仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 外伝 追憶のレジスタンス 作:極王ゴット
AZKi「全てを解決して勝利を確信し帰ろうとしたのも束の間ガイロスの中に眠ってたドォルネスの怨念によってドォルネスが蘇ってアルドルは殺されてしまった……」
クロヱ「そしてアルドルさんは死にゆく中で水君と最後の会話を謎の空間で行った。そしてその空間での会話でアルドルさんの想いを受け取った水君は新たな力を覚醒させて舞い戻っていたのだった」
三人称
アルドルとの会話から進化したMディレイジLUはインフィニティリベレイターを肩に担いでゆっくりとドォルネスDOに向かって歩き出した。
ドォルネスDO「フン、無意味なことを」
ドォルネスDOはそう言うとドミネイトスラッシャーでベルトのボタンを押す。
《フリーズ》
ドォルネスDOが発動したフリーズで近くの紅蓮達の動きやMディレイジLUの動きが止まるとドォルネスDOはゆっくりとMディレイジLUへと歩きある程度近づくとドミネイトスラッシャーを向けて言う。
ドォルネスDO「貴様の終焉は既に決まっている……フン!」
ドォルネスDOがそう言いながらドミネイトスラッシャーを振り上げると一瞬MディレイジLUの姿が揺れた。
ドォルネスDO「?……!ぐあああああああああああああああああ!?」
《エンド》
紅蓮「なっ!?」
アクル「何が……」
正義「今のは?」
紅蓮はいきなりドォルネスDOがダメージを受けMディレイジLUが無傷のままで立っているのを見てフリーズが発動されたことを理解して尚且つMディレイジLUがフリーズの中動けていたと言うことに驚き、正義とアクルは何が起こったのかを理解できずに固まっているとMディレイジLUは一切の移動をせずに静かにドォルネスDOにインフィニティリベレイターを向けながら告げる。
MディレイジLU「お前もう……俺たちには勝てない!」
ドォルネスDO「なんだと…!」
MディレイジLUの言葉にドォルネスDOは唸るような怒りの声を上げるとそれを見ている紅蓮達はボロボロの体をなんとか立ち上がらせて正義とアクルに言う。
紅蓮「おい……まだやれるよな?」
アクル「もちろん……水月だけに戦わせない!」
正義「限界なんて……超えて見せる!」
紅蓮、アクル、正義がそういうとMディレイジLUがドォルネスDOを吹き飛ばすとインフィニティリベレイターを地面に突き刺してリベリオンユナイティングコアを回す。
《ユナイタルフィールド!》
その音と共にこの空間が虹色の光に包まれていきその空間に包まれた紅蓮達は体が軽くなった感覚を覚える。
紅蓮「これって……」
アクル「体が軽くなった…?」
正義「これが水月兄さんの力?」
MディレイジLU「限界は超えるな……俺達全員で生きて帰るんだからな」
優しい声で紅蓮達をに向けてMディレイジLUがそういうと紅蓮達は互いの顔を見合って頷き合いすぐにドォルネスDOを見て構える。
《ジェネレイトゼイン!》
紅蓮・アクル・正義「「「変身!」」」
《ファイナルインフィニットセイクリッドライド!ディエンド!セラフィックブレイズ!》
《シンギュライズ!!NEW GENERATION! RUIN! GENESIS! GENERATE ZEIN!“That goodwill opens up a new era”》
MディレイジLUの力でボロボロだった体をほぼ万全に回復させてもらえた紅蓮達は紅蓮がIFディエンドSBに正義がGゼインにアクルがZクウガANに変身してMディレイジLUの隣に並んで構える。
IFディエンドSB「水月、ありがとうな……んでよ、その力……アルドルなのか?」
MディレイジLU「ああ……俺たちと一緒に闘いと願ってくれたアルドルと……アルドルとこれからもたくさんのものを見ていきたいという俺の……願いだ」
IFディエンドSB「そうか……じゃあしっかり勝って……生きねぇとな」
MディレイジLU「……ああ!」
MディレイジLUがそういうと地面ながらインフィニティリベレイターを地面から引き抜くとドォルネスDOに向けて構える。
MディレイジLU「ドォルネス……全てを超えた……覚悟の重さを知れ!」
IFディエンドSB「俺たちの救済の焔に焼かれて悶えろ!」
Gゼイン「さぁ、審判の時です」
ZクウガAN「みんなの笑顔は……俺たちが守る!」
一同は自身の決め台詞を言うと同時に走り出す。
それに対抗する様にドォルネスDOはドミネイトスラッシャーとオーバーディフェンサーを構えて走り出す。
戦闘を再開してからIFディエンドSBが少し後方で様子を見ながらMディレイジLUを中心としてGゼインとZクウガANでドォルネスDOと戦っていた。
ドォルネスDO「フッ!」
ZクウガAN「ふっ!はぁ!」
Gゼイン「せい!やぁ!」
MディレイジLU「ふっ!はぁ!」
ドォルネスDO「ぐああ!」
MディレイジLUがGゼイン、ZクウガANと抜群のコンビネーションを見せて攻撃を当てるとIFディエンドSBが攻撃を放つと共にGゼインが一枚のカードを取り出す。
《グランドジオウ!執行!ジャスティスオーダー!ジェネシス!》
《アギト!ブレイド!鎧武!ゴースト!エグゼイド!ビルド!キバ!》
IFディエンドSBが聖炎を放つと同時にGゼインはフレイムカリバー、キングラウザー、バナスピアー、ガシャコンブレイカー、フルボトルバスター、ザンバットを背後に召喚してドォルネスDOに向かって放つと同時にドォルネスDOはその攻撃を避けるためにドミネイトスラッシャーでベルトのボタンを押す。
《フリーズ》
ドォルネスDOのフリーズによってIFディエンドSB達の動きが止まる中MディレイジLUは攻撃の手を緩めずにインフィニティリベレイターで攻撃を仕掛ける。
MディレイジLU「ふっ!はぁ!」
ドォルネスDO「グッ!ああ!フッ!」
MディレイジLUの攻めに圧倒されるドォルネスDOはなんとかMディレイジLUの攻撃を防ぐと体の位置を逆転させる。
ドォルネスDO「フッ!はぁ!」
MディレイジLU「!」
ドォルネスDOはそのままIFディエンドSBとGゼインの攻撃の間にMディレイジLUを吹き飛ばすとベルトのボタンを再度押して時を動かす。
《エンド》
MディレイジLU「フッ!」
動き出した時でIFディエンドSBとGゼインの攻撃が飛んでくるとMディレイジLUは高く後方にバク宙をしながら避けてぶつかり合ったIFディエンドSBとGゼインの攻撃はそのまま軌道を変えてドォルネスDOに向かって一直線に飛んでいきドォルネスDOに直撃する。
ドォルネスDO「グッ…!ぐあ!」
MディレイジLU「フッ!いくぞ!」
ドォルネスDOにうまいことダメージを与えたMディレイジLUは仲間達と見合い頷き合うと再び走り出し完璧な連携でドォルネスDOを圧倒する。
ZクウガAN「フッ!はあ!ヤァ!」
Gゼイン「せい!はぁ!」
ドォルネスDO「うっ!ぐっ!があ!」
ZクウガANとGゼインの完璧な連携でドォルネスDOを圧倒する中IFディエンドSBは一枚のカードをインフィニットディエンドライバーに入れて引き金を引く。
《アタックライド!ブラスト!セラフィックブレイズ!》
IFディエンドSB「はああ!」
ドォルネスDO「甘……ぐあ!」
IFディエンドSBが放った攻撃をドォルネスDOがオーバーディフェンサーで防ごうとすると聖炎が急に軌道を変えて背後からドォルネスDOを撃ち抜きその動きを怯ませると怯んだドォルネスDOの隙をつく様にZクウガANは炎の力で威力を高めた拳をGゼインは創世の力を高めたジェネレイターゼインをMディレイジLUはインフィニティリベレイターを叩き込む。
ZクウガAN「はああ!」
Gゼイン「やああ!」
MディレイジLU「でりゃああ!」
ドォルネスDO「うわああああああああああ!」
MディレイジLU達の連携に惑わされ強烈な一撃を受けたドォルネスDOは遠く吹き飛び倒れ込んだ後、勢いよく立ち上がると怒りの声を上げる。
ドォルネスDO「うあああ!何故だ!?何故我が貴様ら如きにいいい!」
ドォルネスDOがそういうとGゼインはジェネレイターゼインを捨ててZクウガANは右足に凄まじいエネルギーを迸らせIFディエンドSBはファイナルアタックのカードをインフィニットディエンドライバーに入れて構える。
《ファイナルアタックライド!》
MディレイジLU「圧倒されるか?そんな簡単なこともわからないのか?それはな……俺たちは今……お前が傷つけてきた様々な人の思いを……平和を願うすべての人々の願いを背負ってるからだ!」
ドォルネスDO「ああああああああ!」
MディレイジLUの怒りにドォルネスDOが震えて荒れ狂うとそのままIFディエンドSB達は一気に決めにいく。Gゼインはジェネレイトゼインプラグライズキーを2回押し込みZクウガANはエネルギーをさらに強く迸らせてIFディエンドSBは引き金を引き聖炎を銃口に込める。
《ジャッジメントジェネレイトクラッシュ!》
《ディ・ディ・ディ・ディエンド!セラフィックノヴァ!》
IFディエンドSB「いくぞお前ら……これで終わらせる!」
IFディエンドSBがそういうとGゼインとZクウガANは同時に飛んでドォルネスDOに向かって飛んでいく。
Gゼイン「はああああ!これは、あなたが呼び出し怪人達によって傷つけられてきた人たちの分です!」
ZクウガAN「それでこれは!お前が蘇らせて利用したハートさん達の分だ!」
ドォルネスDO「ぐあああああああ!」
GゼインとZクウガANの攻撃をまともに受けてダメージを負いながら後退したドォルネスDOの背中に銃口が突きつけられると後ろにいるIFディエンドSBが体に聖炎を強く迸らせながら言う。
IFディエンドSB「んでこれは……お前が狂わせた兄さんと……そのせいで苦しみ続けてきた俺達の【仲間】達の分だ!」
《パーフェクトリリーフ!》
ドォルネスDO「うわああああああああ!」
IFディエンドSBが放った強烈な聖炎をまともに受けたドォルネスDOが大きく吹き飛ぶとそこに追撃をかける様にMディレイジLUが飛んできてリベリオンユナイティングコアを回す。
《レジェンド!》
一度リベリオンユナイティングコアをMディレイジLUが回すとMディレイジLUの周りにG3からノクスまでのサブライダー達の姿の幻影が出てきてMディレイジLUはリベリオンユナイティングコアを再び回す。
《フレンド!》
MディレイジLUがリベリオンユナイティングコアを再び回すとMディレイジLUの周りにそらやみこ、アクルなどの仲間達の姿の幻影が現れる。そして再度リベリオンユナイティングコアを回す。
《ベネフィアクター!》
MディレイジLUが再度リベリオンユナイティングコアを回すと水月にとっての恩人であるアルドルやオルガルのレジスタンスの仲間達の幻影が現れる。そして再びリベリオンユナイティングコアを回す。
《ファミリー!》
MディレイジLUがリベリオンユナイティングコアを回すと今度はゴットや紅蓮などの家族の幻影が現れてMディレイジLUはもう一度リベリオンユナイティングコアを回す。
《インフィニティ!》
MディレイジLUがリベリオンユナイティングコアを回すとMディレイジLUの隣にクロヱの幻影が現れてインフィニティリベレイターに無限にも等しいエネルギーが迸る。
MディレイジLU「そしてこれは……お前が記憶を奪い傷つけた、AZKiとクロヱの分だ!」
MディレイジLUはそう言いながらいまだに吹き飛び続けているドォルネスDOを相手にインフィニティリベレイターのトリガーを引いてエネルギーを解放されると勢いよく振り抜く。
《インフィニティ・リベレーションノヴァ!》
MディレイジLU「無限断滅!」
ドォルネスDO「グッ…!ああああああああ!」
MディレイジLUの更なる追撃を受けて地面に落ちたドォルネスDOの近くにMディレイジLUは静かに着地すると静かにドォルネスDOを見下ろして背中にエネルギーを貯めながら言う。
MディレイジLU「ドォルネス……次で完全に終わらせる…!兄貴の因縁も……俺たちから奪ったものも……お前への怒りさえも!……全て……終わらせる!」
MディレイジLUはそう言うと背中にエネルギーを迸らせて翼を作ると高く飛び上がりながら左手に付いている盾【インフィニティアヴァロン】にインフィニティリベレイターをしまう様にインフィニティアヴァロンに差し込むとインフィニティアヴァロンに無限にも等しい凄まじいエネルギーが迸る。
《ファイナルリベレイト!》
MディレイジLUがインフィニティアヴァロンにインフィニティリベレイターをしまう様に差し込みエネルギーが発生するとMディレイジLUはタブレットをタップする様にインフィニティアヴァロンを押し込む。
《1st!レイジング!》
1回目のタップでディレイジの幻影が現れるとMディレイジLUと融合する様に重なり銀色のエネルギーが強く迸る。するとMディレイジLUは再びインフィニティアヴァロンをタップするように今度は2回押し込む。
《2nd!プリミティブレイジ!3rd!プリミティブティアー!》
今度はPディレイジRとPディレイジTの幻影が現れて再びMディレイジLUと融合するように重なると今度は赤と青のエネルギーが激しく迸る。そしてMディレイジLUはまた2回インフィニティアヴァロンを押し込む。
《4th!ギャラクシア!5th!インフィニティメシア!》
次に現れたディレイジGとGディレイジIFMの幻影もMディレイジLUに重なると宇宙のようなエネルギーと無限と破壊の力を混ぜ合わせた様なエネルギーが激しく迸る。そしてMディレイジLUはインフィニティアヴァロンをさらに一度押してエネルギーをさらに激しく迸らせる。
《finalize!レジスタンスソウル!》
さらに激しく迸ったエネルギーがMディレイジLUを纏って融合していき完全にそのエネルギーを纏うとMディレイジLUはさらに上空に羽ばたく、その時、水月の耳には確かにあの二人の声が聞こえた。
オルガル『行け、水月!』
アルドル『水月、俺とお前の二人で……いや、俺たち、レジスタンスのみんなで作った、その力の強さを見せてくれ!』
MディレイジLU「……ああ!」
さらに上空まで羽ばたいたMディレイジLUが止まると急降下をしながら空中で一回転するとともに翼で体を包んでから姿を現すと共に翼を後ろに羽ばたかせライダーキックの体制で勢いをそのままドォルネスDOに突っ込んでいくとMディレイジLUの体を纏うエネルギーがインフィニティリベレイターの様な剣に包まれながらドォルネスDOへと飛んでいく。
《ユナイテッドオールフィニッシュ!》
MディレイジLU「ドォルネス!これは……お前が利用するだけして捨て去った、俺たちの仲間の……アルドルの分だああ!はああああああああ!」
MディレイジLUはそのままドォルネスDOに突っ込むと蹴りを突き刺す。
ドォルネスDO「グッ…!ああああああああ!」
MディレイジLU「はあああああああああ……」
ドォルネスDOに一撃を突き刺したMディレイジLUの攻撃にドォルネスDOがなんとか耐えているとドォルネスDOは確かに見る。以前、自身を苦しめた相手……IFディケイドRの……極王ゴットの幻影がMディレイジLUと重なっているのを……その絶対的でありながら人々を救い続けた英雄の姿を……そして……
MディレイジLU「はああああああああああ!」
ドォルネスDO「ぐあああああああ!」
ドォルネスDOはMディレイジLUに貫かれMディレイジLUは静かに地面に着地すると翼は粒子となって消えインフィニティリベレイターがインフィニティアヴァロンから現れるとMディレイジLUの変身が解けると共に背後のドォルネスDOが大きく爆発する。
ドォルネスDO「うっ…!ああ…あああああ!」
背後でドォルネスDOが爆発した時、水月が無意識に後ろを向くとそこにはオルガルとアルドルの霊体の様なものが確かに見えた。
オルガル『よくやったな、水月』
アルドル『やっぱりお前は、俺たち【レジスタンス】の誇りだ』
オルガルとアルドルの霊体のようなものの声は聞こえなかった。しかし、水月はその言葉だけは聞こえた。耳ではなく心で感じた。そして言葉を感じた水月は少し流れてきた涙を拭うと笑顔で言う。
水月「ああ、俺はこれからも……俺たちで作ったこの力でみんなを守るよ」
水月の確かに見えた二人の霊体の様なものに向けてインフィニティリベレイターの柄側を向けながら言ったその言葉が届いたのかどうかはわからない、けど確かなのはその言葉を水月が言った後、オルガルとアルドルの霊体の様なものが優しく笑った後煙の様に消えたと言うことだ。
それから決着がついたことでIFディエンドSB達も集まってきて変身を解き、水月に話しかける。
紅蓮「水月、お疲れさん」
水月「ああ……俺たちの勝ちだ」
アクル「よかった……それにしても最後の水月、ゴットと重なって見えたよ?」
正義「はい!本当に兄さんみたいでした!」
アクルと正義がそう言うと巻き上がっていた煙の中から人の姿となったボロボロのドォルネスが出て来て水月達を見て不敵に笑っていた。
水月「お前、まだ…!」
ドォルネス「あはは……そうか……お前らは知らなかったんだな……極王ゴットの正体を……」
紅蓮「は?」
アクル「いきなり何?」
正義「負けて頭狂ったんですか?」
いきなり不思議なことを言って来たドォルネスに一同が警戒するとドォルネスは不敵な笑みを崩さずに言う。
ドォルネス「楽しみだ……奴の正体……奴の生まれを知った時のお前らがどう思うのかが……な……」
ドォルネスはその言葉を最後に瞳の光を完全に消してゆっくりと倒れた。
ドォルネスが倒れてからもしばらく警戒を続け構えていた水月達はドォルネスがぴくりとも動かないのを見て警戒を解くと話し出す。
水月「とりあえず……クロヱ達のところに帰るか」
紅蓮「ああ……勝ったことを教えないとな」
アクル「もう知ってそうだけどね」
正義「多分、ドォルネスがガイロスの時に召喚した怪物達も消えてるはずですし、完全勝利です!」
正義がそう言うと水月達は外に向かって歩き出して部屋から出ていく。
水月達が消えドォルネスの亡骸が残る部屋にこの世界の極王ゴットが破壊神として目覚めた時その様子を見ていたフードの子供が現れてバグヴァイザーⅢを手に取りながら言う。
フードの子供「やっぱりそうなるよね〜、でも、あの人が怨念だけでも使えるかもって言って、怨念だけでも蘇らせた意味はあったね〜、まさか極王ゴットは無理でも極王水月、極王紅蓮、星街正義、新代アクルの四人を覚醒させるなんてさ……」
フードの子供はそう言いながらドォルネスの懐からボロボロのガシャットを取り出すとバクヴァイザーⅢと共に自分の服の懐にしまいドォルネスの亡骸を背にして静かに言う。
フードの子供「まさか最後になって言うなんてね……でもね、極王ゴット……その存在は……君たちが考えるより遥かに……深い闇から来てるんだよ……」
フードの子供はそう言うと姿を消した。
ナレーション 水月
あの戦いからしばらくの時が経った。
あの戦いの傷は人々の心からはもう消えてる……いや、そもそも人々には傷すらなかったらしい、門矢士やその他のレジェンドライダー達が力を合わせてくれたおかげらしい……
だが、今回の出来事は少なからず俺たちの心にダメージを残した。
簡単に言えば……アルドルの死だ。
あの後兄貴達とクロヱ達の元に帰った俺はクロヱやAZKi、みこにアルドルとの最後の会話なんかを教えた。それを聞いたクロヱ達はしばらくは泣きっぱなしだった。
その後、インフィニティリベレイターはどうすればいいかと俺が聞いたらみんなが俺にもっててくれと言った。正直俺も手放したくはなかったしありがたく俺が持ち続けることにした。
そしてもう一つ……
ナレーション 水月終了
水月「ふぅ〜、こんな感じか?」
クロヱ「うん、いい感じじゃないかな?」
少し汗をかいているクロヱと水月の前には墓の様なものがあった。そこにはアルドルとオルガルの名前が彫られていて水月とクロヱはすぐに手を合わせてオルガルとアルドルの二人の魂を弔う。
水月「オルガル……話すのがだいぶ遅れたけど……全部終わったよ。アルドル、俺たちは勝ったよ、お前の……俺たちの力で……」
クロヱ「二人はゆっくり休んでね……沙花叉達はこれからも未来を紡いでいくから……」
しばらく手を合わせた後二人は立ち上がると水月は少し考えた様な仕草をした後、恥ずかしがりながらクロヱに話しかける。
水月「なぁ……クロヱ、戦いの前の約束を覚えてるか?/////」
クロヱ「う、うん/////告白の答え……聞かせてくれるんだよね?/////」
水月「あ、ああ/////俺さ……元々答えは決まってたんだよ……けど、アルドルのおかげでさらに強く覚悟が決まったよ……クロヱ、俺と一緒になってくれ……俺はこれからも……お前の隣で……お前と笑ってたい」
最初に恥ずかしがってたのは何処へやらいったのかすぐに優しい笑顔になって手を差し伸べながらそういって来た水月にクロヱは顔を真っ赤にしながら答える。
クロヱ「う、うん……/////こんな沙花叉でよかったら……よろしくね……/////」
クロヱはそう言いながら水月の手を取った。
その頃、人のいないあるビルの屋上で紅蓮とAZKiが話していた。
AZKi「やっぱり、まだ引き摺ってる?アルドルさんの水君のこと……」
紅蓮「まぁ…な、もし俺がドォルネスを生み出してなかったあんなことには……」
AZKi「でもそれは水月君が生まれない未来でもあるよ、あの子は破壊神になったゴット君が自分の悪魔を新しく作り出したものでもあるんだからさ」
紅蓮「……ああ」
AZKi「暗い話はここまでにしてさ……ねぇ、紅蓮君、戦いの前にした私の告白の……返事を聞かせてよ?/////」
AZKiが顔を赤らめながら上目遣いで紅蓮にそう聞くと紅蓮は少し驚いた顔をした後AZKiに言う。
紅蓮「AZKi……俺は正直、まだ思いのまま生きていいのかとか、そう言うのがまだわからない……だから……隣で支えてくれないか?」
紅蓮が儚げな笑顔でそう聞くとAZKiは少し悲しそうな顔をした後、優しい笑顔を浮かべながら紅蓮の手を握って言う。
AZKi「どこまでも支えるよ、だって私は……君のことが好きだから」
水月視点
俺とクロヱ、兄貴とAZKiが付き合い始めてからしばらくの時が経った。まだ兄さんは見つかってない、何処にいるのか……何をしているのか……何もわからない。
だから俺たちも手分けして世界を探すことにした。その前に俺はアルドル達の墓の前に来てる。今俺は二人の墓の前で何処まで広がる……残念だがレジスタンスの頃では見れなかった青い空を見ていた。
水月「……もし、俺がみんなに合わなかったらこの空も見れなかったのか……」
破壊神が俺を作り出して、偶然の出来事でクロヱに出会ってレジスタンスに拾われて……全部を失ってから兄さんの時代に行って、何度かぶつかり合ってやっと和解できて……新しい未来を作ろうと思って……そしてアルドルと再開して……数々の出会い……数々の奇跡が今を作ってくれた……その中でも俺は特にお前達に伝えたいよ……なぁ?
水月「俺がここまで来れたのは……平和な世界で生きていけるのはお前達のおかげなんだ……オルガル、アルドル……ありがとうな」
クロヱ「水くーん!そろそろ集合だよ〜!」
ん?もうそんな時間か……
俺はそう思うと二人の墓に背を向けてそのまま二人に向かって言う。
水月「じゃあ、アルドル、オルガル、そろそろ行くよ」
多分俺たちの戦いはこれからも続く、まだわからないこともたくさんある。ドォルネスのやつが言ってた兄さんの正体とか言う意味も……それでも大丈夫だ。だって……
紅蓮「ん?水月、クロヱ、遅かったな」
クロヱ「ごめんね、水君がどうしても二人の墓に行きたいって言うからさぁ」
水月「兄さんを探しに行く前にあの二人に会いたかったんだよ」
アクル「そうなんだ、まぁそれならしょうがないよね」
あくあ「水月君達に取っては大切な人なんだしね」
正義「じゃあ、手分けしていくってことでいいん出すよね?」
ゼイン「はい、ゴットを見つけるにしてもどの世界にいるのかわからないなら人海戦術で探すよりほかありません」
雪花「だね、私たちは私たちのできることをやらないとね」
AZKi「それじゃ行こうか!」
俺たちには最高の仲間がいる。どんな時でも頼れる……信じられる最高の仲間達が……だから何があっても大丈夫だ。俺たちならきっと乗り越えられる……きっと前に進んでいける。だから……
兄さん、あんたの過去に何があったとしても、俺たちは受け入れるよ
水月視点終了
仮面ライダーインフィニットディケイド 外伝 追憶のレジスタンス 完
???年 ?月?日 ???
人気のない自然の中に佇む不穏な空気が流れる洞窟の奥底に自然で生まれるとは決して考えられない施設があった。
そこで何かのカプセルの前で二人の白衣の男が話していた。
?「本当にこの子供が【奴ら】をも超える改造人間になるのか?」
?「はい、計画通りにいけばこれは奴らをも……いや、我々の発明史上最強の改造人間……いや、改造獣人となるでしょう」
?「そうか……ふふふ、この計画が成功した時、首領の目的に限りなく近づくのか……ふはははははは!」
男の笑い声が響く中二人の男が前に立つカプセルの中にはゴットによく似た獣人の子供が眠っていて意識がないであろう状態で自然に空いた様な動きで開いたその両目は今のゴットの様に金と銀色に光ってるのではなく血濡れた様に赤く染まっていた。
そして白衣を着るものたちの白衣には鷹の様な鳥が地球の上に立っている様なマークが記されていた。
仮面ライダーインフィニットディケイド 忘却の救世主VS破滅の王女に続く