転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜   作:電動ガン

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駐屯地のアイドル!になると思ったら、なんかどっかに連れて行かれる件。

「おいし〜」

 

連れてかれた駒門駐屯地で基地内のコンビニでガリガリ君を買ってもらえた。第一目標クリア。さて次はどうしようかと思ったが・・・・・・今日はもう結構疲れた。防疫だ除染だでたらい回しにされてガリガリ君にたどり着くまで体感は一瞬ではあるものの連れ回されて疲れた。もう何もしたくない。

 

「でも。どうする。」

 

私は睡眠を必要としない。寝ることは出来るがそれはただただシャットダウンする無意味な時間を作ると言うこと。人間は寝る時間だが私は暇な時間だ。メグメレルでは夜出勤の人たちと談話しながら仕事してて暇では無かったが地球では、日本ではそんな人いない。それに勝手に出るなって言われてるし。

 

「仕方ない。みのり〜」

 

渡された呼び鈴で私の世話をしてくれる隊員を呼ぶ。付き合ってもらおう。久しぶりの、数百億年ぶりの日本なのだ。ちょっとくらいいいだろう。

 

・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

「はぁ。」

 

「ため息吐いてる場合ですか。」

 

「どうするんですこれは。」

 

総理官邸で会議をする谷本茂総務大臣、中林九郎法務大臣、神田章吾外務大臣他閣僚。未曾有の宇宙からの移住者という問題に総当たりしているが明確な答えは出せずにいる。

 

「宇宙からの移住者に対する法律を作るなんて馬鹿げてる。」

 

「だが現実だ。目をそらすな。」

 

「ではどうするんです。コードネーム:ドラゴンは既に日本に居座っているんですよ。」

 

「通常の移民の法律を当てはめるのはどうですか。」

 

「強制送還が出来ないから無理だ。」

 

「そもそも宇宙のどこから来たんだ。」

 

「諸外国に対しても何か行動を起こさねばならない・・・・・・」

 

「とりあえずは調査中で押し通せ。」

 

「コードネーム:ドラゴンからの聞き取り調査では日本に調査を任せるという報告があります。」

 

「全長300メートルの生物なんてどういう驚異に分類すれば良いんだー!!」

 

「お茶です。」

 

てんやわんやの会議で大暴れしているが誰も来訪者に対する答えは出せない。移住を希望しているがそれを許可していいものなのかすらわからない。

 

「総理入室します。」

 

そんな会議の中、中島総理が入室する。皆がビシッと姿勢を正すのを見て中島総理も表情を引き締めた。

 

「それで。どこまで進んだ。」

 

「何も・・・・・・です、総理。」

 

「そう・・・・・・」

 

中島総理も深いため息を吐いて肩を落とす。前代未聞の状況をどうにかするのが一番なのだがこんな状況前例も無く、手の施しようが無かった。

 

「とりあえず、シルバディアさんのデータを共有しましょう。」

 

「はい。コードネーム:ドラゴン。個体名シルバディアのデータです。怪獣時全長312メートル、全幅102メートル、全高67メートル。赤熱するように発光する角の様な器官が確認され、長い尻尾を持つ。正しく怪獣です。変わってヒューマノイド体の身長、148センチ、体重42キロ。このデータは地球降下用に調整した体格だという聞き取り調査報告があり、怪獣時はもっと巨大な形態が存在すると予想されます。」

 

「他は?」

 

「インターネットを通じ、文化と言語を学んだと言っています。何かしらの電子機器を所持していると推測されますがヒューマノイド体に変身した際、全裸であったことから所持品は何も無しと報告されています。」

 

「続けて。」

 

「目的は観光と移住だと証言しており、対価を出すから日本に居住する許可が欲しいとも言っています。検査をした担当医からは簡易的な検査で人間とはまるで違う生物だと判明し、精神構造もまるで違う存在でプロファイリングは不可能だと報告がありました。」

 

「そう・・・・・・」

 

「続いて・・・・・・」

 

「もういいわ。」

 

「はい。」

 

中島総理は目頭を押さえながら次の一手を考える。

 

「それで、彼女は日本への移住を望んでる。どう対処すべき?」

 

「総理。」

 

「はい。谷本君。」

 

「受け入れるべきでしょう。」

 

「その心は?」

 

「受け入れなかった時の被害が未知数過ぎるからです。もしです移住を断った結果、ヒューマノイド体で暴れられても被害がわかりません。それが怪獣体に戻って暴れられたら・・・・・・?攻撃能力も不明な状態では対処も出来ない。後手に回って都市が壊滅する、都市で済めば良い方で日本が壊滅する可能性だってあります。」

 

「そう・・・・・・誰か、受け入れない意見の人はいる?」

 

「はい。」

 

「神田君。」

 

「私は受け入れ反対です。コードネーム:ドラゴンがどんな存在かわからない以上、受け入れれば宇宙的な驚異を呼び寄せるという埒外の外患誘致に繋がる可能性が高い。コードネーム:ドラゴンが宇宙のならず者だとしたら?それを追って宇宙警察のような組織が地球に来訪し匿った我々も敵だと断じる可能性だってあります。コードネーム:ドラゴンを受け入れるのはリスクが高すぎます。」

 

「そう・・・・・・」

 

「ですが、受け入れるしか余地が無いのも確かです。もし受け入れなかったら、ならばもういらないと地球を破壊する可能性の方がさっき私が上げた驚異よりも遙かに驚異度が高い。」

 

「そもそもコードネーム:ドラゴンに地球を破壊など出来るのですか?」

 

「コードネーム:ドラゴンは衛星軌道上で静止し、重力に逆らい大気圏突入を制御しながら降下する能力がある。そして姿を自由に変えられる事から惑星サイズにもなれるはず。そう考えると地球を破壊することなど容易いと考えるのが道理だ。くだらない質問はするな。」

 

「すみません・・・・・・」

 

「神田君そうカリカリしないで。まぁでもわかったわ。」

 

「総理どうしますか。」

 

「・・・・・・。」

 

「総理・・・・・・?」

 

「受け入れは・・・・・・保留よ。」

 

「・・・・・・わかりました。」

 

「まずはシルバディアさんと交流を図り、もっと情報を引き出しなさい。それから受け入れを検討します。」

 

「わかりました。」

 

「神田君。ファーストコンタクトをした外交官にまた頼みなさい。そして女性の外交官も同伴させて様子を見ましょう。」

 

「わかりました。」

 

「以上でコードネーム:ドラゴン、個体名称シルバディアの対策会議を終わります。関係閣僚は連携を密にして当たりなさい。」

 

・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

「みのり、ガリガリ君もっと食べたい。」

 

「いいですよ。もう一つどうぞ。」

 

「ありがと。」

 

駒門駐屯地に来てから一週間が経った。私に対する接触は無い。お世話係のみのりがいるだけ。食事も美味い。日本に来た甲斐がある。

 

「すみません。」

 

「はーい。」

 

みのりがノックされたドアを開ける。すると二人の人間が入ってきた。

 

「シルバディアさん、お久しぶり・・・・・・というわけでもありませんね一週間ぶりです。須垣です。」

 

「初めまして。シルバディアさん。外交官の天谷美鈴です。よろしくお願いしますね。」

 

「よろしくーごめん今アイス食べちゃうから。」

 

「いえいえ食べ終わってからでいいですよ。」

 

急いでアイスを食べてテーブルで向き合う。外交官が来たって事は何か交渉だろう。私の移住受け入れられたのかな。

 

「私の移住受け入れられた?」

 

「いえ、まだです。それを検討するためにもう少しお話を聞きたいと思いまして。」

 

「あーそう。何が聞きたいの?」

 

「そうですね・・・・・・まずは、シルバディアさんはどこから来たのですか。」

 

「別な宇宙ね。」

 

「別な宇宙・・・・・・ですか。」

 

「そう。次元の壁を越えて、地球がある宇宙にやってきたの。」

 

「天谷さん記録してます?」

 

「はい。」

 

「他は?」

 

「その別な宇宙・・・・・・というのは、特定の居住する星を持たない種族、ということなのですか?」

 

「そういうわけじゃないわよ?拠点としてた星はあった。そこで活動するのを引退して地球を目指したの。」

 

「あの・・・・・・」

 

「何?天谷。」

 

「どうやって地球を知ったのですか・・・・・・?次元の壁を越えないとたどり着けない宇宙にあるたった一つの星を特定するというのは現実的じゃない気がしまして・・・・・・」

 

「あー・・・・・・」

 

どうしよう。まぁ適当に嘘吐くか。どうせバレないし。バレても嘘じゃ無い。

 

「まぁ。なんていうの?私は貴方たちから見たら全能の存在なのよ。」

 

「それはどういう・・・・・・?」

 

「私は宇宙が誕生する前から生まれて、宇宙誕生の瞬間に立ち会って、生命を作ることを目的として活動してたの。」

 

「ええ・・・・・・!?」

 

「!?」

 

「だから銀河も作れるし、星も作れるし、生命も作れる。それらを実行、管理するために必要な事は何でも出来るの。」

 

「そ、そうなのですか?」

 

「ええ。見てて。」

 

私が右手の上に左手を被せる。そして三つ数え、須垣と天谷の前に差し出して左手を取る。

 

「ヂュイ」

 

「え?!」

 

「は、ハムスター!?」

 

「いま、ここで誕生させたわ。そしてこう。」

 

再び左手を被せ、また取る。そこにハムスターは影も形も無かった。

 

「今、私の命からハムスターを誕生させて私に戻したの。」

 

「・・・・・・!!」

 

「殺したんですか・・・・・・?」

 

「うーん・・・・・・どのラインから殺したのかによるわね。命を消す行為を殺したというなら殺してるんだけど、今のは例えばコップの水を他のコップに分けて、また元のコップに戻しただけなの。これって殺したっていう?」

 

「難しい問題ですね。」

 

「ですね・・・・・・」

 

「まぁそうよね。でも今はこういう話をしたいんじゃない。私がなんで地球を知ってたかって話でしょ?」

 

「え、ええ。」

 

「今のでわかってもらえたけど。私は何でも出来る。無からの創造なんて当たり前。そういう存在なら別次元のたった一つの星を見つけるなんて容易いことだと思わない?」

 

「ですね。理解出来ました。」

 

「方法は今は置いておくわ。他に聞きたい事は?」

 

「とりあえずシルバディアさんが全能の存在だというのはわかりました。今度は貴方個人のことを教えて欲しいです。」

 

「私のこと?」

 

「はい。何が好きか、とか。何が苦手、とか。ですね。」

 

「そうねぇ好きな物は美味しい物よ元いた星でも美味しい物の開発は熱心にさせたわ。」

 

「なるほど。」

 

「苦手な物は・・・・・・そうねぇ星雲の非拡散系情報統合思念の形成とかが苦手ね。」

 

「は・・・・・・?」

 

「あれ難しいのよ。最初はもう星に生命を根付かせるのが何億年も上手くいかなくていっそのこと宇宙空間に身体を持たない生命を作ろうと思ったんだけど・・・・・・いざやってみたらそっちの方が難しくて匙を投げたわ。」

 

「は、はぁ・・・・・・」

 

「こんなところかしら。他にも聞きたい事はどんどん聞いてくれていいわ。私が安全だってわかれば受け入れてくれるだろうし。」

 

「わかりました・・・・・・では・・・・・・」

 

こうして外交官との交渉・・・・・・聞き取り調査は行われた。だが一回で終わらず何回もすることになりちょっと辟易するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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