仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 外伝 追憶のレジスタンス 作:極王ゴット
みこ「そこで覚悟を決めたアクルは自分の体の限界を越え新たな姿【ゼニスクウガアクアネクサス】へと変身しハートさんと全力の戦いを始めたにぇ!」
こより「激闘の末、ハートさんに勝利するもその代償は安くなくアクル君自身も限界を越えた体にさらなる負荷をかけたことによって瀕死の重傷を負って眠ってしまう」
クロヱ「そしてついに水君達はガイロスの元へと辿り着きアルドルさんを取り戻すために戦い始める」
AZKi「生きて勝ち必ず帰ってくると約束してくれた紅蓮君達……第十三話で見てください」
三人称
ガイロスとの決戦が始まると同時にディレイジGaは壁を走ってガイロスへと近づいていきIFディエンドJはヨルムンペンサーを伸ばしてガイロスを狙う。
ディレイジGa「はあ!」
IFディエンドJ「フッ!」
ガイロス「ふっ!はぁ!」
ディレイジGaとIFディエンドJの攻撃をガイロスはカースエッジをうまく利用して受け流し近づいてきたディレイジGaをカースエッジの峰の部分を使ってIFディエンドJの方へと弾き飛ばす。
ガイロス「フッ!」
ディレイジGa「グッ!」
ガイロスの一撃で飛んできたディレイジGaをIFディエンドJは受け止める。
IFディエンドJ「グッ!水月、大丈夫か?」
ディレイジGa「ああ……だがあいつ……おそらく俺の戦い方を覚えてる」
IFディエンドJ「ん?どう言うことだ?」
ディレイジGa「以前はこの姿で圧倒できてた……だが今は全部が読まれたように動かれてる……何かの力か?」
IFディエンドJ「何かの……ヒューマギアのラーニングの能力かもな」
IFディエンドJはそう言うとディレイジGaを立ち上がらせて構える。するとガイロスはIFディエンドJを嘲笑うように言う。
ガイロス「まだ立ち向かってくるのか?我に敗れ、死の恐怖に囚われそして幾度となく罪を犯した貴様が幸せを求めるのか?」
IFディエンドJ「……確かにそうだな、俺はお前に負けて殺される恐怖に囚われた……だからこそ俺はお前を乗り越える!それによ、別に幸せなんて求めてない……俺はただかつて奪った命達に贖罪をするだけだ」
ガイロスはIFディエンドJの変わらぬ覚悟を見てガイロスは心を折ることは不可能だと理解すると今後はディレイジGaを見て言う。
ガイロス「貴様はいいのか?こいつと共に生きたいのだろう?だがこいつを助けるのは不可能、殺すしかないぞ?」
ディレイジGa「知るか!ないならお前を倒した後に見つけ出す!たとえ助けられない運命が決まっていたとしても関係ない!あいつらは俺の運命を変えてくれた!だから今度は俺がアルドルの運命を変える番だ!」
IFディエンドJと同じく変わらぬ意志と強い覚悟でそう言い切るディレイジGa、二人の覚悟はもはやガイロスの言葉で揺れ動くものではなかった。そしてディレイジGaとIFディエンドJはカードを取り出す。
ディレイジGa「アルドルを救う方法を見つける。その前にお前を無力化する!」
IFディエンドJ「お前の物語はとっくに終わってるんだ、サッサっと成仏しやがれ!」
《ファイナルインフィニットセイクリッド(ファイナルギャラクシアインフィニット)ライド!ディエンド(レイジ)!セラフィックブレイズ!(メシア!)》
光を纏いIFディエンドJとディレイジGaはIFディエンドSBとGディレイジIFMへと変化した。
IFディエンドSB「救済の焔に焼かれて悶えろ!」
GディレイジIFM「全てを超える覚悟の重さをしれ!」
IFディエンドSBはレジスタンス時代の仲間を取り戻すために救済の焔を眩くそして熱く燃え上がらせGディレイジIFMは大切な仲間を助ける運命を掴み取るために無限の力を輝かせる。
IFディエンドSB「さぁ、始めようぜ、最後の戦いを!」
GディレイジIFM「お前との因縁もこれで終わりだ」
IFディエンドSBはインフィニットディエンドライバーをGディレイジIFMはギャラクシアブレイカーを構えてガイロスに向かって走り出す。
アクルは深い闇の中でただ浮いている感覚だけが会った。そんなところにどこか切羽詰まったような声が響く。
?『……きてください!……さん!』
アクル(だれ……というかここは……)
?「起きてください!アクルさん!」
アクル「……はっ!」
暗い闇の中で響いていた声の中でアクルの目が覚めるとそこにはボロボロの体で光剛剣最光を持っている正義がいた。
アクル「正義…?」
正義「!アクルさん!……良かった……目が覚めたんですね、ギルバスを倒したあとここにきたらボロボロの体で倒れたまま意識を失ってるアクルさんがいたので……驚きましたよ、駆け寄ったら目を閉じたまま呼吸もしてなくて心臓も止まってたので……ゼインの力で召喚したこの剣の力で回復させるのがあと少し遅かったら手遅れだったようですし……よかったです」
アクル「……そうか……」
アクルはギリギリのところで命を救われたのを感じて目の上に腕を置いて正義への感謝に手を強く握りしめるとなんとか上半身を起き上がらせて正義に聞く。
アクル「正義はすぐに助太刀に行くの?」
アクルの質問に対して正義は首を横に振って答える。
正義「すぐには行けませんよ、僕自身も体の限界が近いですし、それに僕が行ったらアクルさんが無理していっちゃうじゃないですか」
アクル「うっ…!」
自身をジト目で睨んでそう言った正義の言葉につい先ほど相当の無理をして死にかけた手前何も言い返すことができずにアクルの言葉が詰まると正義はそのまま言う。
正義「ゼインと一緒にあそこに落ちてるドローンカメラの映像を見てわかりましたが無理しすぎですよ、あんな体でバーニングクウガの秘める力全てを使うなんて……しばらくは動いちゃダメですよ」
アクル「はい……」
正義から感じる圧倒的な圧にアクルは頷き水月と紅蓮の勝利を祈ることしかできないのだった。
水月と紅蓮がIFディエンドSBとGディレイジIFMに変わってから戦況は完全に逆転していた。ガイロスの攻撃の手をIFディエンドSBが確実に潰してGディレイジIFMがその隙に攻撃を仕掛けてくる。
ガイロス「くっ!はぁ!」
IFディエンドSB「はっ!」
ガイロス「なっ!?」
《クローズ!》
GディレイジIFM「はああ!はぁ!たぁ!せい!」
ガイロス「グッ!があ!ぐわああ!」
IFディエンドSBが潰したガイロスの動きの隙にGディレイジIFMはギャラクシアブレイカーとビートクローザーの二刀流を使ってガイロスを切り裂き圧倒する。
GディレイジIFM「はぁ!」
ガイロス「グッ!舐めるなぁ!」
GディレイジIFM「フッ!」
《ナイト!》
ガイロスはGディレイジIFMに圧倒される中でなんとか反撃とために怨念の力を増大させて放つ。その攻撃の反動によって煙が巻き上がる。
ガイロス「これで……「終わるわけがないだろ?」なっ!?」
煙の中から出てきたのはウィングウォールを纏って体を守るように持って無傷のまま出てきた。
GディレイジIFM「お前は俺たちには勝てない、それに一つだけ方法が思いついたぞ、アルドルを助け出す方法を一つだけな」
IFディエンドSB「なんだと!?」
GディレイジIFMの言葉にIFディエンドSBが驚いたような顔を上げるとGディレイジIFMは静かに構えながら言う。
GディレイジIFM「さっき思い出した、初めてガルムの力を使った時にマスクが取れた時、確かにアルドルの意識は戻ってたこと、そしてマスクが独りでに動いて再びアルドルについた時、再び暴走をしたことだ」
IFディエンドSB「……なるほどな、つまりマスクを飛ばして破壊する。そうすればアルドルを取り戻せるってわけか」
GディレイジIFM「だが、ガイロスの実力もそうだが、マスクを破壊するのはかなり厳しいだろうな」
GディレイジIFMはそう言うとウィングウォールを脱ぎ捨ててギャラクシアブレイカーを構えるとIFディエンドSBも隣に立ってインフィニットディエンドライバーを構える。
IFディエンドSB「俺たちならできるだろ?絶対に勝ってアルドルと一緒に帰る」
GディレイジIFM「ああ」
GディレイジIFMとIFディエンドSBはそう話すと同時に駆け出す。ガイロスは向かってくる二人に対して先ほどとさほど変わらずに攻撃をする。
ガイロス「フッ!」
IFディエンドSB「はっ!そこだ!」
ガイロス「フッ!……!何!?」
ガイロスのカースエッジによる攻撃をIFディエンドSBはうまく受け流して少し距離を取るとその距離で再び動こうとしたガイロスが動き切る前に撃ち抜きガイロスの行動を妨害するとGディレイジIFMがガイロスに向かって走っていくと同時にライダーカードを取り出してインフィニットディエンドライバーに入れる。
《ファイナルインフィニットセイクリッドライド!ドォーン!セイバー!鎧武!》
IFディエンドSB「行ってこい」
《サモンファイヤー!ドォーン!セイバー!鎧武!セラフィックブレイズ!》
IFディエンドSBがインフィニットディエンドライバーの引き金を引くとそこからセラフィックブレイズの炎に包まれて炎の意匠を纏ったドォーン、セイバー、鎧武が現れた。
ガイロス「ぐあ!何者だそいつらは……」
IFディエンドSB「ん〜、名付けるならセラフィックライダーってどこか?さぁ!水月の加勢に行け!」
IFディエンドSBがそう言うとドォーンSB、セイバーSB、鎧武SBはそれぞれの武器を構えて走り出す。
ガイロス「くっ!ガッ!グワァ!」
ガイロスはGディレイジIFMの攻撃の中うまくその間を通り抜けて攻撃をしていくセラフィックライダーの攻撃に対応しきれずに押されている中一瞬GディレイジIFM達の後方に聖なる炎が見えた。
IFディエンドSB「フィニッシュ♪」
《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディエンド!セラフィックノヴァ!》
IFディエンドSBがインフィニットディエンドライバーの引き金を引くとそこから強烈な聖炎が放たれセラフィックライダーたちがその炎の元に戻るように姿を消すとGディレイジIFMが体を少し逸らしてガイロスのマスクへと聖炎が直撃する。
ガイロス「グッ!がああああああああ!」
IFディエンドSBの一撃を直撃で受けたガイロスが呻き声を上げながらガイロスのマスクが取れるとGディレイジIFMが飛び上がりながら構える。
《ギャラクシアチャージ!インフィニティメシア!》
GディレイジIFMは空中でカードをギャラクシアブレイカーに装填して宇宙と無限の二つの力を込めた剣を振り抜く。
《ギャラクシアメシアブレイク!》
GディレイジIFM「これで終わりだああああ!」
そう言いながらGディレイジIFMが全力で振ったギャラクシアブレイカーの攻撃でガイロスのマスクは完全に破壊され静かに地面に落ちた。
GディレイジIFM「はあ、はぁ……終わったか?」
IFディエンドSB「ああ、完全に壊れてる」
GディレイジIFMのまだ警戒を解いていない疑問に破壊されたマスクが落ちた地点でガイロスのマスクを見ているIFディエンドSBは答える。
GディレイジIFM「そうか……!アルドルは!?」
IFディエンドSBの言葉ですぐに警戒を解くとアルドルの心配をするGディレイジIFMは先ほどまでガイロスに囚われていたはずのアルドルがいたところを見るとそこには何が起きていたのかわからないような様子で自分の手を見ているアルドルがいた。
アルドル「一体……何が……確か俺はあいつに完全に乗っ取られ「アルドル?」!」
何が起こったかを理解しようと自分のみに起きていることを理解しようとこれまであったことをアルドルが整理しようとしているその時後ろから聞こえた声で思考が止まり無意識に後ろを見るとゆっくりと自分に向かって歩いてきてるGディレイジIFMを見つめる。
アルドル「お前は……まさか……水月?」
GディレイジIFM「ああ……俺だよ、そこのは兄……紅蓮だ」
アルドル「まさかとは思ったが……なんで二人がこんな……いや、少しだけ思い出したぞ……一度だけ黒い狼みたいなライダーが俺を……まさかあれも?」
GディレイジIFM「ああ、俺だ……アルドル……」
GディレイジIFMはそう喋りながらゆっくりとアルドルに近づいて変身を解き、それを見て紅蓮も変身を解くとアルドルは二人の姿を見て驚いたような顔をする。
アルドル「本当にお前らだったのか……」
水月「ああ、あれから色々あって……それで…それで…!」
もう会えることないと思っていた仲間と長き激闘の末に出会え、そして助け出すことのできたことができてついにちゃんと大切な人と語り合えることに水月は決壊しそうな顔のままゆっくりと近づく。そんな水月を紅蓮は優しく見守りアルドルは少し驚いた顔をしたあと両手を広げて子供をあやすような声で言う。
アルドル「来な、水月」
その言葉で水月の心は決壊した。
水月「うっ…!ああ…!アルドル……うわあああああああああああ!」
アルドルを助け出せようやく喋れることに対してなんとか涙を堪えていた水月はアルドルの言葉で決壊し勢いよくアルドルに抱きつく。アルドルは突撃と言ってもいいほどの力で抱きついてきた水月を受け止めると優しく頭を撫でながら言う。
アルドル「まさかあの水月がこうなるなんてな……変わったな」
水月「それは変わるさ、あれから色々ことがあったんだ……本当に…!」
再会を噛み締め強く抱きついてくる水月を兄のように優しく抱き返すアルドル。その様子を見て紅蓮は優しくどこか嬉しそうな笑顔を浮かべて見ているとアルドルは体勢を変えぬまま、紅蓮を見て言う。
アルドル「お前も変わったな……なんか、偽りがなくなった?」
紅蓮「そんなところまで見透かしてたのかよ……まぁ、変われも変わるってことさ」
アルドル「そうか……」
アルドル本人としても久方ぶりの仲間達との会話に無意識に口角が上がってしまうと水月はようやく落ち着いたのかアルドルから少し離れると少し顔を赤く染めながら腕を組んで言う。
水月「全く……心配をかけさせるな」
アルドル「ごめんな、それと……ありがとう」
水月「……ああ」
水月とアルドルは微笑み合うとどうせなら久しぶりの会話をさせてやろうと考えた紅蓮は二人が話せるように話題を出す。
紅蓮「あれから色々あったんだぜ、水月はな、俺たちの未来を変えるためにクロヱと一緒に過去に行って破壊神が生まれるのを妨害しに行ったんだ」
アルドル「破壊神を!?……成功したのか?」
水月「……倒すことはできなかった、破壊神は俺たちが知ってる破壊神とは違ってたんだよ」
アルドル「違ってた?」
水月「なんかマスコット的な?そんな感じだった」
アルドル「破壊神がマスコット!?」
レジスタンスとしての常識をたった一言で打ち砕かれたアルドルはギャグのような顔をして驚いていると水月は懐かしいことを思い出すように言う。
水月「俺も最初は破壊神を殺す気だったんだ。だけど過去のあいつの度量や光……人としての強さを見て、あいつが……兄さんが破壊神にならない、新しい未来を作り出したいと思ったんだ」
アルドル「……俺から見てお前は常に怒りに飲まれているように見えていた。そんなお前を変えられたのは俺達(レジスタンス)ではなく過去の破壊神だったのか……」
水月が変わってくれたことにアルドルは嬉しそうにしながらも水月を変えたのは自分達(レジスタンス)ではなく恨んでいた破壊神の過去の姿だったことに少し悲しそうな顔をする中水月は過去に思いを馳せるような目で虚空を見つめて言う。
水月「いや、あの時お前たちが俺を拾ってくれて、レジスタンスに入れてくれたからこそ、俺は感情を理解できて……そして変わることができたんだ」
懐かしそうにそれでも嬉しそうに語り合う水月とアルドルを見て紅蓮が嬉しそうな顔を見ているとアルドルは今度は紅蓮を見て少し意地悪な笑顔で紅蓮に聞く。
アルドル「それで紅蓮、水月とクロヱの関係は進展したのか?」
水月「なっ!?/////」
紅蓮「結構したぜ、今はクロヱから告白されてその返事をこの戦いが終わったら返すって約束をな」
アルドル「へぇ〜」ニヤニヤ
水月「ぐっ…!/////そう言う兄貴だって、AZKiから告白されて返事はこの戦いが終わったらだろう!」
アルドル「ほぉ〜、そっちも進展したんだね〜」
紅蓮「なっ!?/////水月!仕返しのつもりか!?」
紅蓮と水月で言い合いがはじまりそうになった時アルドルは勢いよく立ち上がると二人を見て優しく言う。
アルドル「じゃあ、帰ろう、クロヱやAZKiも早く二人に帰ってきてほしいだろうし、それにお前たちの今の仲間を見せてくれ」
水月「……ああ」
紅蓮「仕方ねぇな」
アルドルの茶化すような言葉と願いに水月は嬉しそうに立ち上がり紅蓮はめんどくさそうな声を上げながらもどこか嬉しそうに立ち上がってそう言う。
その様子は映し出された映像越しにクロヱやAZKi、みこもしっかりと見ていた。
クロヱ「アルドルさんが帰ってきた……」
みこ「やったにぇ!水君たちが勝ったにぇ!」
AZKi「よかったぁ」
レジスタンス組はかつての仲間が帰ってきてくれたことと今回は誰も死なずに勝てたと言うことに喜ぶ中水月達は出口に向かって歩き出す。その中ただ一人そらだけは怪訝な表情を浮かべていた。
そら(なんで……ガイロスは倒したはずなのに事務所が戻ってない……まさか!?)
アルドル『水月!』
一同『!?』
そらが一つの答えに辿り着きそしてこの場にいるメンバーが勝利を確信して一瞬だけ画面から目離した時、突然アルドルの声が画面から聞こえて驚き画面を見るとそこにはカースエッジにより体を貫かれて口から血を吹き出しているアルドルがいた。
水月は困惑していた。ガイロスからアルドルを解放して少し離してから今の仲間や今のクロヱ達を直に見てもらおうと帰ろうとした時突然アルドルに名前を呼ばれ突き飛ばされたからだ。
水月「ぐっ…!……アルドル、一体何を……!?」
水月がいきなり突き飛ばしてきたアルドルに文句を言おうと顔を上げるとそこにはカースエッジによって体を貫かれているアルドルと驚いた顔をして固まっている紅蓮がいた。
水月「アル……どる?」
紅蓮「なん……」
アルドル「すい……げつ……ぐれん……ごめん……」
アルドルは二人に言葉を言い切る前に突如動き出したカースエッジに吹き飛ばされ壁に衝突する。それを見て少し現在何が起こったかを理解した水月と紅蓮は急いでアルドルに駆け寄ろうとすると破壊したはずのガイロスのマスクとカースエッジ、ネクロシールドが空中に佇んでいてそれを見て二人の動きは止まる。
水月「何!?」
紅蓮「何が起こって……」
水月と紅蓮が今起こってる状況の変化に脳の理解が追いついていない中ガイロスのマスクなどから禍々しいエネルギーが迸らせながら声が響く。
?『ずっとこの時を待っていた……』
紅蓮「!?」
突如聞こえた声に大きく反応をしたのは紅蓮と映像から声を聞いていたAZKiだった。
AZKi「そんな……ありえない……こんなことって…!」
紅蓮「なんでだ……確かにあいつはお前の怨念がこもってた……だけどお前自身は…!」
水月「兄貴、こいつを知ってるのか?」
紅蓮「知ってるも何も……こいつは……こいつは…!」
?『我が名はドォルネス、貴様らの全てを支配するラスボスだ』
水月「なっ!?ドォルネスだと!?だがそいつはもう死んだはずだ!」
ドォルネス『確かに我は極王ゴットと極王紅蓮によって敗れそれを代償に極王ゴットの破壊衝動を解き放った。だがしかし、破壊衝動を解き放った極王ゴットが滅ぼした世界で生き残った人類の極王ゴットを恨む気持ちからガイロスの鎧が生まれた。そして魂のみが残っていた我はガイロスの怨念を使い蘇る方法を考えそしてガイロスの怨念の中にあえて飲まれたのだ、そして長い月日で見つけたのだ、極王ゴットへの強大な怨念を持ちそれ以外に強大な願いを持っている男を……』
紅蓮「それがアルドル……」
ドォルネスが語る紅蓮とゴットにやられた後の行動を聞いた紅蓮がガイロスがアルドルを乗っ取った理由を予測して理解するとドォルネスに更なる怨念のオーラが集まっていく。
ドォルネス『そう、そして今我は蘇る!更なる力を得て……貴様らを終焉へと堕としてやる』
ドォルネスがそう言った時オーラが輝いて衝撃波が出ると水月と紅蓮はその衝撃波に吹き飛ばされる。
水月・紅蓮「「うわぁ!」」
水月と紅蓮がドォルネスの怨念のオーラの衝撃に飛ばされるとこの空間の中に禍々しい闇の玉が現れてそこから一人の男が現れる。
水月「あれが……」
紅蓮「蘇りやがったのか……ドォルネス!」
紅蓮はゆっくりと立ち上がりながらかつての強敵を睨み名前を叫ぶとドォルネスは不敵に笑いバクヴァイザーⅢを腰につける。
《ガッチャーン!》
ドォルネス「感謝するぞ、貴様らのおかげで我はさらに強くなれた……今からその力で滅ぼしてやる。お前達が守ろうとしたものもろともな」
ドォルネスはそう言うと一つのガシャットを取り出してそのガシャットのプレイングスターターを押し込む。
《ドミネイトクロニクル!》
ドォルネスはそのままガシャットを手放すとガシャットは一人でにバグヴァイザーⅢの中へと装填される。
《ガシャット!》
ドォルネス「変身」
ドォルネスはその言葉と共に目を禍々しく光らせながらバクヴァイザーⅢのバグルアップトリガーを押し込み姿を変える。
《バグルアップ!Dominate! Over Rule!統べろ終焉!砕け秩序!今こそ全ては、我が覇道となれェェェェ!!仮面ライダー!ドォルネス・ドミネイトオーバー!!ABSOLUTE DOMINATION!!(アブソリュート・ドミネーション!!)》
ドォルネスの変わったその姿は禍々しく絶望を感じさせるまさにラスボスの姿。【ドォルネスドミネイトオーバー(以降ドォルネスDO)】その姿を前に水月と紅蓮は今まで感じたことのない圧倒的な力を感じながらもすぐに目に怒りを宿してカードを取り出す。
水月「よくもアルドルを…!」
紅蓮「何度甦ってもぶっ倒してやるよ!」
水月と紅蓮はそう言いながらカードを構える。
水月・紅蓮「「変身!」」
《ファイナルインフィニットセイクリッド(ファイナルギャラクシアインフィニット)ライド!ディエンド(レイジ)!セラフィックブレイズ!(メシア!)》
IFディエンドSBとGディレイジIFMに変わった二人は同時に走り出すとドォルネスDOは手元にデウスラッシャーに似た剣【ドミネイトスラッシャー】とデウスランパートに似た盾【オーバーディフェンサー】を手に持って武器を構えて走ってくるIFディエンドSBとGディレイジIFMに対抗する。
GディレイジIFM「ふっ!はぁ!」
IFディエンドSB「くっ!とらぁ!」
ドォルネスDO「フッ、フン」
ドォルネスDOはIFディエンドSBとGディレイジIFMが繰り出す強烈な攻撃を簡単に防いだり流したりをしながらドミネイトスラッシャーでバクヴァイザーⅢのAボタンとBボタンを押す。
《フリーズ》
その音と共にGディレイジIFMとIFディエンドSBの動きが時が止まったかのように止まり、GディレイジIFMとIFディエンドSBの激しい攻撃が止まる。
ドォルネスDO「理解しろ、貴様らは我の支配の中にいる……抵抗は無意味だ」
ドォルネスDOはそう言うとドミネイトスラッシャーに無限と破壊のエネルギーを混ぜ合わせた蛇のようなエネルギーを集めドミネイトスラッシャーを振り抜く。
ドォルネスDO「無窮滅龍剣」
ドォルネスDOはそう言いながらドミネイトスラッシャーを振り抜くと再びドミネイトスラッシャーでバクヴァイザーⅢのボタンを押して時を動かし始める。
《エンド》
二人「「うわああああああああああああああ!」」
時止めの中受けていた攻撃を時が動き出すと同時に攻撃のダメージを受けてIFディエンドSBとGディレイジIFMは吹き飛んで壁にぶつかると同時に変身が解ける。
水月「ぐっ…!ああ…!今のは……グラファイトの……」
紅蓮「まさか…!あいつ自身が召喚したライダーの敵の力も使えるようになったのか!?」
ドォルネスDO「その通り、お前達と戦ったもの、お前達の仲間が戦ったもの、そしてこの世界の極王ゴットの前に立ち塞がったもの達、その全ての力を我は使う」
ドォルネスDOがそう言う中紅蓮は吹き飛ばされたところの近くにアルドルがいることに気づきよく見るとまだ息があることに気づく。
紅蓮「アルドル!大丈夫か?」
アルドル「ぐ……れん……俺……は……」
紅蓮「……なんとなくお前の言いたがってることがわかったよ……それは俺じゃなくて水月に行ってやってくれ……」
紅蓮は自分に何かを伝えようとしてくれたアルドルにそう言うとインフィニットディエンドライバーでドォルネスDOを狙い引き金を抜いた後ケータッチを持って走りながら水月に向かって叫ぶ。
紅蓮「水月!アルドルは生きてる!任せた!」
水月「!……わかった!」
紅蓮の言葉を聞いて嬉しそうに目を輝かせた水月がアルドルのいるところへと走る中紅蓮はベルトにケータッチをつける。
《ファイナルカメンライド!ディエンド!コンプリート!イーンフィニティー!》
IFディエンドC「はああああ!」
IFディエンドCとなってドォルネスDOへと立ち向かっていく兄を横目に見ながらも水月は息も絶え絶えなアルドルに近づく。
水月「アルドル!待ってろ、すぐ「もう……おそい」……なっ!?」
駆け寄ってすぐにアルドルを救おうとする水月にアルドルは手遅れだと言うと水月は驚いた顔をした後その事実を認めたくないと言うようにアルドルに向かって叫ぶ。
水月「そんなことはない!必ずあるはずだ!諦めないぞ……絶対に…!だからお前も…!」
アルドル「なぁ……すいげつ……おれはさ……おまえや……ぐれんのこと……しょうじききらいだった……」
水月「……わかってたよ……今考えればよくわかる……アルドル達からしたら俺は破壊神の一員の一人であって兄貴はいきなり現れた変なやつだったからな」
アルドル「はは……それでも……おまえたちはおれたちのためにたたかってくれて……そんなおまえたちをみているうちにおれは……おまえたちの……となりでたたかいたくなったんだ……」
水月「!」
水月はアルドルに……クロヱやオルガルを除くほとんどのレジスタンスメンバーに最初の頃は歓迎されていないことは知っていた。しかし、信頼されていく中でアルドルが自分や紅蓮の隣で戦いたいと思ってることは今初めて知り驚いた。そんな顔をしているとアルドルは優しく微笑みながら水月の頬を撫でて言う。
アルドル「でも……かないそうにないなぁ……ごめんなぁ……おれのせいであんなやつがよみがえってしまって……」
水月「おい!アルドル!待ってくれ……やだ……まだ俺の成長とか……言いたいこととか……終わってないよ!」
死に行こうとするアルドルを前に水月が珍しく子供のようなことを言って止めているとアルドルと水月は謎の光に包まれた。
IFディエンドC「!?水月!アルドル!」
ドォルネスDO「よそ見をしてる場合か?」
IFディエンドC「しまっ……」
ドォルネスDOを前に隙を作ってしまったことでIFディエンドCがやらかしたと気づいた時すでに迫っていたドミネイトスラッシャーの攻撃は光によって弾かれた。
IFディエンドC「これって……」
Dゼイン「紅蓮兄さん!水月兄さん!無事ですか!?」
IFディエンドCが自身を助けた光に既視感を覚えると扉の方からDゼインとAクウガSが入ってきた。
IFディエンドC「正義、アクル!勝ったのか!」
Dゼイン「はい!でもさっき、兄さんのカードの力が突然光になって飛んでいったと思ったらここに……」
AクウガS「それでなんかやばいかもって思ったら……何あれ?」
IFディエンドC「ドォルネス……ガイロスの中に宿ってた怨念を使って甦った……それにあいつ自身も強くなってやがる」
IFディエンドCがドォルネスDOへの警戒をしたままそう言うとDゼインは先ほどまで水月達がいたであろう場所にある光を見てIFディエンドCに聞く。
Dゼイン「あそこに水月兄さんが?」
IFディエンドC「多分な……アルドルとの最後の時間だ……絶対に手は出させない」
AクウガS「そうなんだ……ドォルネス…!お前は許さない!」
AクウガSの言葉で3人のライダーは同時に走り出す。
水月は困惑していた、アルドルが死にかけていると思っていたらいつのまにか白い空間にいた。
水月「……ここは?」
?「どうやら、最後にお前のこれまでを見れるらしいな」
水月「!」
水月は白い空間を見ている中突然後ろから聞こえた声に振り向くとそこには優しく微笑んでいるアルドルがいた。
水月「アルドル……なんで…?」
アルドル「神様が最後に時間をくれたのかな?俺の水月の成長を見たいと言う思いにさ……まぁ、それが終わったら俺は消えるんだろうな」
アルドルがそう言うと水月は悲しそうな顔をする。そんな水月にアルドルは言う。
アルドル「そんな顔をするな、さぁ、見せてくれよ、俺たちがいなくなってからお前がどうしたのかをさ」
水月「……ああ」
水月がアルドルの言葉に頷くと白い空間に水月の過去の映像が流れる。
回想 会話 水月とアルドル
水月〔まずはオルガルやアルドルがいなくなった後だな、二人がいなくなってからもしばらく俺たちは破壊神と戦っていたんだがある日、俺たちの運命を変える出来事が起きた〕
アルドル〔運命を変える出来事?〕
水月〔過去の世界からこの世界で【ホロライブ】と言うのに所属していて破壊神こと兄さんの彼女的な存在になってる【ときのそら】が幼い時に未来にやってきたんだ〕
アルドル〔それが運命を?〕
水月〔正確に言えばその後に起きたこと、過去の兄さんがやってきて破壊神と戦ったんだ〕
アルドル〔過去の破壊神が助けてくれた?〕
水月『一般人が何してる!?』
みこ『早く逃げるにぇ!』
ゴット『お前達こそ逃げろ、ここは俺が食い止める』
《インフィニットライド!》
ゴット『変身!』
《ディケイド!》
水月〔そして破壊神と戦った兄さんを見てもしかしたらあの兄さんは過去から来たものなんじゃないかと気づいた。そして過去に行って破壊神を消すことで今を変えられるんじゃないかと思った俺たちは過去に行ったんだ〕
アルドル〔過去に!?……タイムマジーンでか〕
水月〔ああ〕
みこ『水君、クロたんどうするつもりだにぇ?』
クロヱ『もう他に手はないです』
水月『だから過去に戻って歴史を変える!』
水月〔そうして俺は過去の破壊神……極王ゴットと出会って奴を殺そうとした。だがあいつは不思議で……破壊神とは思えない言動をしてきたんだ〕
ゴット『俺が破壊神になるのを阻止するんだろ?だからそれを持って、帰って来てくれ、頼んだぞ』
アルドル〔自分の未来を邪魔しろって……かなりイカれてるな〕
水月〔それだけじゃない……あいつは破壊神ではなく救世主になると言って……そこで俺はあいつの強さってのを見たんだ、それにあいつや俺もレジェンドライダーに導かれた〕
ゴット『ここにいる皆さんも自分を犠牲にしてまで仲間を救おうとしています。この犠牲のサイクルを終わらせるためにやることはただ一つです!』
IFファイズ『あんたは彼女を救えてない!』
DRカイザ『お前がやっていることは彼女を苦しめいるだけだ!……だから……』
IFファイズ・DRカイザ『『俺たちが!お前達を救う!』』
紘汰『君は救世主になりたいんだろ?全部1人で解決するのが君の救世主なのかい?』
ゴット『それは……』
紘汰『それじゃあ……君の周りにいる人たちの意味がない。君が救おうとしているのはそんなに弱い人なのか?』
戒斗『お前に迷いが見えるのは俺の勘違いか?』
水月『俺が迷っているだと?』
戒斗『運命を覆す強さなど貴様からは感じない』
戒斗『これならできるかもな、ただしお前に運命を変える覚悟があればな』
水月『運命か……そんなものは俺が変える!あいつが破壊神になるのは……この俺が止める!変身!』
戒斗『見せてみろ……お前の強さを』
ディレイジ『こんなところで……死ねるかああああああ!』
紘汰『ゴット……自分だけじゃなく仲間を信じてこそ、真の救世主だ』
アルドル〔すげぇな、でも破壊神……極王ゴットは救世主になろうとしたって言っても心が揺れたりしなかったのか?〕
水月〔もちろんしたさ、あいつが一度破壊神と相対した時にその力を見て決まった運命を変えられるのかとな……でもあれがあったから、俺たちはさらに強く繋がった〕
ゴット『俺は救世主になるのやめるよ』
すいせい『人それぞれ、見る夢は違うんだよ?進む時間は人それぞれで、今は諦めても、きっと時間は夢に向かって進み続けると思うよ?』
ゴット『夢に向かって……進み続ける……』
いろは『そうでござる!それにゴット殿は破壊神より救世主の方が向いてると、風真は思うでござる!』
すいせい『すいちゃんも!』
そら『もちろん私もね!』
ゴット『俺は……みんなを守りたい……人の幸せのためにできることなら……命をかけても惜しくない!』
水月『ゴット!こいつを使え』
ゴット『それはお前のベルトだ、俺には使えない』
水月『これは元々インフィニットドライバーだ。お前がつけることで変わる、あいつらに好き勝手やらせる気か?』
ゴット『でも……それを使ったら俺は破壊神に……』
水月『お前は最高の救世主になると俺に言った。だったら問題ない』
ゴット『でも!』
水月『破壊神になったら!俺が倒してやる。必ず…!ゴット、俺を信じろ』
ゴット『……わかった。俺は救世主になる。救世主になって、世界を救ってみせる!』
水月〔そこから新しい仲間に出会ったり、ダグデドの件で行方不明になっていた紅蓮達と再開したりそしてゴットがさらなる力を得た〕
アルドル〔新しい力?〕
アクル『俺は新代アクル。今はこの事件を追って薫さんについて行ってるんだ』
薫『やめろ!君ではそいつには勝てない!』
アクル『だからって見逃せるわけないじゃないですか。たとえ力がなかったとしても俺は戦います!こんな奴らに誰の涙も流させない!みんなの笑顔を守りたいんです!』
アクル『薫さん……見ててください俺の……変身』
薫『炎の……クウガ?』
紅蓮『俺の名は極王紅蓮。あんたから生まれたバグスターだ』
IFディケイドF『俺は希望も絶望も裏も表も受け入れる!その力で俺は救世主になる!』
アルドル〔すごいな、まさに最強の力だ〕
水月〔だがその力を見た俺はゴットが破壊神になる未来は変えられないと感じた……そしてアナザーインフィニットディケイドが現れたんだ……〕
アルドル〔アナザーインフィニットディケイド?〕
クロヱ『水君!事件を追えばゴット君が現れる。信じていいんだよね?水君が破壊神を倒してくれるって?』
壊怒『俺の名前は破王壊怒。極王ゴット、俺とお前は何度も交差する運命にある』
水月〔奴との戦いの中で俺は、破壊神を倒すと教えられた力を覚醒させたんだ〕
アルドル〔まじか!?すごいな、あの破壊神を……〕
水月〔まぁ、今にして思えばあの時点のゴットを倒したからこそ倒せたんだろうな〕
AIFディケイド『お前さえいなければよかったんだ!この力を手に入れるまで耐え続けた!だからこそお前は……俺には勝てない!』
IFディケイドF『たとえそうでも……お前も俺には勝てないはずだ!』
水月『クロヱぇぇぇぇ!』
AIFディケイド『また邪魔か……帰れ!極王ゴットは俺が消すべき存在だ!』
水月『違うな……ゴットを倒すのはお前じゃない……俺の宿命だ』
IFディケイドF『水月……何があっ……』
PディレイジR『話すことはない……俺はお前を倒す……それが俺たちが進むべき未来だ』
IFディケイドF『見えた……お前の未来!』
PディレイジT『お前が未来を見ようと……俺たちはその先に行く』
水月〔俺はようやく覚悟を決められてたんだが……ゲニウスには俺がゴットとの間に感じていた絆はお見通しだったみたいだ〕
アルドル〔あのゲニウスがね……〕
水月『この時代に来た時点で俺はあいつを倒す道しかありえない』
ゲニウス『そうかい?私からすると君は我が救世主に家族の絆のようなものを感じているようだったよ?』
水月〔そして俺たちは最後の戦いをしようとした、ゲニウスによる妨害もあったが……俺もゴットも約束を果たす為に歩き続けた、まぁそこでも色々あったみたいだがな〕
そら『ゴット君どこいくの!?』
ゴット『いかなきゃいけないところがあってな……』
すいせい『はい!はーい!その前に!すいちゃん!というかここにいるみんな、ゴット君に言いたいことがありまーす!』
すいせい『ねぇ?ゴット君寂しいんだよね?水月君とクロたんがいなくなってさ?』
フブキ『寂しい時は大丈夫じゃなくてちゃんと寂しいって言ってくださいよ』
ゴット『フブキ……すいせい……』
そら『ゴット君、自分の心を閉じ込めるような人は最高の救世主になれないと思うよ?』
ロボ子さん『そうだよ!前に僕たちがいじった時みたいに言いたいことは吐き出していいんだよ?』
みこ『そうだにぇ!ゴットはもっと我儘になるにぇ!』
ゴット『みんな……ありがとう……行ってくる』
ゲニウス『言ったはずだよ、プリミティブディレイジの力にはリスクがあると、戦えば戦うほどダメージが重なっていく。今の状態で我が救世主と戦う力が残っているのかな?』
水月『約束したんだ……決着をつけるって……ゴットとの約束を破るわけにはいかない…!』
士『俺は……この世界を破壊するか否かを見極めている。ゴットが破壊神になる未来しかないなら結論は出てる。しかし……』
クロヱ『そうじゃない未来もある……』
壊怒『どうだ?ゴット、これが俺の軍団だ!さぁ!決着の時だ!』
ゴット『待ってくれ、俺には約束がある!水月のとこに行かないとダメなんだ!』
水月『ボロボロだな……ゴット……』
ゴット『お前こそ……大丈夫か?』
水月『そんなになってまでなんできた?』
ゴット『俺さ……水月たちに会うまで……心を許せる奴らいなかったんだ』
水月『ふざけるな……!俺たちは心を許し合ってない!今から決着をつけるんだぞ!?』
ゴット『それでもいいよ……前に言ったろ?俺がもし破壊神になると確信したなら俺を倒してくれって、俺はお前たちを信じてる。もし水月が俺が破壊神になるって確信したなら、倒されたっていい』
ゴット『水月は確信したんだろ?俺が破壊神になるって……』
水月『俺は……』
AIFディケイド『こいつはお前にとっても敵だろ?破壊神になるんだぞ!』
水月『ゴットが破壊神になるだと?そんなわけあるか!こいつは誰より優しく誰より強いやつだ!そして……俺の家族で……兄だ……』
IFディケイドF『水月、上だ!』
PディレイジR『わかった』
水月〔この戦いで俺はゴット……兄さんと和解してそして俺の考えが変わったんだ……〕
水月『クロヱ、前に俺に聞いたな?』
クロヱ『?』
水月『兄さんは破壊神にはならない……俺たちが絶対にさせない』
アルドル〔これが本当の極王ゴットの凄さってわけか、たとえ自分を倒しにきた男でさえ仲間にする……そんな強さが極王ゴットの凄さなのか〕
水月〔ああ、その絆が新しい力ももたらした〕
水月『兄さん達と共にまだ知らない未来を作るのもいいだろ?お前達だって見たくないか』
ゲニウス『確かに……興味深くは……ある』
IFディケイド『やっぱりか……ならこれで!』
ディレイジ『あれは……?』
IFディエンド『レグルス?』
Bクウガ『なんだこれ!?』
ゲニウス『これは……私たちを……導いている?』
IFディケイド5th(ゴ)『みんな!頼む!俺に力を貸してくれ!あいつに!オーマジオウに!俺たちの旅を!俺たちの歩みを絶対に否定させない!』
水月〔それから兄さんは全てのライダーの力を継承してコンプリートの力を得た。そんな兄さんや俺たちの前に現れたのは破滅の王だった〕
エボルDB 『エボルNEWフェーズ1完了』
エボルF『お前に倒せるはずがないだろ、ただの人間が』
ディレイジG『兄さん、クロヱ2人の力で俺は……俺たちは!未来を作る!』
水月〔それからエボルトを倒した俺たちを待ち構えたのは……兄さん以外のほぼ全員の記憶が改竄された世界だった〕
アルドル〔記憶の改竄!?〕
水月〔その世界で兄さんは最強の力を得たんだ〕
ゴット『破壊神とかなんとか……俺のこと忘れたのか……水月!アクル!紅蓮!クロヱ!あくあ!AZKi!みこ!そら!』
ディレイジG『お前の話を聞くつもりはない』
士『お前……あいつらがいないと何もできないのか?違うだろ!お前は1人でもなんとかできるはずだ、仲間は確かにいいがお前のそれは信じてるとかじゃなくて依存してるだけだ』
ゴット『お前は俺に約束してくれた……俺が破壊神になったら俺を倒してくれるって……俺を倒したいなら倒していいよ?俺たちが戦う時は……俺が破壊神になっちゃった時だから……』
ディレイジG『なら……望み通りにするだけだ!』
ゴット『俺が地球外生命体に乗っ取られた時、誰よりも俺を助けようとしてくれたみたいだし、でも、ゲニウスに俺の家臣って呼ばれるのは嫌がってたかな?』
水月『なんで俺がお前の家臣になる?』
ゴット『そんな感じでね?』
IFディケイドC『最後まで諦めるわけにはいかないんだあああああああああ!』
壊怒『負けた……でも……はっはっはっは!ついに手に入れた!最強の力を!』
水月〔そして俺たちの最終章が始まったんだ〕
アルドル〔最終章?〕
水月〔ああ、数多くを失い、そして全ての終着点だ〕
ゴット『俺たちなら変えられるって思わないと……』
水月『お前が壊したんだろ……』
ゴット『え?』
水月『あんたがその希望すらも奪ったんだろ!?あんたが!最低最悪の未来を作ってきたんだろ!?』
水月『お前に何がわかる?その時代を生きた俺たちの思いがお前ごときにわかってたまるか!』
ゴット『……そうだな……わかんねぇよ』
壊怒『これが俺の力だ』
克己『死神の名前か……地獄に行ったらこの名を言え……大道……克己』
水月『だが俺は……そんな未来から逃げてこの時代に来た。こんなこと思ってはいけないかもしれない……でも!お前と……お前達と一緒に!新しい未来を作っていきたいんだよ!』
IFダブル『さぁ、あなたの罪を……教えてください』
エターナル『教えてやるよ、俺は負けてない!たまたま風が吹いただけだ!』
克己『面白い風を吹かせるな?』
克己『俺だけを蘇らせた世界を消すことができた。これで仲間の元へ行ける』
ダグデド『俺様は宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダン! 星はお手玉、命は駒! 宇宙を遊び、万物を弄ぶ! 畏れ、敬い、ひれ伏して! 従い、崇め、奉れ!!』
紅蓮『俺さ……兄さんや……お前や……AZKi……みんなと…普通の日常を……過ごしたかったんだよな』
水月『なら死ぬな、そうすれば…!』
紅蓮『水月……この世界を……兄さんを……頼んだぞ』
水月『死ぬな……兄貴……』
ディレイジ『バカめ、俺の怒りが見えてないのか?お前は数々の許せないことをしてきた。俺の仲間を消したこと。俺たちの希望を破壊したこと。だがな……今最も許せないのは……俺の……俺の家族の命を奪ったことだ!』
水月『なぁクロヱ、眠いんだ……寝てもいいかな?』
クロヱ『うん……大丈夫……あとは……ゴット君がどうにかしてくれるから』
水月『じゃあ……安心……だな……』
水月〔この後、兄さんが破王壊怒に勝って世界を作り変えたことで今の世界が生まれたんだ〕
アルドル〔そうか……〕
回想終了
水月の過去を見終えた水月とアルドルは向き合っていた。
アルドル「もう時間みたいだな……」
アルドルがそう言うとアルドルの体は煙が散るように消えかけ始めた。
水月「アルドル……」
その様子を見た水月はなんとなく理解していたが信じたくないようにアルドルに手を伸ばすとアルドルは優しい笑みを浮かべて水月に近づいてくる。
アルドル「水月、俺は嬉しいんだ。クロヱやAZKi、みこそしてお前や紅蓮が笑顔で過ごせる今あることが、そしてお前達はもう少しで幸せになれる……でもだからこそ残念だな……せめてクロヱ達の結婚式とかは見たかったな……」
水月「アルドル…!」
アルドル「水月……俺はお前達の未来を見届けたり……隣に並んで一緒に戦いたかったけど……無理そうだ……だからせめて……俺の思いを受け取ってくれないか?」
アルドルがそう言うとアルドルの消えかけていた体の中心が眩い光を放って輝き始めた。
アルドル「水月……最後にお前と……お前達を見れてよかった……そして……クロヱ、AZKi、みこ、紅蓮……みんなを……頼んだ……」
アルドルはそう言うと完全の体が消えてアルドルの体の中心で光り輝いていた光の宝玉が強く光だし水月がそれに向かって手を伸ばすと光の宝玉はさらに強くこの空間を埋め尽くすほど眩く光り輝いた。
現実世界ではIFディエンドC達はドォルネスDOのフリーズ能力や力に圧倒されていた。
IFディエンドC「はああ!」
ドォルネスDO「フッ!はぁ!」
AクウガS「でりゃあ!」
ドォルネスDO「フッ!」
Dゼイン「はああ!」
ドォルネスDO「フッ!ブラッディヘルブレイド!」
IFディエンドC達の猛攻を簡単にいなしたドォルネスDOはそのままエターナルの必殺技を使用して3人を同時に切り裂く。
3人「「「うわあああああああああ!」」」
ドォルネスDOの攻撃をまともに受けた3人は吹き飛び壁にぶつかると同時に変身が解ける。
紅蓮「ぐっ…!がっ…!」
アクル「こいつ…!強い…!」
正義「それでも……まだ…!」
圧倒的な力の差を見せられても諦めずに立ちあがろうとする紅蓮達に向かってドォルネスDOが静かに歩き出しトドメを刺しに行こうとすると同時に光の玉がある場所から衝撃波が周りに響いた。
紅蓮「!?……なんだ今の……」
正義「あの光から……」
アクル「あの中で何が……」
いきなり響いてきた衝撃に紅蓮達一同が驚きを隠せない中ドォルネスDOはあの衝撃波から感じた力に危機感を覚えあの中に存在している力を出されるのはまずいとドミネイトスラッシャーに力を込める。
ドォルネスDO「消えろ」
紅蓮「やめろ!」
ドォルネスDOの行動に瞬時に気づいた紅蓮が声を荒げるがその言葉虚しくドォルネスDOはドミネイトスラッシャーを振り下ろして強力なエネルギーの刃を飛ばした。そしてドミネイトスラッシャーから放たれた斬撃が光に直撃するとともに大爆発が起きた。
3人「「「水月(兄さん!」」」
光に斬撃が直撃するとともに起きた大爆発で紅蓮達が声を荒げて水月の名前を叫ぶと爆発から巻き起こった煙の中から見たこともない……どこか【アーサー王伝説】に出てくる最強の聖剣【エクスカリバー】に酷似し一つの部分が少し欠けたような剣とその部分に合いそうな形をしているコアのようなアイテムを持っているGディレイジIFMがいた。
GディレイジIFM「わかったよアルドル……だから頼む……一緒に戦ってくれ」
GディレイジIFMはそう言うとコアのようなアイテム【リベリオンユナイティングコア】をエクスカリバーに酷似した剣【インフィニティリベレイター】に装填する。
《ユナイタルリンク!》
GディレイジIFMはリベリオンユナイティングコアをインフィニティリベレイターにセットすると周りに水月のこれまでを写すように水月がレジスタンスに拾われた時やクロヱと過ごしている時、過去に来てゴットと共に戦ったことなど様々な水月の思い出が浮かび上がるとGディレイジIFMはインフィニティリベレイターを縦に持った状態で右手を下で左手で剣先に触れるように持つと目を虹色に光らせて言う。
GディレイジIFM「思いは繋がれ……決してきれない……神装!」
GディレイジIFMはそう言いながらインフィニティリベレイターのトリガーを引くとインフィニティリベレイターを高く切り上げるように上へと振るいそれと同時にGディレイジIFMの体をガイロスに似たような鎧がIFディエンドSB、ZクウガAN、Gゼイン、IFディケイドMMOWSを思わせる色合いで現れてGディレイジIFMの体を纏っていきそして左手の部分に縦のようなものがつきその姿を変える。
《覚醒せよ!勝利の雄叫び!紅蓮に燃える無限の闘志!限界を越えて未来を掴め!無限に広がる希望の未来を!今!その魂を解き放て!リベレイトユナイト!》
新たな力を纏い絆と共に進化したGディレイジIFMのその姿【メシアディレイジリベレイトユナイト(以降MディレイジLU)】。その姿の眩い光が世界を照らす。
MディレイジLU「あらゆる支配は……【俺達】が断ち切る!」
世界を照らし仲間の想いを受け取った解放者が全てを支配しようとするラスボスを静かに睨んだ。
THENEXTSTORY
最終決戦!
MディレイジLU「お前もう……俺たちには勝てない!」
全てを思い出し辿った先にある水月達の答えとは……
IFディエンドSB「これで終わらせる!」
MディレイジLU「これはアルドルの分だああ!」
最終話レジスタンスの絆の果て、これからの未来
水月「オルガル、アルドル……ありがとうな」