転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜   作:電動ガン

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アップデート多いのはクソゲーの証なのでは?うるさいわね運営の苦しみを味わってみなさいよ。

「小規模アップデートのお知らせよ。」

 

また事前予告無しで始まったシルバディアの小規模アップデート配信。コメント欄は予告しろクソドラゴンで溢れていた。

 

「今クソドラゴンって書き込んだやつ覚えたからね!!!月面に送るわよ!!!」

 

とりあえず同接は5000万人ほどで。オープンイベントの時ほどではない。まぁこんなもんかとシルバディアはごちて配信を続ける。

 

「とりあえず、ログインボーナスを追加したわ。一日一回。ダンジョンに入った瞬間HP回復ポーションがもらえるわ。」

 

おー!!!太っ腹!!!などのコメントでコメント欄が溢れる。HPの回復は死活問題だ。回復手段が限られるダンジョンでかなり美味しいボーナスだった。

 

「それでね。七日でログが切り替わるんだけど、七日目にはちょっと特殊なアイテムをもらえるわ。それがこれ。」

 

そう言ってシルバディアが出したのは二枚のお札のようなもの。少し怪しい光を放っていて一見何に使うのかはわからない。

 

「これはスキルサーファーとスキルローダーよ。武具に攻撃+1とか。特防+5とか付いていたの見たことない?」

 

あるよーなどで埋め尽くされるコメント欄それを見てシルバディアはにやりと笑った。

 

「あれね。ひとつの武具に5個まで追加出来るの。これはスキルサーファーがスキルをランダムに2個追加するアイテムで、スキルローダーが2個取り上げるアイテムよ。」

 

スキルガチャの追加でまたガチャかよー!!!などという悲鳴がコメント欄を支配した。が、シルバディアの謎の笑みは止まらなかった。

 

「でね?このスキルサーファーとローダーはただのアイテムじゃないの。これはダンジョン外のものもスキルを与えてダンジョンで使える武具に出来るのよ。」

 

一瞬コメント欄が止まる。そしてざわ・・・・・・・ざわ・・・・・・・と訓練されたコメントで溢れた。

 

「これでバットや鉄パイプで高コスパで潜れる?ちっちっち・・・・・・・なに貧相な発想してるのよ。これはこう使うのよ!!」

 

画面が切り替わる。内側のダンジョンゲートを背に砂漠の高台でランニングウェア姿の男女がいて男性の方は仮面ライダーの変身ベルトを、女性の方は女児向け美少女変身アニメの変身グッズを。

男性は決めポーズを決め変身!!と唱えると劇中通りの演出を決めて仮面ライダーに変身する。女性の方もメタモルフォーゼ!!!と叫ぶとアニメ通りの演出で変身する。

そしてそのままゴブリンやビリジアンワームと戦い、撃破している。

 

「どう?使い方、わかった?」

 

画面は切り替わり、シルバディアがニヤニヤとこちらを見ている。

 

「貴方の発想次第で、思わぬものがダンジョンで武具になるわ。コスプレイヤーさんとか喜ぶんじゃないかしら。」

 

コメント欄はお祭り騒ぎであった。むしろ発狂して狂乱しているのが正しい。

 

「このサーファーとローダーはログインボーナスと共に3階層で低確率でドロップするようにしたわ。みんな3階層に挑んで集めてみてね。」

 

ばいばいと手を振って画面の外に消えようとしたシルバディアが急いで戻ってくる。

 

「忘れてた。3階層の様子を流すんだった。みんなコレ見て3階層来て!!!魔物が明確に敵になるだけで攻撃力やLPは2階層と変わってないの。

だから怖くないわ。自衛隊が怖いっていったのは2階層までがただの的でしかなかった魔物が明確に生き物になったから怖いって言ってただけなの。

脅威じゃないのよ。だから安心して。3階層に挑んで欲しいわ。」

 

動画を流す前にシルバディアはこう付け加えた。

 

「あのね、忘れないで欲しいのは。ダンジョンに潜ることは地球を救うことなの。地球を救うために私はダンジョンを設置したの。だからみんなの力でダンジョンの深層まで潜ってエーテルを循環させて、地球を救って欲しいのよ。ダンジョンはただの金稼ぎの場所じゃない。頼むわね。じゃ3階層の様子を流すわね。再生が終わったら配信もおわりだから。じゃ、ばいばい。」

 

そう言って指を振って動画に切り替わる。最後の切実な叫びは同接8000万人に、しかと響いたのだった。

 

・・・・・・・・・・

 

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・・

 

 

ダンジョン庁、シルバディア専用ダンジョン管理室。

 

「よしよし。3階層に挑む人がめちゃくちゃ増えたわね。」

 

ダンジョンの管理画面を開きながら独りごちるシルバディア。市場にもダンジョン大ドロップ祭りの素材が流れていた。

 

「レア魔石は・・・・・・まぁ使い方は研究所がなんとかしてくれるでしょ。問題は・・・・・・」

 

問題、それは政府がダンジョンの魔石の値段をコントロールしたのだ。2階層で採れるコモン魔石の買い取り価格を大幅値下げ。そして3階層で採れる、アンコモン、レアの魔石の買い取り価格の大幅値上げ。そしてウォンテッドを設けたのが大きな問題だった。

 

「ユニークレア武具1個100万円はやり過ぎでしょ。」

 

シルバディアは少し顔をしかめた。大ドロップ祭り中だからドロップ率を変えるわけにはいかない。だがしかし一番の問題はここだった。

 

「なーんでユニークレアが1個も落ちてないわけ?」

 

謎だった。2階層から3階層までかなりの人数が入っている。免許センターも第三期免許取得探索者をだして全国から探索者が百万人集まってきている。だがユニークレアがドロップした形跡は無い。なんじゃこりゃ。

 

「何も異常値は出てない。ドロップテーブルは正常・・・・・・これ、冗談抜きで探索者の運が悪いだけなのかしら。」

 

実際そうではあるのだが検証するまでわからないシルバディアはもう少し様子を見ることにしたのだった。もうしばらくして出ないならてこ入れしようと決めるほど。

 

「ユニークレア面白いのに。早く誰かドロップして使ってくれないかしら。」

 

天塩に掛けて作ったユニークレアの武具とアイテム。早く誰かに使って欲しい。使える使えないで一喜一憂して欲しかった。

 

「ふふふ・・・・・・・とりあえずHP回復ポーション入れた宝箱多めに設置しましょ。」

 

各階層に宝箱を設置しておく。これでよし。

 

「坂下〜〜」

 

管理室を出て坂下の元へ行く。

 

「シルバディア様!!お仕事は終わられたでしょうか。」

 

「ええ終わったわ。これからダイバーシティでご飯たべようと思って。」

 

「そうですか!!ご一緒してもよろしいでしょうか。」

 

「ぐいぐい来るわね。いいけど。」

 

「ありがとうございます!!」

 

そうしてダンジョン庁を出た。二人で歩いて行き、偽龍のオブジェの前でちょうど19時のライトアップがされたので眺めていると。不意にシルバディアは殺気を感じた。

 

「さかし・・・・・」

 

「シルバディア様!!!」

 

坂下がシルバディアに覆い被さるのと同時にパン!!と乾いた音がする。シルバディアが舌打ちして視線をやるとイスラム系の男が逃げようとしたので顔の下半分までを石化して捕らえた。それよりもと坂下を見ると背中に一発銃弾をもらったようだった。

 

「坂下!!!」

 

「シルバディア・・・・・ご無事・・・・・・けふ・・・・・」

 

血を吐いているのを見ると肺を貫通したらしいと想像する。胸側を見ると銃弾が貫通していない。シルバディアは舌打ちし、魔法を使うのだった。

 

「坂下!!ちょっと苦しいわ!!我慢してね!!」

 

「は・・・・・・はい・・・・・・」

 

念動の魔法で銃弾を取り出し、アイテムボックスからポーションを取り出すシルバディア。

 

「あ、ああ・・・・・・・シルバディア、様・・・・・・私、なんか・・・・・・」

 

「黙って。」

 

ポーションをかけて傷が塞がったのを確認し、一息吐く。だがポーションは失った血や体力までは戻せないので救急車が必要だ。シルバディアは須垣に連絡した。

 

「もしもし。須垣。」

 

「シルバディアさん。どうしました。」

 

「襲撃を受けて、坂下が撃たれた。犯人は石化して捕らえてある。坂下の傷は塞いだけど念の為救急車を頂戴、場所は偽龍の前よ。」

 

「承知しました。公安と同時に駆けつけるのでその場で動かないでください。」

 

「わかった。早くね。」

 

「もちろんです。」

 

電話を切り、ぼんやりしている坂下を見る。

 

「もう、坂下。私に銃弾は効かないのよ?」

 

「すみません・・・・・・ですが、シルバディア様を傷つける訳にはいかず・・・・・・・」

 

「そう、私を守った対価は、坂下の治療ってことにしとくわね。」

 

「ああ!・・・・・・・ついに、シルバディア様と、取引を・・・・・!」

 

「・・・・・・・ちょっと気持ち悪いわよあなた。」

 

「ふひ・・・・・・」

 

しばらくして坂下は救急車で運ばれ、シルバディアは須垣に連れられ帰った。これを機に、シルバディアは身近な者達に守護の魔法を掛けておこうと決めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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