特に注釈に力を入れすぎた。
でも、次の話であんな視点であの武器とかあの子の登場した時のリアクションを書きたいから、
クランの出会いを一話でまとめたかった。
揺り籠・居住区画
みくるside
私は今すぐにでも叫びたいいいいい!!!!
だってだって、UFOだよ!宇宙船だよ!
探偵の定番トリックに遭遇するのも、血が騒ぐよ!
でも、でも、生まれて初めてUFOとか宇宙船の内部に入ったんだ。
しかもすごい機械や百インチサイズのテレビとかあって、画面もすごく綺麗。
こんなの興奮するなって無理無理!
じゃあ、なんで叫ばないって?クランさんが大事な計算をしているらしく大声で叫ぶのはかなり迷惑だからよ。
ちなみにあんなもかなり目をキラキラしながらキョロキョロしてて可愛かったわ。
ふふっ、未来人でも興味津々ね。
キィちゃんについてはポチタンと一緒に山で遊んでいるみたい。
それと出入口付近に来た時は孝太郎さんもさすがに隠すのはできなかったみたいで、宇宙船であることと名前は揺り籠って言ってた。でもなんで揺り籠?赤ちゃんの寝具の意味みたいだけど、宇宙船に付けている理由が、孝太郎さんとクランさんを故郷に帰る鍵だなんて、この時の私たちにはわからなかった。
孝太「ははっ、2人とももうちょっとはしゃいでもいいんだ。」
あんな「だ、だって、クランさん、大事な計算してるって…」
みくる「そうよ。そもそも孝太郎さんが言ってたのに、はしゃぐなんで妨害ですよ。」
孝太郎「そうはならんさ。揺り籠の大きさは数十メートルあるし、研究用だから防音設備もしっかりしてるし、キィちゃんが夕飯に来る前はここでアニメを見てたんだ。」
あんな・みくる「「研究用ーーーーーーーーー!?数十メートルーーーーーー!?」」
揺り籠*1ってそんなに大きいの!?あんながミラールーペで見たら大きいって言ってたけど、
数十メートルって、大きなビルと同じじゃない!しかも研究用で宇宙船でしょ!?
いくら宇宙人で科学者だからって個人が持っていいレベルじゃないわ!
少なくとも庶民どころかちょっとしたお金持ちでも絶対無理よ!
しかも、アニメってこんな山の中でアンテナもないのにどうやって……いや地球の常識は当てはまらないわ………
あんな「あ、あの………クランさんっていい所のお嬢様なの?」
孝太郎「まあ、身分がかなり高いってのは間違ってないな。代々科学者の家系で性格はお嬢様には到底似合わんけど。」
みくる「身分が高くて科学者の家系………正直想像がつかないわ。性格はお嬢様には似合わないって?」
孝太郎「あいつは陰険で、初めて出会った時なんか、自分のライバルを陰から蹴落とそうとしたんだ。」
あんな・みくる「「陰険ってなに!?自分のライバルを陰から蹴落とそうってどういうことーーーーーー!」」
ちょっと!?性格が陰湿って、しかもライバルってまた知らない人増えてるし、陰から蹴落すって、そんな人を紹介して大丈夫!?なんか不安しかないけど!?
あんな「あ、あの……大丈夫ですか?そんな人を私たちを会わせて………」
孝太郎「大丈夫だ。確かにクランの魔の手からライバルを守るために、俺とクランはたくさん喧嘩したし、
ために協力していくうちに、段々と俺もクランも相棒と呼べるくらいになったんだ。」
喧嘩からの相棒だなんてまるでわたしとあんなみたい。ん?
うーん、聞きたいけどなんか危険な気がするわ。
あんな「ふふっ、相棒って私やみくるみたいなら安心ですね」
孝太郎「ああっ…今のクランなら正面からライバルと向き合うだろうからな…」
みくる「でもライバルと喧嘩するのは変わらないですね。」
孝太郎「そうだなって、もう着いたか。ここがクランの研究室の前だ。」
3人で雑談するうちに、目的の場所に着いた私とあんなは、もうすぐ会えるクランさんに胸を踊ったわ。
あんな「とうとう会えるんだ…宇宙人のクランさん……」
孝太郎「喜ぶのはいいが人見知りだし、クランの許可なく正体をバラしたりしたから、クランのキツイ小言が俺に襲いかかって気が重い……」
みくる「ご、ごめんなさい私たちのせいで………」
孝太郎「いいって、こんな夜遅い時間帯に君たちを放り出すなんてことをしたら、かえって気が病むから気にしなくていいよ。」
みくる「孝太郎さん、ありがとうございます。」
孝太郎「どうもいたしまして。さてと、クラン、夕食と重要な話があるから研究室に入るぞ」
孝太郎さんがクランさんにお話と夕食を届けるために呼びかけてクランさんからの返事が
返ってきたけど、妙な事を孝太郎さんに対して言ってきたの………
クラン「
あんな「えっ……ベルトリオン?………」
みくる「今の……孝太郎さんのこと?えっ?どういうこと?……」
一体どうなっているの!?なんで孝太郎さんのこと別の名前で呼んでるの!?
もしかしてベルトリオンって名前が本名なの?でも宇宙人はクランさんだけって言ってたし、
訳が分からないよ………。
孝太郎「いや、そうじゃない。この山に2人と一匹が来たからお前に会わせたい。」
クラン「なんですって!?ベルトリオン、一体どういうことですの!?」
孝太郎「すまんな、大事なところなのに邪魔して。」
クラン「はぁ~、いいですわ。その2人と1匹と一緒にお入りになって」
孝太郎「2人とも、俺と一緒に入るぞ」
突然の別名呼びに混乱している間に、どうやらクランさんから入室を許可が降りたらしく、
孝太郎さんから呼ばれて私は混乱から立ち直ったわ。まだ完全じゃないけど…
あんな「……やっぱり……春風市も…あの言葉も…さっきのベルトリオンも………」
みくる「……う、うん。あんな、孝太郎さんから…って、あんな!?またボーっとしてたの!?」
あんな「あっ、みくる、ごめんね……」
あんな…今日だけでボーっとするの3回目よ。一体どうしちゃったのよ。
今すぐにでも聞きたいけどクランさんを待たせてるし、ベルトリオン呼びの理由も聞きたいから
私とあんなは孝太郎さんと一緒にクランさんの研究室に入った。
揺り籠・クランの研究室
すごい。居住区画でもいろいろなものが未来的で驚いたのに、クランさんの研究室はそれらとは比べものにならないくらいすごいものがあって驚いた。
空中には立体映像が浮かんでいて、コンピューターも私が見たどのコンピューターともまったく比べものにならない。そしてその作業らしきことを中断してこちらを見ている女の子がクランさんね。
紫の長い髪に眼鏡をかけて肩を完全に露出した白衣みたいな服を着て、二の腕まである手袋をかけているわ。
他にもすごいものがたくさんあるけど、今は私とあの人の事情をクランさんに話さなきゃ。
クラン「あなた方たちが、ここに来た物好きな人たちですの?………おのれ……ベルトリオンめ……私を放っておいてこの子たちと一緒に遊んで………」
あんな「ん?……あなたが宇宙人のクランさんですね。初めまして。私は明智あんな。」
みくる「私はあんなの親友で相棒でもある小林みくるよ。よろしくお願いします。」
クラン「アンナにミクル………って、お待ちなさい!なんであなた方達が私が宇宙人だって………
ベルトリオン!あなたですの!?何故この子たちに私の素性を話したのですの!?理由を仰ってくださいまし。」
うわぁ、クランさん怒ってる。無理もないよ。知らない人に知らないところで自分の素性を話されたら誰だって怒るよ。しかもこうなったのは私たちのせいだ。せめて謝らないと。
あんな・みくる「「ごめんなさい、クランさん。私たちのせいで」」
クラン「いいえ、あなた方たちが謝るようなことなんてありませんわ。どうせベルトリオンがこれまでみたいに、厄介事を呼び寄せただけですわ。エルファリアさんみたいに出会った瞬間に即座に尻尾を……」
孝太郎「待てクラン。ちょっと二人で………」
な、なんか孝太郎さんに呆れてる。厄介事ってそんなに沢山あったのかしら………いや待って!?なんかまた知らない人の名前出てたし、しかも孝太郎さんとクランさんが内緒話を始める始末
あんな「なんか凄いことになってるね………」
みくる「いやいや、また知らない人の名前が出てくるし……」
クラン「なんですって!」
あんな・みくる「「クランさん?」」
クラン「いえ、何でもありませんわ」
あんな「みくる……あの二人どんな話してるのかな?」
みくる「そうね……私も気になるけど、しばらく待つしかないわ」
こうしてもやもやしながら待ってると孝太郎さんとクランさんが戻ってきた。
孝太郎「待たせたな。」
クラン「お待たせしましたわ。」
あんな「ええと…続きをしたいけどいいですか?」
みくる「私としては、どんな内緒話をしていたか気になるけど……それを言っても始まらないので、続きをするわ」
夕食時と同じ説明をクランさんにしたけど、やはり孝太郎さんと同じく星の軌道を追ったくだりの事を話したら信じられないような表情をしていたけど、孝太郎さんとは違って若干薄いような気がする。もしかして2人の内緒話の時にでもしていたのかしら。
クラン「だいだいの事情は、わかりましたわ。星の軌道を追った以外は………私としましては
星の軌道を追った道具やらを聞きたいところですけど、何やら言いたくないようでしたので、
話を変えますけど、一匹の動物を連れているっておしゃったけど、どこにいますの?」
あんな「ポチタンはキィちゃんと一緒に遊んでいるから今は見せることが………」
クラン「だったら心配ありませんわ。揺り籠のカメラ機能でキィの様子を見ればいいですわ。」
カメラって、ここは地下のはずじゃ………なんか常識がぐちゃぐちゃになりそう。
クランさんが孝太郎さんがしてる同じ腕輪を使って何やら操作を行って、大きな立体映像の一つを、キィちゃんとポチタンが遊んでいる様子を映した。
あんな「凄い…キィちゃんとポチタンがはっきり映ってる」
みくる「しかも暗闇なのに明るく映ってる……」
クラン「さてと、キィと……なんですの?この生き物……ピンクのぬいぐるみの外見に空をを飛んでおりますの……」
クランさんがポチタンを見て呆然としていた。宇宙人でも妖精*2って見かけないのかしら?。
孝太郎「クラン、よく聞け……このピンクぬいぐるみみたいな生き物は妖精で名前はポチタンって言うんだ。」
クラン「妖精ですって!?何ばかなこと言っておりますの!?」
あんな「ホントだよ。ポチタンは妖精だもん!」
みくる「うーんどうしたら信じていただけますか。」
クラン「本当はポチタンとやらを直接調べたほうが詳細が判明しますが、アンナとミクルはついさっき知り合ったばかりですし、キィから取り上げることなんてできませんわ。」
あんな「クランさん…やさしいですね。孝太郎さんから陰険って言ってたのに……」
クラン「ベルトリオン!後で覚えてなさい!……オホン……ここは軽くスキャンしてどの分類か調べますわ」
孝太郎さん……ドンマイ……それはいいとしてカメラからのスキャンって映画しか見たこともないやつを実行して結果を出たけど、書いてる文字がまったく読めないわ。これがクランさんの星の言葉かしら……
クラン「ええと…詳細は一切不明……当然ですけどデータベースに妖精なんてありませんから、
他の生き物の特徴を照合しても、どれも当てはまりませんわ」
あんな「そうですか………」
クラン「そんなに落ち込まないでくださいまし。私だって今まで見たことないものを見かけて認識を改めましたから、元気を出してくださいまし。」
あんな「クランさん。ありがとうございます。」
みくる「ポチタンについて終わったところで、いくつかの質問に答えてほしいけどいいですか?」
ふふふ………たいぶ脱線しちゃったけど、疑問がた・く・さ・んあるから質問が楽しみ……
クラン「いいですわ。それでミクル、一体どんな質問をなさるですの?」
みくる「まずは、立体映像に映っている言語は何ですか?」
あんな「あっ、私も知りたい!」
クラン「まあ、このくらいなら……フォルトーゼ現代語ですわ。」
あんな「フォルトーゼ…ん?」
みくる「フォル…トーゼ?それがクランさんの星の名前…ですか?」
クラン「そうですわ。私の生まれ故郷で、そこに使われる言語ですわ。」
フォルトーゼ……まったく知らない未知の星……でも一つだけ分かっていることがある。
それは科学技術*3が地球より極めて高いこと。そうじゃないと女の子一人で宇宙船を乗って地球に来るなんて不可能よ。
まったく…質問に答えたらさらに疑問が増えるなんて…でも最初に決めた質問だけにしないと
みくる「2つ目ですけど、クランさんやけに上手な日本語で喋っていますよね。一体どうやっているの?」
あんな「そう言えば、日本語で喋ってたから気付かなかったけど、クランさん宇宙人…
フォルトーゼの星の人なのに私たちと言葉が通じてた。もしかして翻訳機を使ってますか?」
クラン「そうですわ。そしてこの小さな箱が翻訳機ですわ。」
答えを言うのと同時に小さな箱を私やあんなの目の前に見せるクランさん
あんな「こんなに小さい箱が翻訳機?」
みくる「ええと、機械には見えないけど?」
孝太郎「確かに見ただけで翻訳機には思えんが、実際は色んな機能があったよなクラン。」
クラン「そうですね。まずは自分が言った言葉を聞き取る相手に通じる言語に変換して喋る機能と、相手が話した言葉を自分が聞き取れる言語に変換する機能の2つが翻訳機の基本性能ですわ。」
な、な、なに言ってるのか…分かんない………言語を変換?え?どういうことーーーーー!
みくる「しゅごくむずかしい言葉が飛び交ってるぅぅぅ………」
あんな「み、みくる!?大丈夫?」
みくる「大丈夫じゃないけど…あんなは分かるの?」
あんな「うん…大体は分かるよ」
みくる「ホントなの!?今の説明で分かるの!?」
クラン「あら、アンナはお分かりのようですわね。せっかくだからミクルに分かりやすく言ったらどうです。」
孝太郎「頑張れー、あんなちゃん。」
あんな「うーん。分かりやすくいうと、クランさんがフォルトーゼ語で喋った言葉はみくるや私と孝太郎さんのような日本語で主に使う人には全部変換して日本語に喋っているように聞こえるの。」
あんなの説明が凄く分かりやすいわ。つまりクランさんが喋った言葉は全部日本語に聞こえる訳ね
みくる「そうすると2つ目の機能はそのまま逆にしたってことでいいよね」
あんな「そうだよ。」
クラン「アンナは随分と理解が早いようですね。機械には詳しいですの?」
あんな「うーんそういうのじゃないけど……昔のゲーム機って
ん?あんな?何の話をしてるの?昔のゲーム機*4ってファミコンのこと?変換ケーブルって何?
孝太郎「まあ、確かに俺の家にもファミコンがあるが確か初期の奴はそのままじゃ繋がらないな」
クラン「なるほど、つまり端子が一致しない機器に変換ケーブルでその端子に合わせるのを翻訳機の機能に当てはめたわけですの。」
やーめーてむずかしい言葉でいわないで………
あんな「私の家のテレビって
変換ケーブルを使っていくうちに覚えちゃったの…」
クラン「なるほど……ん?アンナ?今妙なこと…」
みくる「もう!いつまで難しい話をしてるの!?もう翻訳機の機能は分かったから、次の質問をさせてーーーー!」
あんな「みくる、ごめんね。すっかり話が弾んで……」
な、なんか質問の度に脱線してない?このまま進んでいいのか心配になってきた。
みくる「はぁ~…3つ目ですけど、エルファリアさんって誰ですか?クランさんが厄介事云々言ってた時に言ってたけどクランさんと同じ星の人ですか?」
クラン「あ、あなた!そんな細かいところ覚えていらっしゃいますの?」
孝太郎「驚いたな…ついさっき出会った女の子の口から
みくる「これでも探偵よ……孝太郎さん?エルってさっきのエルファリアさんのことですか?」
あんな「孝太郎さんも知ってるですか?しかもエルなんて親しそうなあだ名で呼んでるの?」
孝太郎「あっ……」
みくる「あっ……じゃないわよ!なんで孝太郎さんがエルファリアさんのこと知ってて、
エルなんてやけに親しそうに呼んでるの!?」
クラン「まったくベルトリオンったら……私が答えますわ。簡単に言いますと、エルファリアさんはフォルトーゼの考古学者でして、フィールドワーク中にピンチになっていた彼女を私とベルトリオンが助けたですわ。」
ん?考古学者でピンチになっていたところを助けただけ?*5なんかあっさりしてない?
それじゃ孝太郎さんがエルなんて親しい呼び名で呼ばないわ。
あんな「でも…それだけでエルってあだ名を呼ぶなんて」
孝太郎「それは最初に名乗った時はエルって言ってたからな。後になってクランからエルの本名を教え貰ったたけど、俺はこのままエルって呼んでる」
みくる「うーん、理屈は分かりますけど……」
なんか納得いかない…絶対になんか隠してる…親しくなるような出来事があったとしか思えないわ
孝太郎「それに、クランだって略称なんだ。そんなに驚くなよ」
あんな・みくる「「え゛っ!?略称!?クランさんが!?」」
クランって略称なの!?だって孝太郎さんもキィちゃんもクランさんって呼んでた……
あー!本名が長いから略称で呼ぶこともあるわ。なんでそんなこと気付かなかったの!?
クラン「そうですわ。ちなみにクラリオーサ・ダオラ・フォルトーゼが私の名前ですわ。」
あんな「クラリオーサ……それがクランさんの本名……確かに長くてちょっと呼びにくい…」
クラリオーサ・ダオラ・フォルトーゼねぇ…確かに長いわ。外国で見かけるような……ん?
フォルトーゼ?なんでファーストネームに自分の星の……まさか……そんなこと……
みくる「ねぇ…クランさん……ひょっとして……王様の家系の方じゃないですよね……?」
あんな「みくる?どうしたの?どうしてクランさんに対して王様の家系だなんで言うの?」
あんなーーーーー!気付いてーーーーーー!ファーストネームに生まれ故郷の星の名前がついている意味を考えてよーーーーーーー!もしくは私の予想を外れろーーーーーと願ったのも束の間、
クランさんと孝太郎さんの言葉で私の嫌な予想は当たったの……………
クラン「半分当たりですわ。王様ではなくて皇帝の家系の一員ですけど。」
孝太郎「まぁ…陰険で執念深いのが珠の傷だけどな」
クラン「ベルトリオン!後で絶対に泣かしてやるから覚えてなさい。」
あんな・みくる「「えーーーーーーーーー!!皇帝の家系ーーーーーーー!!!」」
終わった………皇女様に対して散々な言葉遣いを使って………、あんなも顔が真っ青だし……
いや待って!?孝太郎さんは知ってるはずなのに、クランさんに対してとても失礼な事も言ってたのに、どうして平気な顔してるのーーーーーーーー!
クラン「そんな心配なさらなくても、罰なんて与えませんわ。むしろそんなことをしたらベルトリオンに殺されますわ。」
みくる「いやいや、なんで孝太郎さんがクランさんを止めれるのか分からないわ、あ、またやっちゃった……」
あんな「そうですよ。私たちや孝太郎さんは失礼な言葉遣いをしたかもしれないのに、どうしてですか?」
どうして失礼な言葉遣いをしてたのに、何もお咎めがない理由を聞いたことところ、私とあんなにとっては、思いもしなかったというか考えて見れば当たり前みたいなことだった。
クラン「だって、些細なことで罰を与えるような皇女の何処が皇女や皇帝に相応しいかしら?
まぁ…ベルトリオンの言動は知らない人からしたらかなり過激に聞こえるでしょうけど、
アンナやミクルから見てどうでしょうか?」
あんな「そう言えば…孝太郎さんやクランさんの遣り取りって、時折文句を言ってるけど
お互いに傷つけるつもりじゃなくて……ん~何だろう………」
みくる「あんな!あれよ!2人ともああいう遣り取りをするのが、自然というかお互いに心を許してるみたいな感じよ」
あんな「あっ、そっか。そんな感じだよね。」
クラン「だいだいそんな感じですわ。アンナもミクルももしかしたらベルトリオンから意地悪されるかもしれませんが、人の嫌がるようなことは絶対しませんからそこは安心していいですわ。」
あんな「あはは……孝太郎さん、お手柔らかにお願いします。」
みくる「あんな!?そこじゃないでしょ…まったく…」
孝太郎「あんなちゃんもみくるちゃんもクランと違って明るくて素直だから、意地悪などせんから安心して大丈夫だ。」
クラン「ベルトリオン!それじゃ私が暗くて素直じゃないとおっしゃるのですか!」
孝太郎「事実だろうが、まったくそんなに可愛いのにその2つのせいで台無しになって勿体ない」
クラン「なっ………………」
あの……何これ?孝太郎さんとクランさんの意地悪みたいな遣り取りを見ていたら、孝太郎さんがクランさんに可愛いって言った途端クランさんの顔が赤くなって俯いたけど……ひょっとしなくても…………
あんな「みくる……クランさんってもしかして孝太郎さんのこと……」
みくる「あんな……言わなくても分かるわ……でも言っちゃダメよ」
あんな「うん、孝太郎さんに聞かれたら気まずくなっちゃうし」
またまたかなり脱線したわ。なんでエルファリアさんのことを聞いたのに、クランさんの身分や恋愛事情まで分かっちゃうの!?まさかこのメンバーで一番身分が高い*6のはクランさんだなんて驚いたけど、思ってたよりもクランさんがそういうのは気にしなかったみたいで良かった。
恋愛については、ノータッチした方がいいわ。
この状態のクランさんには申し訳ないけど、最後の重要な質問をさせてもらうわ。
みくる「オホン…それではクランさんに最後の質問をするわ。」
クラン「ハッ、ミクル、最後の質問とはいったいなんですの?」
みくる「そもそもの話、クランさんはな・ん・で・孝太郎さんのことをベルトリオンって違う名前で呼んで、何故か孝太郎さんもクランさんに対して間違いを指摘する処か普通に受け入れているのか、その理由を言・っ・て・く・れ・る・よ・ね。」
孝太郎・クラン「「あっ!!」」
あんな「凄い!2人とも息がぴったりだよ。みくる!」
みくる「いや、あんな、そこじゃないから。」
孝太郎「参ったな……納得できるかどうかを分からんけど、ある程度の説明はするよ」
みくる「ある程度……それはどうしてですか?」
孝太郎「それは夕食の時に言った物凄く遠い場所と関わるからだ。それを無暗に話せば、無用なトラブルと混乱に巻き込まれる可能性がある。」
ベルトリオン呼びと物凄く遠い場所っていったいどんな関係なの?それに無暗に話したらって、まるで探偵の守秘義務みたいなことを言ってくるなんて………
あんな「物凄く遠い場所………そんなに危険な場所ですか………?」
クラン「そういうわけではありませんわ。どちらかというと政治的な理由ですわ」
みくる「せ、政治…………?政治ーーーーーーーーー!」
あんな「も、も、もしかして偉い人が暗殺される所でも見ちゃったの!?あわわ…………」
あんな?なんで真っ先に暗殺を思い浮かべるの?あんなの中では政治と暗殺はセットになってるの?怖いよ!?一体未来の漫画やアニメってどんな内容なの!?
な、何馬鹿なこと考えてたら孝太郎さんの口からとんでもないことを言ってきた。
孝太郎「偉い人が暗殺か………ある意味あってるけど、俺たちが遭遇したのはクーデターの被害にあった女の子が多人数に囲まれているところだったんだ」
あんな「え゛っ!?ク、クーデター!?」
みくる「女の子が多人数に囲まれた!?」
怖いよ!なんで日本でクーデターなんて聞く日がやってくるの!?しかも女の子が多人数に囲まれるって暗殺どころか堂々と殺す気じゃない!?待って!?サラッと孝太郎さんたちは見たって言ってたけど、大丈夫なの!?追手とか来てないの!?
あんな「だ、だ、大丈夫ですか!?その女の子!?」
みくる「あんな、そこも重要だけど、それ以前に追手とかの心配して!?」
孝太郎「2人とも、落ち着けって。順番に話すから落ち着いてほしい。」
あんな・みくる「「はい。」」
孝太郎さんやクランさんの話を纏めると、孝太郎さんが文化祭に向けて劇の練習を終わったタイミングで、クランさんが自分のライバルをを蹴落とそうとして襲ってきて、孝太郎さんはクランさんのライバルを守るためにクランさんと喧嘩をしている最中に重大なトラブルが起きて物凄く遠い場所に飛ばされてそのまま意識を失って、しばらくしてから目を覚ました孝太郎さんは、クランさんを探そうと適当に歩いていたら例の現場を遭遇して、その様子を見て女の子を助けてのはいいけど、女の子から名前を尋ねられた際に孝太郎さんはこの状況が劇の内容と酷似していたためか、
本名の孝太郎ではなく、劇の登場人物であるベルトリオンって名乗っちゃったって訳…………
あの……正直に言っていい………どこにツッコんでいいの!?
ツッコみたいところ多すぎるわ!喧嘩でどうやって物凄く遠い場所に飛ばされるの!?
文化祭っていつの話!?少なくとも半年前じゃない!?例の現場って大勢人たちがいてしかも女の子を殺そうと殺気立ってたのに、どうやって女の子を助けて孝太郎さんは生き残ったの!?
いくら劇の内容と酷似してたからって普通は劇の登場人物を名乗らないでしょ!?
あんな「うわぁ……なんか物凄い情報量でびっくりした……みくるも驚いた?」
みくる「何をのんきをこと言ってんの!?ツッコみたいところ多すぎて、開いた口が塞がらないわよ!」
あんな「ツッコみって、みくる、まるで新八君みたい」
みくる「誰よ!?新八って!?」
あんな「ジャンプの漫画で出でくる銀………マズッ、まだないんだ……じゃなくて、キャラクターでつっこみが上手な人なの」
あんなが私の状況を当てはまめて新八とか知らないキャラを例えたけど、それって未来の漫画で出るキャラだよね?少しは未来人ってことを隠してよ!
ホラ、孝太郎さんがあんなを見てるわ。きっと変なことを言って呆れてるに決まってるわ。
孝太郎「あんなちゃん……今の言葉………いや、それよりも幾つかの疑問を答えながらも続きを話そうか」
あんな「?、うん。」
あれ?なんか呆れてないけど、まあいいわ。まず答えのほうは、飛ばされた原因がクランさんが作った最終兵器みたいなものが暴発したからのと、例の現場については孝太郎さんが元々喧嘩が得意だったのと、足元に散らばってたクランさんの機械をうまく使って女の子と孝太郎さんが大した怪我をせずに助けられたの事らしいけど…………答えになってないから!!*7
なんで答えで更につっ込みたいところが増えるの!?おかしいよ!?
げど、今は続きに専念しなきゃ………………ふぅ……………よし、落ち着いた。
続きによると、女の子を助けた孝太郎さんは後から合流したクランさんと一緒に女の子の仲間を探しだして合流して、事情を聞いたところ女の子は地位の高い家の人でクーデターに巻き込まれた時には両親は既に殺されており、仲間とともに命からがら逃げていたけど、途中で逸れて追っ手に追いつかれて絶体絶命なところに孝太郎さんが助けてくれたのことだ。
………気まずい………ツッコむ気がおきない………あんなのほうを見ると涙を堪えながらも「酷い…どうして……」と泣きそうな声で言ってたわ。きっと両親に会えない状況を自分に重ねちゃったのね。
そんなあんなの様子をみた孝太郎さんが一旦休むかと提案したけど、あんなは「続けてください、
私たちから聞いてきたんです。」と断った。
あんなったら……無理はしてほしくないけど、どうにも引きそうにないから、安心させるために私はあんなの手を握りしめた。
そうしたらあんなは最初はびっくりしてたけど、安心したのかいつもの声に戻った。
その様子を見て孝太郎さんは話の続きを再開したわ。
事情を話し終えた孝太郎さんたちは、クーデターを解決するためにいろいろなことをしたらしいけど、あまり詳細はどうしても話さなかった。そこには政治的な理由があるらしいのね。
話してくれたのはクーデターの首謀者の目的と女の子からのご褒美と解決するのに掛かった時間の3つのようで、首謀者の目的*8は女の子の家に代々伝わる家宝を奪うことと、ご褒美がその家宝で
解決に繋がった孝太郎さんにあげたのと、時間のほうはなんと半年も掛かったのこと。
そして全てが終わった孝太郎さんとクランさんは一緒に飛ばされてきた揺り籠を乗って地球に帰ってきたところに、私たちと出会ったの。
孝太郎「かなり端折って話したけど、これがクランが俺のことをベルトリオン呼びをする理由だ」
あんな「よかった………ちゃんと……解決できて……ぐすっ………」
もう……また泣いちゃって、しょうがないからハンカチを取り出してあんなの涙を拭いてあげた。
その様子を見て孝太郎さんは「まるであんなちゃんのお母さんみたいだな」って言われて、思わず反論したの。
みくる「誰がお母さんよ!!私はまだ中学生よ!!それよりも孝太郎さんは自分の事を心配して!高校生なのに半年も無断で休んで留年の心配しなさいよ!」
あんな「くすっ……みくるのそういうところがまるでお母さんみたいだよ…」
あんなまで!?というか未来人のあんな*9に言われたら割と洒落にならないからやめてー--!
しかもその様子を見て孝太郎さんは「みくるちゃんがつっこんだ時の表情ってクランの怒った顔と同じくらいダイナミックで面白いな」とか意地悪なこと言われるし、それを聞いた私とクランさんは「私は全然面白くないわ!」と返すも、何故かあんなからは「みくるがダイナミックで面白いって変なの」とか笑い声で言ってくるわで、かなりカオスな質問タイムは終わったわ。
終わった後は、学校のことを聞かれて焦ったりしたわ。だってあんなはタイムスリップした影響でまだ学校に通っていないし、かと言って事務所と揺り籠の距離の関係と家出を解決するまでキィちゃんと一緒に遊ぶって約束した以上、私だけ学校に通うわけにはいかないため、それらの事情をタイムスリップ以外のことを話して休むことになったけど、正直あんなの誕生日と年齢の関係でかなり際どかった。
だって1月24日で14歳になったのに、新学年の時期に3年生じゃなくて2年生で編入させるなんて
どう考えてもおかしいからよ。でもあんなのこの世界、この時代でひとりぼっち発言を聞いて別の学年というか別のクラスで一人で編入させるなんて嫌だった。出来ればあんなのこの苦しみを言わずに済むように祈ったわ。そうしたら何故か孝太郎さんは「あんなちゃんが学校に通っていないことは気になるけど、
クラン「やれやれ…随分と話し込みましたわ。ベルトリオン、そろそろキィの様子と夕食の片付けをしなくては?」
孝太郎「そうだな…その前にプラチナの欠片を追加で2個持っていきたいけどいいか?」
クラン「追加で?ああ、アンナとミクルの生活資金のためですね。」
聞き間違いかな?プラチナって聞こえたけど、いくらクランさんが皇女様だからってこんな所*10にプラチナなんて持ってきてる訳………クランさんが棚らしき所に行き引き出しを開けて中身を漁って何やら取り出して机の上に金属の欠片らしき物が2個置いたわ
あんな「あの…クランさん…これって……」
みくる「まさか……プラチナな訳……きっと銀の欠片に…」
クラン「あら?ベルトリオンの要望通りプラチナの欠片でしてよ。それと1個につき30グラムありますから、これで身の回りの物でも買ってくださいまし。」
あんな・みくる「「えーーーーーーーーーーー!!」」
ようやく研究室での用が終えて、ここから出ようとしたのに、どうして最後まで驚かすの……
1個に付き30グラム*11っていくらするの……?
余談だけど、孝太郎さんがクランさんに初めに換金できるものを要求した際に、プラチナインゴットをそのまま渡しそうとしたらしいけど、要らないよ、そんな情報!しかも5キロ*12って絶対1000万はするよ!資材でたくさんあるって聞いたけど、もうお腹いっぱいだよ!
こんなので、キィちゃんの家出を解決するまで私の気が持つのか分かんないよ………………
※???専用艦の「青騎士」*13
なお孝太郎専用モード中は戦艦にあるまじき機動能力を誇る。イメージとしては戦艦サイズのストフリみたいなものでいい。(いや、ダメだろ。ふざけるな!)しかし欠点もあって専用モード中は一切セーフティーは働いておらず200万トンの重量である船体同士を僅かでも接触しようなら大破間違いなしの脆さはストフリの弱点を更に脆くしたようなものだ。もしあんな以外の名探偵プリキュアメンバーが孝太郎専用モード中の戦闘映像を見ようものなら朧月以上の常識破壊と脳破壊は待ったなし。(1999年は平成ファーストガンダムであるSEEDすら放送されてない)あんなもダメージを受けるものの他のメンバーよりは遥かに軽く済んでリアルストフリだと叫ぶだろう。(あんなは年代的にSEEDFREEDOMを見ていてもおかしくないため)