSNSアカウントとかチャットアプリ、その他インターネットに残る活動家の痕跡を見つけてリストアップするから。ちょっと待っててね。」
「わかりました。」
そしてシルバディアは空間ディスプレイを並べて作業に入った。中島総理はとりあえず設置場所の警備をしている自衛隊員に領域外への発砲を厳重に禁じる命令を出し、そこは厳重な施設だとわざとアピールするためにコブラとアパッチの出撃要請を出すのだった。
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長野県某所。三菱重工極秘アイルルス製造プラント設置予定地。その一帯は活動家の重機と農機で取り囲まれ、道路は座り込みで封鎖。自衛隊は空輸で偽装物資を送る手段に頼らざるを得ない状況に陥っていた。まぁ偽装物資なのでどうでもいいのだが。
「ボス、またヘリコプターです。」
「ちっ・・・・・・流石に風船を飛ばすくらいしかないが・・・・・・・」
「掃空ドローンでこちらはどんどん撃ち落とされてしまいます。既に我々は700機損害が出ています。資金にも限度がありますよ。」
「だが政府の秘密工場など許すわけにはいかん。なんとか内部に潜入して情報を集めたいが・・・・・・」
「やつらラインを越えたら威嚇射撃無しで撃ってきますよ。もう32人撃たれて7人が重傷です。」
「そんな暴挙が許されてたまるか!!!だがそれだけして守りたい何かがあるんだろうな。」
「昔の成田空港みたいな施設ならやりようもあるんですけどね。」
「お前その頃生まれてないだろ。」
「そうでした。」
活動家らが張り込みをしていながら握り飯を食べていると慌てた活動家の1人がボスの元へやってくる。
「ボス!!大変です!!」
「どうした。」
「自衛隊が、16式2両と24式を3両持ってきてます!!!」
「なんだと・・・・・!?戦争でも始める気か!?明らかに過剰戦力だろ!!!」
「それだけじゃありません!!!谷向かいの我々が占拠してない道路に87式が4両居座ってて報道ヘリに威嚇してます!!!」
「道理で報道ヘリが来ないと思ったら・・・・・・!!」
「ボス!!!」
「今度はなんだ!!!」
「これを・・・・・!!!」
ボスが受け取った書類。それは自衛隊からの施設領域拡大の為立ち退きの通達書だった。武力行使も辞さないと書いてあり、
ボスは今まで自衛隊が撃ってきたことを考えるとこの武力行使も辞さないというのは放水や催涙弾ではなく、
実銃を撃ってくるということの証左であると考えどうするべきか判断に悩んだ。
「立ち退くとここまで来た意味が無くなり、立ち退かないと重傷者が続出する。やつらは本当に撃つ。
流石に殺しはしないだろうが手足を撃たれて無理矢理立ち退かざるを得なくなる。」
「ボス、どうします。」
「・・・・・・・領域外まで立ち退かせろ。やつらは下手したら殺して排除するぞ。警察の機動隊じゃない。」
「じゃあ屈するんですか!!!」
「ではどうする?大昔みたいに火炎瓶一本でも投げれば即一斉射撃で死体の山になる。それは意味が無い。我々は生きてこの事実を伝えねばならんのだ。」
「でも・・・・・・」
「お前は過去の活動家が、警察を拉致して惨殺したように憎い自衛隊を拉致して惨殺したいのか?それがしたければ1人で突っ込んで撃ち殺されてこい。」
「・・・・・・。」
「我々はあのようなジジイ共とは違う。」
その時だった。スピーカーから流されたような音声が急に響いてきた。
『あー、あーーー、聞こえる?シルバディアよ。』
「シル・・・・・・バディア・・・・・・?」
「今シルバディアって言ったか!?」
「嘘だろ・・・・・・」
「シルバディア案件かよ!!!!」
『そちらのボスを差し出しなさい。ボスを差し出してこの重機とかのバリケードを明日の朝までに撤去して解散すれば許してあげるわ。』
「どうしますボス!?!?」
「ボスを差し出せって!!」
「でもそんなことにしたら・・・・・・!!」
「狼狽えるな!!!」
「・・・・・・。」
「俺が行く。誰か付いて来い。シルバディア案件なら最悪俺が石化されるだけで許してもらえるだろう。だがシルバディア案件だとは微塵も思わなかった。そんな痕跡は誰も掴んでいない・・・・・・クソッ・・・・・・わかってりゃ手を出したりは絶対しなかった。」
「わかりました・・・・・・ご武運を。」
「だが俺たちの主張は通させていただこうか・・・・・・」
活動家のボスが座り込みを離れ、自衛隊の領域の前まで来る。そこには銃を構えた隊員が4名と重厚な24式装輪装甲車が2両待ち構えていた。
隊員は近づいてきたボスに銃を向ける。
「俺がボスだ。通してもらおうか。」
「・・・・・・良いだろう。少し待て。」
そのまま少し待つと紺のスーツを着た男がやってくる。
「どうも活動家のボスさんとやら。私は須垣と申します。なんとお呼びすれば?」
「篠崎だ。」
「篠崎さん。では行きましょうか。」
須垣は篠崎を連れて領域内の奥に行き、テントが張られている場所に着き、テントの一つに入る。
「(おかしい。あれだけの物資を運んでいた筈なのに何ひとつ施設が建ってないどころか資材が一欠片もない。どうなってる。)」
「篠崎さん。ここで待っててください。」
「ああ。」
「(さて、シルバディアにどう認めさせるか・・・・・・国の秘密工場で何を作らせようとしているのかだけでも聞き出さねば。)」
「待たせたわね。」
篠崎は暗黒星雲の擬人化のような少女、シルバディアと始めて対面した。動画やテレビなどでは見たことはあったが、いざ対面すると意外と覇気が無いのだなという認識であった。
「えーっと名前なんだっけ。」
「篠崎だ。」
「今気付いたけど名前なんてどうでも良かったんだったわ。ごめんね。」
「・・・・・・。」
「とりあえず、やってくれたわね。」
「これは正当な権利だ。」
「相手が政府だったならね。」
「それはどういうことだ?」
「ちゃんと相手を見ずに喧嘩を売ったのがまずかったって言ってるんだけど?」
「最初に喧嘩を売ったのは政府の方だ!!政府が極秘の工場を作るなど、国民へ喧嘩を売っているに過ぎん!!!」
「残念だけど指示したのは私。だから、貴方達は私に喧嘩を売ったことになるの。」
「それが・・・・・・」
「知ってる?私に喧嘩を売った奴らがどうなったか。」
「・・・・・・あ。」
篠崎はガタガタと震え始めた。シルバディアに喧嘩を売ったやつら。韓国、核心国民民主党、そしてフランス。もう昔のことだがそれは今でも戒めとして語られるものであった。
「た、頼む・・・・・・みんな・・・・・・みんなだけは・・・・・・」
「残念だけど許すわけにはいかないのよ。本当に。」
「ど、どうする気なんだ!!石化させるのか!?!?」
「うーん3000人の石化は後片付けが面倒なのよね。」
「じゃあ何を・・・・・・」
「大丈夫。殺さないわ。だけど秘密裏に、処分させてもらうわ。」
篠崎は戦慄した。処分。シルバディアの言う処分がどういうものか全く想像が出来ない。海底に埋没されるのか、それとも異空間に収監されるのか。なんにせよ想像も出来ない方法でこの世から生きたまま抹殺される。
「許して・・・・・・許してくれ・・・・・・」
「もう無理よ。だって貴方達は事を起こしちゃったんだもの。もう交通事故を起こしちゃったのに何のお咎めも無く許してもらおうとするのが無理だって貴方もわかってるでしょ?」
「だ、だが!!それほどまでの事をされる罪なのか!?」
「それはもちろん。それだけの事をされる罪よ。日本国憲法でも裁けない私への叛逆だもの。私が裁くに決まってるでしょ。」
「ひぃ・・・・・・!!」
「はい。じゃあさようなら〜」
「うわあああああああああああああああああ!!!!!!!」
篠崎の身体が末端から消えて行き、絶叫と共に消失する。シルバディアはふうと一息吐くと須垣に飲み物を要求した。
「で、シルバディアさん。ここにいた活動家はどこに送ったんですか。」
「北朝鮮の農村。」
「なるほど・・・・・」
「とりあえず日本に確認出来て現存する共産党系工作員と活動家全て、12万人を北朝鮮の農村に送ったわ。」
「・・・・・・?」
須垣は飲み物の用意をしながら今言ったことを飲み込みかけていた。
「あの、日本で確認出来る工作員と活動家12万人って言いました?」
「言ったけど。」
「・・・・・・えっ。」
「?」
「なんで!?!?」
「だって私に任せるって総理言ったもの。」
「〜〜〜〜〜〜!!!!!」
須垣は頭を抱えた。12万人の国民が北朝鮮に送られた。これが何を意味するのか。12万人は一つの街に匹敵する人口だ。それが北朝鮮の村に。日本も大混乱になれば北朝鮮も大混乱になる。
「じゃあ帰りましょ。ヘリで総理官邸に直行よね。」
「ええ・・・・・・また総理が胃痛で泣きますよ。」
「そんときはそんときよ。」
「はぁ・・・・・・」
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総理官邸。
「はい。総理。これ国外追放にした工作員と活動家のリストよ。」
「・・・・・・えっ。なんですかこの厚さ。」
「12万人いるから。よろしく。」
「えっ・・・・・・えっ?」
総理はあまりの衝撃に胃痛すら起きず卒倒するのだった。