転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜 作:電動ガン
ダンジョン。それは大迷宮。フィールドが形成され、魔物・・・・・・モンスターが蔓延る世界。そこに林大悟の属するパーティは脚を踏み入れた。砂漠の熱い風が頬を撫でたのに驚いていると祐二が語りかける。
「大悟さん落ち着いて。」
「あ、ああ。砂漠は初めてでな。」
「俺だって初めてだよ。」
「みんな。先に進もう。後がつっかえるから。アレ見て。」
孝が指さした入り口のゲートの上の数字が、33/100と空間ディスプレイで表示してある。
「あれは33人入っているらしい。100人まで入れるんだそうだ。」
「へー。」
「孝さんそれどこ情報〜?」
「これは政府のダンジョン先行部隊報告に書いてあったんだよ。」
「へ〜すごい!!!!難しそう!!」
「ああ、実際読むのは大変だったよ・・・・・・」
「じゃああと67人入ってくるってことか。先に進まないとここが混雑するな。」
「っすね豪さん。早速行きましょう。」
砂漠に脚を踏み入れる五人。その先は何を待ち受けているのだろうか・・・・・・・
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「ふぅーーーーーー・・・・・・・」
シルバディアは少々目を回しそうだった。普段ならそんなことは無く、別になんてことない作業なのだが。思いのほかお台場ダンジョンはエーテルの循環が激しくなっていた。
「なんで!?なんでこんなに流速が激しいの!?!?」
シルバディアは見誤っていた。日本のダンジョンに対する願望を。
エーテルの循環はダンジョンに入った探索者の感情や願望、欲望に対して呼応するエネルギーである。
ダンジョンは日本の国民にファンタジーとして大きな夢があった。
その夢が、免許で流入人数を制限しているとはいえとてつもなく大きかった。宇宙の創造者であるシルバディアとしても驚くほどのもので。
「まずい・・・・・・・このままでは逆流が大きくてドロップが追いつかない・・・・・・!!」
地球に戻ってくるエーテル量がドロップとして還元する量に追いつかない。等価交換を是とするのは女神龍だけではない。星もだ。もらいすぎになると星は等価になるように噴出する。それは避けないとドロップ品で溢れダンジョンがやっていけなくなる。
「どうする・・・・・・?どうする・・・・・・・!?あっ・・・・・・・そうだ!!!」
シルバディアは思いついた。これを解決する方法が。シルバディアはダンジョンの設定を切り替え、ダンジョン庁の坂下に電話するのであった。
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お台場ダンジョン。夕方。
「楽しかったねー!」
「1階層でも結構楽しめたっすね。」
「武具もいっぱいドロップしたな。」
「稼ぎはどうする?」
「みんなでちゃんと分けましょう。」
「だな。」
大悟たちは初めてのダンジョンで結構な数の武具をドロップで集めていた。換金所に買い取りに出すと全部で20万ほどの額になった。
「じゃあ分けますね。」
「瀬戸さんお願いします。」
五人で口座アプリで分け、日給4万。アルバイトがあほらしくなる稼ぎだった。
「みんな連絡先交換しませんか?また一緒に行きません?」
「いいですよ。こんなおじさんでよければ。」
「はいマナちゃん。」
「祐二君ありがとー豪さんと林さんもしよ!」
「いいぞ!」
「いいすよ。」
そしてロッカーで着替え、マナのご飯にいこうという鶴の一声でダイバーシティでご飯にすることにした。そして管理棟の外に出たら何か様子がおかしいことに気付いた。
「なんだ・・・・・・?」
「どうしたの大悟さん。」
「祐二君、なんか殺伐としてない?」
「えっ?」
「祐二!大悟君!!コレを見ろ!!」
「瀬戸さんなにしてんべ?」
「豪君もコレを見ろ。」
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「日本のエクスプローラーの皆さん。ごきげんよう。シルバディアよ。」
それはYouTubeの配信だった。なんの予告も無く始まったその配信は同接8000万人という巨大配信になっていた。
「まずは、お台場ダンジョンの一般公開おめでとう。」
パチパチと画面で拍手をするシルバディア。コメント欄はシルバディアちゃんかわいーで溢れていた。
「それでね?お台場ダンジョンがちょーっと盛況過ぎてマズイ事になりそうだから。ここらでガス抜きをさせてもらわ。」
コメント欄が大騒ぎになりなんだなんだと荒れ始める。
「ここで、オープンイベント。ダンジョン大ドロップ祭りを開催するわ!!」
コメント欄が大騒ぎが熱病のようになりコメントが追えなくなっていた。それにシルバディアは続ける。
「ダンジョン大ドロップ祭りは、ダンジョンに出現する魔物の量が5倍になるわ。5倍になっても脅威度は変わんないから安心して。でも落ち着いて対処してね。」
魔物5倍!?!?!がコメント欄を埋め尽くしている。
「そしてぇ・・・・・・?大ドロップ祭りだからぁ・・・・・・・?」
コメント欄が今度はざわ・・・・ざわ・・・・で埋まりどこで訓練してきたと言わざるを得ない。
「レアリティを今後開放予定の5階層以下からしかドロップしないレアのレアリティを3階層で限定開放し!!しかもそのドロップ率を40%増しにするわよ!!!」
うおおおおおお!!!とコメント欄が盛り上がり同接9000万を叩き出し最高潮に達した・・・・・・・と思った。
「まだあるわよ!!!2階層、3階層でユニークレアの武具やアイテムのドロップを限定解禁するわ!!!しかもこれのドロップ率も40%増しにするわ!!!」
コメント欄は火山の噴火の様だった。コメント欄がコントロール出来ない。
「あ、このイベントは明日から半年やるから。免許取得がまだの人も間に合わせてダンジョンアタックしてみてね。」
そしてシルバディアは手を振って配信の終わりを告げる。
「じゃあね。ダンジョンにはいっぱい潜って。いっぱい魔石や武具、アイテムを持ち帰ってね。ばいばーい。」
配信を終え、日本は今までに無いダンジョン・バブルに突入していくのであった。
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ダンジョン庁の坂下長官は涙を流していた。それは、愛すべきシルバディアに実際に会って言葉を交わし、そして計らずもお世話をする役目を請け負ったからである。
「感激です・・・・・・」
シルバディアの世話はみのり一曹と須垣、天谷に任されているがみのり一曹はまぁ許せるが須垣と天谷は呪ってやろうかとおもうくらい坂下長官は嫌っていた。私も外交官だったのになんで私を担当外交官にしてくれなかったのか総理を恨んだこともある。だけどダンジョン庁長官にしてくれたので許した。でも須垣と天谷は許さなかった。
「坂下、急にありがとう。」
「いえ!!シルバディア様。ダンジョンで何かありましたらいつでも頼ってください。」
「そうするわ。それじゃ私帰るわね。」
「はい!ご苦労様でした。」
シュン・・・・・とシルバディアが消えて残った光の粒子を急いで回収した・・・・・・が、瓶に入れたらわからなくなったので凹んだ。
「はぁ・・・・・・・シルバディア様・・・・・・」
坂下は狂気を孕んだ瞳で虚空を見つめた。多分こういう事はこれからあるだろう。恐らくにっくき須垣と天谷には頼らずこちらに来る可能性が高いと判断した坂下は仕事を頑張ろうと息を吐くのであった。