転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜   作:電動ガン

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迫るシルバディアおじさん達。自分だけ美味い水は飲ませないぞという意思表示。

新宿。ゴーゴーカレー。

 

「この濃厚さがたまらないのよね。」

 

「カレーに卵ってあうんっすね。」

 

「ソーセージ・・・・・・いっぱい・・・・・・・」

 

みのりに連れられやってきたがドラゴン達はそれはもう食べる食べる。今まではみのりが全て代金を出していたがドラゴン達(シルバディアとエルーカディア)はクレジットカードのキャッシングを覚えたので現金を手に入れていた。

支払いを自分でするようになってはいるが、みのりのお金もクレジットカードのお金も国が出しているのであんまり変わらなかったりする。

 

「ふぅごちそうさま。」

 

「ごちそうさまっす。」

 

「ごちそう・・・・・・さま・・・・・・」

 

メジャーカレーワールドチャンピオンクラスをペロリと平らげたドラゴン達はみのりを待つ。だがそこへシルバディアのスマホへ着信がはいるのだった。

 

「もしもし?須垣?」

 

もう大規模取引は終えたので私の仕事は無いはず。だが須垣はいつもの四カ国の会議に出て欲しいと言うのだった。

 

・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

後日。永田町、総理官邸地下6階、地下会議室。宇宙怪獣対策機関四カ国会議会場。

 

「来たわよ総理。」

 

「どうもシルバディアさん。」

 

にこやかな中島総理が少し怖いが、シルバディアは持ってきた紅茶花伝を机に置く。すると総理の秘書がお菓子を持ってきてくれた。

 

「総理なんか機嫌悪いの?」

 

「いえ、機嫌は悪くありません。」

 

「じゃあどうしたの。なんか変よ。」

 

「この後起こる苦労を想像しないようにしているのです。」

 

「・・・・・・・。」

 

「はぁ・・・・・・ぐす・・・・・・うう・・・・・・」

 

総理は笑いながら泣き始めてしまう。これは重傷だなと声を掛けることも出来ないシルバディアは無視を決め込むのだった。

 

「じゃあ始めます。」

 

「あっはい。」

 

モニターにウィンドウが表示されて各国の首相が現れる。穏やかな雰囲気で会議は始まるのだった。

そしていくらか談笑を挟み話題は今回の日本の資源大国(爆)宣言に移る。

 

「えっ?じゃあみんな知ってたの?」

 

「それはそうだレディ・シルバディア。ミセス中島がなんの準備も無しに始める訳がない。」

 

「そうだな。中島総理は用意周到だったというわけだ。」

 

「シルバディアはなんだと思ったんだ?」

 

「えええ。なんか日本が勝手に始めたんだと・・・・・・」

 

「はははは!そう簡単には行かんのだよ!」

 

「そうだぞ。いくら資源を見つけたところで根回しが出来なければ全く意味がないのだ。」

 

「シルバディアも政治には疎いか。」

 

「まぁ・・・・・・そうね。政治は前にいた世界では完全に任せてたから。私は支配者として君臨してただけだし。」

 

「トップがどっしり構えてるなら下が勝手にやってくれるタイプか。いいなぁ。」

 

「理想的なトップダウンだ。上が絶対に倒れないことを前提とした完璧な体勢だな。」

 

「ふむふむ・・・・・・シルバディアの世界の話もまぁ面白いな。」

 

「まぁそれはいいのよ。事前に相談されてよくみんな許容したわね。無限の資源よ?」

 

「まぁな。」

 

「対価はもらえた。」

 

「その対価を出されたら頷くことも出来たわけだ。」

 

「ふーん?何貰ったの?」

 

「レディ・シルバディアとの無制限取引を一度だな。」

 

「ちょっと。」

 

先ほどからウィンドウの端っこで無言を貫いている中島総理に語りかける。

 

「総理?私聞いて無いんだけど。」

 

「事後承諾になったのは許してください。」

 

「はぁ?」

 

「ひぃ!」

 

「だから言ったんだぞキヨミ。」

 

「怒られるってわかってたろキヨミ。」

 

「私は知らんぞキヨミ。」

 

「ひぃぃ〜〜!」

 

「まぁ・・・・・・別にいいわ。取引を予約するなんて前の世界でもあったし。でも今回だけよ。」

 

「あ、ありがとうございましゅ・・・・・・・」

 

とりあえず見過ごされた中島総理は身を縮こまらせた。

 

「と、とりあえず皆さん。用意はしてきてるはずですよね。シルバディアさんにお願いしてください。」

 

「わかった。誰から行く?」

 

「イギリスからでいいか?」

 

「よし。私は構わないぞジョーンズ。」

 

「では!私からだ行くぞ!」

 

「はーい。」

 

ハリー首相は一枚の書類を見せてきた。シルバディアはすぐに翻訳の魔法で読めるがエフレム大統領が目をぱちくりとする。

 

「差し出すのはチャレンジャー2Mk.2ブラックナイトだ!!」

 

「えっ。」

 

「はぁ?」

 

「ええ。」

 

「むむっ!」

 

「それって戦車よね。えっ?」

 

「レディ・シルバディアはプラモデルが好きだったろう?好みを聞いたときに大戦中のもそうだが現代のものの方が好んでいると言ったからな。

それで実車も好きなんじゃと思ったんだ。だからこの戦車を差し出すので力を授けて欲しい。」

 

「ええ・・・・・・まぁ・・・・・・実車・・・・・・・まぁいいけど・・・・・・・日本だと出せる場所が・・・・・・まぁいいわ。

力ねぇ・・・・・・・確かそれ試作車よね?そういう希少性を引っ張ってこれるなら割といい能力をあげられるわよ。」

 

「おおそうか!!」

 

「それで誰に授けたいの?」

 

「この男だ。」

 

今度は別な書類が出た。履歴書のような書類は一人の男の物だった。

 

「とりあえず、名前、性別、年齢、生年月日これが揃ってれば遠隔でも授けられるけど。嘘は無いわよね?」

 

「大丈夫全て本物だ。」

 

「じゃあどんな力を授けたいの?」

 

「四肢の再生能力だ。」

 

「・・・・・・ええ。」

 

「彼はイスラエルで人質救出作戦行動中に四肢を全て失った。人質の身代わりになって。英国に搬送されたときは名誉除隊となったがなんとか日常生活を送れるようにはしたいんだ。彼は英雄なんだ。」

 

「えと・・・・・・えっとね?」

 

「出来ないか?対価が足りないか?もう一両増やすか?」

 

「いえ、一両で良いわ。あのねハリー首相。」

 

「なんだ?」

 

「力を授けなくても、薬があるの。失った身体を再生させる上級ポーションが。」

 

「なん・・・・・・だと・・・・・・」

 

「これ一個で私の世界での価値だと・・・・・・・5億円くらいよ。希少性のある戦車の試作車一両だと、対価が過剰すぎるくらいね。」

 

「いや!良い!!戦車一両でその薬を交換してくれ!!」

 

「良いなら良いけど・・・・・・・悪いから五本にするわ。」

 

「ヒャッホーーーーー!!!!」

 

「じゃあ送るわね。」

 

シュン!と光の粒子に包まれ上級ポーションが送られる。

 

「戦車はどうする?」

 

「なんとかして日本に送って。東京の港に着いたら私が受け取りに行くわ。」

 

「承知した!!では私はこれでしつれ・・・・・・これどうすればいいんだ?飲ませるのか?かけるのか?」

 

「瓶一つまるごと飲ませるのよ。」

 

「承知したァ!!!では私はコレで失礼!!!待ってろよーーーーー!!!!」

 

ハリー首相はダッシュで部屋を出て行ってしまい、部屋の外にいたらしい秘書さんがすみませんと言って画面を閉じた。

 

「あいつ・・・・・・」

 

「まぁまぁジョーンズ。次はどうする?」

 

「エフレム先で良いぞ。」

 

「そうか?わかった。」

 

「次はロシアね。」

 

佇まいを正しエフレム大統領を見つめる。エフレム大統領はばつが悪そうにしていて目が合わない。

 

「エフレム大統領?なにかあるの?」

 

「ああ・・・・・・いや・・・・・・はぁ。取引を始めよう。」

 

そうしてエフレム大統領は大きく深呼吸して語り出す。

 

「私が欲しいのは力だ。」

 

「わかったわ力ね。誰に授けるの?」

 

「私だ。」

 

「エフレム大統領ねわかったわ。でもなんで?」

 

「最近オリガルヒ共が調子付いててな。生意気にも私に刺客を差し向けてきた。だから私になにしても無駄だとわからせてやりたくてな。」

 

「ふーん?そうなの。」

 

「ああ。でだ。以前キャプテンアメリカを作れると言っていただろう?アレが出来ないかと思ってな。」

 

「なるほどね。じゃあ対価は?」

 

「・・・・・・・・・・はぁ。」

 

「大統領?」

 

「対価はこれだ。」

 

そうしてエフレム大統領は書類を見せる。それはさっきのハリー首相が見せたただの証明する書類ではなく、明確に戦車(・・)を譲渡すると書かれた書類だった。

 

「あっはっはっはっは!!!また戦車じゃない!!」

 

「そうなのだシルバディア、あろうことかイギリスと被ってしまってな。嫌か?T-90A主力戦車は。」

 

「ううん。大丈夫。T-90Aは大好きな戦車よ。実車がもらえるとは思ってなかったわ。これちゃんとマスプロダクトモデルよね?」

 

「その通りだ。輸出計画のモンキーモデルでは無い。正真正銘本物だ。」

 

「やった!しかも三両!!いいわね。」

 

「これで出来るか?シルバディア。」

 

「出来るわ。それもキャプテンアメリカじゃなくて、クリプトン人に出来る。空は飛べないけど。」

 

「車が持ち上げられる?」

 

「出来るわ。」

 

「銃弾が効かない?」

 

「効かないわ。」

 

「目からレーザーが出ると?」

 

「出るわ。」

 

「まさしく超人だ。」

 

「まぁ世界征服するなら私がプチっと潰してあげるけど。」

 

「ロシア統一は目を瞑ってくれるか?」

 

「それは目を瞑りましょう。」

 

「ありがとう。」

 

そしてエフレム大統領は書類にサインをしてシルバディアへの戦車の譲渡を完了する。

 

「これでよし。頼む。」

 

「ちょっと待ってねー・・・・・・・はい確かに受け取った。じゃ、力を授けるわ。」

 

シルバディアが光の粒子を指先からだすとそれに呼応してエフレム大統領の周りに光の粒子が纏う。

 

「はいおっけー。しばらくは力の検証頑張ってね。」

 

「ああ。シベリアで練習させてもらう。」

 

「ハイ取引終了。最後はアメリカね。」

 

ジョーンズ大統領が待ってましたと身を乗り出す。シルバディアは紅茶花伝を一口飲み準備をした。

 

「さて、ジョーンズ大統領は何が欲しいの?」

 

「これは極めて大きな話だ。」

 

「そうなの?」

 

「ああ。先日、テキサス、オクラホマ、フロリダでトルネードが発生し、尋常では無い被害が出た。」

 

「そうなの。」

 

「被害は建物だけじゃなく、作物、道路、家畜、あらゆる物に被害が出た。」

 

「ふーん。」

 

「私はこれをなんとか排除したい。レディ・シルバディア。出来るか?」

 

「うーん・・・・・・・」

 

「・・・・・・。」

 

「・・・・・・・。」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

シルバディアは溜めた。ジョーンズ大統領は息を呑んで見守った。そして対価の事も考えていた。

 

「・・・・・・・出来るわ。」

 

「・・・・・・・それは、気候を変えずにか。」

 

「そうよ。気候を変えずに竜巻が絶対発生しない環境は作れる。」

 

「・・・・・・・そうか。」

 

「どうする?」

 

「・・・・・・対価は、どうなる?私は特に用意していない。レディ・シルバディアが望む物を言ってくれ。」

 

「そうねぇ・・・・・・・」

 

緊張がウィンドウを越えて走り、ジョーンズ大統領は息を呑みすぎて腹が破裂しそうであった。

 

「空母・・・・・・」

 

「え?」

 

「原子力空母をもらうわ。6隻。」

 

「・・・・・・。」

 

「どう?ジョーンズ大統領。」

 

「どの空母だ?」

 

「まずジェラルド・R・フォード。ジョン・F・ケネディ。エンタープライズ。ドリス・ミラー。」

 

「・・・・・・ッッッ!!!」

 

「そしてジョージ・ブッシュ。ロナルド・レーガンよ。もちろん燃料、艦載機その他装備は満載にしてね。」

 

「・・・・・・。」

 

ジョーンズ大統領は思案した。初めてシルバディアの悪魔の顔を見て腹を抉られる思いだったがこれらの空母を失えばアメリカの海軍力は無くなるに等しい。最新の原子力空母群を全て要求されるとは思っていなかった。

 

「ジョーンズ大統領。」

 

「どうした・・・・・・中島総理。」

 

「お耳に入れて置きたいことが。」

 

「なんだ・・・・・・」

 

「シルバディアさんは、無限とか、永劫、などの言葉が付いた時に、こちらの喉元を断ち切るような対価を要求する傾向が強いです・・・・・・」

 

「どうして早く言わないんだそういうことは・・・・・・」

 

「すみません・・・・・・ですが、そういう場合には、今のところ失っても取り戻せるものしか要求されてません。」

 

「そうだな・・・・・・・」

 

「ジョーンズ大統領。決断は慎重に。」

 

「ああ。」

 

「どう?決まった?」

 

「ああ、決まった。」

 

「そう。どうする?やめとく?」

 

「いや私は差し出すよ。」

 

「あら。そうなの。」

 

「原子力空母六隻。持って行ってくれ。その代わり、未来永劫竜巻をアメリカから排除してくれたまえ。」

 

「承ったわ。じゃあさっき上げた原子力空母、全部日本に入港させてね。そうしたら受け取るから。」

 

「ああ。わかった。」

 

「それじゃあ今からアメリカ行って作業するわね。」

 

「えっ。」

 

「は?」

 

「じゃあ総理。行ってくるわね。」

 

「ちょっと待っ・・・・・・」

 

シュン・・・・・・・とシルバディアは消えてしまう。中島総理は頭が痛そうに頭を抱える。それをジョーンズ大統領はこれから起こる国防省の突き上げにどう返答するか考えるのだった・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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