金獅子のシキと謎の老人が激戦を繰り広げる人間オークション会場から命からがら逃げ出した麦わらの一味は、とにかく危険地帯から離れようとして、あてもなくシャボンディ諸島内を走っていた。
「はぁ……はぁ……みんないるか?」
周囲に敵の気配がない場所で足を止めた麦わらの一味の船長、モンキー・D・ルフィが仲間たちの点呼をとった。
「やべぇぞルフィ! 案の定だがアホ剣士が迷子だ!」
料理人である黒スーツのぐるぐる眉毛男、サンジが欠員に気付いて声をあげた。
「ニュ〜……ごめんなお前ら……俺を庇ったばかりにこんなことになっちまって」
行方不明の剣士、方向音痴のロロノア・ゾロとは別に、諸事情で一味に同行しているタコの魚人剣士ハチが申し訳なさそうに言った。
「俺が探してくる……だからお前らは安全な場所に隠れててくれ……」
「バカ言うんじゃないわよ! あんただって重傷なのよ!」
航海士であるオレンジの髪の女海賊ナミがハチを叱責した。
ハチはオークション会場で天竜人チャルロス聖に銃で撃たれて深手を負っているのだ。
「そうだぞハチ! 悪いのはこんな時にまで迷子になるうちのゾロだ! 責任取ってルフィが探しに行くに決まってんだろ!」
「ああ! 任せろ!」
一味の狙撃手である鼻の長い男ウソップが勇ましく他人任せの発言をして、それにルフィが頼もしく自分の胸を叩いた。
「何言ってんだウソップ! ルフィひとりで行かせたらまた騒ぎを起こしてさっきのやべぇジジイが飛んでくるぞ!」
「確かに……! よしルフィ、さっきのやっぱなし!」
サンジの指摘を受けたウソップが一瞬で意見を取り下げた。
「大丈夫だと思うけどなー」
「そういうわけだから……俺たちはこう分かれる!」
口を尖らせて不満を表明する船長を無視してサンジが地面に木の枝を使って一味のチーム分けを書いた。
それによると『マリモ捜索チーム』はリーダーのサンジの他に最近加入したばかりの骸骨音楽家ブルックだけとなっている。
「捜索チームが二人だけってぇのはス〜パ〜人手不足じゃねぇか? 俺もそっち行くぜ?」
「そうよ。能力で目を増やせる私も捜索に……」
「いや、これでいい。いざって時に逃げられるように足の早い俺たちだけで行くべきだ」
「ヨホホホ、お任せください」
船大工である身体の前半分だけ改造人間フランキーと女性考古学者ロビンから捜索チームの増員を求められても、サンジはチーム分けを変えようとせず、ブルックも同調した。
「いいかルフィ! ナミさんとロビンちゃんに傷ひとつつけさせてみろ! 傷ひとつにつき一食抜くからな!」
食事抜きがどんな罰よりも苦痛なルフィは何度も頭を縦に振ってみせた。
こうして麦わらの一味は三人が別行動となり、他は一味に友好的な元海賊の女性が経営しているぼったくりバーに逃げ込むことになった。
「ニュ〜……シャッキー……」
「えっ……はっちゃん!? すごい怪我! 待ってて、お医者さんを……」
「大丈夫! 俺が医者だ!」
負傷者の治療は麦わらの一味の船医であるヒトヒトの実を食べた人間トナカイのチョッパーが行い、怪我が少ない者たちはバーの店主であるシャッキーことシャクヤクに食事を貰って身体を休めた。
「……はぁ。やっとひと息つけたわね。なんだったのよあのふわふわ浮かぶニワトリじいさんは」
ナミが漏らした愚痴を聞いたシャッキーは一味を襲った人物に心当たりがあった。
「フワフワ……ニワトリ……もしかして金獅子のシキ!?」
「金獅子……!? まさか、あの男が……!」
知識量が多いロビンも名前を聞いたことで敵の正体に気付いた。
「キンジシ? 誰だ?」
まだ二十歳にもなっていないルフィは二十年以上目立った活動をしていなかったシキを知らず、口に料理を詰め込みながら首を傾げた。
「シキは……あのロジャーを何度も追い詰めたことがある伝説の大海賊よ」
「え〜〜〜〜〜!? 海賊王を追い詰めた〜〜〜〜〜!?」
ウソップが目玉と舌を突き出しながら驚愕した。
「なんでそんな化け物がこの島にいるのよ〜!?」
怖がって震えるナミとチョッパーが涙を流しながら抱き合った。
「ん……? つーかあの爺さんがそんなにヤベー海賊ってーなら、それを止めてくれたもうひとりの爺さんはナニモンだ?」
「それって……まさかレイさん!?」
汗を流すだけで比較的冷静なフランキーが疑問を口にすると、焦った様子のシャッキーがカウンターを飛び越えた。
「ニュ!? シャッキー、どこに……」
「いくらレイさんでも相手がシキじゃどうなるか分からないわ! 加勢に……」
「大……丈夫だ」
シャッキーが店を飛び出ようとして扉を開けると、ちょうど戻ってきたレイさん……シルバーズ・レイリーが倒れ込むように入ってきて、シャッキーにもたれかかった。
「レイさん!」
「勝負は私の勝ちだ……さすがにこちらも……ただでは済まなかったがね」
「ああ、そんな……ダメよレイさん! 死なないで!」
「みんなで中に運ぶぞ! チョッパーは治療を頼む!」
「ああ! 任せてくれ!」
重傷のレイリーを皆で店内に運び込んでハチの隣に寝かせ、ルフィから指示を受けたチョッパーがレイリーの治療を開始した。
「……よし! 傷の洗浄と縫合完了! 止血よし! 輸血よし! 抗生剤投与もバッチリだ! あとは治るまで安静にしててくれ!」
多数の深い傷を負って失血死の可能性も大いにあったレイリーはチョッパーの迅速な対応により命の危機を脱した。
「ありがとう。見事な縫合だ。君は名医だな」
「名医! そんなこと言われても嬉しくねぇぞこのやろぉ〜」
チョッパーが嬉しそうに身体をくねらせた。
「……さて、先程は余裕がなく名乗れなかったのでな。今あらためて名乗らせてもらおう。私はシルバーズ・レイリー。元ロジャー海賊団の副船長だ」
老人の名前を聞いた麦わらの一味がルフィを除いて驚愕した。
ロジャー海賊団の副船長であり、海賊王の右腕と名高い『冥王』シルバーズ・レイリーの名はシキと違って若者たちにも広く知れ渡っているのだ。
「だが今はコーティング屋のレイさんで通している。君たちもそう呼んでくれ。私はしがない老いぼれ……もはや昔ほどには戦えんのでな」
「はは、冗談きついぜ……俺たちが束になっても手も足も出なかったあの金獅子とかいう爺さんは倒しちまったんだろ?」
ウソップが冷や汗をかきながら言った。
「向こうも相応に衰えていたというだけだ。それに倒したと言っても一時的な話で、おそらくシキは明日にも復活するだろう」
話を聞いていた全員がとどめをさす前にシキに逃げられたのだと解釈した。
「言っておくが私はそのような半端な決着を勝利と呼ばんぞ。確かな致命傷を与えてやったとも」
そんな心の中の考えを読み取ったかのようにレイリーがシキの状況を補足した。
「だが奴はとある悪魔の実の能力によって死を免れた」
「ヨミヨミの実か?」
ルフィは仲間であるブルックの能力を思い浮かべた。
「いやブルックが食ってんだからねぇだろ。あのニワトリみたいなトサカ……俺はタマタマの実と見た。死んだら卵に戻って復活するらしい」
フランキーは昔市販の悪魔の実図鑑で見て偶然知っていた能力をあげた。
「いいえ……きっとヘビヘビの実モデル『ヤマタノオロチ』ね。頭の数だけ蘇生するそうよ」
情報収集能力に秀でており強力な悪魔の実に詳しいロビンはまた別の能力を考えた。
「生き返る悪魔の実って結構あんのな」
「な」
ウソップの呟きにチョッパーが相槌を返した。
「いや、シキはフワフワの実の浮遊人間だ。シキを不死にしているのは別の能力者で、その悪魔の実の名前はボルボルの実という」
「ボルボル……ボール?」
自身の扱う技にボールと名の付いたものがあるナミがボルボルからボールを連想した。
「その通り。ボルボルの実の能力者は悪魔のボールで人間を捕獲する。捕獲された人間は能力者の命令に逆らえなくなり、さらに不老不死となるために自死による解放も許されないのだそうだ」
「な……そ、そんなの奴隷じゃねぇか! その能力者は悪魔か何かかよ!?」
ウソップの悲鳴を聞いたレイリーが深く頷いた。
「私にボルボルの実について教えてくれた男は、これこそが全ての悪魔の実の中で最も真の悪魔に近い能力だと言っていた。悪魔の実なのだから悪辣な能力などいくらでもあるだろうと思っていたが……実物を見て確信した。あのシキすら支配下に置くというのなら、もはやそれは悪魔の力と呼ぶ他あるまい」
かつて海賊王が苦戦した猛者でさえも奴隷にしてしまえるボルボルの実のあまりの恐ろしさにこの場の誰ひとりとして悲鳴すら発せず、ぼったくりバーに重苦しい沈黙が訪れた。
「ただし、今回の能力者に限って言えば付け入る隙はある」
沈黙を破ったのはレイリーだった。
「レイさん、まさか能力者本人に会ったの?」
レイリーが恐ろしい能力者に遭遇していたと知ってシャッキーが不安そうに聞いた。
「会った、と言うよりは能力で人間を捕獲する場面を目撃しただけだな。私よりもケイミー君の方がより詳細な容姿を把握しているのではないか? オークション会場で君の隣に座っていた少女だ」
「えっ……あの子!?」
「ちょっと待って! オークション会場でケイミーと一緒にいたってことは、そいつも奴隷にされそうになってたってことじゃない!? そんな強い能力者が人攫いに捕まるなんてありえないでしょ!」
ナミは少し前に麦わらの一味が簡単に蹴散らした間抜けな人攫いグループの姿を念頭に発言した。
「ボルボルの実は能力者自身の戦闘能力を強化する類ではないのだろう。それに、あの子は十歳前後に見えた。年齢不相応に強い子供がいないわけではないが、あの子に関しては私の見た限り常識の範囲から逸脱していない。能力さえ使わせなければ君たちなら勝ち目は十分にある」
レイリーの見立てを聞いた麦わらの一味は窮地としか思えなかった現状がなんだか大丈夫に思えてきた。
「つまりあれか。本体に戦闘能力がないモリアみてぇなもんか」
フランキーが名前を出したモリアとはルフィがつい先日倒した王下七武海のゲッコー・モリアだ。
モリアはカゲカゲの実の能力者で、他人から奪った影を死体に入れることで弱点の塩を食わせる以外では倒せないゾンビ兵を作り出していた。
「モリアの能力も光をしっかり当てて影をハサミで切るという手順を踏む必要があったわよね。ボルボルの実の能力も目を合わせただけで発動するということはないはずよ」
ロビンの考察を聞いて捕獲の現場を目撃していたレイリーが頷いた。
「相手にボールをぶつける必要があるのは確実だ。それと推測だが相手が弱っている必要もあるのだろう。あの時、あの少女は捕まえていた瀕死の海賊よりもはるかに強いであろう巨人君にはボールを投げることすらしなかった」
「そうなると……あとはどんな奴を捕まえているか次第ね」
「シキを捕獲できたってことは同じくらいかそれ以上の戦力を保有しているんじゃないかしら」
「あの爺さんいじょ〜〜〜〜〜!? こえ〜こと言うなよロビン!」
「単独行動中の三人が捕まってないといいけど」
「ぎゃ〜〜〜〜〜!」
ロビンの悲観的な予想を聞いてウソップとチョッパーが泣き喚いた。
「だが可能性として考えねぇとなんねぇことだぜ。こいつぁ時間を与えるほど状況が悪くなるタイプの敵だ。どうすんだ、船長?」
フランキーが話を振ったことで麦わらの一味の最終的な方針決定は船長であるルフィに委ねられた。
「決まってんだろ! 俺たちは……」
逃げると言うつもりだったのか、戦うと言うつもりだったのか、この時のルフィの選択を誰かが知ることはなかった。
「……いかん! 上から何か来るぞ!」
なぜならそれを聞く前に戦いが始まってしまったからだ。
「シャアアアアアウ!」
ダイマックスしたオオタチののしかかりによりぼったくりバーは倒壊した。
「みんな伏せろ! ゴムゴムの……ギガント風船〜〜〜〜〜!」
「シャウ〜〜〜〜〜!?」
中にいた麦わらの一味も瓦礫と一緒に下敷きとなるはずだったが、レイリーの警告を受けたルフィが巨人サイズのゴム風船となって瓦礫とオオタチを吹き飛ばしてくれたおかげで難を逃れた。
「うお〜〜〜〜〜! ルフィ〜〜〜〜〜!」
「ありがと〜〜〜〜〜! 死んだかと思った〜〜〜〜〜!」
「まだだ! また来るぞ!」
襲撃を退けたと思って油断するウソップとチョッパーをルフィが叱責した。
「シャウ!」
「あれは……CP9の技!」
ロビンが見上げた先では吹き飛んだはずのオオタチが空気を蹴って空中で踏みとどまっていた。
「みんな逃げろおおおおお! 巨大ゴリラが突っ込んで来るぞおおおおお!」
ルフィが叫びながら腕に空気を送り込んで巨大化させ、拳を振り上げて突撃してくるオオタチを迎撃した。
「ゴムゴムの……ギガントピストル!」
「シャウン!」
二つの巨拳がぶつかり合い、その余波が強風となって吹き荒れた。
「ぎゃ〜〜〜〜〜!」
「きゃ〜〜〜〜〜!」
「わ〜〜〜〜〜!」
肉体的に弱いウソップとナミ、および体重が軽いチョッパーが遠くまで吹き飛ばされてしまった。
「うおおおおお!」
「シャウウウウウ!」
しばしの拮抗の後、押し負けたのはルフィであった。
「えっ……ぐえっ!?」
打撃攻撃を無効化するゴム人間であるためにダメージはないが、今ルフィが出せる最大級の攻撃を正面から破られたショックは大きく、それによって生じた隙を突かれてルフィはオオタチの手に掴まれてしまった。
「この……! は〜な〜せ〜〜〜〜〜!」
覚醒したゾオン系能力とダイマックスによる二重の強化を受けたオオタチの腕力はルフィをもってしても抜け出せないほどになっていた。
握り潰そうとしても痛みを感じた様子もなくもがき続けるルフィをしばらく観察したオオタチは、何を思ったのかおもむろにルフィを自分の口へと運び始めた。
「嘘でしょ!? あいつ、ルフィを食べる気!?」
「させないわ!」
「必殺火薬星!」
「ウェポンズ・レフト!」
遠距離攻撃手段を持つ者たちがオオタチに一斉攻撃をしかけた。
「……シャウ?」
それに対するオオタチの反応は蚊にでも刺されたかのようだった。
「全然効いてねぇぞ!? バケモノだぁ!」
「どいていなさいチョッパー君!」
「あっ! 動いたら傷が……!」
麦わらの一味では手に負えないと見て、変形してゴリラのような姿になったチョッパーに肩を借りていたレイリーが飛び出した。
「彼岸刃鉈!」
「ジャゥウ!?」
レイリーの斬撃はオオタチの腹部に大きな傷を刻み込んだ。
たまらずルフィを手放したオオタチが転倒し、大地を揺らした。
「助かった! ありがとうおっさん!」
「いいから逃げなさい! こいつはまだ起き上がる!」
「シャァァァァウゥゥゥゥ」
目を血走らせ唾液を撒き散らしながらゆっくりと立ち上がろうとするオオタチの姿はまるで悪夢の怪物のようだった。
「おそらくは覚醒して自我を失ったゾオン系能力者……さすがにタフだな」
レイリーが麦わらの一味を背に庇うようにして正面からオオタチを見据えた。
「そう言う爺さんもな」
そしてその無防備な背中に桃色の髪の大人なお姉さん……メガコーラルが触れていた。
「なっ……」
コーラルは麦わらの一味を巻き込むようにほうでんした。
悲鳴すら白く塗り潰した電撃が消えると、麦わらの一味は電撃を無効化できるルフィを除いて全員が倒れていた。
「……どいつもこいつも頑丈だな。ひとりも死なねぇなんてよ」
人間が普通に絶命する威力の電撃を浴びたにもかかわらず、ルフィの仲間たちは神の加護でも受けたかのように全員が気絶止まりで命を拾っていた。
「まあ……コーラルたちにとっちゃその方が好都合だけどな!」
コーラルが上空に電気を放って合図を出すと、放物線を描いていくつものボールがルフィの仲間たちに降り注いだ。
「ボール……! やめろおおおおお!」
ルフィが伸縮するゴムの腕を振り回して仲間たちに迫るボールを弾き飛ばした。
「はぁ? てめぇ何マシロの狩りの邪魔してんだよ! むかつくなぁ!」
刃物を持ち歩いていないコーラルは打撃と電撃を無効化するゴム人間に有効な攻撃手段がなく、苛立ちを募らせて地団駄を踏むことしかできない。
「さっきの電気……エネルと同じ能力だな! だったら!」
ここに来るまでの旅路の中で雷に変化するロギア系能力者を倒した実績を持つルフィは、今回も自分の攻撃が有効だと考えてメガコーラルに攻撃をしかけた。
「だったら何だよ?」
メガコーラルはルフィの攻撃を回避して彼の頭を掴み取り、首を引き伸ばして気道が閉塞するようにきつく結んでしまった。
「……! ……! 〜〜〜〜〜!」
呼吸できなくなったルフィは声すら出せずに悶え苦しんでいる。
「あははははは! ゴム人間だろうと息ができなきゃ死ぬもんな!」
「ルフィ君! ぐぁっ……!?」
「シャウ」
まだかろうじて動けたレイリーをオオタチが巨大な手で抑え込んだ。
「無理すんなよ爺さん。心配しなくてもそんだけ強けりゃマシロは大切にしてくれっからよ。なっ?」
コーラルが振り向いた先には無垢な笑顔を浮かべたマシロが立っていた。
「ああ! 人を傷つける海賊は大嫌いだけど、俺に捕まったらもう海賊じゃないもんな!」
マシロは手の中にボールを作り出し、レイリーに向かって優しく放り投げた。
しかしレイリーはまだ抵抗を諦めていなかったようで、ボールは何も吸い込むことなくはじかれた。
「はぁ……シキと戦ってもうほとんど瀕死だろ? お爺さんはよく頑張ったよ。でも、もういい加減楽になりなよ……こいつらみたいに」
ため息をついたマシロはおもむろに二つのボールを投げた。
「な……」
「……!?」
レイリーとルフィがボールから出てきた二人を見て青ざめた。
なぜならその二人は……麦わらの一味の剣士ゾロと、料理人サンジであったのだから。
麦わらの一味全員の捕獲を目論むマシロとコーラル。
恐ろしい能力を持つ二人の脅威はまだまだ続く!
……ドンドットット
……ドンドットット
……おや?
どこからともなく ふしぎなおとがきこえてきた