3月7日と書いてますが、ミスではなくて敢えてこうしています。
理由は六畳間10巻で参照するか、後に本編で明かします。
揺り籠・クランの部屋
あんなとみくると会話をして別れて、そのまま風呂エリアに行き、汗と汚れを落として
しばらく湯船に浸かった孝太郎は、湯船から出て新しい吉祥春風高校の制服に着替えて
そのままクランの部屋に向かい、クランと向かい合うような形で座った。
孝太郎「クラン、すっかり遅くなったけど、今からあの2人について話さないか?」
クラン「まったく、遅いですわ、ベルトリオン。まあ私も丁度時間凍結の計算もある程度終わりましたし、ミクルとアンナについて話を始めますわ。ベルトリオンが
孝太郎「そうだな、あの時は俺が魔法の杖を使って火をつけるところに近くの茂みから妙な音をしたものだから、
クラン「それがミクルとアンナにベルトリオンが魔法を使ったところを目撃された理由。
まったく!あの時ベルトリオンから聞かされた時は、思わず大声をあげてしまいましたわ。」
孝太郎からあんなとみくるに目撃された経緯を聞かされたクランは、思わず2人の初邂逅での
孝太郎との内緒話を思い出す。
回想
クラン「それでベルトリオン。あの2人から聞かれたくない話って」
孝太郎「正直に言う。あんなちゃんとみくるちゃんに俺が魔法の杖を使うところを見られた可能性が高い」
クラン「なんですって!」
孝太郎「クラン、声がでかい」
あんな・みくる「「クランさん?」」
クラン「いえ、何でもありませんわ」
クランからの大声であんなとみくるは尋ねるのも、クランからの静止で2人はそれ以上言ってこなかった。
孝太郎「まったく俺がびっくりしたぞ」
クラン「それはこっちにセリフですわ。魔法を使っている所を他の人に目撃されたなんて言われて驚くなって無理な話ですわ。それでベルトリオンはあの2人に私の素性や揺り籠の存在を言ったのは、それが理由?」
孝太郎「いや、全く別の理由だ。魔法を目撃されたなんかよりかなりやばいかもしれん」
クラン「ベルトリオン、魔法よりやばい理由っていったいなんですの?」
孝太郎「俺だって正直信じ切れてない話だが、あんなちゃんとみくるちゃんは、
クラン「ベルトリオン?私を揶揄ってますの?フォルトーゼならまだしも地球の技術でそんなことキィの件を除いてできるわけありませんわ。」
クランは孝太郎が口にした理由を、あり得ないと言い切った。
一瞬現れた流れ星の軌道を追うなど、星の配置で暦を割り出せる技術を持つフォルトーゼなら可能かもしれないけど、地球の今の………いや
ことだった。
孝太郎「お前ならそう言うと思った。けど、あの2人がまことみらい市にあるキュアット探偵事務所からここに来るまでの時間を聞いて、地図も見せてもらったけど、書いてあったルートはほぼ最短距離で、移動に掛かった時間も町に着く度に止まってたけど、寄り道なしの最短時間にかなり近かった。これって明らかに揺り籠の軌道を観測してここに来たとしか思えないんだ。」
クラン「ベルトリオン!今の言ってることが本当なら、アンナとミクルは明らかに地球の技術を超えた観測手段を持っていることになりますわよ!」
孝太郎「そうだな、あの2人もその道具を使ったって言ってるから、持っているのは間違いはない。」
クラン「はぁ~まったくこれが事実なら、下手に追い返すとこっちがかえって不利な状況になりかねませんわ。とりあえず話を終えませんとアンナとミクルがしびれを切らしますわ。」
孝太郎「後の話は俺が風呂を終えた後にするか」
回想終了
クラン「それにしても地球の技術を超えた観測手段っていったいどんなものなのか……
ベルトリオンもアンナとミクルにシグナルティンまで見せるなんて、いくらキィの為とはいえ
少しは危機感をお持ちなさい。しかも10歳くらいの女の子に見られたそうではありませんか?」
孝太郎「仕方ないだろ、キィちゃんが悪夢にうなされてるのに、そのままには出来ん。
それに2人に杖を使ってるところを見られた以上、シグナルティンを見せても同じことだ。
そもそも霊視した時に、声をあえて掛けなかったから、2人は俺に気づかれていないと思い込んでいるらしくて、杖については一切言ってこなかったな。それと奈々という女の子については、完全な予想外だ。」
クラン「まぁ、いいですわ……むしろベルトリオンらしい騎士の行動ですわ。」
孝太郎の行動を呆れつつも、その姿勢を褒めるクラン
しかし次にクランから口にした言葉は、あんなのある疑惑か、2人の正体かどちらを先に推測するかの提案だった。
クラン「それでは本題にしますけど、どちらかを先にしますの?
孝太郎「やっぱりクランも気づいてたか、あんなちゃんがこの時代の人間じゃないのは。」
クラン「ええっ、ミクルの翻訳機の質問について、アンナは明らかにこの時代の人間が知るはずのないHDIM端子の存在を知っていましたわ。まぁアンナは途中で変わった映像端子に修正したようですけど、それがかえって疑惑を深めただけですわ。HDI…で映像端子に連想するなんて普段からその機器を使わないと、まず思い浮かびませんわ。そしてHDIM端子が開発されるのは、一番古い規格でも2002年12月。1999年の人間が絶対に知っているはずがありませんわ」
孝太郎「成程な、HDIM端子については俺も知っているけど、今から3年半も先か。
確かに1999年の人間には知るはずがないな。
よしこのままあんなちゃんがこの時代の人間じゃない方を先にするか」
クラン「ベルトリオンはいつからアンナが1999年の人間ではないと、疑っておりましたの?」
あんながこの時代の人間ではない根拠を語るクランと孝太郎
クランはあんなの発言にあったHDIM端子について歴史的な観点から語るに対して、
孝太郎は2つのおかしなところを口にした。
孝太郎「俺があんなちゃんが、1999年の人間じゃないと思ったのが、あんなちゃんの母さんに関する発言で1つ目と、ジャンプの漫画で登場する新八君がツッコミ上手なキャラクターだって知っていたところで2つ目だ。」
クラン「2つ目に対しては、地球の学生であるベルトリオンらしい発想ですけど、1つ目である
アンナのお母様に関する発言はどんな内容ですの?」
孝太郎「キィちゃんの母さんの話を聞いたあんなちゃんが、泣いてしまってな。その様子を見てみくるちゃんがあんなちゃんの母さんを思い出して泣いていると言ったら、キィちゃんが自分同様死んだと思って言ったけど、あんなちゃんの答えは
クラン「生きてるけど今はどうやっても会えない………意味や解釈については数多くありますけど、1999年の通信や交通手段などを差し置いても、確かにおかしいですわ。費用についても探偵事務所にミクルと一緒に住んでると仰っておりましたし、保護者も2人の年齢からしているのは間違いありませんから、お金がないなんて言いわけは通用しませんわ。可能性として残っているのは、虐待や暴力による精神的な理由ですけど、今までアンナの様子を見て、限りなく0に等しいくらいないと思いますわ。」
孝太郎「名前こそ言ってないが、アライア殿下の両親の死に対しても、あんなちゃんは自分の境遇を重ねて泣いていた。これってあんなちゃんと母親の仲がかなりいい関係だよな。事件や事故の線も、あんなちゃんとみくるちゃんが探偵と名乗っている以上、そちらも調べるのはやっていそうけど、2人の口からそんなこと一言も言ってなかった。
これ以上については、何もないから1つ目については終わるか」
クラン「ベルトリオン、2つ目については私は地球の漫画については詳しくありませんが、ベルトリオンのおかしいところとは、いったいなにを指しているのですの?」
1つ目であるあんなの母親に関するおかしな発言を、クランと話し合いをした孝太郎は2つ目についての、おかしな発言について話す
孝太郎「これについてはクランが言ったHDIM端子と同じで、新八君というキャラは2004年にジャンプで連載される銀魂という漫画で登場する、ツッコミ専門と言っていいくらいツッコミが上手いキャラなんだ。」
クラン「ギンダマ………随分と変わったタイトルですけど、ベルトリオンが言いたいことはそこではなく、2004年であることが重要だとおっしゃるのね。」
孝太郎「ああ、これも1999年の人間には知るはずがない。しかもあんなちゃんはツッコミ状態のみくるちゃんを新八君に例えるくらい知ってた。これは単行本をある程度読んでるか、連載当時を読んでるか、ネットで見たか、アニメで見たかのいずれかだけど、少なくとも1999年では絶対に不可能だ。」
クラン「それが2つ目のおかしな発言の正体ですの。これで3つのおかしなところを全て話しましたわ。ベルトリオン、あなたも答えがわかったのではなくて?」
クランから答えを聞かされた孝太郎は、自身たちが置かれている今の状況に合わせてある結論を出した。
孝太郎「ああ、あんなちゃんが、何故本来知るはずのない未来の知識を持っているのか?
そして、生きている自分の母親をどんな手段を使っても会うことが出来ないのか?
それはあんなちゃんが俺ら自身とまったく同じ状況だからだ。クラン」
クラン「
孝太郎「そうだな。俺とクランが
クラン「ええっ……後者の場合は、時間凍結を搭載した宇宙船を貸して設定も私がすれば、出来なくもありませんけど、ハッチの開閉はアンナだけで行なう必要があるうえに、戻りたい年代までに
まったく開発されない場所にする必要がありますわ。とてもじゃないけど博打性が高すぎてこの方法でアンナを元の時代に戻すのはオススメしませんわ。出来れば2010年以前の方であることを祈るしかありませんわ。」
孝太郎「あんなちゃんから聞けばいいけど、流石に俺らから聞くと怪しまれるからな」
クラン「ええっ……お互いにタイムスリップした事実については隠しているから、こちらから聞くのは、得策ではありませんわ。アンナやミクルの様子を見ながら何とか糸口を掴むしかありませんわ。」
何故2010年以前の方のほうがいいのか?何故2011年以降だと博打が発生するのか?そもそも孝太郎とクランはどのような経緯で2000年前のフォルトーゼにタイムスリップして、どんな手段で現代である2010年1月24日に帰ろうとするのか?
事の発端は、2010年1月24日は白銀の姫と青騎士の2章の公演日で、孝太郎は親友ところな荘の住人たちと一緒に本番で演劇を進めてエピローグ直前まで差し掛かってところにクランによる襲撃にあったのが全てを始まりだ。
孝太郎はころな荘の住人たちと協力して戦い、クランをあと一歩まで追い詰めたまでがいいが、
クランは最後の切り札として時空反発弾を使って辺り一帯を吹き飛ばそうとした。
時空反発弾とは、簡単に言えば、目標に対して生存不可能な空間に追いやって確実に死に追いやる
FGOの蘆屋道満も真っ青な即死攻撃を繰り出す正にリーサルウェポンにふさわしい兵器だ。
だが、孝太郎は何者かによる啓示によって時空反発弾が使われた光景が浮かび上がり、
それを阻止すべく、クランを差し違えるつもりで時空反発弾を斬ったのはいいが、不完全ながらも
時空反発弾の効果は孝太郎やクランや揺り籠に発揮して、2000年前フォルトーゼにタイムスリップしてしまった。
そこからはピンチになっている白銀の姫のことアライアを助けて、あんなやみくるに話したクーデターを解決して褒美として皇家の至宝である聖剣シグナルティンをアライアから譲り受けた。
そこで何故あんなやみくるに、クーデターの詳細が2000年前のフォルトーゼの出来事だと言わなかったのか?
その理由はクランが政治的な理由だと言った通り、フォルトーゼ皇家に関わる問題であり、しかも、このクーデターがフォルトーゼにとって重大な歴史の転換点でもあるため万が一首謀者側が勝ってしまうと、今まで出来事は全て変わってしまう。
そうなれば今の孝太郎やクランはもちろんその2人に出会ったキィやあんなやみくるも無かったことにされる恐れがあった。
さらに厄介なのが、そのクーデターを解決したのが、現代から2000年前にタイムスリップしてた孝太郎とクランであり、クランはフォルトーゼの皇女でもあったため、この事実を広められると、
フォルトーゼ皇家の支配は過去を改竄したことによるものによる疑惑が生じる。
もちろん地球人の孝太郎も只では済まないため、あんなとみくるにこの問題を巻き込まれないようにするために、あえて詳細を伏せて話すしかなかった。
まあ、その努力は未来人のあんなによって、すべて不意になったのは後の話。
肝心のどうやって現代に帰るのか?それはフォルトーゼの大抵の宇宙船にあるワープ機能を応用して、船内の時間を凍結して2000年経過するという単純なものだ。
正確には1980年経過してからフォルトーゼから発ち、10年かけて地球に帰還したが、この10年も
時間凍結したから左程問題はない。
だったらあんなに対しても同じ方法で実行して、2027年1月24日にまで時間凍結をすればいいのではないのか?
ところが、そうはいかない。下手にすればあんなは一生生き埋めになるか、脱出する為に大規模な破壊をしなければならないからだ。
何故なら時間凍結には重大な問題があり、時間凍結はあくまで宇宙間での航行をスムーズにする為の機能であり、タイムマシンではないからだ。
その問題点とは、確かに船内の時間は時間凍結によって限りなくゼロにできるが、外の時間はそのままであることだ。
つまり揺り籠の船内にいる孝太郎とクランは一瞬の出来事だが、外の時間は1980年経過しているため、当然揺り籠本体も1980年間まったく動けないのと同じであり、なんも対策もしないと他の人に見つかってしまって非常に面倒なことになる。
その為には指定した期間、人に見つからないように地中に埋めるのがベストだか、当然埋めた場所が、工事や開発によって掘り出されたり、コンクリートや建築物を出来るとその時点でアウトの為
まったく開発されない場所がある必要だ。
フォルトーゼの場合は、アライアの計らいにより揺り籠を埋めた場所を、ベルトリオン特別領にして、何者にも発掘すらさせないようにしたため、1980年間エルファリア以外誰にも見つからずに経過できた。
地球に帰還しても、現代に帰るためには後10年は時間凍結しなければならないため、当然10年間誰にも見つからず、何も開発されない場所にする必要がある。
今、揺り籠が埋まっている場所は、孝太郎が毎年カブトムシを採るために通っていて、それを2010年時点でも続いてるため、全く問題はない。
そう、孝太郎やクランがなんも問題もなく未来に帰れるのは、フォルトーゼに旅立った2010年1月24日までで、たとえあんなを連れてた帰ったとしてもその日までしか安全に行けないからだ。
もしあんなが、そこから2027年1月24日まで時間凍結で帰ろうとすると、いくつかの問題が発生する。
まずはワープ機能を搭載した宇宙船が必要であり、当然地球ではそんなものは作るのも不可能なため、クランから宇宙船を1つもらい受けしかない。
そこをクリアしても、時間凍結するためにはかなり複雑な計算をしなければならないため、
その役割は当然あんなにそんな計算なんかできるわけがないため、クランでやってもらうしかない。
時間凍結するため複雑な計算を済んでも、まだ問題がある。
それは2027年1月24日に帰ろうとするとあんな1人で宇宙船に乗る必要がありクランによるサポートは一切受けらないため、宇宙船の操作や時間凍結を実行するためにはあんな1人でやらなければならないが、そんな知識や技術もないため、クランが専用のAIを作りあんなに宇宙船の操作や時間凍結を実行のサポートをしてもらうしかない。
まあここまでの問題点は、クランのサポートで解決できる。
だが、最後の問題点だけはいくらクランでもどうしようもないからだ。
それは2010年1月24日から2027年1月24日までの17年間、どこに宇宙船を埋めるか。
あんなの住んでたマコトミライタウンは1999年では更地だったが、2027年1月24日では、
見事な町になっており、バリバリ開発さているので、そんな場所に埋めたら一生生き埋めコースまっしぐら間違いなしである。
かと言ってほかの場所にしようにも、17年間まったく開発されない所なんか都合よくあるわけではない。
つまりあんなが時間凍結で2027年1月24日に帰るのは、かなりの博打を打たねばならず、ほぼ不可能であると言わざるを得ない。
だいぶ逸れてしまったが、あんなとみくるは何者なのかについてを続けよう。
孝太郎「あんなちゃんとみくるちゃんにについて、今の所分かっているのが、
2人とも14歳でみくるちゃんだけがまことみらい学園に通っている。
あんなちゃんが学校に通っていないのは、恐らくタイムスリップの影響で生活を整えるまでかなり大変だったはず。
幸いなのが、
クラン「後は2人とも探偵を兼業なさってますけど、ベルトリオン?地球の中学生は探偵をなされているのですの?」
孝太郎「いや、分からん。どうやらまことみらい学園の学園長が、みくるちゃんが探偵やるのを応援してくれるらしい……恐らくみくるちゃんと学園長は個人的な知り合いかもしれん。
そうなるとあんなちゃんが1999年で暮らしていけるのは、みくるちゃんの協力のおかげか?」
クラン「アンナはタイムスリップを除けば、普通の中学生に見えますけど、ミクルはとても普通の
中学生には見えませんわ。恐らく………いや絶対アンナがタイムスリップしたことは知っていますわ。」
孝太郎「ああっ、初めて会った俺ら*1でもあんなちゃんがこの時代の人間ではないことを、気付いたんだ。みくるちゃんもあんなちゃんと暮していくうちに、気付いたに違いない。なんせ無意識に未来の知識を喋るからなあんなちゃんは………
これであんなちゃんとみくるちゃんについてだいだいわかってきたけど、明らかに普通じゃないものがいくつもあるよな?」
クラン「ええっ……妖精らしき生き物に、常識外れの観測手段を持つ道具を持っていること。
後、気になるのは2人が首にぶら下げているポーチらしき物がありますけど、お揃いなのでしょうか両方とも同じみたいですわ。あれはいったい?」
孝太郎「そうだな……まるでゆりかや早苗や
クラン「プリキュア?……ああっ…フォルトーゼでもそういうのありましてよ。14歳くらいの女の子が、変身アイテムやらで伝説の戦士に変身して世界征服を企む敵組織と戦うアニメが。まあ私は小さい頃にお母様と一緒に見たくらいですが。それでもフォルトーゼの女の子にとって人気が高いアニメなのは間違いありませんわ。」
孝太郎「ひねくれ者のお前でも一度はプリキュアに似たアニメを見たことがあるとは、案外地球もフォルトーゼもアニメの好みも変わらんか」
クラン「ベルトリオン!それはどういう意味ですの!?どうしてあなたは、いちいち減らず口を挟むのですの!?」
孝太郎「いや、そういう女の子らしい一面がお前にあったことに感心したんだ。それよりも
あんなちゃんやみくるちゃんの状況とプリキュアの主人公の女の子たちの状況に余りにも似過ぎていないか?」
孝太郎があんなとみくるについてアニメに出てくる主人公の女の子たちと酷似していると言う、
普通の人が聞いたら馬鹿馬鹿しい話を聞いたクランは、一瞬呆れる顔をするもの、すぐに真剣な顔をしてこう言った。
クラン「ベルトリオン、普段なら何馬鹿馬鹿しいこと言ってるですの?って言いたいですが。
何せ2000年前のフォルトーゼで魔法やベルトリオンが使う霊力をこの目で見てるから、
もはや空想の産物ではありませんわ。
確かに、アンナとミクルについてはプリキュアとやらの主人公の女の子たちと酷似していますわ。
ポーチはおもちゃだとしても、妖精のポチタンや常識外れの観測手段の道具は流石に真似出来ませんわ。
ましてやアンナがタイムスリップまでした事実については、いくらなんでもジョークでも笑えませんわ。」
孝太郎「そうだな。あんなちゃんからすれば、突然友達も母親もいない世界に放り込まれたもんだ。ジョークの方が余程質が悪すぎる。そうなるとあんなちゃんをタイムスリップさせた目的が気になるが、流石に正面から聞いても答えてくれんだろうな。」
クラン「それとプリキュアについても正面から聞いても答えては貰えませんわ。アニメでは
主人公の女の子は変身出来ることは秘密にしてましたから。プリキュアの話題についてはこれで終わりにしますが、最後にベルトリオン、あなたは言っておきたいことがありますの?」
これ以上話すことが無くなったクランは、最後の質問を孝太郎に投げたが、孝太郎はあんなとみくるについてずっと引っ掛かっていた関連性を口にした。
孝太郎「クラン、変なこと言うけど、あんなちゃんとみくるちゃんは
クラン「アンナとミクルに血のつながり?いったいどういうことですの?」
孝太郎「俺だってなんでそう思ったか分からん。ただ…2人はなんとなく似てる気がした。
目の色は同じで、顔たちも似てるのそれだけなのに、それだけではない気がしてきてな。」
クラン「………ベルトリオンの勘ということですの……確かに2人はよく似てますわ……
アンナがこの時代の人間ではないことを含めてたら……もしかしたらミクルの未来の親戚の線もあり得ますわ。2人の了承を取れたらDNA検査をするくらいでよろしいでしょうか」
孝太郎「すまんな、変なことを付き合わせて。もし2人の了承が取れなくても気に病むなよ。
じゃあ、そろそろ寝ないといかんから自分の部屋に戻るか。おやすみ、クラン」
クラン「おやすみ、ベルトリオン」
孝太郎はクランの部屋か去った。
クランside
まったく、どうしてベルトリオンは毎回厄介事を呼び寄せるのか、しかもキィの後に新たな女の子が2人も来るなんて………さらに揺り籠の軌道を追うなんて地球の技術を超えたことするなんて。
しかもそのうちの1人であるアンナについては、まさか私たちと同じ未来人…………………
それよりも問題なのは、あの子………明らかにベルトリオンに対して好意を寄せておりますわ!
初めて会った時は、ベルトリオンに対しては普通の態度でしたのに、お風呂に入るために着替えを借りる時、ベルトリオンが私の服や下着を洗ってる事実を聞いたアンナは、明らかに動揺しておりましたわ。ミクルは驚いたけど、アンナみたいな反応ではなかった。
しかも、アンナは自分の気持ちに気づいていないようですわ。動揺した表情でびっくりしただけって、どれだけ無自覚ですの!?
私だって普段なら殿方に下着や服を洗わせたりしませんわ。
だだ……状況が特殊なので仕方なく…………………
そんなことより、ベルトリオンめええええええええええ
ティアミリスさんやアライアさんやエルファリアさんは、まだ納得できますわ、まだ。
けど、アンナに対してどの様なことをしたらベルトリオンに対して好意を寄せるのか、
じっくり小一時間は問い詰めたいですわ。
しかもそれだけではありませんわ。アンナがベルトリオンに好意を寄せている以上、
もし私とベルトリオンが揺り籠で時間凍結している間、アンナはどのような行動をするのか
さっぱり分かりませんわ。
何せ流れ星の軌道を追える常識外れの観測手段を持つ道具を持っていますわ。
もし時間凍結している揺り籠を見つけて掘り出そうなんてなったら………………
そんな恐ろしいこと考えたくありませんわ。
はぁ~どうやらキィの家出を解決した後に、アンナとミクルに私たちの事情を余すことなく話す必要がありますわ。私とベルトリオンが未来に帰るためにも、アンナのためにも。
孝太郎side
まさかキィちゃんの他に、新たな人がここに来るなんてな。
しかも中学生の女の子2人と妖精までとは。
まあエルに比べれば、あんなちゃんとみくるちゃんもかなりいい子だから、あいつほどの騒ぎにはならん。
とは言え、あんなちゃんとみくるちゃんも相当厄介な問題を抱えているのは間違いない。
あんなちゃんは、未来からのタイムスリップだの自分の母親に恋しがってるのに会えないとか、
中学生の女の子にはかなりの重荷なのに、みくるちゃんと一緒にプリキュアの状況と似ているが
さらにややこしくなっているからな。
出来ればプリキュアだけは、俺の予想は外れてほしいもんだ。
まあ、キィちゃんの家出を解決するまでは、あんなちゃんにも気にかけておくか。
母さんに会えない気持ちは俺もよくわかるからな。
……プリキュアと言えば、何故かキリハさんも見てたな。しかもかなり熱心に…………
ゆりかも早苗も不思議がって理由を聞いたが、肝心のキリハさんははぐらかすばかり。
だが、そんなキリハさんは、俺だけにその理由を話してくれた。
あれは確か、地底の民の襲撃にあった日の遊園地でキリハさんと2人で行った時だったな。
いろいろと遊びまわって観覧車に乗って落ち着いた頃に、キリハさんは昔話を言い出した。
小さい頃、キリハさんの母親を亡くしたばかりで、父親と喧嘩して家出をして、しばらくして
初恋の男性に出会って遊んでもらったらしい。
しかも、途中で年上の女の子2人と出会い、その2人も男性と一緒にキリハさんと遊んでもらった
のこと。
特に思い出に残っているのが、初恋の男性からカブトンガーのカードを受け取ったり、カブトンガーの映画を4人で見たり、遊園地でコーヒーカップで
はまるで
それを聞いた俺は、そんなにすごいヒーローショーがあったことに驚きと感心して、何のヒーローショーなのか尋ねたら、キリハさんはこう答えたな。
キリハ「確かプリキュアと名乗ってたな。正確にはプリキュアの前に何か言ってたが、
我にはそれが何なのか覚えていない。」
孝太郎「アニメみたいなクオリティのプリキュアのショーか……ゆりかや早苗が聞いたら、
羨ましがるの目に見えるな。それでアニメのプリキュアの女の子は、変身した姿の名前って必ずキュア○○○○って名乗るけど、キリハさんが見たプリキュアはなんて名乗ったんだい?」
キリハ「すまない……それも覚えていない。ただ……キュア○○○○って言う前に口上については、微かに覚えてる。確か……答えとか推理は言ってた。」
孝太郎「答えと推理?まるで探偵みたいだな。しかし探偵とプリキュアを合わせるなんて、随分と画期的ていうか面白い組み合わせだな……その時の思い出があんたがプリキュアを見るようになった理由ってわけだな。」
キリハ「それだけではないがな、あれ程の出来がいいならアニメになってもおかしくないと
思ってプリキュアを見るようになったが、我が求める探偵らしきプリキュアは放映されることはなかったのが残念に思えてならない。あの人の手掛かりに繋がる数少ない物の一つなのにな」
孝太郎「キリハさん………」
あの時の落ち込んだキリハさんには、ホントに見ていられなかったから、おれが思いっ切り連れまわして遊んだな。
それにしてもキリハさんがプリキュアを見るようになったのが、初恋の男性に繋がる探偵らしきプリキュア見たのがきっかけだったのは、かなり驚いたな。
あの日からしばらくして、プリキュアのことをゆりかや早苗に聞いたが、その答えが俺の予想を遥かに裏切るものだなんて…………
早苗「探偵のプリキュア?あんたねぇ、そんなのあるわけないじゃない。」
ゆりか「そもそも10年前にプリキュアのショーなんて、あり得ないですよ。里見さん」
孝太郎「あり得ない?ゆりか、どういうことなんだ?説明をしてくれ」
ゆりか「そもそもプリキュアシリーズが始まったのは、2004年2月1日です。
その時のタイトルは、ふたりはプリキュアで、1年ごとにタイトルやキャラを変えてますけど、
探偵がテーマのものなんてありませんし、ましてやプリキュアシリーズが始まる5年前に、
プリキュアのショーなんてやるはずがありません」
孝太郎「馬鹿な!?そんなことあるものか!?もしそうならあの人があまりにも可哀想だ」
早苗「孝太郎?あの人って?」
孝太郎「はっ、すまん、取り乱して……早苗、ゆりか、今の質問について忘れてくれ。
それとこのことについては一切誰にも言わないでくれ」
ゆりか「里見さん!どういうことですか!?」
まさかどちらもあり得ないなんて、言われるとは。
確かにプリキュアについては、ゆりかや早苗の方が詳しいし、言ってることも正しいって分かる。
でもな、あの時のキリハさん、自分の初恋の男性の話を語る時の表情は、大切な宝物を守るかのようなものなんだ。
俺は、そんなキリハさんを見て、嘘や妄想なんかではあんな表情は絶対に出来るわけがないと確信している。
だったら探偵らしきプリキュアや10年前のプリキュアのショーについては、絶対あったはずだ。
幸いにも、俺とクランは10年前の地球にいる。
ならばあの日と同じ遊園地に行けば、探偵らしきプリキュアや10年前のプリキュアのショーに繋がる手掛かりが見つかるかもしれんし、もし本当にあったなら、キィちゃんやあんなちゃんとみくるちゃんの思い出にもなる。
とは言え明日は食糧を買う予定があるから、明後日以降にカブトンガーの映画と遊園地に3人を連れていくか。
まぁ…あんなちゃんやみくるちゃんの前で、プリキュアの単語を言わないようにしないと。
2重の意味でややこしいことになるからな。
小話2 2010年2月13日 朝食後
キリハ「さてと、買い出しに行ってくるがちょっと寄りたい所があるから、遅くなる」
孝太郎「そうか、キリハさん、気を付けてな。」
静香「いってらっしゃい」
ルース「私もキリハ様とご同行いたします。」
バタン
キリハ「ルース殿、いったい何の用なのだ?」
ルース「昨晩のキリハ様のご様子が、気になりまして……単刀直入にお聞きしますが、
パティスリーチュチュや高校生パティシエについて、ご存知ではありませんか?」
キリハ「!?やはりルース殿には気づいておったか………」
ルース「やはり……」(となると……サトミ様は過去にキリハ様と高校生パティシエとお会いになられたことが」
キリハ「ルース殿……一つだけ聞きたい……そなたは、孝太郎とクランお姉……殿の隠された関係について、知っているのだろう?」
ルース「………………そうです……」(流石キリハ様……サトミ様が青騎士だと知らずとも、
お2人の秘密に気づいておられましたか)
キリハ「そうか、ならクラン殿の所に行って、
ルース「そうです……3人!?キリハ様、高校生パティシエの1人では……」
キリハ「いいや、3人だ。そのうちの1人が孝太郎のことを愛しているのだ。その1人のためにも、
一刻も早く孝太郎と会わせてやらねば」
ルース「ええええええええええ!サトミ様のことを!いったい誰なのですか!?」
キリハからもたらされた爆弾発言にルースは誰なのかを気になりつつ、クランがいる揺り籠に向かった。
揺り籠
ルース「揺り籠に着きましたけど、クラン殿下にどの様に……」
キリハ「我が尋ねる、全てを任せてくれぬか」
ルース「………わかりました……」(いったい誰なのでしょうか?サトミ様に想いを寄せている
3人うちの1人って、順当に考えたら高校生パティシエだと思いますけど………)
キリハ「クラン殿、ちょっといいだろうか?そなたの部屋に入りたいのたが、」
クラン「あなたはクラノキリハ?一体何の用ですの?パルトムシーハと一緒のようですが。」
キリハ「昨日孝太郎が買ったお土産についてお礼を言いたいのだ」
クラン「ベル……コータローのお土産?ああ…あのデザートをお食べになられたのですね。
はぁ~わざわざ私の所にお礼を言うなんてあなたも物好きでいらっしゃるようですわ。
いいですわ。ぜひお入りになってくださいまし。」
クランから促されてクランの部屋に入るキリハとルース
クラン「それで?あのデザートをお食べになった感想は?」
ルース「見事な美味しさでございました。クラン殿下もお食べになられたのですか?」
クラン「ええっ……それで?クラノキリハはどうですの?」
キリハ「ああっ…
クラン「あなた!?なんでクレアのことを知っていますの!?」
ルース「クレア?それが高校生パティシエの名前でございますの?」
キリハ「やっぱり……クランお姉ちゃんだ……じゃあ
クラン「アンナもミクルのことまで!?じゃあ…あなたはキィなのですね?」
ルース「ちょっと待ってください。私にもどういうことか説明をお願いします。
アンナとミクルっていったい誰ですか?クランお姉ちゃんやキィについても」
クラン「ちょっと長くなりますけど、お話をしますわ」
クランは、10年前に経験した出来事をルースとキリハに話した。
キィとの出会いやあんなやみくるやくれあとの出会いを話した。
ただし、名探偵プリキュアやくれあの一部分の記憶喪失や妖精のポチタンやシュシュタンについてはルースには話さなかった
何故なら本人の許可なしで話してはいけない秘密であり、なおかつあんなについては、
なおあんなやみくるが探偵だと言う証拠に、キリハが持っている2枚の名刺をルースに見せた。
ルース「名刺を見てお顔も見たけど…まさか……中学生の女の子が探偵をなさってるなんて………
それよりも流れ星の軌道を追った?どうやって地球の技術でそんなこと……」
クラン「それについてはお教えすることはできませんわ。私自身それを見たのですが、非常識な道具とだけいっておきますわ。」
キリハ「もしかして……あの虫……」
クラン「キィっ……それについてはあの秘密に抵触しますわ」
ルース「クラン殿下、いったい何故……アンナ様やミクル様やクレア様の秘密について口を閉ざすのですか………?さっきの説明では全て言ったとは思えません。」
クラン「パルトムシーハ……それは……本人の許可なしでは……ベルトリオンの秘密もそうだったでしょ?」
ルース「それは……」
キリハ「ルース殿……だったら3人の行方について教えてくれぬか?特にあんなお姉ちゃんについては一刻も早く孝太郎に会わせてやりたい!クランお姉ちゃんも知っているだろう。あんなお姉ちゃんもお兄ちゃん………いや……孝太郎を愛してるって」
クラン「キィ……そうですわね……まったくあなたときたら……あの時もアンナにけしかけて」
ルース「ちょっと待ってください!?アンナ様がサトミ様に想いを!?キリハ様がけしかけたっっていったい!?」
クラン「パルトムシーハ、それはキィが6歳の頃の話ですわ………キィ、3人の行方についてですが、アンナ以外なら追えますが…………」
キリハ「クランお姉ちゃん?何故、あんなお姉ちゃんについては追えぬのだ……………?
まさか……もうこの世に………………」
クラン「キィ、確かに
キリハ「この世にいないのに……違う意味?一体どういうことことなのか説明をしてくれるか?」
ルース「クラン殿下、いったいアンナ様に何か……」
クラン「今から言いますが、しっかり聞いてくださいまし。
キリハ「!?何を………言っているのだ………?あんなお姉ちゃんが生れていない?
それに、どうして……みくるお姉ちゃんが妊娠した記録やあんなお姉ちゃんを出産した記録などと……まるであの二人は親子のような言い方をするのだ?」
ルース「一体どういうことですか!?名刺を見た限りでは明らかに同世代ではありませんか。
それなのに親子って………まさか……アンナ様も………サトミ様とクラン殿下と同じ………」
キリハ「ルース殿!?まさかあんなお姉ちゃんはタイムスリップしたと!?もしそうなら……
クランお姉ちゃん!嘘だって言ってくれ!これじゃあんなお姉ちゃんが………あまりにも…」
クラン「アンナとミクルについては、親子関係があることはDNA検査で証明されてますわ。」
クランは立体映像を映しだして、一つのデータをキリハとルースに見せた。
そこにはあんなとみくるが親子関係であると書かれていた。
キリハ「そんな………じゃあ…あんなお姉ちゃんは……いつの未来の……人間なんだ……?」
クラン「アンナとミクルからの話を聞いて、生年月日は2013年1月24日だと分かっていますわ。
そして14歳の誕生日当日に、
ルース「今から3年も先に生まれたのですか!?それに14歳の誕生日当日って、2027年!?
私たちより17年も先ではありませんか!!」
キリハ「17年も………それでは……いや……それよりも何故、28年も前にタイムスリップを!?
クランお姉ちゃんのいう限りでは、たったひとりぼっちで飛ばされてかなり大変だったはずだ!!我が母様のことを言った時のあんなお姉ちゃんは、自分の母様に恋しがって泣いていた!
あの時は、あんなお姉ちゃんが言っていた「生きてるのにどうやっても会えない」の意味が分からずにいたが、まさか……こんな残酷な事実だなんて……あんなお姉ちゃんはずっと一緒に10年前の
自分の母様 ……みくるお姉ちゃんといたのに…………」
クラン「キィ…………あなたならある程度予想出来るのではなくて?理由については覚えていなくとも
キリハ「まさか……」(怪盗団と戦うため?いや…それだけでは……待て!何故2人は同時に変身した!?アニメでは他の人は1人ずつ変身していたが……アニメと現実の違いか?……今度孝太郎にも話をしないと、その前に、孝太郎に首飾りと名刺を見せてあの人なのかどうか……)
ルース「あれとは?それよりもアンナ様の遺伝子データについて少しおかしいところが……」
クラン「オホン!そろそろ終わりにしませんと……それとキィ、アンナからあなたにメッセージが
ありますわ。」
キリハ「あんなお姉ちゃんから!それと…遺伝子データって?」
クラン「キィ…アンナの父親はジェットとかいう2人の保護者ですわ。もちろん妖精の」
キリハ「ジェットおじいちゃん!?みくるお姉ちゃんとそんな関係だったの!?
じゃあ…あんなお姉ちゃんは人間と妖精のハーフなんだ……」
クラン「言っとくけど、この事実は私とベルトリオンとキィ、それとアンナしか知りませんわ。くれぐれも他言はしないように……10年前はミクルに知られないようにするのは、大変だったですわ!」
キリハ「わかった、クランお姉ちゃん」
ルース「あの………いつまで内緒話をしているのですか?」
キリハ「すまん……それとすっかり時間が経っている…買い出しにいかんと、みんなに心配をかける」
ルース「……それはそうですね……キリハ様……いつか3人についてお話をされるのを待っています。」
キリハ「そうだな……その前にやらなければならないことをしてからだ。行くぞルース殿」
ルース「ええ」
この言葉を皮切りに揺り籠から去るキリハとルース
2人が去って1人になったクランはため息をつきながらもこう言った。
クラン「はぁ~まさかクラノキリハがキィだったなんて。それにアンナの去り際のセリフ………
もしそうならもう一度ベルトリオンに会うために時を超えるかもしれませんわ………
やれやれ大変なことになりそうですわ………」