揺り籠・洗濯区域・風呂エリア
みくるside
極楽極楽~
まさかこんな山奥で、こんな大金持ちしか味わえない大きいお風呂……ここはユニットバスで呼んだ方がいいかしら?まあ私やあんなはお風呂の方が馴染み深いからお風呂でいいや。
大きいお風呂を私やあんな一緒に入っても少しは余裕だなんて……。
しかも水は使い放題だし数は多くないけどシャンプーやリンスや石鹸もあってサイコーー!。
………………………………うん……もし、りえやゆみが今の状況を話だけで聞いていたら
「みくるってば、冗談も上手いね。山奥で高級旅館も真っ青なお風呂なんてあるわけないじゃん」
とか本気で言ってくるわ。絶対に………………流れ星を目撃する前の私でも信じないわ。
今はもう常識がパリンパリンと音を立てて破壊されて、もう常識なんて粉々………
今この瞬間も常識がパリンパリンと割れてる最中ですけど!
シャンプーやリンスや石鹸はまだいいわ。恐らくクランさんの故郷の星のフォルトーゼから持ってきたか、自分で調合するかならギリギリ理解できる。
けど……けど……水はどこからもってきた!?
こんな山奥に水道管なんてないし、ミラールーペで見た時も揺り籠はただ埋まってるだけで
何処にも水を取るための管もなかった。
それなのに………な・ん・で・水が何も不自由なく使えるのよ!?
宇宙船だがら、水を生成する装置や浄化する装置があるのは頭では分かってるわ。
でもね……心とか感情がこの現実を受け入れられるがどうかは別・問・題よ!
あんな「みくる………大丈夫?ツッコミをしたそうな新八君みたいな顔をしてたよ」
みくる「だから、新八って誰よ!そもそもあんなは、なんでこの状況を平然としてるの!?」
あんな「私も驚いてるよ。でも……一番驚いているのはそこじゃなくて……あの………」
ふーん、あんなが顔を真っ赤にして言い淀むなんて………やっぱりアレかしら?
みくる「ひょっとして……クランさんの下着まで孝太郎さんが洗っていること?」
あんな「みくる!そう言う事は言わなくてもいいじゃない!!」
みくる「あらあら…そんなに大声で叫ぶなんて、よほどのショックのようですね。あんな君」
あんな「ち、違うもん……だた……孝太郎さんが……クランさんの下着を洗っているのを……
普通に……言ってきたから………驚いただけで……みくるの言ってたような……ショックなんて
……」ブクブク
うわぁぁ……かなりのショックを受けているのが分かりやすい反応だわ。
言っとくけど、普段のあんななら絶対こんな反応はしないわ。
だって、流れ星を目撃する前なら、「みくる、駄目だよ。男の人が女性の下着を洗ってることを大声で言うのは」とか言うのに、今のあんなはまるで気になる男の人が他の女性の下着を洗っている事実を知った時の反応みたい。
それにしてもあんなが何のショックを受けたなんて完全にアレしかないわ………
いやそれよりもいきなりクランさんの下着のうんぬんかんぬんの話になったのか。
それ以前に着替えを持っていない私とあんなが、何故お風呂に入っているのか。
全ては孝太郎さんのある提案をしたのが、この状況に繋がる。
孝太郎さん「だったら、クランの服や下着を借りたらどうだい?」
あんな「いいですか?いきなり会った人に服や下着を借りるのは?」
みくる「でも、これから揺り籠で何日か過ごすのよ。それなのに一切お風呂なしは無理!」
孝太郎さん「そうだな、いくらなんでもお風呂なしは女の子にとってはかなり嫌がるからな。
それに今回だけはクランの服や下着を借りて、明日から服や下着は買えばいいさ。お金も
プラチナの欠片があるから心配いらない。」
あんな「プラチナって、そういやそうだね………すごく気が引けるけど、背に腹は代えられないから、クランさんの着替えを借りようかな?」
みくる「じゃあ早速、クランさんの部屋に行こう!」
クランさんの着替えを借りるためにクランさんの部屋に向かった私とあんなと孝太郎さん。
クラン「ベルトリオンとアンナにミクルまで、またここに何の用ですの?」
孝太郎さん「クラン、ちょっと悪いがお前の着替えをこの2人に貸してほしい」
クラン「私の着替え?何故ですの?」
あんな「実は私たち…お風呂に入りたいですけど、着替えを持ってなくて……」
みくる「お願いします。今回だけでいいので私とあんなに服と下着を貸してください。」
クランさんの着替えを借りるため、私とあんなは頭を下げてお願いをした。
それを見たクランさんは、私とあんなに頭を上げるように促して承諾してくれたのはいいが、
何故か服と下着の場所を教えてもらったのはクランさんではなかった。
クラン「非常に不本意ですけど、服や下着の場所ならベルトリオンの方が詳しいから彼の方が適任ですわ。」
孝太郎さん「おい!クラン!いくらお前が家事しないって言っても、それを言ったら………」
あんな「えっ………………孝太郎さん………………?今の……本当………ですか」
みくる「えっと………つまり……孝太郎さんが揺り籠の家事全般を担っていることでよろしい?」
まさかの揺り籠の家事全般は、男子高校生である孝太郎さんが担ってるなんて………私の時代じゃ
男の人が家事をするなんてかなり珍しいけど、そういや料理や片付けはかなり上手かったわ。
恐らくクーデターの期間中*1のに家事を覚えたって感じかな。
ん?家事全般ってことは…まさか……洗濯も……孝太郎さんが………
しかもあんなの方はかなりショックを受けてるわ。
もし私の予想通りなら………怖いよ!今のあんなが聞いたら………
お願い!その先は言わないで!?
孝太郎「まったく……まあいずれ知られるから言うけど、確かに揺り籠の家事全般は俺がやってるよ。洗濯も服や下着は全部俺が洗ってるが、キチンと男女別で洗ってるから安心してくれ」
あんな「!!?」
うん、私の願いなんて………揺り籠の人たちに通じないのは分かってたけど!
あんながさらにショックを受けてた。
しかも自身すらもなんでショックを受けたのかさえわかってないに違いないわ。
なんせ私が散々孝太郎さんをかなり見つめていることを忠告しても、全く自覚していないし。
それはともかくあんなをフォローしなきゃ。
みくる「あんな!孝太郎さんは家事のために、服や下着をを洗ってるから!ホラ!」
あんな「みくる…それと孝太郎さんも…ごめん…なんか…すごくびっくりしちゃった。」
孝太郎「あんなちゃん、かなり驚かせてごめん。男が女性の下着を洗うなんて嫌だよな?」
あんな「ち、違うの!?孝太郎さんが家事をしているのは凄いよ…それに服を借りようとするのに
そんなわがままは駄目だし………でも孝太郎さんがクランさんの服や下着を洗っているのが普通のことのように聞こえたからびっくりしただけ。」
いやいや、絶対に深いショック受けてたから。
とは言えそれを指摘するのは危険だわ。
さっさと服と下着を借りるべく、孝太郎さんに場所を教えてもらって、私とあんなはそれぞれの
服や下着を選んでから借りて、お風呂のエリアに行って、その広さに驚きつつ湯船に入って
今の状況に繋がるわ。
みくる「まったく……お風呂に入る前にも入ってる最中も、予想外の事が起きるなんて、
癒されるのか疲れさせるのかどっちなんだか………」
あんな「…………そ………そうだね……」
みくる「さてと、これからどうするの?もうあがる?それとももう少し浸かるの?」
あんな「私はもう少し……」
みくる「私ももう少し浸かろうかな。それに今のあんなを一人にしたら、考え事に集中しそうで危ないし」
あんな「そんなことないよ………」
みくる「ほう~今日だけで4回もボーっとして、クランさんの下着関連でショックを受けた
あんなが言えることじゃないわよ!」
あんな「ごめんなさい~~~」
まったく少しは自分の状況を鑑みなさいよ。
しばらく浸かった後は、お風呂からあがって、濡れた髪をドライヤーで乾かした。
流石フォルトーゼ式のこともあり、想定の半分の時間で終わったわ。
まずは下着から付けると、その着心地の良さに驚いたわ。
あんな「うわぁ、流石皇女様の下着だ、きっとすごく高くていい素材を使ってるんだ」
みくる「そうね……この着心地は言葉では表せないわ。それにしても孝太郎さんの洗濯スキルは
どれだけ高いの?こんな高級な下着の良さを損ねず…………あっ!」
あんな「……………」
みくる「あんな!早く着ないと風邪をひくわ」
あんな「はっ!わかった!みくる!」
まずいまずい、私の失言であんながボーっとしてしまうものの、
クランさんの服を着て、更衣室から出た。
ちなみに私たちが元々来ていた服と下着は、私が洗濯機で放り込んでスイッチを押した。
使い方は孝太郎さんに教えてもらったわ。
あんな「それで部屋は何処にするの?私の部屋?」
みくる「私の部屋でするわ。ポチタンはあんなの部屋に寝かせてるから、ポチタンを起こさないようにしないと」
あんな「そうだね………孝太郎さん!今からお風呂ですか」
私の部屋に向かう途中でバッタリ孝太郎さんに遭遇したようね。
孝太郎「そうだな………しかしあんなちゃんとみくるちゃんも髪を下ろしている姿って新鮮だな」
みくる「まったく………ナンパみたいなことを言ったら駄目ですよ。」
あんな「新鮮………孝太郎さんに言ってもらえると少し嬉しい」
あんなったら、かなり嬉しそう顔をしちゃって…………
孝太郎さん?私とあんなを見比べてどうしたの?何か言いたいことがあるの?
孝太郎「やっぱり…似ているな…あんなちゃんとみくるちゃん」
あんな「孝太郎さん?似てるって私とみくるですか?」
みくる「似てるって言われてもどこに似ているのか教えてください。」
孝太郎「そうだな……目の色は同じだし、髪の色は違うが長さは同じで、それだけじゃ何とも言えん………が、なんていうか………
血のつながり?いったい何を根拠でいってるのやら………
あんな「血のつながりって?もしかして従姉妹とか姉妹って思ってません?それなら全然違いますよ。」
孝太郎「いや……そういうレベルじゃなくて……」
みくる「孝太郎さん?」
孝太郎「すまん、変なこと言って、さっさと風呂場にいかんとな…2人ともおやすみ」
あんな「孝太郎さん、いったいなにを言いたかったの?それに血のつながりって、そんなに似てるの?」
みくる「私だってわかんないわよ。けど今は私の部屋に向かうわよ」
あんな「うん」
揺り籠・居住区域・みくるの部屋(仮)
みくる「さてと、今日のまとめとして、流れ星の目撃から今までの謎と答えを整理しましょう」
あんな「かなりたくさんあって大変たけど、頑張ろう!」
こうして私たちは、流れ星の目撃から今までの謎と答えをプリキットブックに書いた。
謎と答えと纏めるとこんな感じ。
みくるのプリキットブック
Q01 流れ星の正体は? A01 宇宙船であり名前は揺り籠
Q02 謎の出入口の正体は? A02 揺り籠のハッチ
Q03 孝太郎さんが火を付けた妙な棒の正体と入手経路は?
A03 魔法って言ってたから魔法の杖で、名前と入手経路は不明。
入手経路については恐らく孝太郎さんとクランさんが言ってた場所に関係があるかもしれない。
Q04 孝太郎さんやクランさんやキィちゃんが、ここにいる理由は?
A04 キィちゃんはお母さんを亡くしたことによって、お父さんと上手くいかなくて家出したけど
、孝太郎さんやクランさんと出会って保護されている。
孝太郎さんとクランさんは重大なトラブルから解決して、地球に帰還した場所がここ。
Q05 揺り籠の用途は?
A05 研究室を宇宙船にしたようなもので、他に居住区域やキッチンやお風呂など、ここで生活することが可能。
Q06 それほどの機能を持つ宇宙船を所有するクランさんの正体は?
A06 宇宙人であり、故郷の星の名前はフォルトーゼ、科学者であり、皇帝の家系の一員。
Q07 なぜクランさんは、孝太郎さんのことをベルトリオン呼びをするのか?
A07 孝太郎さんが演劇の状況と酷似していたため、本名ではなく演劇の登場人物の名前を使い、それにクランさんが合わせたから
Q08 フォルトーゼ人であるクランさんが日本語で喋っているのは?
A08 翻訳機を使っているから
Q09 会話で出たエルファリアさんとは?
A09 フォルトーゼの考古学者で、フィールドワーク中に危険な目にあったらしく、たまたま居合わせた孝太郎さんとクランさんが助けられた。恐らく地球に帰還する途中で遭遇した可能性がある。
なお孝太郎さんからはエルと呼んでいる。
Q10 そもそも孝太郎さんやクランさんが言ってた重大なトラブルに関係する物凄く遠い場所って何のか、それとどうやって飛ばされた?
A10 前者は政治的な理由で回答していないため。後者はクランさんの最終兵器みたいなものが暴発したため……………これを答えっていっていいの?
Q11 Q10が発生したのはいつなのか?またその時は何をしていたのか?
A11 前者は少なくとも半年前。後者は文化祭に出演する演劇の練習を終えた直後に、クランさんの襲撃に遭って、孝太郎さんとクランさんが喧嘩をしていたため。
…………これ………大丈夫?、サボりとか留年とか絶対に言われそう。
Q12 物凄く遠い場所に飛ばされた孝太郎さんやクランさんは何をしていたのか?
A12 クーデターの被害者である、かなり身分の高い女の子を助けた。
それを機に女の子とその仲間の人たちと一緒にクーデターを解決するために行動した。
Q13 身分の高い女の子が受けたクーデターの被害は?
A13 女の子の両親はクーデターの首謀者に殺されている。
Q14 クーデターの首謀者の目的は?
A14 女の子の家に代々伝わる家宝を奪うため
Q15 女の子の家に代々伝わる家宝の行方はどうなっているのか?
A15 クーデターの解決に貢献した孝太郎さんに上げたらしいが、名前も形状も不明
Q16 なぜ14歳のあんなが新学年の時期に中学2年生として編入させると説明を聞いた孝太郎さんは、不思議がるどころかこの時期に2年生として編入させるのは当然のような言い方をしたのか?
A16 その意図は不明。問いただすとあんながタイムスリップした事実がばれる恐れがあるため。
Q17 キィちゃんが悪夢にうなされた時に、孝太郎さんはどんな手段で解決したのか?
A17 シグナルティンという大きな剣に込められた魔法を使ったから。
Q18 Q17で解決したシグナルティンは何なのか?
A18 詳細は分からないが、プリキュアと同じかそれ以上の力があって、ある人物の意思が込めれているらしい(幽霊じゃないから!ここは大事!)またあんなの見た演劇の記憶に関係してるらしいが、その詳細はあんなの口からまだ語られていない
Q19 悪夢から救ったキィちゃんを運ぶ直前に、突如として現れた小学生くらいの女の子の名前と目的は?
A19 苗字は名乗らなかったが、奈々というらしい。目的は人を探しているのと、孝太郎さんがキィちゃんにシグナルティンを向けたのを目撃したから、その理由を聞くため。
Q20 あんなが、今日だけで4回もボーっとしてたのは?
A20 すべて特定の言葉を聞いた瞬間。その特定の言葉とは、春風市、幾百万の刻と幾千万の道程の彼方から、ベルトリオン、シグナルティンの4つ。
Q21 A20で出た4つの特定の言葉とあんなの考え事の関係は?
A21 あんなが去年の誕生日に見たある高校の演劇の記憶に関係があるが、何故元の時代の出来事が出てくるのか?
Q22 孝太郎さんは何故、茂みに隠れた私やあんなが姿を見せる前に、こちらの人数を把握していたのか?
A22 不明。どんな手段さえも分からない。あんなの仮説では、宇宙船がある以上地球よりはるかに進歩した機械で、生き物の熱や生体反応を探ってたって言ってたけど、あの時の孝太郎さんは右手首にある機械の腕輪を使う様子はなかった。
ふう………こうして纏めると、けっこうな量ね。
こうしてみるとかなりの答えがあるものの、どうしてもわからないところもあるわ。
さてと、あんなの方はどうかしら?
みくる「あんな、そっちはどう?」
あんな「私も終わったよ。かなり私の見た演劇の記憶を基にした考察もあるから、かなり多かった。」
みくる「演劇の記憶?あの時も驚いたけど、どうしてそれがこの出来事に関係するの?あんなの考え事とも関係あるの?」
あんな「だったら私のプリキットブックを見て!みくるにはかなりびっくりさせちゃうけど……」
みくる「なにを大げさに言ってるの…………え!?あんな…これ……いったいどんな根拠でこんな考察をかいてるの!?それにこの前提は本気なの!?」
あんなのプリキットブックを見て、私はびっくりでは済まないほど驚愕した。
何故ならあんなのプリキットブックに書かれている内容は前半と後半で分かれていて、
前半は私とほぼ同じ謎と答えと纏めていたが、後半の内容はあんなの考察ととある前提を仮定とした注意書きがあったが、そこにはこう書かれていた。
あんなのプリキットブック
注意:この考察は私の去年の誕生日に見た演劇の元となった話を、
Q01 私の去年の誕生日で見た演劇の名前は?
A01 白銀の姫と青き騎士の2章で、前半にあたる白銀の姫と青き騎士の1章については、見た記憶があるものの、まだ思い出していない。白銀の姫と青騎士の2章についても内容の一部しか思い出していない。
Q02 そもそも私が白銀の姫と青き騎士の2章の内容の一部を、思い出すきっかけになったのは?
A02 孝太郎さんがシグナルティンと言ったから。この言葉は多分私の印象に残ったからだと思う。
Q03 白銀の姫と青き騎士の2章の内容の一部とは?
A03 白銀の姫のことアライアさんが、青騎士のことベルトリオンに皇家の至宝である聖剣
シグナルティンをあげるシーンのこと。
Q04 何故、白銀の姫と青き騎士が実話であることが前提とするのか?
A04 孝太郎さんが持っているシグナルティンが白銀の姫と青き騎士で出る皇家の至宝である聖剣の名前とまったく同じだから。しかも孝太郎さんが持っているシグナルティンは魔法の力があるので、これが本物じゃないなら、わざわざ偽物にプリキュアと同じくらいの力を込めるのだろうか。
しかも、剣も鞘も芸術品レベルの美しさで、それぞれに刻まれた女の人と雪のようなデザインはもしかしたら皇家のシンボルのかもしれない。実際、私が演劇で見たシグナルティンは学生レベルでは上出来だが、孝太郎さんが持っているシグナルティンと比べると月とすっぽんくらいの差はあった。
もし孝太郎さんが持っているシグナルティンが小道具だと仮定した場合、形だけなら真似るのはできるかもしれないが、魔法の部分だけは絶対に不可能で、わざわざ演劇の小道具のために魔法の力を込めるなんてしないはずだし、する理由もない、そもそも魔法の存在も知らないため、孝太郎さんが持っているシグナルティンは本物であると私は確信している。
それと青騎士の名前がベルトリオンで、クランさんが孝太郎さんをベルトリオンと呼んでいるのとまったく同じで、これらをたまたま名前だけ同じとはとうてい考えられない。
そこで考えられるのは、白銀の姫と青き騎士のお話は実際にあった出来事であり、孝太郎さんやクランさんが関わっているのではないのか?その考察については別の項目に書くことにする
Q05 シグナルティンに込められた魔法の力の源である、ある人物の意思とは?
A05 アライアさんだと思う。孝太郎さんが言ってたシグナルティンを入手する経緯に関する発言に孝太郎さんと一緒に他の人がいることが含まれており、演劇のシーンを合わせれば、アライアさんである可能性が高い。その際にアライアさんがシグナルティンに何らかの手段で、自らの想いと意思を込めただろうか?シグナルティンが皇家の至宝であることから、元々何らかの封印されていてもおかしくない……むしろ当たり前のことで、アライアさんが行った行為はもしかして封印を解くために必要な行動なのだろうか?
Q06 4つの特定の言葉と私の考え事の関係
A06 私が考え事をしていた、春風市、幾百万の刻と幾千万の道程の彼方から、ベルトリオン、シグナルティンの4つの言葉は、すべて演劇の題目である白銀の姫と青き騎士に関係していた。
ベルトリオンとシグナルティンについては先程の考察で書いたため省略する。
春風市については、演劇を公開していた吉祥春風高校の名前からして、恐らく春風市という地名に因んだ学校名だと思われるが、吉祥はどこからもってきたのか?
可能性が高いのは、1999年から2027年までにほかの市と合併して春風市から吉祥春風市になったことだけど、私自身2回しか行ったことないし、演劇のことで頭がいっぱいだから、手掛かりはないに等しいので、これ以上の推測はしようがない。
幾百万の刻と幾千万の道程の彼方からについては、私が思い出してた演劇の内容を何度も考察するうちに、1章と2章のあらすじとあるシーンを思い出した。
あらすじについてはみくるに話すとして、そのシーンは、白銀の姫が青騎士に何処から来たのかを尋ねたところ、青騎士が幾百万の刻と幾千万の道程の彼方からと答えたところだった。
いつ見たか分からないけど、最初に思い出したシーンと比べると、座っている席が違っていたので、前半にあたる白銀の姫と青き騎士の1章を見た日になるけど、いつの日なのかは覚えていない。少なくとも2025年の文化祭の日だと思うけど。
このセリフも孝太郎さんがキィちゃんに向けて言ってたけど、こんな芝居掛かったセリフが、
名前同様まったく偶然だなんて思えない。
もしかしたらアライアさんに尋ねられてそう言ったかもしれない。
もしそうじゃなくとも物凄く遠い場所に飛ばされた以上、クーデターの被害者である、かなり身分の高い女の子に対して幾百万の刻と幾千万の道程の彼方からだと答えたのは確実のはず………
…………………そこには、白銀の姫と青き騎士という私の知らない演劇について書かれおり
シグナルティンと白銀の姫との関係や、孝太郎さんと青騎士との関係について、かなりの考察が書かれていた。
もちろんこれでもかなり驚いたわ。なんで高校生の演劇で、あそこまで確信があってあの考察をかけたのかもそうだけど……………もっと驚いたのは、この考察は白銀の姫と青き騎士というお話が実話である前提としていること。
これを見て、私はいろいろと聞きたいことがたくさんできた。
なんでシグナルティンの力が白銀の姫のことアライアという人物とあそこまで結びつけるのか?
孝太郎さんのベルトリオン呼びが、青騎士とやらとどう関係あるのか?
そして実話だと思い至るきっかけが、シグナルティンが演劇で出る皇家の至宝である聖剣の名前ととまったく同じって………もしそうなら孝太郎さんは一体どうやってそんな物手に入れたのか?
入手するところはあんなの考察で書いているが、私はその内容を知らないわ
だから、真っ先にあんなに聞きたいことはひとつ。
みくる「あんな……いろいろと聞きたいことがあるけど、まずは白銀の姫と青き騎士って
いったいどんなお話?教えて」
あんな「うん!あらすじの1章と2章に、2つのシーンしか思い出せていないけど話すよ。」
みくる「1章と2章って、演劇の構成としては珍しいわね。あんなの考察も別の日になってたけど
文化祭だけでは全編は無理なの?」
あんな「それはストーリーの展開的に難しいと思う。白銀の姫と青き騎士はとある国で起きたお家騒動のお話なんだ。前半にあたる1章のあらすじは、
後半にあたる2章のあらすじは、騎士の名家の領地に逃げ込んだアライアさんが再起して国を奪還するまでで、彼女は青騎士の力を借りて反乱軍をまとめて新しい軍隊を作り、クーデターの首謀者を倒すことになるの。つまり2章については大きな戦争などの激しい戦いがメインになるから、
文化祭の日程的に無理じゃないかな。実際私の記憶についても1章と2章の間に年は越してたよ。」
なるほど、逃避行と激しい戦いでは求められる演技も小道具も違うから一日で全編は無理なわけね
それにしても黄金の姫とかさりげなく新キャラが出てきたわね。それに青騎士のことレイオスって、もしかしてファーストネームでベルトリオンと合わせてレイオス・ベルトリオン?
うーん……しっくりこない……こういう名前ってミドルネームが入るから………
それにしてもお家騒動のお話ねぇ、クーデターですべてを…………えっ?クーデター?
なんか最近孝太郎さんから聞いたような気がするけど……………
みくる「あの…………この物語のクーデターって孝太郎さんが話してた内容と似ているの、気のせいよね?」
あんな「気のせいじゃないよ。だって孝太郎さんが話したクーデターと白銀の姫と青き騎士の内容が似てる………ううん、
みくる「まったく同じって、どうしてそこまで言い切れるの?シグナルティンは確かに魔法の力があるけど、それだけじゃ……」
あんな「だったら孝太郎さんが言ってたクーデターの内容を振り返ってみてから白銀の姫と青き騎士の内容と比べて見て。そうすれば私の言いたいことが分かるから」
みくる「わかったわ」
確か孝太郎さん話によるクーデターの被害者って、かなり身分の高い女の子って言ってたよね?
演劇での白銀の姫は確か皇家の皇女………え?こっちもかなり身分の高い女の子………
偶然よ、偶然………
次はクーデターの被害者の女の子は仲間と共に孝太郎さんとクランさんと一緒に行動してた。
対して白銀の姫は妹の黄金の姫と青騎士のレイオスと一緒に逃避行していた。
これも状況は同じ………しかも孝太郎さんはその時はベルトリオンって名乗っていて、演劇の青騎士の名前もベルトリオンってあんなの考察に書いてあった………
………………偶然って2つくらいなら済ませられるけど名前も含めたら3つ。
これで偶然で済ませるには無理があるわ……………
けどまだまだ比べないといけないところが1つある
次のところは、確か女の子の家に伝わる家宝は名前と形状は不明。けど女の子の身分はかなり高いからかなりの価値はあるし、褒美として孝太郎さんに渡したので、今の所有者は孝太郎さん。
対して白銀の姫と青き騎士の重要アイテム、皇家の至宝である聖剣シグナルティン………
これについてはあんなの考察で白銀の姫とかなり関係が深いらしい。しかも皇家の至宝だから代々伝わる家宝になるし、白銀の姫が青騎士に渡した。それだけでなく孝太郎さんが持っているのもシグナルティンという大きな剣……………嘘でしょ…………いくらなんでも、同じところがこんなにあったら………でも、どうしも疑問点が一つだけあるわ。
みくる「確かに、恐ろしいくらい一緒のところはあるけど、1つだけ分からないところがある」
あんな「1つだけ?それって何なの?」
みくる「あんな、確か白銀の姫と青き騎士の物語と孝太郎さんの話はまったく同じって言ったよね?」
あんな「そうだよ。それが…あっ!場所が地球じゃない!」
みくる「そう…それなのに、あんなの時代には白銀の姫と青き騎士の物語が地球で小さな高校で公演していた。」
あんな「それって、宇宙人の誰かが白銀の姫と青き騎士の物語を地球に伝えたってこと!?」
みくる「問題はその誰かってことだけど、手掛かりはまったくないわ。少なくともクランさんじゃないのは確かね。参ったな……これ以上の手掛かりなんてもう」
あんな「そうだね。もうこんな時間だしもう寝よう!じゃあ私は自分の部屋に戻るから……」
みくる「せっかくだから一緒に寝よう。私もあんなの部屋に行くから」
あんな「どうしたの?もしかして寂しいの?」
みくる「別にいいでしょ?ホラ行くわよ!」
まあ本当は、あんなが1人で考え事しないように一緒に寝るけど、あえて言う必要はない。
それにしても今日はいろいろな意味での激動な1日だったわ。
私にとっては、常識を破壊されまくったけど、あんなにとっては本人の自覚こそないものの
間違いなく孝太郎さんのことを好きになっているわ。そうじゃないと孝太郎さんのほめ言葉で嬉しそうな顔をしたり、クランさんの下着関連であんなに声を荒げたりショックを受けたりしない。まったく明日以降はどうなることやら…………
みくるside 終わり
揺り籠・居住区域・あんなの部屋(仮)
あんなside
あんな「じゃあ、おやすみ、みくる。」
みくる「おやすみ、あんな」
こうして私とみくるは一緒にベッドに入って、お互いにおやすみの挨拶をする。
それにしても今日はたくさんの出来事があった。
流れ星を見たきっかけで、孝太郎さんとクランさんとキィちゃんと出会えて、
宇宙船や宇宙人、魔法や演劇の記憶、それに不思議な女の子の奈々ちゃんなど
プリキュア関連以外の不思議なことも遭遇してはなまる楽しかった。
…………………でもそれと同時に、孝太郎さんの女性関連のことが気になるようになった。
例えばアライアさんとの関係とかクランさんとの関係や服や下着を洗ってるとか……
うーーなんでそれらを考えると心がもやもやするの~?
特に孝太郎さんがクランさんの服や下着を洗ってるのを聞かされるだけで、すごく驚いたり、
みくるとのお風呂みたいに大声で叫んでしまう。
孝太郎さんはあくまで揺り籠の家事のためにしているのに………
それにこの気持ち………みくるの友達を見かけた時の気持ちに似ている…………
ひょっとして……嫉妬?なんで?
みくるの時はまだわかる。だってあの時の私は、この時代で頼れる同年代(ホントは28年も歳は離れているけど)の女の子がみくるしかいなかったから、みくるの友達を見かけた時は、私はこの世界でこの時代でひとりぼっちになった気分になった。
それに対して孝太郎さんは今日初めて会ったばかりで、いろいろと話をしてクランさんの相棒みたいな関係や、演劇の記憶を思い出してアライアさんとの関係が浮き彫りになった時は微笑ましかったり、びっくりしたけど、嫉妬なんてしなかった。
けど……今は……クランさんとアライアさんに……嫉妬している………
なんでこんな気持ちを抱いているか分からないけど、きっと放っておいてたら、ダメなんだ。
放っておいてたら、みくると大喧嘩したみたいに嫌なことが起きる
それを避けるためには2人のことや孝太郎さんのことを知ることだけど………………
………なんか………もう………まぶたが……………
あんな「せめて………夢だけ……アライアさんと………お話………」
………あれ?…………なんか………あたたかい………………………
???「この子もコータロー様のこと……………」
こうして私は眠りをついた。謎の温かい何かと女の子らしき声の存在に気づかずに。
次回1999年
特にあんなについてはある疑惑が浮かび上がる。
それは
プリキュアsideの小話8
映像はクランの着替えを借りるために彼女の部屋にあんなとみくると孝太郎が訪れるシーンが映っていた。
あんな「ううっ………早送りしたい……………」
マシュタン「ソワソワしてるけど、そんなに困るシーンがあるのかしら?」
みくる「あんな以外まったく!」
くれあ「そうね……今のところ、変なシーンはないわ」
るるか「私も、寧ろ2人をお風呂を使わせるために孝太郎がクランに着替えを借りるお願いしているのは、いいシーンなのでは?」
みくる「そうでしょ!」
あんな(みくるの馬鹿!お願い!あのシーンを映さないで!)
あんなの願いなぞ叶うはずもなく、あのシーンが流れた。それは…………
るるか「え?何で孝太郎がクランの服や下着の場所を把握してるの?」
あんな「ううっ………」
くれあ「思い出した!揺り籠の家事は孝太郎さんが全部やってるのを!」
マシュタン「ホントですの!?それって洗濯も……………」
みくる「そうですよ!クランさんまったく家事をやらないから孝太郎さんが全部してますよ!」
あんな「みくるのばかぁ………その事実を聞かされた時の私がどんな気持ちだったのか知ってるくせにぃ……………」
みくる「確かにびっくりしただけって言ってた気がしたような………私がショックを受けたの?と言っても……あんなはそんなことないって言ってたよね?」
あんな「もう!いじわる!」
るるか「待って!確かに4月16日にくれあもお風呂に入ったって………まさか、くれあの服や下着も孝太郎に……………」わなわな
マシュタン「るるか!しっかりして!顔が真っ青よ!」
みくる「大丈夫です!4月16日は私とくれあさんが洗濯と料理を担当しましたから!」
るるか「え?ホントなの?」
くれあ「あの時は私が一番役立たずだったし、孝太郎さんは肉体も精神もあのメンバーの中で一番ボロボロだったから…………」
マシュタン「な!?ボロボロってどういうことなの!?アゲセーヌの報告では孝太郎はなんも怪我はなかったって…………」
るるか(じゃあいったい何があったの!?少なくともハンニンダーとの戦いではないことは確実。
それなのに一人の少年が肉体と精神がボロボロになるような出来事って何なの!?)
みくる「もう一つの理由はあんなの嫉妬を拗らせないためです」
あんな「みくる!?」
るるか「その光景が想像できるわ。あんなにとって好意を抱いている男性が他の女性の下着を洗っている事実なんて面白くないはずよ。私ももしくれあの服や下着を男性に洗われるなんて想像したら……物凄く嫌な気持ちになった」
くれあ「るるか………」
みくる「孝太郎さんの名誉のためにも言っときますけど、最初はクランさんに自分の服や下着を洗えと言いました。でもクランさんは「そんなの皇女のやることではありませんわ!」って断った挙句、マリーさんに頼んだらって孝太郎さんが勧めたにも関わらずクランさんは他の人に頼むのは嫌だって言ったから、仕方なく孝太郎さんがクランさんの服や下着を洗う羽目になったんです」
あんな「ううっ………クランさんのばかぁ………羨ましいよぉぉぉ…………」
マシュタン「いかにも皇女らしい理由だわ……………ところでマリーって誰ですの?」(あんなが羨ましがってることについては、スルーしたほうがいいですわ)
くれあ「みくるちゃん?いつ聞いたの?そんな事情………それにマリーさんって誰なの?」
みくる「あっ!やっちゃった!まだ先のことを…………」
るるか(マリー?みくるの知り合い?いや………あの言い方からしてあんなと孝太郎とクランの共通の知り合いかしら?しかも洗濯を担当しているらしい……それに孝太郎がクランの服や下着を洗う理由をなんでくれあは知らなかったの?少なくとも孝太郎とキィとあの3人は一緒に行動したのは事実のはず………)
孝太郎が揺り籠の家事全般をしている事実を知って一波乱が起きるもクランの着替えを借りたあんなとみくるは風呂エリアに行き湯船に浸かっているシーンが流れた。
るるか「……………………………………………………ねぇ…ここって山奥…………だよね?」
あんな「うん……」
くれあ「私もるるかと同じ気持ちだったわ……………まさかこんな山奥で高級旅館のお風呂に匹敵するものを見た時は驚いたわ」
マシュタン「しかも水が何も不自由なく使えるし、量もかなり多いですわ!一体何処から水を取っているの!?」
みくる「私もそう思ったわ…………」
るるか「案の定、映像のみくるも何かを言いたそうにしてた。あんなはまた未来の漫画のキャラで例えたけど…みくるから突っ込まれた挙句、クランの服や下着のことについて言われた」
くれあ「しかも驚いただけって、どう見てもショックを受けたようにしか見えないわ」
あんな「ううっ………だって……何でこんな気持ちになったのかあの時は分かんなかったもん……」
充分な時間湯船に浸かったあんなとみくるは、湯船から出て更衣室でクランの服や下着を着替えた後、仮の部屋に向かう途中で孝太郎と鉢合わせして、会話をした後に仮の部屋に入ったシーンが流れる
くれあ「あんなちゃん、よかったわね。孝太郎さんにお風呂上りの姿を褒められて」
あんな「うん………あの時ははなまる嬉しかった」
マシュタン「それにかなり意味深なこと言ったわ………あんなとみくるは似ているのはともかく
血のつながりがあるなんて……勘かしら?」
みくる「あの時は何を言ってるのか分かんなかったです」(しかもあんなはわたしに物凄く甘えるようになったけど………やっぱりお母さんに会えない寂しさのせいかしら?)
あんな(まさかあの発言がきっかけでわたしとみくるが親子って分かるなんて思いもしなかったよ………お陰で時折みくるにものすごく甘えたくなる気持ちが湧いてしまう………)
くれあ(あの日からあんなちゃん……時折みくるちゃんにものすごく甘えるようになったわ。
無理もないわ。みくるちゃんがあんなちゃんのお母さんだなんて……)
るるか(血のつながり………じゃああんなのお母さんはみくるなの?)
あんな「私とみくるがプリキットブックで一日目のまとめを書いてるシーンだ!」
くれあ「果たしてどんなことを書いてるのかしら?」
マシュタン「どうやら書き終わってみくるのプリキットブックから見せているわ。へえ~よくまとめてるじゃない」
みくる「ありがとうございます。でも…あんなのプリキットブックのほうが本番だよ!」
るるか「あんなの?どれどれ……あら?前半と後半に分かれている。前半はみくるのプリキットブックの内容とほぼ同じ。後半の………………え?何この内容!?それにあの演劇が実話だという前提としての考察って……………」
くれあ「ホントね。あんなちゃんよく書けてるわ」(でも…あの演劇………白銀の姫と青き騎士が2000年前の事件を元にした話なのは事実だわ)
あんなのプリキットブックの後半の内容を読み進み、その内容と考察にるるかとマシュタンはかなり驚いた。くれあについては孝太郎から本当の事情を聞いているため然程驚きはなかった。
るるか「正直言って驚きは隠せないわ。たったあれだけの手掛かりでこれ程の考察を書くなんて、
探偵としては落第物よ。でも未来の出来事が関係する以上あんなしかできないのは事実。
白銀の姫と青き騎士っていうのね。あの演劇の名前。それに孝太郎とベルトリオンとの関係については、私も推測したけど………アライアとクーデターの被害者が同一人物だってことやアライアとシグナルティンの関係については驚いたわ。シグナルティンが皇家の至宝だって知って驚いたけど……アライアがシグナルティンの力にあそこまで結びつけるなんて………何か確信しているの?」
あんな「プリキットブックや回想にも出てきているけど………孝太郎さんがシグナルティンを入手する経緯を話した時に、孝太郎さんと一緒にいた人がいるのは間違いないよ」
マシュタン「そういや、孝太郎が言ってたわ。確か………「あの人がは別に魂とか込めてるような行為は………」って…………」
るるか「あの言葉は、孝太郎だけだったら絶対に出てこない。そう言いたいのね。行為についても
シグナルティンが皇家の至宝だって仮定した場合、封印されているのは当たり前。スターキラリングブローチも伝説のアイテムだから封印されている」
くれあ「でもどうやって解いたのかしら?アーサー王の選定の剣みたいに抜くのかしら?」
みくる「違いますよ!確かにシグナルティンは地球に例えたらエクスカリバーと同じですけど」
あんな「みくる?選定の剣とエクスカリバーは全然違うよ。アルトリアさんがグランド糞野郎に勧められて引き抜いたのが選定の剣のことカリバーンで、カリバーンを失くして湖の妖精ヴィヴィアンから貰ったのがエクスカリバーだよ」
るるか「あんな?選定の剣とエクスカリバーの違いを知ってるのも驚いたけど……アルトリアとかグランド糞野郎とか誰なの?」(しかも湖の妖精の名前も知ってるなんて…………)
くれあ「あんなちゃん………fateシリーズの呼び名で呼んだらるるかが混乱するでしょ?
アルトリアは前に話したから分かるけどグランド糞野郎って随分とあんなちゃんらしくないけど……選定の剣関連からしてもしかしてマーリン?」
みくる「マーリン!?それってアーサー王伝説に登場する魔術師の!?でもなんでグランド糞野郎?糞野郎については性格が悪いとかなら分かるけどグランドって何なの?」(選定の剣の名前がカリバーンなんて初めて知った。しかもエクスカリバーが妖精から貰ったものだなんて………
そういやあんなって一部の歴史上の人物のことについて詳しいところがあった。学校の授業で源氏物語の作者の名前を言う場面で、あんなは藤原香子って聞いたことない名前で答えたけど当然私も含めてクラスのみんなは何言ってるの?の表情であんなを見たけど…先生だけは違っていて「明智さん、よく知ってますね。
あんな「あっ!やっちゃった。だって……ゲームのマーリンはあまりにも周りに引っ掻き回すから、主人公がマーリンのことをグランド糞野郎って呼んから……以降マーリン=グランド糞野郎って根付いちゃって…………言っとくけどあのゲームをプレイした人の大半がそう呼んでるから!」
マシュタン「随分と酷い言いぐさね。ところでfateシリーズとアルトリアって結局何なの?」
るるか「私も説明して」
あんな「簡単に説明すると…………」
あんなはるるかとマシュタンにfateシリーズのことを簡単に説明した。
るるか「歴史上の偉人と物語の人物を使い魔にしてバトルロワイアル?しかもアーサー王が女性になってる?」
マシュタン「しかも未来ではかなりに人気を誇ってるって………」
あんな「詳しい説明は後にして、映像も寝るところまで進んでるよ!」
るるか「あんなの部屋に2人が一緒に寝るようだけど、ポチタンがいるからなのね」(正直fateシリーズについてもう少し聞きたい!)
みくる「あれ?あんなの寝言が聞こえる…………ふーん、アライアさんとお話ねぇ…」
あんな「私、こんなこと言ってたの!?ううっ………確かに……クランさんとアライアさんについて嫉妬しているから悩んでたけど……」
るるか「そもそも恋心は無自覚なのに、嫉妬していることは自覚してただなんて………」
あんな「だって……みくるの友達を見かけたときと同じ気持ちだったから………」
みくる「あんな…………」
マシュタン「まったくあんなもなかなかの面倒な……………あら?女の子の声が聞こえますわ…………「この子もコータロー様のこと……………」って」
あんな「!?」(アライアさんが私の夢に入り込んだのは知ってたけど……まさか……このタイミングだっただなんて…………)
みくる「な!?」(アライアさん………恋のライバルのあんなのささやかな願いを叶える為に………)
くれあ「え?」(アライアさん!?3回しか聞いていないけど、凛とした声………)
るるか「この声…………いったい何者?」(それに最近聞いたことがある)
そして映像は、真っ暗な空間にあんながポツンと立つシーンになった。