転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜 作:電動ガン
私。シルバディアはしばし、調査をすることにした。地球は素晴らしい星だ。だが、誰の物かわからない。人類の物だと言われればはいそうですかとなるが、私が言いたいのは創造者は誰だということ。こちらの宇宙にも私に相当する存在がいるはずだとアプローチをかけていたのだが・・・・・・
「反応無し。」
ありえない。無視しているなら無視している反応が返ってくる。だが返ってきたのは完全な無。反応無しだった。おかしい。ありえない。私は転生してわかったことなんだが生命が創造者の手ほどき無く何万年も生存するというのはありえない。手助けが無ければ必ずどこかで滅ぶ。私もなんど滅んで泣いたかわからない。だが創造者の反応が返ってこないと言うことはそういうことなんだろう。
「嘘でしょ。」
地球は。何兆分の一の確率で繁栄した自然発生の星と生命なんだと言うことだ。
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「まぁいいか。」
いないならいないでいいや。誰かに許可取りとかしないで済むし。私が自由にしよ。
「あむ。」
今日のおやつはみのりが買ってきてくれたミニストップのプリンパフェとカフェラテだ。甘さの暴力はジャスティス。
「あむ。」
ソフトクリームとプリンを同時に口に頬張るとなんと美味しいことか。だが、堪能するのはこの辺にして、作業に戻らなければ。
「さて。」
創造者クラスの存在が確認されない宇宙だというならば。少し地球以外の事も調査せねばならない。私はみのりに声をかけ、北の丸公園に出向いた。
「じゃみのり。下がってて。」
「はい・・・・・・」
不安そうに見つめるみのりは置いといて、手っ取り早く始める。
「それっ。」
手を空へ掲げ、光線を撃ち出す。光線はぐんぐん空へと伸びていき、成層圏を突破して宇宙空間へ。地球の重力を突破して私の分身を七つ。放った。
「これでよし。」
「終わりですか?」
「ええ。終わりよ。モスバーガー寄って帰りましょ。」
「はい。」
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「では、ポーションの量産準備に入ったということか?」
「はい大統領。」
永田町。総理官邸。総理執務室。人払いをさせてテレビ会議に挑む中島総理はポーションの作り方を手にしたと大統領と共有しているところだった。
「そうか・・・・・・して、コードネーム:ドラゴンは言ったんだな。ポーションは、若返りのポーションの強化版だと。」
「はい。ですが作り方のノートによると少々違うようです。」
「何が違う?」
「若返りのポーションは医療用ではなく、我々の認識ではサプリメントに近いアイテムらしいのです。労働者や彼女の世界の開拓者、冒険者が使う代物であるというのです。」
「ほうほう。なるほどな。ならばその若返りと付かないポーションは医療用であるということか。」
「そうです。ポーションは医療、怪我などの外傷や病気。上位のポーションとなれば四肢の再生も出来、最上位となれば寿命の延長も可能になると判明しました。」
「なるほどなるほど。素晴らしいな。」
「で、ですが大統領、こちらで製造したポーションなんですが・・・・・・共有はまだお待ちください。」
「な、何故だ!!!それだけ素晴らしい奇跡の薬はすぐ欲しいぞ!!!」
「提供されたポーションは既に実験し効果を確認していますが、製造したポーションが同等の効果を持つかわかりません。なのでもうしばらく・・・・・・」
「あ、ああ。なるほどな。そういうことか。確かに検証、治験が必要だ。実験を済ませただけでは手が出せんな。」
「はい。というわけで。アメリカへの提供はまだです。」
「わかった。だが・・・・・・中島総理。作り方の方はどうだ。」
「それは・・・・・・」
「作り方を渡してもらえば検証も治験もこちらで済ませるぞ?」
「・・・・・・すみません。それも無しでお願いします。」
「理由を聞いても?」
「彼女から提供していただいたサンプルと作り方ですが、これは我々が対価を支払って得た物です。これを対価を出してない第三者へと譲渡したとなれば・・・・・・彼女がどういう反応を示すか未知数です。落胆するだけなら良い。ですが怒り、牙を向けたら・・・・・・そうなったら日本だけではなく渡した第三者の国も焼け野原となります。」
「・・・・・・そういう心配があったか。」
「はい。なので接触も細心の注意を払っています。今は大人しく檻に入っていますが・・・・・・」
「そうだな。その心配は正しい。あまり突くべきではない。」
「ええ。なので。」
「だが、だがだよ中島総理。」
「?」
「もし、もしコードネーム:ドラゴンに時間が出来たなら。アメリカのおじちゃんが会いたがってるよと伝えてもらえんか?」
「・・・・・・わかりました。検討します。」
「頼む。安全かどうかはわからんが。友好的なら会ってみたい。このようなテレビ会議でも構わない。もしアメリカに来られるならキャンプデービットに部屋を用意しよう。」
「わかりました。レベルを上げて検討致します。」
「頼んだぞ。中島総理。ではここまでにしよう。」
「ええ。お疲れ様でした大統領。」
「またな。」
画面が暗転する。そして中島総理は天を仰ぐ。
「・・・・・・会わせられるわけないでしょマスター・・・・・・」
そしてその次の瞬間執務室の扉を強くノックする音が聞こえた。
「入って。」
「失礼致します!!」
血相を変えた事務員が入ってきて慌てるようにメモを読み上げる。
「お、お客様です!!」
「今日客が来る予定は無いけれど。」
「須垣外交官と、シルバディア様です!!!」
「ッ!!!」
「ど、どうしましょう・・・・・・」
「地下会議室を用意して、あとお茶菓子とジュース!!」
「は、はい!!!」
「もう頭痛い・・・・・・今度は何・・・・・・」
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「ごきげんよう総理。」
「ええ、こんにちはシルバディアさん。」
「そんな顔しないで。どこかの国を滅ぼそうとしているわけじゃないのよ。」
「すみません・・・・・・」
地下会議室に入った中島総理はいつもならいる官僚がいなくて胃が痛いが前は事前に連絡をくれたシルバディアがなんの連絡も寄越さず来た事に腹が掻き回されるような不安を抱いた。
「それで、どうしましたか?何か生活に困ったことでも?」
「いえ、生活に困った事は無いわ。十分贅沢もさせてもらってるし。」
「では、今回は何用で・・・・・・?」
「直球で聞くわ。アメリカに連絡が取れないかしら。」
「・・・・・・。」
「出来る?無理なら良いけれど。」
「・・・・・・。」
中島総理は悩んだ。接触させていいものか。だが断ったらどうなる?僅かでもシルバディアから信用を失ったらどうなるか・・・・・・考えただけで身震いがして、日本が炎に包まれる光景を幻視する。頭を振って見なかったことにし、なんとか妥協点を探すことにした。
「時間をいただければ・・・・・・」
「そう?じゃあお願い。急がなくていいから。」
「わかりました・・・・・・」
「あ、ごめん。もう一つ・・・・・・いや二つ。」
「な、なんでしょう。」
「イギリスとロシアにも連絡が取れないかしら。少し欲しいものがあるのよね。」
「そちらは、即答出来ません・・・・・・検討の時間をください・・・・・・」
「わかったわ。じゃあこの三つ、頼むわね。」
「はい・・・・・・」
こうしてシルバディアは帰っていった。いきなりアメリカ、イギリス、ロシアに連絡が取りたいとは何事だろう。目的は怖くて聞けなかったが。欲しいものがあると言っていた。我が国で手に入らないものがあるのか・・・・・・?いやロシアならウクライナ侵攻の経済制裁で輸入輸出ともに滞っているが・・・・・・アメリカ、イギリスとの国交は正常だ。各国の物は手に入る。
「ま、大丈夫かな・・・・・・あの奇跡の薬の対価にピザ要求するくらいだから・・・・・・」
この楽観が後で大変後悔するとはまだ知らない中島総理だった。