転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜 作:電動ガン
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誤字報告ほんとに助かってます。脳直で書いてるので誤字脱字を見過ごすことが多く、チェックも更新速度を落とさないようにしているのであまりできません。
なんとかチェックもしていますが追いつかないので皆様の報告はホント助かります。
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永田町。総理官邸。執務室。珍しくシルバディアは総理官邸へ訪れていた。少し相談事があったのだ。坂下は判断が出来ないと上に上げた為だ。
「総理。なんか久しぶりね。」
「そうですね。シルバディアさんは最近ずっとダンジョン庁に出ずっぱりだったので。」
「でも今回は坂下でも判断出来ないことよ。覚悟して頂戴。」
中島総理は隠れて胃薬を飲んだ。そしてシルバディアは空間ディスプレイをひとつ目の前に投影し、総理に見せた。
「シミュレーション結果でこういうのが出てるの。」
「なになに・・・・・・・」
中島総理はディスプレイをのぞき込み、苦い顔をした。
「コレ本当なんですか。」
「ええ。間違い無いわ。地球のスパコンで結果を出すより遙かに正確よ。」
「緊急で会議します。閣僚を呼び出しますので少々お待ちいただけますか。」
「わかったわ。その間スタバにフラペチーノ買いに行くから。」
「わかりました。」
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臨時閣僚会議。閣僚達がシルバディアからの呼び出しだと受け取って緊張した面持ちで集まった。そこに会議室に中島総理とスタバのカップを持ったシルバディアが入ってきて閣僚達は一同に起立した。
「みんな座って。」
中島総理の一声で閣僚達は着席する。そして緊張が更に高まる。
「本日、シルバディアさんからダンジョン関係で重要な懸念事項が上げられました。その対応を協議します。」
ざわざわと会議室が色めきだち、中島総理が咳払いして静寂に戻す。そしてシルバディアが立ち上がり空間ディスプレイを投影する。
「まず、ダンジョンは今、7階層まで公開されてるわ。それにレベル10に到達し、最下層である7階層でレア魔石を順調に掘れるようになってる。だから8、9、10階層とボス部屋を開放しようとしたんだけど・・・・・・コレ見て頂戴。」
空間ディスプレイを拡大表示し閣僚達へ見せる。坂下は事前に相談されていたがここでも頭を抱えていた。
「8階層予想死者数・・・・・・・8905人!?」
「10階層だと13400人もいるぞ!!!」
「ボスだと5万人近い!!!」
「その通り。」
シルバディアはゆっくり歩きながら閣僚達に語りかけた。
「地球が牙を剥き始めた。娯楽で済むダンジョンは終わりよ。」
会議室が静まりかえる。その次の瞬間火の付いたような慌てようだった。
「どうするんだ!!!」
「たった10階層で死のダンジョンになるんじゃないか!?」
「魔石採掘は極小だけで終わりなのか!?」
「落ち着いて!!!」
シルバディアが声を荒げ、閣僚達を押さえる。
「まず。何故死者数が跳ね上がるか原因を特定したわ。」
空間ディスプレイを切り替え、項目ごとに映す。
「まず敵の種類と強さが大幅に変わること。スケルトンやスケルトンメイジ、他にゴブリン・リーダーやメイジ、更にブラックパンター他ミニタイタス、レッサーアルラウネなど。上層のゴブリン達と戦ってたくらいじゃ歯が立たないモンスターがいる。」
魔物の画像を切り替えながらシルバディアは苦い顔で続けた。
「一番マズイのは技と属性ダメージよ。」
「技と・・・・・属性ダメージ・・・・・・?」
「とは・・・・・・・?」
「技はそのまま、殴るだけじゃ無く、掴み、蹴りなどコンボを決めてくる。剣を持ってるスケルトンなら剣技を使ってくるわ。属性ダメージは魔法とは別なダメージ計算が行われる新要素なの。」
「魔法とは別なのですか?魔法も属性がありましたよね。」
「全然別。魔法は魔法攻撃のダメージテーブルに乗って相手にダメージを与えるんだけど魔法の属性はダメージテーブルが四つあるだけの特防で守る物なの。でも属性ダメージは物理攻撃の追加ダメージになる。ダメージテーブルが二つある攻撃なの。だから8の攻撃力のダメージを受けたとき、属性ダメージが付与されてると8に追加で9のダメージが付与される。下手したら即死よ。」
「なんだと!?!?」
「なんて仕様だ!!!!」
「地獄では無いか!!!」
「防ぐ方法はあるの。属性ごとに耐性値があって、この数値が一定値以上盛れてるとスキルに○○属性○○%カットや○○属性無効が自動追加される。これで属性ダメージを受けなくなり力と守だけのダメージ計算で済むの。」
「おお!!」
「じゃあそれを周知させれば!!!」
「でも残念な事に誰も見向きもしてないの。武具に耐性○○%ってスキルが付いてる物はハズレとして即売られてるし。レベル10に達してるのにスキルポイントを1ポイントも振らないで無視してる探索者がほとんどだし。後天スキルに耐性を付与するものは結構あるのにやってても脳筋スキルしか取ってない。完全に終わってる。」
「今から周知出来ないのですか?」
「聞くかしら。上層での魔石堀りに夢中になってる者ばかりの今の状況で。」
「聞かせましょう!!!」
「下層で採れる魔石と武具にウォンテッドを掛けましょう!!!」
「でも彼らは金より危険を取るわ。」
「うう・・・・・・むむ・・・・・・・」
「むむぅ・・・・・・」
「どうすれば・・・・・・・」
「あの・・・・・・・・」
「はいどうぞ。えと、浜中さん。」
「はい。防衛大臣です。皆が、強くなることに集中すれば、下層に行きますよね。」
「まぁ。多分ね。」
「私良いこと思いついたんですが、シルバディアさんこれ行けますかね。」
「?」
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新国立競技場。
「レディーーーーーースエーーーーーーンジェントルメーーーーーーーン!!!!!今日の対戦カードはこれだぁ!!!!」
レッサーキマイラVS瀬戸孝
「期待のパパさん探索者!!!瀬戸孝の入場だーーーーーーーー!!!!武器は反撃のウォーハンマーだ!!!しかもこれはレア武器で攻撃力が驚きの134!!!タンクの武器としては破格の攻撃力だ!!!!瀬戸孝さん!!!今日の相手はどうですか!?」
「そうですね。最近6階層でドロップしたこの武器はかなり馴染みます。それに息子も見ていますからね。賞金の100万円で、妻の新しい冷蔵庫を買う資金にしたいです。」
「みんな聞いたか!??!6階層でレアがドロップするぞ!?!?!みんな突入してレア掘りをしよう!!!」
ワーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・・・・
「浜中さん、まじで考えたわね。」
「強さを見せる場所があれば、みんな強くなると思ったんです。」
「HP0で死亡じゃなくてノックアウトのシステムを作るのも私のフィールドでやれば楽ちんだった。ダンジョン内の再現は細かくする必要ないし。」
「しかもこれで民間企業の参入も出来ます。探索者を囲い、武具を宛てがい、持ち上げる。アスリートにすればいいんですよ。」
「やるわね・・・・・・流石官僚ね。」
「はははは。これで公営ギャンブルのファイターTOTOの売り上げも抜群です。もう少し稼げるなら消費税を70%から40%に出来るかもしれません。」
「それは私よくわからないけれど・・・・・・・まぁ日本が良くなるならいいわ。」
「よくして見せますよ。」
「あ、そうそう。他国も真似したいって言われたら意地悪しないでちゃんと見せてあげるのよ。」
「それも承知していますよ。ダンジョンの中の物で持ち出せるのが魔石だけじゃないってわかれば。誰だってやりたくなるでしょう。」
「それならいいんだけど・・・・・・・あの瀬戸孝、レッサーキマイラ勝てると思う?」
「いや厳しいんじゃないでしょうか。ハミング・バードは堅実なパーティですが派手なベテランではないので。スイーツ・ハリケーンなら行けたんじゃないですかね。」
「やっぱり?でも穴だと思って買ったのよね。勝ち瀬戸孝30万。」
「思い切りましたね・・・・・・・」
「勝って〜〜〜〜〜〜〜!!!!たかし〜〜〜〜〜〜〜!!!」
「はははは・・・・・・・」
相変わらず人類は面白いこと思いつくのだなと感じたシルバディアはコロシアムという練習場で思いっきり強くなって欲しいと思った。ちなみに瀬戸孝は詰めが甘かったのでレッサーキマイラの最後のいたちっ屁をくらい負けた。