本来この話を書く予定はなかったのですが、あんなと晴海の初コンタクトの話を作りたくなったので書いてみた。
理由?そんなもん、アライアそっくりであろう晴海(しかもアライアの来世)の存在があんなにとって、心が穏やかにいられそうにないから(愉悦)
但し1999年の晴海と会った時のあんなはそこまで危機感は抱きません。
まさかの思い出話で戦闘シーンを書くなど思いもしなかった。
アンサーの必殺技も本作独自の特訓で新たに修得した設定にします。
技のネタはアレです。
吉祥春風高校・編み物部室
昨日ころな荘の住人たちに10年前の世界で出会った喫茶店パティスリーチュチュで働いている元?名探偵プリキュアであり高校生パティシエである帆羽くれあから注文したデザートを振る舞った孝太郎は、勝手についてきた生霊の早苗*1とともに、学校の先輩であり孝太郎が所属する編み物部の部長でもある桜庭晴海にある提案を言った
孝太郎「桜庭先輩、いつもお世話になっていますしそれに演劇の白銀の姫も演じてくれたお礼もかねて、デザートでもどうですか?マッケンジーと演劇部員の分もありますから、一つだけ好きなのを選んでください」
晴海「里見君………ありがとうございます。ころな荘のみんなにはもう?」
孝太郎「ええ……みんな美味しそうに食べていましたよ」(まあ…早苗の分も含めて俺が2個食べる羽目になったが………)
晴海「そうですか………」(ティアミリスさんも里見君と一緒にデザートを…………羨ましいなぁ……)
早苗『孝太郎!さっさと出してよ!昨日のデザート』
孝太郎「早苗……憑りついてデザートの味を味わう気だろ……はい」
孝太郎はパティスリーチュチュの箱と晴海と一緒に食べるためのデザート*2を出したが、パティスリーチュチュの箱を見た晴海は驚いた表情を浮かべてあることを言ってきた。
晴海「これって!
孝太郎「先輩知っているのですか?それとこれはたまたま知り合った
晴海「高校生パティシエ?もしかしてくれあお姉さん?あ、違うわ。ごめんなさい10年前の基準で……」
孝太郎「先輩、くれあさんのこと知ってるのですか!?」
晴海「里見君もくれあお姉さんを知ってるの?でも…くれあお姉さんが高校生なのは10年前ですよね?今は社会人であるはず………けど……里見君は高校生パティシエに頼んだって………え?」
孝太郎「あ、それは……」(まずい……先輩がくれあさんを知ってたからつい反応したけど……本来なら10年前の人物であり得んことだ。どうしようか………)
早苗『孝太郎、いったいどういうこと!?晴海が言ってることはホントなの?アンタ高校生パティシエって言ってたじゃない!それなのにそのくれあとかいう人、年齢が合わないじゃない!』
晴海と早苗からくれあの年齢の矛盾を指摘された孝太郎は、嘘や誤魔化しもせずに今は言えないことを2人に言った。タイムスリップに関する話になるため、できるだけ隠しておきたいが、嘘や誤魔化しは孝太郎自身はあまり得意ではないうえに、こんな自分に親愛以上の感情をぶつけてきたアライアやキィ、それと名探偵プリキュアの一人でもあり、くれあと一緒に知り合った少女の1人である小林みくるの相棒であり
早苗『あんたねぇ、それで納得出来ると思ってるの!?もしかしてあのメガネっ子と一緒に行方不明になっていたことと関係してるの?』
孝太郎「そうだ」
晴海「里見君……いつか本当のことを言ってください………」
孝太郎「分かりました先輩………」(10年前にくれあさんと会っている………もしかしたらみくるちゃんやあんなちゃんも会ってるかもしれん)
晴海「そう言えば、くれあお姉さんの話をしたらふと不思議な出来事を思い出したのですが、里見君、意地悪しないで聞いてくれますか?虹野さんにはいつか話したいと思いたいですが………」
早苗『不思議な出来事?晴海はいったい何を………孝太郎!?あんたどうしたの!?そんなに驚いた表情をして…………』
孝太郎「不思議な出来事…………まさか……」(まさかキィちゃんと同じ、名探偵プリキュアに遭遇して助けてくれたのか?)
晴海から不思議な出来事と聞いた孝太郎は、10年前の世界で遭遇した名探偵プリキュアと関係あるのではと考えていた。
孝太郎が名探偵プリキュアと遭遇したきっかけは、キィとあんなとみくると一緒に遊園地で遊んでいた時に、キィの思い出のカードをアゲセーヌという女怪盗に盗まれてしまったので、あんなとみくると一緒に捜査をしてアゲセーヌを追い詰めた。
しかし、追い詰められたアゲセーヌは結界を貼りキィの思い出のカードに宿っていたマコトジュエルを使ってハンニンダーを召喚したので、あんなとみくるは名探偵プリキュアに変身したが、何故か結界に紛れ込んだ孝太郎とキィに目撃されてしまったのだ。
予想外のハプニングにそれぞれ違う反応を示した。
キュアミスティックは正体バレに困惑して、アゲセーヌは妖精の導き無しで紛れ込んだ孝太郎とキィに対して困惑して、キィはアニメみたいだと喜んだ。
残るキュアアンサーと孝太郎は3人とはまったく違う反応だった。
キュアアンサーに関しては既に孝太郎に対しての恋心を自覚していたため、キュアアンサーの姿を見た孝太郎がどんな反応するか非常に気になった。(もちろんアンサーのその表情をみたミスティックは盛大に揶揄った)
孝太郎に関してはアンサーとミスティックを見て驚いた。たがその驚きはプリキュアが実在したことだけではなかった。それはキリハから言ってた探偵らしきプリキュアとプリキュアのショーが、
この状況と一致していた為に思わず「あの人が言ってた
当然、孝太郎の言ってたあまりにも不自然な言葉にアンサーとミスティックは大いに困惑した。
何故今起きているのに10年前に見たなどと過去形で言ってくるのか?何故探偵らしきプリキュアのショーなど1999年には存在しないキーワードを言ってくるのか?そもそもあの人とは誰なのか?
それらの疑問を今すぐにでも問いただしかったが、ハンニンダーを倒すのを優先した。
その際孝太郎の協力もあって、いつもよりも楽にハンニンダーを倒せた。
まあ…孝太郎からしたら何故か自分の戦闘の動きをアンサーとミスティックが知っていたことに
驚いたが、その理由が自分が敬愛しているアライアに関係していることを知ってもっと驚いた。
こうしてキィの思い出のカードを取り戻して解決した一連の出来事が、孝太郎が名探偵プリキュア遭遇したきっかけであり、その後のいろんな出来事を経てくれあもクランも含めてお互いの本当の事情を話すのだが、それは別の話。
孝太郎と晴海はそれぞれデザートと飲み物を用意すると、晴海はその思い出を話し始めた
晴海「10年前の8月頃でしょうか。私の家族と一緒にまことみらい市に遊びに来たのを。
実は1999年7月19日に怪獣騒ぎがあったって噂も流れたらしいですけど、当然のことながら確固たる証拠がなかったために、そんな噂も消えました」
早苗『怪獣騒ぎ?随分と変な噂もあったもんだねぇ』
孝太郎「………そんな噂が…………」(まさかファントムの仕業なのか?)
晴海「そんな中、父はまことみらい市のどこから行くのか悩んでいると
こちらに近づいてそのうちの1人の女の子が私たち家族に声をかけてきたの」
孝太郎「4人の女の子?それで先輩に声を掛けてきたのは誰ですか?」(もしかしてあんなちゃんとみくるちゃんとくれあさんなのか?でももう1人は誰だ?もしやくれあさんが言ってた名前を思い出せない親友か?)
晴海「その女の子はよくはなまるって可愛い口癖を言ってたから………」
晴海の家族に声を掛けた女の子の口癖を聞いた孝太郎は、すぐさまその人物を2人の前で言った。
孝太郎「やはりあんなちゃんか!それじゃあみくるちゃんとくれあさんも………」
早苗『孝太郎!?なんで口癖を聞いただけで女の子の名前が分かるの!?それに他の2人の名前についても………』
晴海「里見君?もしかしてくれあお姉さん以外の3人の女の子のことを知ってるの?あんなお姉さんとみくるお姉さんと
孝太郎「いや、そのるるかって人以外は知っていますよ。くれあさん同様出会いはかなり特殊ですけど…」(るるかって人がくれあさんの親友なのか?)
晴海「特殊?じゃあ……里見君があんなお姉さんとみくるお姉さんと出会った時の2人の年齢はいくつですか?」(まさか……14歳だなんて言わないよね………)
晴海はあんなとみくるの年齢が10年前のではないようにと祈るように孝太郎に尋ねた。
ところが孝太郎の言った答えは、晴海と早苗に衝撃を与えた。
孝太郎「…………………2人とも
早苗『孝太郎………………?なんで幼い頃の晴海が出会った女の子の年齢と同じなの?もしかして孝太郎も幼い頃に………でもあんた、くれあっていう子が高校生の時に会って注文したって』
晴海「14歳!?10年前に私が出会ったあんなお姉さんとみくるお姉さんと同じ年齢………
それにみくるお姉さんの方が年上ってどういう意味ですか?」
孝太郎「それは……2人の関係性についてはかなり特殊でして、少なくとも俺が言えるのは血縁関係であるとしか言えません」
晴海「血縁関係?あんなお姉さんとみくるお姉さんが?」(里見君………どうしてそこまで詳しいの?それに……なぜ今の里見君が出会ったあんなお姉さんたちの年齢が10年前の方なの?すごく気になるけど……いずれ里見君が話すって約束してくれたし、しばらく待つしか……)
早苗『血縁関係!?あんなっていう子とみくるっていう子が!?もしかしてあのメガネっ子で遺伝子検査したの!?それで?姉妹?従姉妹?親戚のどれなの?』
あんなとみくるが血縁関係であると孝太郎から聞いた2人は戸惑いと驚きを隠せない。
孝太郎はそんな2人に詳しく話せないこととだいぶ脱線させたことを詫びつつ、晴海の昔話を再開するように促した。
孝太郎「先輩、随分と脱線させてすみません。」
晴海「いえ、まさか里見君がるるかお姉さん以外の人と知ってるなんてびっくりしました。
それじゃあ改めて4人の女の子についてですが、私の家族に声を掛けたあんなお姉さんは明智あんなって言いましてはなまるが口癖の中学生の女の子で、探偵をしておられるそうです。続いてみくるお姉さんについては、小林みくると言いましてあんなお姉さんと同じ中学生と探偵でして探偵事務所に一緒に暮らしていると言ってました」
早苗『探偵!?中学生の女の子が!?』
孝太郎「そこは俺が出会った時と同じですね。じゃあくれあさんとるるかっていう人のついても言ってください」
晴海「続いてくれあお姉さんは帆羽くれあと言いまして、里見君が知っている通りパティスリーチュチュで働いている高校生パティシエ*4で、さらに探偵をしておられる3刀流でして………」
早苗『パティシエに高校生探偵!?くれあっていう子忙しそうじゃない』
孝太郎「探偵だってっ!?」(まさかくれあさん
晴海「里見君?くれあお姉さんが探偵だってこと知らなかったのですか?」
孝太郎「ああ…俺が会ったときは、探偵だなんて名乗ってませんでしたから……」
晴海「??ええと…最後はるるかお姉さんですね。森亜るるかと言いましてなんとロンドンで名をはせた探偵でして、くれあお姉さんの親友でもあるんですよ。」
早苗『ロンドンで探偵!?そんなに有名なの!?』
孝太郎「ロンドンか……そういやみくるちゃんやくれあさんもロンドンに住んでいたって言ってたな」(やはりくれあさんの親友か、じゃあ森亜さんも名探偵プリキュアなのか?)
晴海「え?里見君?みくるお姉さんとくれあお姉さんもロンドンに住んでいたのですか?」
孝太郎「昼食で紅茶を飲むときにちょっとね」
晴海「ご飯も一緒に……………?」
孝太郎「前に俺が保護した家出した女の子を解決するために3人に協力してもらったので」
晴海「そうですか………」(家出した女の子を保護したなんて初めて聞いた。じゃあるるかお姉さん以外が知り合ったきっかけってこれなの?)
4人の探偵の女の子たちの簡単なプロフィールを言った晴海は、自分の鞄から名刺ケースを取り出した。そのケースを机の上に置き、蓋を開けて4枚の名刺を取り出して孝太郎に見せた。
晴海「この名刺4枚は自己紹介をした時に貰いまして私の宝物にしています」
孝太郎「なるほど」
早苗『へえ~こういう顔なんだ4人の女の子たち。どれもこれも可愛いじゃない。
孝太郎がるるか以外の女の子と知り合いだなんてちょっと信じられないなぁ』
孝太郎「悪かったな」
孝太郎は晴海が見せた4枚の名刺のうちくれあと見知らぬるるかの名刺に注目した。
あんなとみくるの名刺については10年前に貰った物と同じなため除外して、
くれあの名刺を見ると名前と顔写真と色以外はどの名刺も共通していており、
色は水色で顔写真は10年前に見たくれあと変わらず、名前も帆羽くれあと書かれていて、
違うのは名字の漢字について初めて見たくらいだろう。
くれあの名刺を見終わったら、孝太郎が初めて知るくれあの親友である森亜るるかの名刺を見ると、森亜るるかと書かれていて他の3人と同じ名字は漢字と名前はひらがなの構成だ。
色は白色で顔写真を見ると、亜麻色のセミロングヘアをしておりあんなとみくる同様頭部の上にアホ毛が生えており顔はミステリアスがぴったりな表情をする少女が写っていた。年齢は見ただけでは分からないがくれあの親友なら高校生の可能性がある。
孝太郎「先輩、名刺についてはだいだい見ました。」
晴海「はい、じゃあ名刺はしまっておいて、話の続きにしますね」
早苗『晴海、早く早く』
晴海「あんなお姉さんたちの名刺を受け取った両親は、道案内をあんなお姉さんたちに依頼しました。理由は男の人よりは安心するのと私の話し相手になるからです。実際いろんな所に向かっている最中に、あんなお姉さんたちが私に話しかけていました」
孝太郎「へえ~実際どんな内容だったのですか?」
晴海「なにぶん10年前のことですし、この後の不思議な出来事の印象が強く残ったせいで内容のかなりの部分は忘れてしまったのですが、それでも覚えているのはみくるお姉さんがお化けが苦手なのと、先程言ったあんなお姉さんのはなまるの可愛い口癖なのと、るるかお姉さんが大のアイス好きの3つです」
早苗『へえ~みくるお化けが苦手なんだ………私が見えたら驚かしたいなぁ』
孝太郎「早苗……それはやめておけ森亜さんアイス好きなんだな。
どのくらい食べるのか先輩は聞いてますか?」
晴海「それが……………くれあお姉さんが心配くらいのアイス好きで………るるかお姉さんがコーンに8個くらいのアイス玉を積み上げた物を2つ持って10分で完食したとかなんとか…………」
早苗『10分で完食!?コーンに8個くらいのアイス玉を積み上げた物を2つって16個のアイスを!?絶対お腹壊すじゃん』
孝太郎「ある意味ゆりかより酷いぞ!いくら高校生とは言え一度にアイス16個も食べたら体に良くないに決まっていますよ!」
晴海「実際それを聞いたくれあお姉さんは、るるかお姉さんに叱っていました。その表情は笑ってるのにすごく迫力があってるるかさんお姉さんはもちろん、両親と私とあんなお姉さんたちも怖いと感じました………」
早苗『そりゃあ怒るに決まってるよ。なんかルースみたいだね』
孝太郎「確かに………それで、その後は?」
晴海「幾つか回った後に、お昼になったのでくれあお姉さんからパティスリーチュチュを勧められたので、そのお店に入ってショートケーキとアイスのセットを頼んで家族やあんなお姉さんたちと一緒に食べました。ふふっ、誕生日以外でケーキを食べるなんてあの日が初めてのことだったので、それに家族以外の人と一緒に食べるのも…………」
早苗『晴海、体が弱い*5から……友達と一緒に遊んだり何かを食べたりなんて…………』
孝太郎「あんなちゃんたち、桜庭先輩と遊んでくれてありがとうな………」
孝太郎は幼い頃の晴海を遊び相手になってくれたあんなたちに早苗にも聞こえないように礼を言う
10年前の世界にいるであろうあんなたち4人の探偵に届くように思いを込めて
そして昼食の話を終えた晴海は、気を取り直すかのように深呼吸をした。
晴海「ふう………里見君、ここから不思議な出来事を話しますが…………」
早苗『キターーーーいったいどんなの!!ね!ね!』
孝太郎「緊張しなくともちゃんと聞きますよ」(ここからか、ファントムの奴らが盗みをするのを)
晴海「昼食を終えた私たち家族とあんなお姉さんたちは、公園に向かいました。
公園に着いたらしばらく遊んでいましたが、両親がトイレに行くと言ってきたので、私をあんなお姉さんたちに預けて行きました。そしてしばらくしたら、飲み物を持った通りすがり女の人が私の前をすれ違った瞬間に、飲み物を落としてしまい私の靴にジュースをかかってしまったのです。」
早苗『何その女の人!?6歳の女の子の靴にジュースをこぼすなんてサイテー』
孝太郎「それでその女の人はどうしたんですか?」
晴海「その女の人は、ジュースをこぼしたお詫びとして靴を拭いてくれました。
でも…その女の人は私の服にジュースを掛かったかもしれないと言って私のスカートの右ポケットに手を入れた瞬間に、るるかお姉さんが女の人の腕を掴んで「この子から盗もうとした物を置いていきなさい」と女の人に向けて言いました」
早苗『はぁ!?その女小さい子供から何かを盗むつもりだったの!?』
孝太郎「ジュースをこぼしたのは、わざとだったのか………」
幼い頃の晴海から何を盗むのか分からない早苗に対して、孝太郎はその女の目的が何なのか大々分かっていた。何せ10年前の世界でキィが持っている思い出のカードを盗んだ理由と同じだからだ。
孝太郎(恐らく桜庭先輩が持っている大事な何かにマコトジュエルが宿っているからだ。
10年前に俺たちが遭遇したアゲセーヌとかいう女怪盗も、キィちゃんのカードがマコトジュエルが宿っているからだという理由で盗んだように………)
晴海「るるかお姉さんの一言であんなお姉さんたちも女の人に囲もうとしたら、女の人は「この子の大事な物は頂いた」と言って逃げました。それで私は右ポケットを調べたらパティスリーチュチュのおまけ付きの玩具がなくなっていました………」
早苗『はぁ!?なんでおまけ付きの玩具!せこ!』
孝太郎「…………ひょっとしてそのおまけ付きの玩具は
晴海「里見君………恥ずかしながら体が弱いせいであまり外食出来なかったので………
初めてお店で食べておまけ付きの玩具を貰えてすごく嬉しかったです。
だからおまけ付きの玩具を盗まれたと分かったときは、すごく悲しかった………」
早苗『それで!?その女はどうしたの!?もちろん放っておくなんてしないよね』
孝太郎「それで、あんなちゃんたちは当然その女の人を追いかけたのですね」
晴海「はいそうです。小さい私を置いていく訳にはいかないため、あんなお姉さんが私を背負って、他のみんなと一緒にその女の人を追いかけました。」
早苗『凄いじゃない!あんなは!6歳の女の子を背負ってみんなと一緒に犯人を追いかけるなんて』
孝太郎「すごいな。でも…それだと不利ではありませんか?」(あんなちゃんが6歳の先輩を背負いながら、犯人を追いかけた?確かにあんなちゃんは変身前でもそれなりの身体能力があるけど、それでも6歳の子供を背負ったまま犯人を追いかける*6なんて出来なかったはずだ。現にキィちゃんの時は俺が背負うしか選択肢はなかった。)
孝太郎は自分が出会った時と晴海が出会った時のあんなの身体能力の違いに戸惑っていると、晴海はあんなが子供を背負ったまま犯人を追いかけた理由を話した。
晴海「それが……………あんなお姉さん、
早苗『は?髪の色が変わってまったく息切れせずに走った?子供を背負いながら?ひょっとしてあんなは霊能力を持っているの?でも霊能力で髪の色を変わるなんて聞いたことないし……』
孝太郎(どういうことだ?先輩が言う通りならあんなちゃんは変身していない。何故ならあんなちゃんはみくるちゃんと2人同時じゃないとプリキュアに変身できないはず。霊能力についても、くれあさんを霊視したきっかけで3人に教えたり、あんなちゃんに俺が霊視を使ってるところをシグナルティンを使って感覚を共有させたりしたから、もしかして霊能力を使えるようになったかもしれんが、髪の色が変わるなんていったい何の現象なんだ?)
あんなに対する奇妙な現象を、霊能力だと推測するも髪の色の変化の理由が分からずに悩む早苗と孝太郎。
晴海「その後は私を降ろして4人で何かを話し合っておりましたが、あんなお姉さんは大勢の人たちの中から右腕を押さえてる女性の元に行って、「あなたが晴海ちゃんの玩具を盗んだ犯人です!」と大声で言いました。でも…私が見た女性の姿とは違っていました」
早苗『ええ4人で推理して犯人を当てたんじゃないの!?』
孝太郎「恐らく大勢の人たちに紛れ込んだ時に、変装したのでは?」
早苗『孝太郎、そんな怪盗キッドみたいな早業、現実には無理だって………』
晴海「まさに里見君の言う通りです。4人の推理によって追い詰められた女の人はズボンの右ポケットから私から盗んだ玩具が出て来ました。でも私はどうしてもこんな短時間で顔も服装も全く別の物に変装できたのか、分からなかったの………」
早苗『嘘でしょ!?怪盗キッドみたいな早業をホントにできるの!?』
孝太郎「それで、その女の人はどうなったのですか?」
晴海「それが……………女の人が男の人に変わったの……しかもその時の服装が黒い服を着てシルクハットも被っていて、その時間も
早苗『はぁ!?ねえ……晴海の言ってることホントのことなの?いくらなんでも男が女に変装したり、一瞬で女物の服から黒い服とシルクハットに着替えるって無理があるでしょ!?』
孝太郎「性別や服まで一瞬で着替えたりメイクをするなんて、
晴海「あ!確かに、でも怪盗二十面相は小説の中だけの……でも一瞬でまったくの別人に変わるのはこの目で見たの……でもそのあとの方がもっと説明がつかないと言いますか………」
早苗『ちょっと!?怪盗キッドみたいな一瞬の早業の変装より不可解なことがあるの!?』
孝太郎「その説明がつかないことってどんなのですか………?」(いよいよか……俺とキィちゃんの場合はかなり例外だってシュシュタンが言ってたが………)
晴海「ニジーって人に変わったら、なぜか
早苗『アニメで出てくる怪人!?何言ってるの!?まるで私やゆりかとキリハが見てるプリキュアみたいじゃない!一体何処からホントなの!?まさか全部だなんてあり得……………』
晴海の口から出た怪人らしき存在に、早苗はプリキュアみたいな状況を例えると、その真偽を疑うも、晴海の口からあるキーワードが出てきてた。
晴海「それを見た4人は、それぞれ右手に道具を掲げました。あんなお姉さんとみくるお姉さんは
早苗『え?プリキュア!?』
孝太郎「キュアエクレールとキュアアルカナ!?」
晴海の口からまさかのプリキュア発言に、孝太郎と早苗は驚きのあまり思わず声を出てしまった。
が、その内容はそれぞれ違っていて早苗はまさかプリキュアが登場するとは思ってなかった為の驚きなのに対して、孝太郎は10年前の世界にはいなかった新たな2人のプリキュアの名前を聞いたための驚きだった。
早苗『……………………晴海?何を言ってるの?名探偵プリキュアって何なの!?キュアアンサーとキュアミスティックとキュアエクレールとキュアアルカナって誰なの!?私が見たプリキュアのアニメにそんなの聞いたことも見たこともないよ!?そもそも10年前にプリキュアが出るなんて変だよ!!だって……10年前はプリキュアシリーズは放送してないじゃない!それに晴海が言ってることってまるで現実にプリキュアがいるみたいじゃない!?幽霊の私が言えたことじゃないけど、流石にプリキュアが実在するなんてあり得ないよ!孝太郎もそうだと………孝太郎?』
名探偵プリキュアというまったく未知なる言葉を聞いた早苗は、大いに動揺してあり得ないと大声で叫んだ。早苗からすれば、名探偵プリキュアもキュアアンサーたちの名前も今まで見たプリキュアのアニメにはまったく登場しないものばかりで、それも何故かプリキュアシリーズは放送してない10年前のことで、尚且つプリキュアが実在するような言い方だったのだ。1つでもあり得ないのに、こうも立て続けに幾つものあり得ない事を聞かされたらいくら幽霊の早苗でも動揺するのは当たり前の話だ。とは言え早苗の声は晴海には聞こえないため、孝太郎に尋ねるが考え事をしているのか、いくら言っても反応はなかった。
何故なら孝太郎は晴海からもたらされた新情報について整理をしていたからだ。
孝太郎(まさか……桜庭先輩も妖精の結界に紛れ込むなんて…………その理由はわからんが、
それよりもエクレールとアルカナについて考えんと………やはりくれあさんは名探偵プリキュアの力を取り戻したのか……香水の瓶が変身アイテムってあんなちゃんとみくるちゃんが持ってるジュエルキュアウォッチとは違うのか………普通、プリキュアの変身アイテムは色は違えど形やデザインは統一される物って早苗やゆりかが言ってたな……いやそもそもジュエルキュアウォッチがかなり異質だってクランが言ってたな。理由は後にして、森亜さんの変身アイテムは百合の花が付いた小さな杖か………プリキュアの玩具にしてもいいくらいのデザインだな。問題はエクレールとアルカナはくれあさんと森亜さんのどれに当てはまるのか………)
孝太郎「ええと…先輩?誰かどのプリキュアになったのか教えてくれませんか?」
早苗『孝太郎!?あんたまさか信じるの!?』
晴海「里見君?ええと…どうして信じてくれるのかわかりませんけど………最初にキュアアンサーについては先程言ってたあんなお姉さんで髪の色と服は紫色になっていて、次にキュアミスティックについてはみくるお姉さんで髪の色と服はピンク色で、次にキュアエクレールについてはくれあお姉さんで髪の色と服は水色で、最後にキュアアルカナについてはるるかお姉さんで髪の色は金色で服は白色でした」
孝太郎「そうですか………その今更ながらですけど……先輩があの場所にいたのはかなりのイレギュラーではありませんか?プリキュアみたいな状況なら一般の人が紛れ込んだのは………」
晴海「あっ!そう言えば………あの光景を見た私はアニメみたいだとしばらく見とれていました。
そしてしばらくして「あんなお姉さんたち………すごく綺麗で可愛い」と思わず言いました。
そうしたら………私の呟きを聞いた名探偵プリキュアのお姉さんたちと二ジーは物凄くびっくりした表情で私を見て「は、晴海ちゃん!?なんでここにいるの!?」とか「私たちの正体が…………」とか「なんで君みたいなベイビーがここにいるんだい?」とか味方も敵も大慌てになって、それを見た私は笑いました。だって……アニメみたいな格好をした女の子が私を見て慌てふためくのが可笑しくて……しかもすごく綺麗で可愛い格好をした状態で……………」
早苗『……………まさかの正体バレ…………ますますアニメの展開になっている………』
孝太郎「それは……ご愁傷様でしか言いようが無いですね…………」(そういや俺とキィちゃんが紛れ込んだ時もあんなちゃんがまったく別の反応をしてた以外はこんな風だったな………まあ…この後俺があの一言を漏らしたせいでいろいろな秘密を話さざるを得なかったが………)
晴海「しばらくして笑いが収まると名探偵プリキュアのお姉さんたちも落ち着きを取り戻して、アンサーは私に「晴海ちゃん、ここで待ってくれる?私たちが晴海ちゃんの大事な物を取り返すから」と言って、怪人の方に向くと名探偵プリキュアのお姉さんたちと一緒に怪人と戦い始めました。」
早苗『とうとう戦闘パート!まさかアニメのプリキュアみたいな展開になるの!?』
晴海「いくら印象に残ってるとはいえ、戦闘についてはあまり説明できるかどうか分かりませんが……まずはアンサーが怪人に向かってパンチを仕掛けるもあっさり防がれてかなり強力なカウンターをされました。それを見たミスティックは指を使って四角に書いてバリアーを作ってアンサーに目掛けて投げて怪人のカウンターを全て防ぎました。」
孝太郎「バリアーを投げただって!?」(みくるちゃん随分と腕を上げたな……)
早苗『孝太郎そこなの!?私からすればいろいろと言いたいことがあるよ!」
晴海「里見君?ええと…何に驚いたのですか………?続けますね。怪人のカウンターを凌いだ直後に、エクレールが物凄いスピードで怪人に突撃しました。しかも分身が見えるくらいのスピードで………もちろん怪人はそんなエクレールのスピードに反応出来ずにエクレールの攻撃を何回か貰いましたけど………エクレールの攻撃が終わるとなんとエクレールが「世界が回ってます~」と言って目を回して倒れちゃいました………」
孝太郎「くれあさん!?それはないですよ!?」(嘘だろ!?アニメなら追加枠だぞ!なんで自分のスピードをついていけないんだ。もしあの戦いでエクレールの力があったとしてもあの女がいまのエクレールの隙を見逃すはずがない!そうなるとあの日は寧ろくれあさんがプリキュアの力がないほうがよかったな…………)
早苗『まさかのスピードタイプ!?しかも分身が見える!?恭しいよ!分身なんて漫画やアニメの話じゃない!?でも自分の技で目を回るなんてアニメでやってたらブーイング*7もんだよ!』
まさかのエクレールの戦闘スタイルとデメリットを聞いて、思わずツッコむ孝太郎と早苗
晴海「私もまさか自分のスピードで気絶するなんて思ってませんでした。エクレールの攻撃を受けた怪人はまだ倒れておらず気絶しているエクレールに目掛けて攻撃を仕掛けますが、アルカナは白い百合の杖を怪人に向けると幾つものの光線が出て怪人に当てて攻撃を止めました」
孝太郎「杖に光線……遠距離タイプですか………」(アンサーが近距離、ミスティックはタンクと近距離、エクレールはデメリットがあるもののスピード型、アルカナが遠距離で4人ならかなりチームバランスがいいな)
晴海「その…アルカナはすかさず怪人に近づき蹴りを繰り出して接近戦に持ち込みました。しばらくもつれ込んだらアルカナの右足の蹴りで怪人の交差した両腕当たって怪人を少し後退りさせると、アンサーが
早苗『え?アルカナって格闘もできるの!?万能型って奴なの!それにアンサー、剣が使えたの!?きっとプリキュアらしく可愛い形でしょうね』
孝太郎「まさか遠近両用とは……話を聞いたあたりかなり経験がありそうですが……それにあんなちゃん剣を使えたんだな…………」(どうやらクランの宝剣を使いこなしているようだな)
晴海「そして怪人をダウンした隙に、アンサーは先程使ってた剣をしまって別の剣を出しました。
その剣は刀身は紫で柄ははなまるの可愛い形をした物でした。その剣を持ったアンサーは左手を前に伸ばして剣を持った右手は弓を引くかのように後ろに引いたその瞬間に「ヴォーパル・アンサー!」と叫んだと同時にアンサーはその構えのまま突進して怪人の近づくと剣を持った右手を突くよう前に伸ばして怪人を貫いて真後ろまで突進しました。そして怪人は光に包まれて爆散すると同時に、アンサーは「キュアット解決!」と笑顔で決め台詞を言いました」
早苗『…………………「キュアット解決!」……………?え?敵を倒して可愛い決め台詞を言ったの?物騒じゃない!?しかも剣2本持ってたの?じゃあ一本目の剣はどんな形なの!?』
孝太郎「それで先輩の大事な物はどうなったのですか?」(特訓の成果なのか、まさかジャンプ斬りから突進からの突き技になるとは………)
晴海「怪人を倒した後は、私の玩具と何故か
泣きながら「ありがとう!お姉さんたち!」とお礼を言いました。しばらくして泣き止んだ後に両親が戻ってきて私を見るなり「晴海、随分と楽しそうにしてるね。ひょっとして探偵のお姉さんたちに遊んで貰ったのか?」と聞いてきたので、私は「はい!」と答えました。だって……こんな不思議な出来事を目にして楽しい気分になったのですから」
早苗『晴海……………うわあああああああああ!どうしらいいの!?こんな楽しそうに話すのをみ見て、信じないなんて言うのは…………でも…………プリキュアが現実にいるなんて……………ショーの方がまだ現実味があるよ!』
どうやら早苗は名探偵プリキュアの存在を信じるかどうかかなり悩んでる様子。
無理もない、何せ今まで聞いたことないプリキュアの上に現実にいるような言い方をしていたからだ。しかもそれを話しているのが、晴海だというのも拍車をかけていた。もし晴海ではなくてゆりかだったら即座に信じない一択コースなのは間違いないからだ。
孝太郎「それは良かったですね。先輩の思い出になって……」
晴海「里見君………そうですね………それで両親が帰る時間に迫っていると言われて、あんなお姉さんたちのお別れをするのはかなり寂しかった。でもわがままを言ってあんなお姉さんたちを困らせたくなかったので、お互いにお別れの挨拶をした後、「晴海ちゃん、私たちがプリキュアだってこと、内緒にしてね」とあんなお姉さんに言われてお別れしました…………ふぅ……これでこの不思議な思い出話は終わりです」
孝太郎「これが先輩の経験した………でも…俺に話してよかったのですか?あんなちゃんから内緒だって……」
晴海「あっ!でも…里見君なら…………もうデザートがなくなっています。しかももうこんな時間そろそろ家に帰らないと………」
孝太郎「もうこんな時間か!俺も帰らないと、先輩また来週で」
晴海「里見君!さようならの前に、一つだけ質問していいですか?」
孝太郎「?いいですけど………」
晴海「里見君はひょっとしてあんなお姉さんたちの秘密を………知っていたのですか?だって……一度たりとも真偽を問わなかったし………それに……私がプリキュアの単語を言った時、エクレールとアルカナについては驚いたのに、どうしてアンサーとミスティックと名探偵プリキュアについては何も言わなかったのですか?」
孝太郎「あっ!それは……」
早苗『孝太郎!?そういやあんたエクレールとアルカナについては驚いたけど…ひょっとして知ってたの!?名探偵プリキュアってのを!』
晴海から質問に孝太郎はどう答えたらいいのか悩んでいると、晴海は孝太郎の悩みを察してこう言った。
晴海「直ぐに言えない理由があるのは、くれあお姉さんの時と同じですね。いつかその理由を話せるようになったら、言ってください」
孝太郎「ありがとうございます、いつか言いますね。俺からも一つだけ質問をさせていただきます。先輩は名探偵プリキュアの4人のうちなら誰が一番気に入ってますか?」
晴海「え?ええええええええええええええ!里見君!?なんて悩ましいことを………4人のうちなら……………アンサーが一番気に入ってます………」
孝太郎「きっとあんなちゃんも喜びますよ。じゃあ今度こそ、先輩さようなら」
晴海「さようなら、里見君」
早苗『晴海!さようなら!』
こうして孝太郎と早苗はころな荘に、晴海は自宅とそれぞれ帰路に向かっていった。
晴海side
まさか里見君があんなお姉さんたちのことを知っているのも驚いたのに、その秘密まで…………
も、もしかして……実は里見君には言ってなかったことがありますけど…………
それは……みくるお姉さんが「晴海ちゃん!あんなお姉さんは実は好きな人がいるんだ!」
と言ってきて私に教えようとしたけど………あんなお姉さんに止められました。
その時の私はあんなお姉さんは恋をしていると知って素敵だなって思いました。
だって……好きな人について言われた時のあんなお姉さん、顔を赤くして嬉しそうな顔をしていたから………
でも…その相手が里見君だとしたら?里見君はるるかお姉さん以外の3人に会っていると言ってましたし、家出した女の子の世話も協力したって……………
晴海「もしそうなら……ただでさえティアミリスさんも居るのにあんなお姉さんも加わったら………だって……2人ともかなり魅力的で………私には無い物がいっぱいあるし……
いったいどうしたら……………」
でも……不思議な事にもしあんなお姉さんが加わった場合を考えると、今よりも楽しくなりそうな予感がする気がします………だって……私はあんなお姉さんたちとまた会いたいと思っていますから………それに……出来ればプリキュアになったあんなお姉さんたちも見たいなぁ
晴海side終了
早苗side
晴海の思い出話を聞いてまさか名探偵プリキュアなんて知らないプリキュアについて聞くなんて思いもしなかった。これがゆりかなら一発で突っぱねていたのに………晴海が言ってるのと何故か孝太郎も否定しなかったし…………待って!?確か孝太郎、前に私とゆりかに10年前にあった探偵らしきプリキュアのショーについて聞いたきたけど………まさかこれのこと!?でもあの人って誰なの!?晴海なら孝太郎が驚くのはおかしいし………どういうことなのか詳しく聞きたいけどあのメガネっ子も一緒にいたなら絶対口を開かない………なんせあのメガネっ子と一緒に行動していた間のことは頑なに話さないもん!
孝太郎の夢の中に入り込んで見るのもできるけど……そういうのはやりたくないなぁ……
孝太郎から嫌われるのは絶対にやだもん!