色々大事な物と引き換えに妹たちを守るTS金髪シスター魔法少女お兄さん   作:Mckee ItoIto

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 積み小説などを消化してたら触発され変な性癖が漏れてしまったため初投稿です。


終わりのオープニング

・・・

 

 

 

 

 

 過去回想から始まる物語はあまり好きじゃないんだが。

 終わってしまった以上、語るべきは過去しかないので致し方ない。

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 妹の顔はいつだって今見ているかのように思い出せる。

 今はもう、色んな意味で昔のように触れ合うことはできない。

 

 だったらもっと優しくしてやれば良かったという意味のない後悔ばかりがよぎる。

 きっと俺は良い兄ではなかったのだろう。

 

 だから守らなければ。

 忙しい父、そして亡き母の代わりに、この世界の脅威の何もかもから。

 

 平和を脅かす悪意の化け物が、日常のすぐ側に潜んでいると知ってしまったから。

 

 幸か不幸か、そのための力を手に入れたのだから。

 

 そしていま俺は……。

 

 

 俺は……。

 

 

 

 

(考え事かい、シンシア?)

 

「やめろ、お前まで俺をその名前で呼ぶんじゃねぇ」

 

 

 

 

 何故かいま俺は、魔法少女をやっている。

 

 

 どうしてこうなった……。

 

 

 

 

(あれ、あのギフテッドたちの前でそう名乗ってただろう?)

 

「本名を名乗るわけないだろうが。偽名に決まってるだろ」

 

(なんだ、てっきりその姿を受け入れてシンジローの名を捨てたのかと思ってたよ)

 

「んなわけあるか、俺は男だっての」

 

 

 どこにでもいるような中肉中背の平均値男だった姿は見る影もない。

 

 短い髪は長く艶やかに。

 最低限ついていた筋肉は丸みを帯びた柔肌に。

 平均程度あったはずの身長もかなり低くなった。

 

 どこからどう見ても男には見えない、中学高校くらいの少女の見た目。

 

 というかちょっと成長した妹にしか見えない。

 

 

 こんな姿で進次郎と名乗っても要らない混乱を招くだけだろう。

 

 

 ちなみにギフテッドとは魔法少女のことだ。

 魔法少女たちは自分たちのことをあまりそう呼ばないが。

 

 そして目の前で浮いて喋ってる謎の黒い毛玉が、魔法少女に魔法を与える精霊、ギフター。

 要はマスコット的存在ってやつだな。

 

 口も性格も悪そうだが、恐らくそんな悪い存在ではないだろう。

 利用されてるだけかもしれないが、俺の命を救い、力を与えてくれたのだから。

 

 

 

 

(まあシンシアって名前の方が呼びやすいからそう呼ぶね)

 

「おい」

 

(あ、敵だよ。近い。D級程度の怪人たちが集まってる)

 

「チッ……まぁいいや、雑魚だな。行くぞクネヒト」

 

(何度も言ってるけど、使い過ぎないようにね)

 

「わかってるって。『コンバージョン: ルミナス/ヴェント』」

 

 

 

 

 黒髪が黄と緑に光る。

 視界が少し滲んで姿は幻に溶け、耳鳴りが僅かに響き背中を押す追い風となる。

 

 少女の姿は、シスター服のような魔法少女の姿に。

 

 シンシアと呼ばれる少女から、怪人に恐れられる【魔法少女シンフォニア】に。

 

 

 さぁ、行こう。

 

 

 出陣だ。

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 この頃はまだ、真剣味が足りなかった。

 非常識な魔法の力に、少し興奮して浮かれていたのかもしれない。

 

 大人になり切れなかった元子供。

 子供に戻ってしまった元大人。

 

 歪みは最初からあったのだろう。

 もっと良い解決策もあったのかもしれない。

 

 でも、まぁ、きっと。

 

 自分にしてはよくやった方なんじゃないかなとも思う。

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 いつ頃からだろうか。

 メディアでは決して報道されないが、『怪人』という存在がまことしやかに噂されるようになったのは。

 

 謎の災害。謎の事件。謎の行方不明者。

 明らかに説明がつかない理不尽。まるで超常現象のような都市伝説。

 ここ数年で増えた、超常現象としかいえないようなニュース。

 

 それらを陰で操る謎の存在がいる。

 

 そうした陰謀論のようにささやかれているのが『怪人』というもの。

 

 噂は尾ひれをつけ、衣をまとい、闇雲に肥大化しては世間を静かに巡り、……しかしどうせいつの間にかそれも語られなくなる。

 いつかまた違う噂が生まれ、みんなの興味もそっちに流れ、古いおもちゃだった話は捨てられるだけだろう。

 

 風化して忘れられていくだけ。よくある話だ。

 こんなもの、結局ただの噂に過ぎない。

 

 わけが分からなくても、それは自分の中の常識で説明がつかないというだけ。

 世間はもっと大きな論理で動いていて、社会は自分のちっぽけな理解を超えて回っている。

 

 考えても仕方ないことだ。

 遠い場所の災害のように、現実味もなく、自分たちの生活には何の影響も与えない。

 当事者にならない限りは、一時の娯楽として消費されるだけのもの。

 

 どうせ、そんなもの。

 

 

 最初に聞いた時もそう思った。

 妹の通う中学校で話題となっているという、『怪人』の暗躍。

 

 駅前の雑居ビルの爆発は『怪人』の仕業、らしい。

 隣町では行方不明者が出た事件もある、らしい。

 人知れず戦っている魔法少女がいる、らしい。

 

 らしい、らしい。

 根拠のない子供の伝言ゲーム。

 

 ゲームかアニメかマンガのような、荒唐無稽な作り話。

 そうだろう。そうに決まっている。そんなのあるわけがない。

 

 少し興奮気味に喋る妹と、どのような会話をしたかもあまり覚えていない。

 きっと、適当に相槌を返し、適当に盛り上げて、適当に丸め込んだ。

 

 いつものこと。単なる世間話。

 可愛らしい妹との会話は嫌いではないが、疲れているとたまに適当になってしまう。

 新社会人としてやることが多い自分にとって、家族との語らいの優先順位が下がりつつあるのが悲しくなるが……。

 

 ……仕方ないことだ。これが、大人になるということだろう。

 

 ただちょっと申し訳ない気持ちもある。

 だから何か、お詫びに何かしないといけないな、とも考える。

 

 また、明日。もしくは、次の休み。

 今は余裕がないが、そのうち余裕ができたら向き合おう。

 

 ちゃんと考えよう。あんまり後回しにしないようにしないとな。

 

 

 

 

 そう、思っていたのに。

 

 

 

 

 俺のリアルは、あまりにもあっさりとファンタジーに飲み込まれて、終わってしまったんだ。

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 いまとなって思い返せば、あれは失敗したなと感じることがたくさんある。

 

 その時は上手くやっていたつもりだった。

 でも、本当なら、最初から最後まで正真正銘、一人で全部やりきるべきだった。

 

 妹のこと。

 そしてあの子にも、悪いことをした、のかもしれないな。

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 雑居ビルの屋上と屋上。眼下には人混み。

 人々の日常的な喧騒の頭上を、非日常の存在が駆けていく。

 

 魔法を使えば人の立ち入らない場所を行き来することも難しくない。

 

 姿を隠す光の魔法。身を軽くする風の魔法。

 人知れず魔法を使い、人目を避け、人々の脅威を取り除く。

 

 変身した魔法少女には認識阻害がある。

 非常識で非現実的な力である魔法は、目撃されても記憶を勝手に置き換えて本人を納得させてしまうということらしい。

 

 それでも目立たないに越したことはないだろう。目撃されていることには変わりないからだ。

 同様に記憶に残らないはずの『怪人』が多少なりとも噂として存在してしまっているのだから、認識阻害も万全とは言い難い。

 

 幸いにも、自分には姿を隠すことに特化した魔法が使えるのでその辺りの対処は楽だった。

 

 というより、自分は他の魔法少女と比べて格段に手札が多い。

 問題に対して取り得る選択肢はいくらでもあり、少し大げさかもしれないが万能ともいえるだろう。

 その分、制約も多いが。

 

 

 

(そこ。次のビルの隙間。路地裏の空白地帯にいる)

 

「よし、さっさと片づけるか。『エア・ストライク』」

 

 

 

 移動に使っていた風の魔力をそのまま攻撃に使う。

 引き絞られた空気が巨大な矢となり、甲高い轟音と共に怪しげな全身タイツの不審者たちをぶち抜く。

 

 そいつらは絹を裂くような断末魔を叫び倒れていき、次々と物言わぬオブジェクトと化す。

 D級の怪人は人の言葉を話さない。耳障りな単音で喚くだけだ。

 その音もすぐに止み、ひと気のない路地裏に静寂が戻る。

 

 

 あれらが『怪人』と呼ばれる、魔法少女の敵。

 

 

 見た目は文字通りただの怪しい人間だが……、その実態はそれなりに危険な存在と言えるだろう。

 

 子供の誘拐と解放、建造物の汚損や破壊、大人への攻撃や誘導、他もろもろ。

 

 命の危険にまで及ぶことは少ないものの、何を目的にしているか分からず不気味な存在だ。

 その身にまとう変態染みたタイツっぽい姿は魔力を帯びていて、一般人が見ても記憶の誘導などにより被害が分かりづらいという点もある。

 

 

 

「ま、こんなもんか。やっぱ雑魚だな。ざぁこ」

 

(おつかれ)

 

「疲れてはいないさ、ちょっと耳が痛いが」

 

(少し使い過ぎだよ)

 

「これくらい問題ないって。さっさと終わらせた方が楽だしな。じゃ、帰るぞ」

 

 

 

 滞在時間は3分にも満たないだろう。我ながら、なかなかの早業じゃないか?

 さ、鬼の来ぬ間になんとやら。面倒事は即時解決、即撤収に限る。

 

 というわけでそそくさと逃げる準備をしていたが……。

 

 

 

(あ。残念だけど、もう来てるみたいだね)

 

「ちっ……」

 

 

 

「ちょっとちょっと、まちなさいよ。あ、まて、なに逃げようとしてんのシンフォニア!!」

 

 

 

 ビルの影からスタスタ現れて立ち塞がった、ピンクっぽいフリルドレスの赤髪の女の子。

 

 この子は、【魔法少女イグナイト】という火の剣を使う魔法少女だ。

 その傍らには赤い毛玉が浮いている。

 

 結構キャリアが長く、自分が魔法少女として戦う前からこの街を守ってきているらしい。他にも何人かいるとのことだが、活動範囲的によく遭遇するのがこの子。

 少し前に怪人退治で鉢合わせてしまってからこうして絡まれるようになったのだが……、ぶっちゃけちょっとめんどい。

 

 

 

「……俺はもう帰る。邪魔なんだが?」

「話があるんだけど」

 

「話さない。どいてくれ」

「いや」

 

 

 

 何だよ嫌って、めんどくせぇ。

 魔法で振り切ることもできるが、どうするか……。

 

 

 

「だから、協力しなさいよ。だいたいなんであんた、そんな強い魔法をたくさん使えるの」

「話さないって言っただろ。協力もしない。帰るからどけ」

 

「……わたしたち敵同士じゃないでしょ、だったら少しくらい」

「敵じゃなくても味方でもない。仲間も必要ない。俺一人で十分だ。お前も帰って寝ろ」

 

「わたしがあんたより弱いからって……、ずるいじゃない! こっちの精霊はそんなすごい力の使い方教えてくれなかったのに……!」

 

 

 

「……『ミラージュ・エスケープ』」

 

 

 

 自分の身体が、淡い光に包まれて空間に滲んでいく。

 ぼんやりとし始めた視界の中、怒った表情で辺りを見渡す少女の横を素通りする。

 

 ……別に、この少女が弱いわけじゃない。さっきの怪人ごとき、この子でも瞬殺できただろう。

 それでも魔法少女の力量としては自分の方が圧倒的に強い。年齢や魔力量などもあるが、それ以前に自分が少しズルをしているから。

 

 

 魔法少女シンフォニア。風と光の魔法少女。

 

 

 そういわれているが、実は使える魔法は他にもある。

 属性は光、風、火、水、土。

 

 この中で使うのは風と光がほとんど。他の魔法は基本的に使わない。

 これは使いやすいのではなく、使い過ぎが分かりやすいからというだけ。

 

 ……まぁなんにせよ、それなりのチートがあってこその無双なわけで、あの子に同じことができるとも限らない。

 

 というかできたとしてもやらせるべきじゃないだろう。これは、一度終わってる人間の方がふさわしい力なのだから。

 

 

 

「……撒いたか」

 

(あのギフテッドもかわいそうに)

 

「お前が言えることじゃないだろ」

 

(それもそうだね)

 

 

 

 魔法少女たちが精霊と呼ぶギフター、彼らにもそれぞれ方針みたいなのがあるのだろう。

 その中でこいつ、クネヒトが割と異端なだけで、普通のギフターたちはギフテッド……魔法少女にもっと優しくて甘い。

 

 それで魔法少女と怪人との戦いが膠着しているのだから、少し皮肉ともいえる。

 

 長引く戦いのなか、時間は必ずしも魔法少女たちの味方というわけじゃない。

 魔法少女たちが徐々に協力し合うようになったように、数が減りつつある怪人たちも知能の高い怪人のもとに集まるようになっていった。

 

 そうして怪人組織『クラヤミー』と名乗るようになり、魔法少女たちを挑発するかのように、より大規模な怪人事件を起こすようになってきている。

 

 名前は冗談のようにクソダサいが、やってることは徐々に凶悪化の一途を辿りつつある。

 一刻も早く、殲滅する必要があるだろう。

 

 逆に考えれば、ひとところに敵が集まるようになったのだから好都合な面もあるわけだ。

 

 怪人たちの本拠地が分かりさえすれば、そこを最大火力で一気に叩けばいい。

 その時に巻き込んでしまうかもしれない味方はむしろ邪魔になる。

 

 それに、取り零しはどうしても出てしまうだろう。

 それを叩くために他の魔法少女たちには万全でいてもらわないと困るのだから。

 

 

 

「……ちょっと寄り道するか」

 

 

 

 街なかを歩く人混みの中に、とある少女の姿を見かけた。

 変身を解く前、魔法の効力が残っているうちに少し寄り道をする。

 

 今の自分の姿を少し幼くしたかのような容姿。妹だ。

 

 ……兄がこんなことになってるなんて、思いもよらないだろうな。伝えるつもりも無いが。

 

 そこに、一人の少女が合流する。

 プリプリ怒っている様子のその子は、魔法少女イグナイトの変身を解いた正体。

 

 

 

「あ、ひーちゃんおかえりー」

「ただいま! あーもう、ちひろー、また金髪に逃げられたんだけどー」

 

「大変そうだねぇ」

「まったくだって、もう……」

 

 

 

 のんびりした妹の千尋。元気いっぱいな友達の雛美。

 友人同士、楽しげに談笑する様子は平和そのものに見える。

 

 魔法少女が守っているのは、そうした日常なんだ。

 

 そう、再確認するかのように。

 

 ……。

 

 

 ……。

 

 

 少しだけ後方について歩いたが途中で足を止め見届け、二人の姿が見えなくなったところでようやく帰るとする。

 

 

 こんな姿になってしまったが、新社会人として実家を出て一人暮らしを始めたところだったので一応、帰る家はある。

 不動産会社や近所にバレたら少々マズいので気を付ける必要はあるが、まぁ当分の拠点としては問題ないだろう。

 とはいえ、貯金もさほどあるわけでもないので、タイムリミットはある。今の姿じゃお金も稼げないし。

 

 会社は退職代行を頼んで辞めた。風の魔法を使えば声も変えられるので、一応家族にも電話で伝えてある。

 色々耳が痛いことも言われたが、仕方ないことだ。魔法少女の変身は装備や髪色が変わるだけで、前の姿に戻れるわけじゃないからな……。

 

 

 

「背水の陣ってやつだなぁ」

 

(大変だね)

 

「めちゃくちゃ他人事だな……いやお前らには関係ないことだろうが」

 

(大変だなぁとは思うよ。思うだけだけども)

 

 

 

 自宅に戻り、変身を解く。

 魔法少女のシスター服から動きやすい男女兼用の普段着に、黄色強めの黄緑っぽい髪から黒い髪に戻る。

 

 ……あの子にはちょくちょく金髪って言われるが、まぁ金髪にも見えなくもないか。

 ちなみに使う属性を変えると髪の色が変わり、よく使う風と光で黄緑ってわけだ。

 

 

 そして着替えずそのままソファに寝っ転がりゴロゴロ。

 自宅に置きっぱなしのケータイを開き、怪人の噂を集める。

 

 噂も案外バカにできない。

 ほとんどガセだが、ちゃんと漁ればそれなりに有益な情報もあったりする。

 

 合間合間で妹や両親とのチャットに返信もする。そうして時間を過ごすうちに夜が更けていく。

 

 

 ……続きは、また明日だな。

 

 

 

「寝るか」

 

(ちゃんとお風呂入りなよ)

 

「うるせぇ。わかってるよ、お前は母親か」

 

 

 

 ああいや、この姿になって風呂が苦手になったのは事実だが。

 妹とあんま変わらん姿だし多少罪悪感のような……とりあえず目をつぶって入るしかないな……。

 

 

 

 

 

・・・




※タイトルが長すぎるのは作者も思ったのですがとりあえず全部詰め込んだらこんな感じに。仕方ないね……。

※明るいニチアサ系魔法少女ものにする予定でした。などと供述しており以下略。

※連載合間の息抜き短編として書き始めたものでだいぶ後半まで大体書けており、明確なエンディングが既に存在しているので割とすぐ終わる予定です。

※でも見直して書き足したりとかしてるうちに何故かどんどん長くなり始めたので実質中編になる可能性も微粒子レベルで存在……?(とはいえ行っても5~10万字以下)

※大体1話5千~8千字前後程度の短めサクサク週2投稿でいきます(基本、中3日予定)

※次回→【変わってしまうプロローグ】6/24(水)予定




※おまけ
【怪人】
 人類の敵。ランクはA級からD級まであり、D級はいわゆる下っ端でイー!とかキー!とかしか話せないが一応多少の人間的知能はある。
 いわゆる認識阻害的なものをまとっていて、一般人はその所業を上手く認識できない。
 魔法少女に関しても同様だが、記憶が魔力的なことを除外して整合性のとれるように無理やり再構築される感じ。
 やることは誘拐(そのあと何故か解放する)や破壊工作が多く、割と命を脅かすことは少ないがそれも全く無いわけでもない。

【精霊 - ギフター】
 怪人と浅からぬ関係がありそうなマスコット枠。個別の名前は本来無い。
 見た目は宙を浮く毛玉。魔力の属性に応じて色が変わる。
 精霊自体は魔法を使えず、人間を使って怪人を退治するのが使命らしい。

【魔法 - ギフト】
 適性ある人間に贈られる力。魔力を現実の力として物理現象に書き換える。
 認識阻害も反映されるので、これによる破壊は大体事故や自然現象として扱われる。
 精霊によって使用や応用は通常ある程度制限されるが、ある程度なら別に私的に使用しても問題にはされない。

【魔法少女 - ギフテッド】
 怪人と戦う女の子たちのこと。男の肉体は魔力の放出機能が無いため適性が無く、本来は女の肉体しか選ばれることは無い。
 若い方が適性の面で有利だが、若すぎると色々運用上の欠点が大きくなるため中学生くらいが対象になることが多い。

〈関係あるかもしれない用語訳〉
 クネヒト→(ドイツ語)下僕、召使。
 ギフト→贈り物、恩恵。
 コンバージョン→変更、変換、転換、改造、換算、改宗。
 ルミナス→光、明るさ。
 ヴェント→風、発散。
 シンフォニア→交響曲、合奏曲。
 イグナイト→点火、発火、(感情の)喚起。
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