転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜   作:電動ガン

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ダンジョンに歩み寄る企業の魔の手。魔の手って言うのは流石に誇張入りすぎじゃないの。

ある日。ダンジョン管理室にて何時ものごとくダンジョン管理を行っていたシルバディア。うまい棒を囓りながら7階層より下の開放の為に調整をダンジョン庁と密にしていたところ。坂下から緊急連絡が入った。それは政府がダンジョンに企業参入を計画しているというものだった。

 

「何言ってんのよコロッセオだけで我慢してなさいよ。」

 

「それが・・・・・・・」

 

坂下が言うにはダンジョン企業に参入しようとしてる企業はダンジョンを企業特区に指定し、一般探索者とは別に企業算定公認探索者として潜らせたいらしく、その目的は魔石だった。

 

「魔石ねぇ・・・・・・」

 

「です。つくばの極秘発表をどこかで察知したようで・・・・・・」

 

「まいったわね・・・・・」

 

企業達は経団連ならぬ経場連を名乗り一定の企業以外締め切った形で魔石を政府全買い取りから企業に回収したいらしい。政府に強情な圧を掛け魔石の取り分を強請ったという。

 

「私から何か言う・・・・・・のはどう考えても強すぎるわ。完全に締め出し将来的な可能性まで潰してしまうわ。」

 

「どうしましょう。」

 

「うーーーーーーん。ちょうどいい人物がいなさすぎる。」

 

企業なら海夢と言いたいところだがまだ海夢は代替わりの前で声を聞いてもらえる段階ではない。

 

「受け入れ、る、しかないわね。ただしガチガチに縛りましょう。ダンジョン管理人の言葉として威光を使って良いわ。好きなだけ改変して。直接言わなければ可能性を残す事は出来るはず。」

 

「わかりました。総理にそのようにあげます。」

 

「頼むわね。」

 

自分の作業に戻るシルバディアだった。だが経場連を少し舐めていたシルバディアなのであった。

 

 

▽▽▽

 

 

「は?私を呼び出し?」

 

「はい・・・・・・経場連は私達の出した条件を飲めないらしく、シルバディア様直々のお言葉であるとお伝えしたらシルバディア様を直接呼び出して欲しいと言い出しまして。」

 

「良い度胸じゃない。頼みたいなら自分でここにくればいいのにわざわざ呼び出すなんて。」

 

「あまり刺激しないようにしたんですが・・・・・・」

 

「良いわよ呼び出されてあげようじゃないの。それなりにもてなしてくれるのよね?」

 

「その予定ではあります。」

 

「じゃあ行きましょう。招待状が無いから今から行くわ。そう伝えて。」

 

「え?今からですか!?」

 

「招待状を出さない無礼を今から行くことで相殺してあげるのよ。今すぐ連絡しなさい。坂下!早く!」

 

「は、はい!」

 

・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

都内高級ホテル。シルバディア陳情会場。そこにはまさか政府に呼び出して欲しいと申し出てその日に来るとは思っていなかった経場連各企業重鎮と頭目の岩崎会長が、

椅子に座るシルバディアに膝を突き焦った顔で経場連側の公認探索者の労働条件のリストを見せていた。

 

「ふーん。」

 

「如何、でしょうか・・・・・」

 

岩崎会長の経場連側の要求それは以下の物だった。

 

・ダンジョン内での裁量労働制の労働を採用し、みなし労働時間を一日八時間。

・魔物の攻撃による怪我は自己の戦闘力不足で労災の対外にする。

・一日あたりの魔石採集ノルマを課し、未達の場合は基本給からの減給。

・探索者の必要装備は企業のレンタルとし給与からの天引きとする。

 

他である。これにシルバディアの目は冷ややかであったが静かにリストをテーブルに置いて岩崎会長に向き直る。

 

「岩崎・・・・・・だっけ?」

 

「はい。」

 

「あなたね。まず、こういう労働とかの条件は好きにすればいいわよ?」

 

「ほんとですか!!」

 

これに経場連の連中は色めき立った。坂下は驚愕の表情を浮かべており、中島総理や江田官房長官苦々しい顔をしている。

 

「ありがとうございます!!ではこれで・・・・・・」

 

「でも。」

 

「へ?」

 

「あなた、ダンジョンで死者を出すことが何もわかって無さ過ぎる。」

 

「え、えと・・・・・・?」

 

「ダンジョンで死ねばね。何も残らないの。身体も、魂も、何もかもダンジョンに吸収される。ただの死じゃない。星の一部になるの。」

 

「そ、そうなのですか?」

 

「ええ。で、貴方が出したこの条件だと、あなたの会社に恨みを持って馬鹿をやるやつが必ず出る。そうなればあなたたちは終わるのよ?」

 

「え、ええ・・・・・・と・・・・・・」

 

「1、2階層で死者を出すことになる。それがどういうことかわかる?」

 

「死の危険が極小の1、2階層で死ぬには自殺しかないの。貴方たちはそれを起こすわ。1000%。」

 

「で、ですが・・・・・・」

 

「なによ。もみ消すの?実はね、ダンジョンには隠してた機能があるの。死者が出ると同時に同じサーバーにいる探索者全員に映像で死ぬ瞬間を知らせる機能があるのよ。

デスログが残るの。それを見れば企業の探索者だって一発でわかるわ。ごまかしは聞かない。それに管理者端末にも来るから私の端末から全世界のSNSで報告される様になってるわ。

デスログは探索者全てに共有しないと次の犠牲者を防げないの。絶対隠せない。」

 

「ぐ・・・・・・」

 

「あなた達は世界で初めて死者を出した企業になりたいの?その末路がどういう物なのかくらい理解出来るでしょ経営者なんだから。それが出来ないなら経営者を辞めなさい。」

 

「は、はい・・・・・」

 

「じゃあこんな馬鹿なリスト作ってる場合じゃないでしょ。政府と詰めて、徹底的に労働者保護に徹した規定を作りなさい。」

 

「しょ、承知しました・・・・・・」

 

「やっとダンジョン景気で上向きはじめて日本の自殺者が若干減り始めてるんだから。ダンジョン自殺なんて馬鹿なものを起こさせないで。ちゃんと私が認める規定が出来れば公認探索者を認めてあげる。」

 

「はい・・・・・・」

 

岩崎会長は苦々しい顔で引き下がり小娘が・・・・・と独りごちた。その瞬間シルバディアが声を掛けた。

 

「それと・・・・・・ひとつ言っておくわ。」

 

「な、なんでしょう。」

 

「上司がオフィスでコーヒー飲みながら部下に7階層行ってこいなんて状況が生まれたら・・・・・・あなたたち企業の全てを地球上から消し去ってあげるから。覚えておきなさい。」

 

「ひぃ・・・・・・ひぃぃぃぃぁああああああ!!!!!」

 

シルバディアは15%ほどの自分の龍気を放った。これで岩崎会長は再起不能だ。そして坂下に声を掛けた。

 

「ねぇ!坂下!」

 

「は、はい!!」

 

「ここはお茶も出ないの?!喉渇いたんだけど!!」

 

「はい!!!ただいまぁ!!!」

 

坂下がぴゅーんとドアから出て行くと直ぐさま冷えたアイスティーを持って戻ってくる。

 

「お待たせしました!!シルバディア様はガムシロップ二個でしたよね。」

 

「そうよ。ありがと坂下。」

 

「いえいえ!!」

 

じゅーとアイスティーを飲むシルバディアは総理に目をやる。

 

「ねぇ総理。政府側の条件も見ておきたいんだけど。」

 

「いいですよ。」

 

政府側の条件を渡されるシルバディア。それは以下の通りだった

 

・ダンジョンに侵入、業務指示を行う者に『ダンジョン業務監督資格』の取得義務(講習期間1年)

・ダンジョンに入る者のステータス・装備のデータの提出義務

・探索者の緊急避難権利の絶対化。

・三人以上のパーティ編成の義務。

・歩合制の禁止、固定給に危険手当の義務化。

 

その他

 

「・・・・・。」

 

「どうでしょう。」

 

「まるであかちゃんにフルプレートアーマー着せてるみたいね・・・・・」

 

「そうでしょうか?ダンジョンは命の危険がありますし。」

 

「いや、まぁ・・・・・・でも・・・・・・・うーーーーん・・・・・・」

 

シルバディアは腕を組み悩んだ。

 

「これを経場連にそのまま守れって言うのもすごくかわいそうね・・・・・・かれらは今すぐ稼ぎたいわけであって将来の利益をねがってるわけじゃないから・・・・・・」

 

「ええー。」

 

「政府側も少し経場連の稼ぎたいっていう気持ちに寄り添って落とし所を見つけて。安全策ばかりではなく時にはリスクも取るべきよ。」

 

「承知しました。」

 

シルバディアは大きくため息を吐いてアイスティーを飲んだ。

 

「よし。じゃあ帰りましょう。経場連のやつらは労働者搾取もほどほどにしとかないと寝首かかれるわよ。冗談抜きに。」

 

・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

「おかえりシルー。なんか疲れてるぞー。」

 

「今日は大変だったわ。」

 

「そっか。今日はママの生姜焼きだぞー。」

 

「おお。」

 

今日はみのりのご飯じゃないのか、じゃあみのりはと思うとみのりは洗濯物を取り込んでいる。

 

「あ!シルバディアさんおかえりなさい。」

 

「ただいまみのり。手伝うわ。」

 

「いえもう終わったので大丈夫ですよー」

 

籠を両手で二つ持ちのしのし入っていくのを見るとやっぱり自衛隊なんだなと思うシルバディアなのだった。一方もうアイメイディアスは生姜焼きを焼き初めている。

 

「いやーアイさん来てくれたおかげで家事は助かりっぱなしですよ。」

 

「そう?でもママはいつどこで家事覚えたかわからないのよね。」

 

「まぁいいじゃないですか細かいことは。」

 

良いとは思うがやっぱり神なので権能を無駄遣いしてる節はある。皿洗いを汚れを終わらせる事で綺麗にしていたのを見て力も使いようだなと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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