仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 外伝 追憶のレジスタンス   作:極王ゴット

7 / 9
水月「ガイロスと戦い自分の深層心理へと落ちた俺はそこに何故かいたクロヱと共に俺がレジスタンスのみんなと出会った時や俺の名前がつけられた時のことを見る。その時俺に話しかけてきたのは俺のナイトメア【ガルム】。俺はガルムの力を使って新たな姿に変身しガイロスと戦う。そこでガイロスのマスクが外れ現れたのはアルドル……かつての恩人の1人を前に俺は……」


第六話ガイロスの正体、水月と紅蓮の追憶の試練

三人称

少し時が遡ってIFディエンドJはグレングラファイトと激闘を繰り広げていた。

 

IFディエンドJ「はぁ!フッ!」

 

グレングラファイト「フッ!はぁ!」

 

IFディエンドJ「くっ…!」

 

ヨルムンペンサーを扱うIFディエンドJとグラファイトファングを操るグレングラファイトは互角の戦いを繰り広げる中IFディエンドJは後方に飛んでグレングラファイトから距離を取ると長剣となったヨルムンペンサーを鞭のように伸ばしてグレングラファイトを攻撃する。

 

IFディエンドJ「はぁ!おら!」

 

グレングラファイト「フッ!フン!はぁ!」

 

IFディエンドJ「チッ!」

 

IFディエンドJの攻撃をグラングラファイトは軽く受け流しIFディエンドJが舌打ちを打つと2人は動きを止めグレングラファイトはIFディエンドJから視界を外しどこかへと歩き出そうとする。

 

グレングラファイト「……興醒めだ……あと少しで邪魔者が来る、貴様とは正々堂々とやりたいのでな」

 

IFディエンドJ「は?」

 

グレングラファイトの言葉の意味が理解できていないIFディエンドJを置いてグレングラファイトはワープでどこかへと消える。それと同時にオーロラカーテンが現れてそこから少し見慣れた姿が現れる。

 

IFディエンドJ「門矢士?」

 

士「よぉ、ちょっと面倒なことになってるみたいだったからな、助けに来てやったよ」

 

IFディエンドJ「はぁ?」

 

士「まぁそんなことはどうでもいい、それより早くホロライブ事務所に向かえ、水月がやばいぞ」

 

IFディエンドJ「!」

 

門矢士の言葉を聞いてAZKiを置いてすぐに走り出したIFディエンドJを見て門矢士はため息をつくとAZKiを見てオーロラカーテンを指差し言う。

 

士「こい」

 

AZKi「へ?……あっはい!」

 

そして時は戻ってきてIFディエンドJは後ろで思考が止まっているように動けていないディレイジGaを一瞥したあと目の前のガイロスに警戒を露わにする。その時彼らの背後でオーロラカーテンが開く。それを見て驚く一同にオーロラカーテンから突如マゼンタの閃光が飛んできてガイロスに当たり後退される。

 

ガイロス「グッ!」

 

ディケイド「一旦退くぞ!来い!」

 

その声に応じてみんながオーロラカーテンに入る中IFディエンドJはディレイジGaを担いでオーロラカーテンに入る。一同がオーロラカーテンに入るとオーロラカーテンは消え去りガイロスはその場に立ち尽くした。

ガイロスから逃げてきた紅蓮達はちょっとした公園にいた。

アクルはベンチの一つに座って治療を受けていて水月はようやく状況が整理でき始めたかのように動けることはできるようになったが水月の目に光のようなものは見えない。クロヱはその水月の隣に座っていて優しく寄り添ってあげている。そして紅蓮は聞いた情報を整理して難しい顔になっていてAZKi、正義、雪花はよく理解しておらず門矢士はカメラをいじっていた。そんな時、紅蓮が声をあげようとしたのを遮るように門矢士が水月に聞く。

 

士「水月……お前は戦えるのか?あのアルドルってやつとな」

 

門矢士がそう言うと紅蓮と水月の体が僅かに震えて水月は震えが継続したまま手を握りしめて言う。

 

水月「俺は……俺は……」

 

まだ悩んでいる様子の水月を少し見たあと門矢士は言う。

 

士「まぁいい、それよりも話はガイロスだ。まず、アルドルってやつは自分の意思であんなことをやってるわけじゃない」

 

門矢士の言葉に紅蓮と水月が驚いたような顔をして水月は急激に立ち上がってまるで縋るような目で門矢士を見て聞く。

 

水月「それは本当か……本当にあいつは……」

 

士「ああ、まぁ詳しく説明するにはガイロスの正体から話さないとな」

 

門矢士がそう言うと紅蓮が真剣な顔つきになって聞く。

 

紅蓮「やっぱり、ただ敵じゃないんだな?」

 

士「ああ、あいつは俺たちが倒した怪人どもの怨念だ」

 

クロヱ「怨念?」

 

紅蓮「簡単な話をすると、俺たち仮面ライダー……ここではヒーローって言った方が早そうだな、そんな感じの存在にやられてきた怪物や怪人達のヒーローを恨む気持ち、それがあの鎧ってことか?」

 

士「ものわかりがいいな、その通りだ。そしてそれが厄介なことに自我を持った、それがあのアルドルってやつの体を乗っ取ってるのさ」

 

門矢士の言葉に水月は少し安堵する。それは自分のことを助けてくれた人が自分の意思で自分たちを襲ってきていたわけじゃないと知れたから、そんな中門矢士は紅蓮と水月を見て聞く。

 

士「なぁ、お前達はAZKiとクロヱの記憶を取り戻したいんだよな?」

 

紅蓮「ああ」

 

水月「……当たり前だ」

 

2人がそう言うと門矢士は少し考えたあと2人を見て真剣な目つきで言う。

 

士「それならお前達は、再び過去と向き合う必要がある」

 

紅蓮「それはどう言う意味だ?」

 

士「まず、ガイロスに勝つためには今の力じゃ足りない、それはお前らも薄々気づいてるんだろ?」

 

門矢士の言葉に水月と紅蓮は腕を握りしめる。ガイロスに勝つのはディレイジGaでもできた。しかし、真意味での討伐はできていなかった。だからこそ2人は今のままではガイロスに勝てないことに気づいていた。その中門矢士は話を続ける。

 

士「それにグラファイトってやつやゲムデウスってやつも倒さないといけないしな」

 

門矢士がそう言うと紅蓮はすぐに立ち上がって真剣な目つきで言う。

 

紅蓮「あれをもう一度……か……でも……それがAZKiのためになるなら…!やってやるよ」

 

紅蓮がそう言う一方で水月は何も言わない、その水月は突然立ち上がると何も言わずにどこかへと歩き出す。

 

正義「水月兄さん……何……うわ!?」

 

水月の突然の行動に疑問を持って話を聞こうとした正義を水月は弾くと歩いていく。その時、紅蓮が声をかける。

 

紅蓮「水月、お前が今どう言う気持ちかは話からねぇし、わかってやる気もない、けど……どちらかの覚悟は決めてこいよ」

 

水月「……ああ、それと悪かったな正義……」

 

そう言いながらどこかへと歩いていく水月を一同は見送ったあと門矢士はオーロラカーテンを発生させて紅蓮とAZKiを見て言う。

 

士「あいつは今はいいとして、お前達は早速始めようか」

 

紅蓮「ああ、AZKi、準備はいいか?」

 

AZKi「は、はい……できてます……」

 

紅蓮はAZKiに確認を取ると2人は並んでオーロラカーテンへと歩いていく。そして2人がオーロラカーテンの前まで来ると門矢士が確認を取る。

 

士「この中に入ったら、試練をクリアするまで帰ってこれない。わかったな?」

 

紅蓮「ああ……絶対にクリアする。そして……AZKiの記憶を取り戻す」

 

AZKi「できる限り頑張ります…!」

 

各々が覚悟を決めてオーロラカーテンに入る。そしてオーロラカーテンが閉じようとした時バグスターウイルスのような物がオーロラカーテンに入ってオーロラカーテンが閉じてしまった。

 

正義「今のは!?」

 

士「……ゲムデウスってやつが入ったみたいだな、まぁ、今俺たちにできるのは祈ることだけだな」

 

正義「そんな…!」

 

拳を握りしめる正義に門矢士は言う。

 

士「信じろ、家族を信じるのがお前達なんだろ?」

 

正義「……はい!」

 

この時、正義はわかったような気がした、ゴットが門矢士に憧れた理由がそれは多分自分が滅王壊羅に憧れたのと似たような理由だったんだろうと……

その頃、水月はどこかの湖を見ながらベンチを見て黄昏ていた。

 

水月「アルドル……俺は……」

 

水月が悩んでいるところに1人の男が現れる。それは紅蓮と2度戦ったあの男【グラファイト】。

 

グラファイト「貴様は何か悩んでいるのか?」

 

水月「お前は?」

 

グラファイト「ふっ、ただの通りすがりだ。それより貴様は何を悩んでいる?」

 

水月「俺は……わからないんだ……大切な人たちを守るために戦ってた……だからこそアルドルと戦えない……今の俺はガイロスと戦えないんだ……だから俺は……今何のために戦えばいいのかわからないんだ……戦う覚悟を決めてすぐ折れて……俺は…!」

 

水月がそこまで言うとグラファイトは理解したように声を出す。

 

グラファイト「なるほどな……そんなことで悩んでいたのか」

 

水月「そんな……ぐあっ!」

 

水月が強めにグラファイトを睨もうと顔を向けると水月はもう蹴り飛ばされていた。

 

水月「お前は…!?」

 

グラファイト「俺はドラゴナイトハンターZの龍戦士グラファイトだ」

 

水月「お前が!?」

 

グラファイト「お前のことも確かめにきた、だが飛んだ腑抜けのようだな……まぁいい、かかってこい、培養」

 

《インフェクション!レッツゲーム!バッドゲーム!デッドゲーム!ワッチャネーム!?ザ バグスター!》

 

グレングラファイト「さぁ、来い」

 

水月「……変身!」

 

《レイジングライド!ディレイジ!ガルム!》

 

自身の目の前でグラファイトが変身したグレングラファイトを相手に水月もすぐにディレイジGaに変身してガルムファンザーを構える。そんな時ディレイジGaの頭にガルムの声が聞こえる。

 

ガルム『ねぇねぇ、今戦って大丈夫なの〜?』

 

楽しげに自身にそう語りかけてくるガルムをディレイジGaは鬱陶しく思いながらも無視してグレングラファイトに向かって走り出す。

 

ディレイジGa「はぁ!」

 

グレングラファイト「フン、はぁ!」

 

ディレイジGa「グッ!」

 

正面から向かってきたディレイジGaの攻撃をグレングラファイトは簡単に防ぎカウンターをして斬り裂く。

 

ディレイジGa「くそ……何でだ……あの時より力が……」

 

グレングラファイト「それは貴様が悩んでいるからだ」

 

ディレイジGa「なに?」

 

グレングラファイト「俺はかつて仮面ライダーにやられたからこそわかる。奴らは確固たる信念があった。しかし今のお前からはそれを感じない……それがお前自身の力を引き出せていない理由だ」

 

ディレイジGa「俺が悩んでるから……」

 

グレングラファイトの言葉で完全に動きが止まったディレイジGaにグレングラファイトはグラファイトファングを構え地面を叩く。

 

グレングラファイト「ドドドドドドドドドドド紅蓮爆龍剣!」

 

目を熱く光らせたグレングラファイトのグラファイトファングは紅蓮に燃え盛る蛇の如くうねった炎の流れがディレイジGaを飲み込んだ。

 

ディレイジGa「ぐあああああああああああ!」

 

グレングラファイトの一撃をまともに受けて吹き飛んだディレイジGaは地面を数回バンドして変身が解ける。

 

水月「グッ…!」

 

凄まじいダメージを受けながらも立ちあがろうとする水月の前までグレングラファイトが歩いてくると人間態に戻って言う。

 

グラファイト「お前が悩みを捨て去った時、再び戦ってやる」

 

グラファイトはそう言うと水月の前から去る。その後残された水月は地面を叩いたあとボロボロの体を無理やりに動かして立ち上がり真剣な顔に変わって歩き出す。

グラファイトに負けた水月はしばらくしてから門矢士達のいるところに戻ってきた。水月が戻ってくるとボロボロになっていることに一同が驚いて心配そうに近づいてくる。

 

正義「水月兄さん!大丈夫ですか!?」

 

水月「ああ……」

 

先ほどとは少し変わったような水月の気配を感じた門矢士は水月に向かって聞く。

 

士「覚悟は決まったか?」

 

水月「……俺はまだ迷ってる……アルドルと戦うこと……だからこそやってみる……俺はあの人の弟だからな、そして……クロヱの記憶を取り戻したいからな」

 

水月がそう言うと門矢士は満足そうな顔で水月を見るとオーロラカーテンを開く。

 

士「さぁ、行ってこい。お前達の覚悟と絆……再び見せてもらうぞ?」

 

門矢士がそう言うと水月とクロヱは並んでオーロラカーテンの前に立つ。その時クロヱは水月が少し震えていることに気づく。それを見てクロヱは水月の手を握ると水月の前に出て手を引くようにして言う。

 

クロヱ「行こう水月君!君のために……沙花叉達のために!」

 

水月「……ああ!」

 

水月はそう言うとクロヱと共にオーロラカーテンに入っていく。そしてオーロラカーテンが閉じたあと門矢士は言う。

 

士「頑張れよ、俺の弟子の弟ならな」

 

THENEXTSTORY

始まる試練

紅蓮「俺たちが見たところの続きからか……」

 

クロニクル最強の敵と破壊神となるゴットの本気

?『変身……』

 

《掴め終焉!統べろ運命!今こそ世界は、跪けェェェェ!!仮面ライダー!ドォルネス!!ALL END… DOMINATION!!(オール・エンド・ドミネーション!!)仮面ライダードォルネス!》

 

ゴット『変身!』

 

《インフィニットライド!ディケイド!ルイン!》

 

紅蓮のトラウマ

紅蓮「やだ!やだ!

 

ゴット「紅蓮……俺の勝ちだ」

 

記憶が戻ったAZKiの言葉

AZKi「大丈夫だよ紅蓮君!今の君なら大丈夫……だから!」

 

《インフィニットセイクリッドライド!ディエンド!セラフィックブレイズ!》

 

第七話贖罪の炎・本当の紅蓮

 

紅蓮「救済の焔に焼かれて悶えろ!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。