仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 外伝 追憶のレジスタンス   作:極王ゴット

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アクル「水月が自身の過去を語ろうとしたとき突如ガイロスがダグバを連れて現れた。水月達と分断されダグバと相対した。昔の過去を抱える俺と昔の記憶がないあくあ、そんな中記憶が蘇ったあくあの言葉で俺はトラウマを乗り越えて氷炎のクウガへと覚醒しダグバを倒した!……水月、次はお前の番だ!」


第五話覚醒の水獣、水月の過去

三人称

アクルと水月が戦いアクルがダグバを倒した頃紅蓮とAZKiは走っていた。

 

紅蓮「悪いな!はぁ、嫌な予感がするんだ!」

 

AZKi「いや……大丈夫……です……」

 

紅蓮はAZKiが息切れをしかけてるのを見て少しペースを下げるべきかと考えたその時、突如二人の前に一人の男が現れる。

 

紅蓮「お前は……グラファイト!」

 

グラファイト「さっきぶりだな……強くなった力を見せてみろ」

 

グラファイトはそう言うとバグヴァイザーを構える。

 

グラファイト「培養」

 

《インフェクション!レッツゲーム!バッドゲーム!デッドゲーム!ワッチャネーム!?ザ バグスター!》

 

グレングラファイトバグスターとなったグラファイトを見て紅蓮はすぐにIFディエンドJのカードを構える。

 

《インフィニットライド!》

 

紅蓮「変身!」

 

《ディエンド!ヨルムンガンド!》

 

紅蓮もすぐさまIFディエンドJに変わってヨルムンペンサーを持ってグレングラファイトに向かって走り出す。

 

IFディエンドJ「はぁ!」

 

グレングラファイト「フッ!はぁ!」

 

IFディエンドJ「グッ!」

 

互角に戦う二人、その中IFディエンドJはバックステップでグレングラファイトから少し距離を取るとヨルムンペンサーの柄の宝石のような部分を押し込む。

 

《リリース!》

 

その音と共にヨルムンペンサーから剣が伸び短剣から長剣へと姿を変える。

 

グレングラファイト「ほぅ……」

 

IFディエンドJ「おらよ!」

 

グレングラファイト「フッ!はぁ!」

 

IFディエンドJ「グッ…!」

 

長剣となったヨルムンペンサーを片手で器用に扱うIFディエンドJの攻撃をグレングラファイトは簡単に防ぎ弾く。そして少し後退したIFディエンドJに攻撃を仕掛ける。

 

グレングラファイト「フッ、確かに強くなったようだな……」

 

IFディエンドJ「俺たちは常に成長すんだよ…!」

 

IFディエンドJがそういうとグレングラファイトは少し後方に跳び構える。それに対するようにIFディエンドJも構える。二人の戦いはまだ続く。

その頃、ガイロスに追い詰められたDRナイトは画面の中から必死な眼光でガイロスを睨んでいた。

 

DRナイト「俺を……切らないのか?」

 

ガイロス「貴様も……絶望へと落ちろ!」

 

ガイロスはそういうとDRナイトに向けていた剣を力強く上へと上げるその隙にDRナイトはその場から離脱するとカードを取り出す。

 

《レイジングライド!スペクター!レディゴー! 覚悟! ド・キ・ド・キ・ゴースト!》

 

DRスペクター「喰らえ!」

 

DRスペクターはすぐに変わるとガンガンハンドの銃モードでガイロスに向けて撃ち放つ。

 

ガイロス「フッ!」

 

ガイロスはそれをネクロシールドで防ぎながらカースエッジに怨念のエネルギーを貯めてDRスペクターに近づいていく。

 

DRスペクター「ぐっ…!」(ま…ずい…!)

 

ガイロス「終怨斬(しゅうえんざん)!」

 

DRスペクター「ぐあああああ!」

 

そのままガイロスの一撃を受けたDRスペクターは大きく吹き飛んで地面を転がり事務所の壁にぶつかると変身が解ける。

 

水月「……ぐっ…!」

 

水月は必死に立ちあがろうとするもその途中で意識が途切れて倒れ込む。

 

クロヱ「あっ!」

 

クロヱがすぐに近づこうとするがガイロスが間に入ってクロヱを妨害しクロヱら立ち止まってしまう。そんなクロヱにガイロスはカースエッジを向けながら言う。

 

ガイロス「見てくるがいい……貴様らの過去を!」

 

ガイロスはそう言いながらクロヱにカースエッジを振るう。

 

クロヱ「きゃあ!」

 

紫色のエネルギーに切られたと思った次の瞬間、クロヱの視界が黒く染まったかと思うと荒野のような空間にいた。

 

クロヱ「え!?ここどこ!?」

 

いきなり荒野のような場所に来て困惑しているクロヱが周りを見ていると近くで驚いたように目を見開いて呆然としている水月に気づく。

 

クロヱ「あ!確か……水月君!」

 

水月「ここは……でも……そんなの……」

 

クロヱ「あれ?水月君、聞こえてない?おーい!」

 

クロヱの言葉が聞こえていないかのようにぶつぶつ言ってる水月の近くでクロヱが少し声を大きくして話しかけると水月はようやく気づいたようにクロヱを見て驚いた顔をする。

 

水月「お前……なんで……」

 

クロヱ「いや?沙花叉もわからないけど……」

 

二人が話していると突如爆発音のようなものが聞こえていきなりの音に驚いたクロヱは耳抑えながら悲鳴を上げる。

 

クロヱ「きゃあ!なに!?なんなの!?」

 

クロヱがいきなりのことで動揺する中少し横を見てクロヱが水月の瞳を見るとその瞳は揺れていてそして信じられないものを見る目だった。

そんな時爆炎の中から二つの影が現れる。片方はIFディケイドを黒く染めたような姿……かつて水月達がその存在が生まれるのを防ごうとした存在【破壊神】、もう片方はまるで従者のようにその後ろに立つライダー……【仮面ライダーディレイジ】、その二人に数々のタイムマジーンや人々が走り出す。それに対して破壊神は後ろを向いて少し歩くとディレイジに言う。

 

破壊神『……頼んだぞ』

 

破壊神はそう言うとディレイジが前に出てライドブッカーをソードモードにしてなにも喋らずにタイムマジーンや襲いかかってくる人間達と戦う。人間相手には圧倒できているがタイムマジーンには僅かに押されている。その戦いを見る破壊神はため息をつくと凄まじい破壊のエネルギーを放つ。そのエネルギーが地面に落ちるとまるで核兵器のような爆炎が広がりその衝撃が水月やクロヱにも響く。

 

クロヱ「な、な、なにこれ!?」

 

水月「これが……俺の始まりだ」

 

クロヱ「え!?」

 

水月のまさかの言葉に驚くクロヱ、そしてしばらく時間が経って場面が変わるとそこにはボロボロの状態でベルトをつけたまま不思議そうな顔をしている水月によく似た少年がいた。

 

クロヱ「水月君?」

 

クロヱがキョトンとしている水月あげる中その水月によく似た少年に近づく人がいた。その子は少し幼い見た目で小さい女の子……幼き日のクロヱだった。

 

クロヱ「沙花叉!?」

 

水月「……」

 

その様子を見て驚くクロヱとは逆で水月はまるで失った日々を懐かしむようでもう取り戻せない悲しみを表したような目で二人を見ていた。そんな中幼きクロヱは水月のような少年に手を差し伸べる。

 

クロヱ『君は?』

 

水月?『……』

 

なにも答えない水月のような少年をクロヱは無理やり掴んで立たせるとクロヱは水月のような少年の手を引いて走る。

 

クロヱ『行こ!向こうにはみんながいるから安心だよ!』

 

水月?『……?』

 

クロヱの言葉をうまく理解していない水月に似た少年はそのままクロヱに連れて行かれるとたくさんのテントと色々な人々がいる場所についた。

 

クロヱ「ここは?」

 

水月「レジスタンス本部……俺を救ってくれた場所だ」

 

クロヱ「?」

 

クロヱは水月の言葉に疑問を持つが水月が真剣でどこか悲しそうな目でレジスタンス本部と言われた場所を見ているのを見ているのを見て自分も真剣な目でレジスタンスを見る。

水月とクロヱが見るレジスタンスでは幼いクロヱが水月の様な少年を一際大きいテントに手を引いて連れて行く。

 

クロヱ『みんなー!ボロボロの男の子見つけたから治療してあげて!』

 

幼いクロヱがそう言いながらテントの中に入るとその中にはガタイのいい一人の男と剣を腰に携えている男の人がいた。

 

?『クロヱ?どうしたんだ?』

 

クロヱ『オルガルさん!アルドルさん!この子治してあげて!』

 

幼いクロヱがそう言いながら水月の様な少年を突き出すとオルガルと呼ばれた男とアルドルと呼ばれた男は水月の様な少年をよく見ると腰についてるベルトを見てオルガルが声をあげる。

 

オルガル『ディレイジいいいいいいい!?』

 

オルガルの声のデカさに幼いクロヱは耳を抑えた後すぐに怒った様な声を上げる。

 

クロヱ『オルガルさんうるさい!この子の傷に響いたらどうするの!』

 

アルドル『なんでそんな奴を連れてきたんだ?そいつは破壊神の仲間の1人なんだぞ?』

 

アルドルがそういうと幼いクロヱは先ほどから不思議そうに首を傾げて無表情の水月の様な少年を見てしばらく見つめあった後水月の様な少年を抱きしめ撫でながら言う。

 

クロヱ『こんな可愛い子があんな奴の仲間なんであり得ないでしょ!』

 

オルガル『いや、そのベルトは間違えなくあいつのだ』

 

オルガルがそう言うと幼いクロヱは不思議そうにしている水月の様な少年から肩に手を置いたまま少し離れると腰についてるベルトを見て驚いた顔をした後恨めしそうな顔をする。

 

クロヱ『あいつ…!こんな可愛い子になんてことを!』

 

少し矛先が違う切れ方にオルガルとアルドルがため息を吐くと水月の様な少年を真っ直ぐ見て聞く。

 

オルガル『なぁ小僧……お前はなんであんな奴に力を貸してるんだ?』

 

オルガルが真っ直ぐ水月の様な少年の目を見つめてそう聞くと水月の様な少年は途切れそうな声で言う。

 

水月?『わか……らない…?』

 

水月の様な少年がそう言うとアルドルは難しい顔をして水月の様な少年を見て聞く。

 

アルドル『君の名前は?』

 

水月?『な……まえ?』

 

不思議そうにそう聞き返してきた水月の様な少年を見てアルドルは深刻そうな顔をしてオルガルは怒りを浮かべクロヱは水月の様な少年を優しく抱きしめる。

 

オルガル『あのやろう…!最低な奴だとは思っていたがここまでとはな…!』

 

アルドル『なるほど……胸糞が悪いな……』

 

クロヱ『大丈夫だよ……もう大丈夫』

 

水月『……?』

 

今の状況がまるで理解できていない水月の様な少年にクロヱが彼の目を見つめて言う。

 

クロヱ『じゃあまずは君の名前だね』

 

オルガル『は?』

 

クロヱ『名前がないと色々不便でしょ?』

 

アルドル『なるほど……ならどうするんだ?』

 

クロヱ『うーん……目は月みたいに綺麗で……静かな水みたいに静かだから……水月……うん!君は今日から水月君!』

 

水月『すい……げつ?』

 

アルドル『なるほど……いい名前だな』

 

オルガル『よし!水月!これからよろしくな!』

 

水月『よろ……しく?』

 

みんなの反応がよくわかっていない水月に一同は苦笑する。

 

アルドル『これからが大変そうだな』

 

クロヱ『それでも楽しくなるよ!きっとね!』

 

その記憶を見ていたまだ名付けられたばかりの水月はこんな荒廃した世界では考えられないほど賑やかで楽しそうな会話を見て無意識に笑顔になっていた。そんな時世界が黒く染まる。そんな時水月が後ろを見て聞く。

 

水月「これはなんだ?今更これを見せてなんのつもりだ?」

 

?「別に〜、それにそもそもここは君の深層心理だからね?」

 

クロヱ「え!?」

 

水月が睨んだ先で水月の答えに答えたのは黒い髪に水の様な目をした狼耳を持った少女だった。予想外のことにクロヱが驚きの声を上げる中水月は少女を睨んで疑問に思ったことを聞く。

 

水月「深層心理?どう言う意味だ?」

 

水月がそう聞くと少女はいつのまにか水月の前に立っていてその状態で水月を見上げながら言う。

 

少女「君が無意識に祈ってることだよ?だってそうでしょ?君は願ってる、かつてのレジスタンスの仲間達と今の仲間達……みんなが笑ってるのをそのために君は……」

 

水月「黙れ!」

 

少女の言葉を途中で遮る様に叫んだ水月に対して少女は楽しそうな笑みを浮かべたまま言う。

 

少女「なんで?別になにも違わないでしょ?仲間と一緒にいたい、それだけ……だからずっとこの世界が君の深層心理になってるんだよ?」

 

少女がそう言うと同時に場面が変わって水月がクロヱやオルガルやアルドルやその他の仲間達そしてその途中でレジスタンスの協力者となった紅蓮とAZKi……仲間達と触れ合っていく姿が流れていく。

 

少女「君が願っているのはこの日々のこと……この守りたかったものが奪われた悪夢の日々、オルガルは破壊神の攻撃の余波で死んじゃってアルドルはダグデドの時から行方不明……もう2度と戻らない日々の悪夢……ねぇ、今どんな気持ち?」

 

少女の言葉は水月に刺さっていた。水月は今のクロヱやAZKi達の前世の記憶がない状態やオルガルやアルドルがいない状況を満足していなかった。自分ですら気づいていなかった自分の望み、それに気づいた水月は静かに笑った。

 

水月「はは……弱いなぁ、俺……」

 

悲しそうな顔で上を見上げた水月に少女は予想外といった顔をしてすぐに水月はクロヱを見ると言う。

 

水月「でも……こんなに弱い俺でも守れたものはある……俺はまだそれを守りたい……」

 

クロヱを見ながら拳を強く握りしめて水月がそう言うと水月は鋭く少女を見て言う。

 

水月「お前は何者だ?」

 

少女「わ、私?……君の深層心理に眠るナイトメア……ガルム……」

 

いきなり雰囲気が変わって威圧を放つ水月に少し怯えた様に戸惑った様にそういった少女……ガルムの名前を聞いて水月は笑う。

 

水月「ガルム……北欧神話に出てくるヘルヘイムの番犬か……まぁそれはどうでもいいか……」

 

水月はそう言うとなにも描かれていないカードを取り出してガルムへと向ける。するとガルムは怖がる様に体を震わせる。

 

ガルム「えっと……なにをする気で?」

 

水月「確かに俺は昔の仲間を守れなかった……だからこそ俺は!今いる大切な仲間を!……家族を守る!」

 

水月はそう言うとカードを持ったままガルムに向かって走っていく。するとガルムはやばいと感じて逃げようとするがクロヱに抱えられて捕まる。

 

クロヱ「逃げちゃダメだよ」

 

ガルム「待って!やだ!他の人たちもっとかっこいい感じじゃん!もっと対話とかないの!?ねぇ!」

 

水月「はあああ!」

 

ガルム「にゃあああああああああああ!」

 

走りながら水月が突き出したカードにガルムが威厳のかけらもない叫び声をあげ飲み込まれると世界が白く染まっていく。そして水月とクロヱの目が覚めると目の前にはガイロスがいた。

 

ガイロス「目覚めたか……」

 

ガイロスが目を覚まし起き上がってきた水月とクロヱを見てそう言うと水月はゆっくりと立ち上がって新たに手に入れた銀の体に少し黒が追加され見た目が荒々しくなっているディレイジが映し出されたカードを構えながら言う。

 

水月「俺たちを倒すとかいって寝てる俺たちに何もしない……お前は一体なにが目的なんだ?」

 

そう聞く水月にガイロスはなにも言わずにただカースエッジを向けるのみだった。それを見て水月は一度目を閉じてから言う。

 

水月「それが答えか……なら俺は……俺が守りたいもののためにお前を倒す!変身!」

 

水月はそう言うとライダーカードをベルトに入れて素早くサイドバンドルを閉じる。

 

《レイジングライド!ディレイジ!ガルム!》

 

その音と共にニューヘルツの植物の様なものが水月の体を纏い水月の体から黒色の巨大な狼が現れると水月の周りを一周して植物に纏われた水月に融合するようにぶつかると植物が弾けてそこから銀と黒が混ざり合い荒々しい姿へとなったディレイジ、仮面ライダーディレイジガルム(以降ディレイジGa )へと変わった。

 

ガイロス「それでなにが変わる?」

 

ガイロスはそう言いながらディレイジGaにカースエッジを振るいそれが直撃してディレイジGaは壁に当たり煙が上がる。

 

クロヱ「水月君!」

 

ガイロス「やはり変わらなかったか……」

 

クロヱが心配の声を上げガイロスが落胆した様な声に返す様に煙の中から声が聞こえてくる。

 

?「いや、変わったさ」

 

ガイロス「!?」

 

ガイロスが驚いて煙の方を見るとそこには無傷の状態で見たことのない剣を構えて立っているディレイジGaがいた。

 

ガイロス「なんだそれは……」

 

ディレイジGa「ガルムファンザー……お前を喰らう悪夢の牙だ」

 

ディレイジGaはそう言うとガルムファンザーを構えてガイロスに向かって走り出す。ガイロスはすぐにネクロシールドを前に突き出してカースエッジを後ろで構えカウンターの姿勢を取りながらカウンターを狙っているとディレイジGaは真正面から攻撃をしにいく。

 

クロヱ「水月君!?ダメだよ!正面からだと……」

 

ディレイジGa「クロヱ!俺を信じろ!」

 

クロヱ「え?」

 

ディレイジGa「俺は救世主の……弟だ!」

 

ディレイジGaがそう言いながらガルムファンザーを振り切る。

 

ディレイジGa「はあ!」

 

ガイロス「愚かな……!?」

 

ディレイジGaの正面からの攻撃を愚かだと判断してネクロシールドで防ごうとするガイロスがディレイジGaのガルムファンザーで攻撃をすると防いだガイロスがカウンターを仕掛けようとした時一撃の衝撃のデカさに動けなかった。

 

ガイロス「この一撃は…!?」

 

ディレイジGa「これが俺の新しい力だ!はぁ!」

 

ガイロス「ぐあああああ!」

 

あまりの衝撃に驚きを露わにするガイロスをディレイジGaは斬り裂く。その一撃を受けたガイロスは後退しながらカースエッジを杖として立ちながらディレイジGaを睨んで言う。

 

ガイロス「ここまでの力を……」

 

ディレイジGa「これで終わりだ……」

 

ディレイジGaはそう言うとファイナルアタックのカードをベルトに入れガルムファンザーを投げ捨てると蹴りの体制で構える。

 

ディレイジGa「はああああ!」

 

ディレイジGaから漆黒の禍々しいエネルギーが溢れ出るとディレイジGaは高く飛び上がる背後に現れた黒い狼の幻影と共にガイロスを貫く。

 

ディレイジGa「はあああああああああ!」

 

ガイロス「ぐあああああああああ!」

 

ディレイジGaがガイロスを貫きガイロスが爆発するとディレイジGaは着地する。それと同時にガイロスによって分断されたアクルとあくあが戻ってきた。

ディレイジGaは2人が戻ってきたのを安堵する中ボロボロのアクルを見てすぐに2人に近づく。

 

ディレイジGa「アクル!大丈夫か?」

 

アクル「あぁ……勝ったよ……水月も勝ったみたいだね」

 

ディレイジGa「ああ」

 

ディレイジGaがそう言うと一同はガイロスが爆発した地点から圧倒的なほどの怨念の力を感じて振り向く。そこにはマスクが取れかけているガイロスがいた。

 

アクル「あれって……」

 

クロヱ「顔が分かる?」

 

クロヱがそう言うと同時にガイロスのマスクが取れてガイロスの素顔が露わになる。

 

クロヱ「え!?」

 

ディレイジGa「!……やっぱり……お前は…!?」

 

ガイロスの顔を見て驚いたのはクロヱとディレイジGaだった。ガイロスのマスクが取れ晒されたその顔はクロヱが水月の深層心理で見た水月の過去で幼いクロヱが水月と名が付く前の水月を連れて入ったテントの中にいた剣を携えていた男【アルドル】だった。

 

ディレイジGa「なんで……なんであんたが!」

 

ディレイジGaは薄々気づいていたが信じたくなかった真実、ガイロスがアルドルだったと言うことに衝撃を受けそれでも信じたくないと体の動きが止まってしまう。

 

ディレイジGa「なんでだよ……あんたは……あんたは…!俺はあんたのことを本当に…!」

 

アルドル「水月?……なぁ、ここは……どこだ?」

 

ディレイジGa「は?」

 

先程まで戦っていたとは思えないアルドルから飛んできた……それ以前にガイロスとは全くといっていいほど異なった言葉に状況がわからず完全に思考が止まったディレイジGa。その時ガイロスのマスクが1人でに動きアルドルに着こうとする。

 

あくあ「え!?マスクが1人でに!?」

 

あくあがいきなり動き出したマスクに驚き怖がる中ディレイジGaは先程の衝撃が抜けないのかまだ動けない。その中アルドルも今の状況が理解でき通らずにマスクがアルドルの顔につく。

 

アルドル「ぐあああああああああああ!」

 

アルドルにガイロスのマスクがつくとアルドルの体に怨念のようなオーラが入って行って体が無気力にだらんとなる。そしてガイロスが顔を上げて不敵に目を光らせるとガイロスはカースエッジとネクロシールドを合わせてカースエッジに凄まじいエネルギーを貯める。

 

アクル「水月…!グッ!」

 

ガイロスがディレイジGaを狙ってることを理解して助けに行こうとするもダグバとも戦いのダメージがまだ消えずに動けないその中ガイロスはまだ思考が追いついていないディレイジGaに向かってカースエッジを振るう。

 

ガイロス「怨皇滅刃(えんおうめつじん)!」

 

思考が止まってしまったまま動けないディレイジGaとそのディレイジGaに迫るガイロスの怨皇滅刃。アクルは動けないあくあとクロヱは間に合わない。そしてガイロスの怨皇滅刃がディレイジGaに直撃して爆炎が広がる。

 

クロヱ「水月君!」

 

クロヱが水月に対する心配の声を荒げてディレイジGaに向かおうとするのをあくあが止める。

 

あくあ「ダメだよ!今は危ない!」

 

クロヱ「でも!」

 

クロヱがそういった時爆炎の中から出てきたのはいまだに動けていないディレイジGaとそのディレイジGaを守るように立っているIFディエンドJだった。

 

IFディエンドJ「……本当に門矢士の言った通りか……」

 

THENEXTSTORY

心砕けた水月

水月「俺は……」

 

ガイロスの正体

士「あいつは俺たちが倒した怪人どもの怨念だ」

 

記憶を取り戻すための最後の試練

士「お前達は、再び過去と向き合う必要がある」

 

問われるは紅蓮と水月の覚悟

紅蓮「もう一度……それがAZKiのためになるなら…!」

 

水月「……俺はまだ迷ってる……だからこそやってみる……俺はあの人の弟だからな」

 

第六話ガイロスの正体、水月と紅蓮の追憶の試練

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

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