仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 外伝 追憶のレジスタンス   作:極王ゴット

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紅蓮「AZKiとクロヱの記憶を取り戻すため最後の試練をすることになった俺と水月、悩む水月はグラファイトと戦って負けたみたいなんだが試練をやる覚悟は決まったみたいだ。それでも俺は信じてるぜ……お前をな」


第七話贖罪の炎・本当の紅蓮

三人称

オーロラカーテンを通ってきた紅蓮とAZKiの目の前にまず広がった景色はどこかの橋の下でゴットを前にして怒っている紅蓮だった。

 

AZKi「あれは…?」

 

紅蓮「俺たちが見たところの続きからか……」

 

AZKi「え?」

 

紅蓮の言葉を聞いてAZKiが素っ頓狂な声をあげて紅蓮が見つめる方向を見るとそこにはどこか荒れた様子の過去の紅蓮と破壊神となる未来を持つゴットとその恋人時代のAZKiそしてポッピーと鏡飛彩と花家大我がいて紅蓮は荒れた様子が少し落ち着くと過去のゴットを真っ直ぐに見据えて言う。

 

紅蓮『俺たちは戦う運命なんだ……ゴット、お前は……俺だ』

 

紅蓮はそう言うと目が赤く光りそれに呼応するようにゴットの目も赤く光ると鏡飛彩が焦ったように叫ぶ。

 

飛彩『ゴット!逃げろ!』

 

ゴット『え?……うわあああああああ!』

 

鏡飛彩の言葉を疑問に思ったゴットがなんでという顔をして鏡飛彩達の方を向くと同時にウイルス化した紅蓮がゴットの体へと入る。それと同時にゴットは紅蓮のようなオーラを体から上げて暫し苦しみの声を上げたのち声が収まり目を閉じて体が硬直すると少し野間をとって目を開けるとその瞳が赤く光る。紅蓮の姿が消えてから様子の変わったゴットを見て鏡飛彩と花家大我がパラドの一件を思い出して警戒する中AZKiが心配そうにゴットに駆け寄る。

 

AZKi『ゴット君、大丈夫?』

 

駆け寄ってきたAZKiを見たゴットは無言のまま少し笑うとAZKiに平手打ちをする。

 

AZKi『きゃあ!』

 

ポッピー『ゴット君!あずちゃんになにしてるの!?』

 

ゴット?の平手を打ち受けて倒れたAZKiにポッピーが駆け寄りAZKiを攻撃したゴットを叱るように叫ぶとゴットは前髪を掻き上げて赤く染まった目で笑顔を作りながら言う。

 

ゴット?『ははは!やってやるよ……最高にスリリングなゲームをさ』

 

狂気的な笑顔を浮かべてそう言ったゴットに鏡飛彩と花家大我が完全な警戒を露わにするとゴットはバグヴァイザーⅡを取り出す。

 

大我『なんでバグヴァイザーを……』

 

ゴット?『培養』

 

《インフェクション!レッツゲーム!バッドゲーム!デッドゲーム!ワッチャネーム!?ザ バグスター!》

 

ゴットはバグヴァイザーⅡを使うとグレンバグスターの姿へと変わる。

 

飛彩・大我『『変身!』』

 

鏡飛彩と花家大我はすぐに仮面ライダーブレイブとスナイプに変わるがグレンは2人に近づくと軽く殴る。

 

ブレイブ『グッ!』

 

スナイプ『うわ!』

 

グレンに殴られて少し後退した2人にグレンはそのまま右手に炎のエネルギーを貯めてスナイプとブレイブに向けて放つ。

 

ブレイブ・スナイプ『『うわあああああああああ!』』

 

ブレイブとスナイプはその一撃を受けて倒れ込むとグレンは笑いながら言う。

 

グレン『俺の邪魔、もうすんなよ?』

 

グレンはそう言うとどこかへと姿を消す。

その様子を見ていた今のAZKiは驚きで空いた口が閉じないと言うようだった。そんな時AZKiの隣にいる紅蓮が真剣な目つきで流れる昔の記憶を見ながら言う。

 

紅蓮「これからみるのは俺が仮面ライダーになるまでのことだ」

 

紅蓮がそう言うと同時に場面が変わって乗っ取っていた紅蓮から解放されたゴットは体を苦しそうに胸を抑えながら紅蓮を睨んで聞く。

 

ゴット『なんで……ここまで俺と戦いたがるんだ!?』

 

紅蓮『忘れたのか?全部お前が望んだことだろ?』

 

ゴット『俺が?』

 

それから紅蓮はゴットを人気のない場所に連れて行くと苦しそうに胸を抑えるゴットに向かって話し出す。

 

紅蓮『AZKiと出会う前の子供の頃、お前はいつも1人でゲームをしてた……でも、本当はゲームの相手が欲しかった……それが何年の時も経て生まれたのが……俺だ』

 

紅蓮がそう言うとゴットは何処かで理解したような顔になりながらも必死に否定しようとする。

 

ゴット『嘘だ……』

 

紅蓮『本当だ。お前の願望が俺を産んだんだ。だから俺たちは戦う運命にあるつってんだよ』

 

紅蓮はそう言うと瞳を赤く光らせて再びゴットの体を乗っ取る。

 

ゴット『うっ…!ああ…!』

 

紅蓮はゴットの体を乗っ取るとゆっくりと立ち上がってカードとベルトを取り出し呟く。

 

ゴット(紅)『俺はお前でお前は俺だ、変身』

 

《インフィニットライド!エグゼイド!ダブルアクションゲーマー!俺がお前でー!お前が俺でー!(ウィーアー!)マイティ!マイティ!ブラザーズ!(ヘイ!)ダブルエーックス!》

 

ゴット(紅)が変身すると紅蓮がIFエグゼイドDAGRにゴットがIFエグゼイドDAGLへと別れて現れる。そしてIFエグゼイドDAGRはIFエグゼイドDAGLに向かって楽しげに言う。

 

IFエグゼイドDAGR『さぁ、遊ぼうぜ……ゴット』

 

戦い始めたIFエグゼイドDAGRとIFエグゼイドDAGLを見て紅蓮はどこか自虐気味に笑ってAZKiに聞く。

 

紅蓮「どうだ?あの俺を見てお前はどう思う?」

 

AZKi「なんか……子供っぽいと言うか……まだ世間を知らない少年的な感じかなと……」

 

紅蓮「だな……」

 

AZKiの言葉を肯定した紅蓮、その時2人の戦いは転機が来ていた。IFエグゼイドDAGLが必殺のエネルギーをIFエグゼイドDAGRに向けている。

 

《ファイナルアタックライド!エ・エ・エ・エグゼイド!》

 

IFエグゼイドDAGL『はあああああああああ!』

 

IFエグゼイドDAGLがガシャコンキースラッシャーからはなった一撃がIFエグゼイドDAGRを捉えると水色のエネルギーがIFエグゼイドDAGRを取り込んでダメージを受けたIFエグゼイドDAGRの変身が解け紅蓮の姿に戻りIFエグゼイドDAGLもそれと呼応して変身が解けゴットの姿に戻ると膝をつく。そのゴットの元に鏡飛彩、花家大我、そしてAZKiとポッピーが寄り添ってくる。

 

AZKi『ゴット君!』

 

一同がゴットを支える中大我はゴットと同じくダメージを受けて膝を突いている紅蓮に言う。

 

大我『この勝負、ゴットの勝ちだ』

 

ゴット『俺の体から……消えろ!』

 

ゴットが体が苦しむ中必死に紅蓮を睨んでそう言うと紅蓮はその様子を花で笑いながら言う。

 

紅蓮『俺が負けた?冗談はやめろよ』

 

紅蓮はそう言うとゆっくりと立ち上がって楽しそうな顔で話す。

 

紅蓮『兄さんの一撃を受けたことで、インフィニットディケイドの力の一部が俺の体に組み込まれた』

 

飛彩『なんだと?』

 

紅蓮『これで俺もライダーになれる……インフィニットディケイドの力でな』

 

紅蓮はそう言うとインフィニットディエンドライバーを取り出す。すると紅蓮の体からインフィニットディエンドのライダーカードが出現して紅蓮はそれを掴むと不敵に笑いながらカードをインフィニットディエンドライバーに装填する。

 

《インフィニットライド!》

 

紅蓮『……変身』

 

《ディエンド!》

 

そして紅蓮が銃口を上に向けながら撃ち抜くと紅蓮の姿がIFディエンドへと変わった。

 

IFディエンド『仮面ライダーインフィニットディエンド……ふふっ♪』

 

楽しそうに笑ったIFディエンドを見て鏡飛彩と花家大我はガシャットギアデュアルβを取り出しながら前に出る。

 

大我『ゴットを連れて下がってろ』

 

飛彩『術式レベル50……』

 

大我『第伍十戦術……』

 

2人『『変身!』』

 

ブレイブファンタジーゲーマー(以降ブレイブFG)とスナイプシミュレーションゲーマー(以降スナイプSG)に変わってIFディエンドへと立ち向かう2人。IFディエンドは楽しげに笑いながら相手をする。

 

ブレイブFG『はぁ!』

 

スナイプSG『フッ!』

 

IFディエンド『フッ!よっと!』

 

2人『『うわああああああ!』』

 

IFディエンドはブレイブFGから放たれる斬撃とスナイプSGから放たれる銃撃を軽く避けてインフィニットディエンドライバーで撃ち抜くとスナイプSGが立ち上がってIFディエンドに攻撃を仕掛けてくる。それを見て楽しげに笑ったIFディエンドは楽しげに笑うと一枚のカードを取り出す。

 

IFディエンド『遠距離相手なら……』

 

《アタックライド!インフィニットブラスト!》

 

IFディエンド『ふははは♪』

 

スナイプSG『ぐあ!グッ!ああ…!』

 

IFディエンドが撃ち抜いた攻撃をスナイプSGがまともに受けて膝をつく。そしてトドメを刺すためにIFディエンドはカードを取り出す。

 

IFディエンド『もう終わりか?』

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディエンド!》

 

IFディエンドはカードをベルトに入れる直前に2つのエナジーアイテムをインフィニットディエンドライバーで撃ち抜いて入手してからインフィニットディエンドライバーにカードを入れる。

 

《鋼鉄化!分身!》

 

スナイプSG『野郎…!はあああああああ!』

 

IFディエンドに一矢報いようとスナイプSGが放った銃撃をIFディエンドは分身の力で増えた自分に撃ち落とさせてIFディエンドの本体はスナイプSGを狙う。

 

IFディエンド『フッ!』

 

スナイプSG『うわあああああああああああ!』

 

鋼鉄化によって鋼鉄とかしたIFディエンド必殺の一撃がスナイプSGを貫き倒れたスナイプSGは変身が解かれる。

 

ポッピー・AZKi『『大我(さん)!』』

 

ゴット『やめろ…!うっ…!ああ…!』

 

仲間がやられたことでストレスを感じたゴットがゲーム病の侵攻を受ける中ブレイブFGがIFディエンドに立ち向かう。

 

ブレイブFG『はあ!はあああ!』

 

ブレイブFGの攻撃を受け流しながら動いているIFディエンドは距離を取ると二枚のカードを取り出す。

 

IFディエンド『近距離相手なら……』

 

《インフィニットライド!フィフティーン!ソロモン!》

 

IFディエンド『これだな』

 

そう言いながらIFディエンドがインフィニットディエンドライバーのトリガーを引くと仮面ライダーフィフティーン、仮面ライダーソロモンが現れブレイブFGの攻撃を受け止める。

 

ブレイブFG『なに!?』

 

ライダーの召喚に驚いた好きにブレイブFGはフィフティーンに攻撃を受けなんとかガシャコンソードで受け止めるとその後繰り出されたソロモンの攻撃でガシャコンソードが吹き飛んでしまいソロモンの一撃を受けてしまう。

 

ブレイブFG『ぐあああああああ!』

 

IFディエンド『その程度じゃ……全然楽しめないな』

 

IFディエンドはそう言うと先ほどとは違うカードをベルトに入れる。

 

《アタックライド!インフィニットクロスアタック!》

 

IFディエンド『終わりだ』

 

IFディエンドはそう言うとインフィニットディエンドライバーの引き金を引くと共に高速化とマッスル化のエナジーアイテムをフィフティーンとソロモンに与える。

 

《高速化!マッスル化!》

 

《フィフティーンスカッシュ!OMNIBUS LOADING!SOLOMON STLASH!》

 

そして高速で動き出したフィフティーンとソロモンが体勢が完全に整っていないままのブレイブFGを切り裂いた。

 

ブレイブFG『グッ…!うっ…!……』

 

ゴット『やめろおおおおおおおお!』

 

IFディエンドの行動で仲間がやられる姿を見ることしかできずにストレスが溜まりゲーム病が進行して苦しむ中ゴットは仲間を守るためになんとか立ち上がりカードを構える。

 

ゴット『変!身!』

 

《インフィニットライド!ディケイド!》

 

そしてゴットが変身したIFディケイドが飛ぶと同時にIFディエンドも高く飛び上がる。

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド(エンド)!》

 

IFディケイド・IFディエンド『『はあああああああああああああああああ!』』

 

2人のライダーキックは激しくぶつかり合って爆発する。そして爆炎の中から飛んできたのは変身の解けたゴットだった。

 

ゴット『うわあああああああ!』

 

そしてブレイブ、スナイプ、IFディケイドを倒したIFディエンドは静かに地面へと降りると変身を解き楽しそうな笑みを浮かべて言う。

 

紅蓮『これで俺はお前と同じ力を得た。お前の運命を決めるのは……俺だ』

 

大我『相手にするな!』

 

飛彩『リスクが高すぎる……一旦退くぞ!』

 

これ以上戦うのはまずいと鏡飛彩と花家大我がゴットを連れて一旦退こうとすると紅蓮は不満そうな顔を浮かべて言う。

 

紅蓮『待てよ…ゴットは俺のだ』

 

紅蓮はそう言うと目を光らせて再びゴットの体を乗っ取る。そしてそのままゴットに肩を貸していた飛彩と大我を蹴り飛ばすとAZKiが近づいてきてゴットの体を乗っ取る紅蓮に言う。

 

AZKi『待って!ゴット君を返して!』

 

ゴット(紅)『断る。これから決着をつけるんだからな』

 

ゴットの体を乗っ取る紅蓮はそう言うとどこかへと歩いて行く。その時、ポッピーはどこか覚悟を決めた顔をしていた。

そしてその様子を見ていたAZKiと紅蓮は真剣な顔をしていた。

 

AZKi「これが……仮面ライダーインフィニットディエンドが生まれた日なんですね?」

 

紅蓮「ああ、そしてこれからみるのは俺と兄さんの戦い……そしてとある人が蘇るんだ」

 

AZKi「蘇る?」

 

紅蓮「対バグスターのクリエーターがな」

 

紅蓮とAZKiがそう話していると過去の記憶の場面が切り替わって紅蓮が初めてゴットから分離し生まれた地点でゴットと2人きりで話していた。

 

紅蓮『覚えてるか?ここ、お前がエグゼイドの力を受け継いだ時、ここで俺は生まれたんだよなぁ』

 

ゴット『……もう誰も傷つけさせない……ここで終わらせる!』

 

ゴットはそう言うとIFディケイドのライダーカードを取り出す。それに対して紅蓮は楽しそうな顔をするとインフィニットディエンドライバーとIFディエンドのカードを取り出す。

 

紅蓮『フッ、いいぜ♪』

 

《インフィニットライド!》

 

2人『『変身!』』

 

《ディケイド(エンド)!》

 

2人が変身を完了すると同時に周りの景色が変わってIFディエンドはインフィニットディエンドライバーをIFディケイドはライドブッカーを構えて睨み合う。

 

AZKi「これが決着の戦い?」

 

紅蓮「いや、ある意味で始まりの戦いだ」

 

IFディエンド『さぁ!楽しもうぜ!』

 

IFディケイド『紅蓮!お前を終わらせる!』

 

2人は互いにそう言うと同時に走り出す。IFディケイドが繰り出すライドブッカーの斬撃をIFディエンドはインフィニットディエンドライバーで受け止める。しかしIFディケイドはそのままライドブッカーの軌道を変えてIFディエンドを高く斬り上げる。

 

IFディエンド『うおおおお!?ははっ♪やるなぁ、ゴット』

 

IFディケイド『はあああああああああ!』

 

IFディケイドは飛び上がったIFディエンドを追うように高く飛ぶとIFディエンドの足を掴んで地面に叩きつける。

 

IFディエンド『うわあああああああ!』

 

IFディケイド『フッ!』

 

IFディエンド『はははははは!お前とガチでやり合えるのを……ずっと待ってたんだ!フッ!』

 

楽しそうに笑いながら攻撃してくるIFディエンドの攻撃をIFディケイドは受け止めるとIFディエンドはいまだに楽しそうな声でIFディケイドに問いかける。

 

IFディエンド『お前だってそうだろ?はぁ!』

 

IFディケイド『グッ…!お前の遊びに付き合うつもりはない!』

 

それから繰り返されるIFディケイドとIFディエンドの戦い、高く飛び上がってIFディエンドをIFディケイドは切り裂く。

 

IFディケイド『うおおおおおお!』

 

IFディエンド『フッ!グッ…!』

 

IFディケイドの攻撃で僅かに交代したIFディエンドにIFディケイドはピンクの光を纏いながら突進する。

 

《インフィニットライド!エグゼイド!マイティジャンプ! マイティキック! マイティマイティアクションX!!》

 

IFエグゼイド『はあああああああああ!』

 

IFディエンド『ふはああああああああ!』

 

IFエグゼイド・IFディエンド『『ぐわああああああああああああ!』』

 

激闘の末に互いに吹き飛んだ2人は体に感じるダメージをそのままに立ち上がる。

 

IFディエンド『最高の頂上戦だな……ゴット!』

 

IFエグゼイド『……はあ!』

 

同時に走り出したIFエグゼイドとIFディエンドはライドブッカーとインフィニットディエンドライバーをぶつけ合う。その中IFディエンドは心の底から楽しんでいる声で言う。

 

IFディエンド『この戦いにはあらゆる運命がかかってる!無限の力を待つ俺とゴット!勝者側が世界を支配し敗者は滅亡するんだ!』

 

IFディエンドがそう言うと同時に2人のぶつかり合いで出た波動でIFエグゼイドとIFディエンドの間に距離が生まれる。

 

IFエグゼイド『俺たちの運命は……俺が変える!』

 

IFディエンド『俺達の運命は……俺が変える!』

 

そう言いながら全力でぶつかり合うIFエグゼイドとIFディエンドの戦いはまさに死闘、その戦いの激しさにAZKiは息を呑む。

 

AZKi「すごい…!」

 

紅蓮「……」

 

激しい激闘を黙ったまま見ている紅蓮そしてIFディエンドとIFエグゼイドの戦いも終盤へとも連れて行く。

飛びながらIFエグゼイドに突っ込んでいき伸し掛ると同時にインフィニットディエンドライバーの引き金を引いて近距離で銃撃を浴びせすぐにIFディエンドは後方へと飛ぶ。

 

IFエグゼイド『ぐあああ!』

 

IFディエンド『ふふっ♪』

 

IFエグゼイド『はぁ!』

 

IFエグゼイドは負け時とIFディエンドの後方へと飛ぶとエグゼイドとアクロバティック性を活かして近くの鉄のコンテナに飛び移りIFディエンド目掛けて飛ぶとIFディエンドも同時に飛び互いの武器で攻撃をし合う。

 

2人『『はあ!ぐあ!』』

 

互いが互いの攻撃を受けて倒れ込んだIFエグゼイドはIFディケイドの姿に戻りIFディエンドは楽しそうな声で言う。

 

IFディエンド『そろそろ……終焉が来るみたいだな』

 

IFディケイド『……終わらせる!』

 

IFディケイドがそう言うと同時にIFディエンドとIFディケイドはファイナルアタックのカードをベルトに入れる。

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド(エンド)!》

 

2人『『はあああああああああああああ!』』

 

全力の攻撃を撃ち放つ2人。IFディケイドのライドブッカー・銃モードとIFディエンドのインフィニットディエンドライバーから放たれたエネルギーのぶつかり合いはしばらく続いた後大爆発する。

 

IFディケイド『うわあああああああああああ!』

 

爆炎からIFディケイドが倒れ込んで飛んできてIFディエンドは体勢を崩しながらも立っている。そして倒れ込んでいるIFディケイドの変身が解けると2人は元の場所に戻ってくる。決着のついた現状にIFディエンドは笑いながら言う。

 

IFディエンド『あはははは!最高だったよ!』

 

ゴット『俺たちは……互角のはずだったのに…!』

 

IFディエンド『根本的な問題だ、お前は人間で俺はバグスター……種族の壁は越えられない』

 

IFディエンドはそう言うとインフィニットディエンドライバーの銃口をゴットに向ける。

 

飛彩『やめろ!』

 

大我『テメェの相手は俺だ!』

 

そう言いながら現れた飛彩と大我をIFディエンドは凄まじいスピードで近づいて変身をする前に倒すとボロボロの体をなんとか立ち上がらせようとしているゴットに向かってインフィニットディエンドライバーを向ける。

 

IFディエンド『敗者には敗者に相応しい……終焉を見せてやる』

 

ゴット『グッ…!あっ…!……うわあああああああああああああああああ!』

 

ゴットが必死な形相でIFディエンドを睨んで叫んだ時IFディエンドは後ろから攻撃を受ける。その方向を見るとそこには黒色のエグゼイドがいた。

 

ゴット『黒いエグゼイド?』

 

大我『ゲンムだと!?』

 

一同が驚く中ポッピーとAZKiが現れる。

 

ポッピー『仮面ライダーゲンム、レベル0!』

 

AZKi『ゴット君は返してもらうよ!』

 

AZKiがそう言うとゲンムは無言で歩いていきIFディエンドを見て怒りがこもった声で話し掛ける。

 

ゲンム『楽しそうじゃないか〜ゲームマスターの私を差し置いて!』

 

大我『まじか……』

 

飛彩『檀黎斗なのか!?』

 

IFディエンド『ありえない……お前はもう完全に消えたはずだろ?』

 

IFディエンドがそう言うとゲンムはIFディエンドに襲い掛かる。IFディエンドは軽く流すと変身を解きゲンムの登場に驚いているゴットを見て言う。

 

紅蓮『邪魔が来たな……ゴット、場所を変えるぞ』

 

紅蓮はそう言いながら目を赤く光らせる。ゴットは身構えるがなにも起こらない、2人が疑問に思っているとAZKiが説明する。

 

AZKi『無駄だよ!レベル0がいるゲーム空間にはウイルスを抑制する力があるんだよ!』

 

紅蓮『しらけたな』

 

AZKiの説明を聞いてつまらなそうな顔をした紅蓮はどこかへワープをして消えた。

その様子を見ていたAZKiは驚いた顔をしていて紅蓮はあんな激闘の最後に現れたゲンムになんと言えばいいかわからない顔をしていた。

 

AZKi「なんと言うか……個性的な人でしたね?」

 

紅蓮「……ノーコメントで」

 

そこからは少し端折るが檀黎斗は何度目かの復活でも性格は変わっておらずゴットが少し信頼ができない中海外にも売られていたクロニクルの対応をしていた永夢とパラドが日本に帰ってきてこれから頑張ろうと言う時に黎斗を信用できずにゴットは黎斗に対しては援護も何もせずに戦おうとする。そこで永夢の説得と黎斗も黎斗なりに命を大切にはしていると言うことを理解して永夢、黎斗と協力し3人のマイティの力でIFディエンドを退けそして今最終決戦を迎えようとしていた。

 

AZKi「端折りすぎでは?」

 

紅蓮「一話に詰め込みたいものが多すぎるんだ、理解してくれ」

 

残る敵は後IFディエンドそしてラスボスであるドォルネスと言う名の謎のラスボス、そしてかつてエグゼイド達がパラドクス達と戦った場所で紅蓮が宝条永夢、鏡飛彩、花家大我、九条貴利矢、檀黎斗、パラドそしてゴットと向かい合っていた。

 

紅蓮『ゴット、これが正真正銘、最後の戦いだ!』

 

ゴット『紅蓮……お前を倒して……クロニクルを終わらせる!』

 

ゴットがそう言うと同時に一同は構える。

 

一同『変身!』

 

《インフィニットライド!ディケイド(エンド)!》

 

《ハイパームテキエグゼーイド!タドルレガシー!バンバンシミュレイショーンズ!爆走バイク!!デンジャラスゾンビィ…!パーフェクトノックアーウト!》

 

エグゼイドMG『ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!』

 

ブレイブレガシーゲーマー(以降ブレイブLG)『これより、バグスター切除手術を開始する』

 

スナイプSG『ミッション開始!』

 

レーザーターボ『ノリノリでいっちゃうぜ~!

 

ゲンムゾンビーアクションゲーマー(以降ゲンムZAG)『 コンティニューしてでも、クリアする!』

 

パラドクスパーフェクトノックアウトゲーマー(以降パラドクスPKG)『俺たちの心を滾らせるなよ』

 

IFディケイド『さぁ!ファイナルタイムだ!』

 

IFディケイド達仮面ライダーがそれぞれの決め台詞を言う中IFディエンドはライダーカードを取り出す。

 

《インフィニットライド!Ⅹギーツ!カリバー!ソーサラー!アクセル!バッファ!》

 

IFディエンド『行け』

 

そしてIFディエンドが召喚したライダーとIFディケイド達の戦いが始まる。エグゼイドMGとパラドクスPKGがⅩギーツとブレイブLGがカリバーとスナイプSGがソーサラーとレーザーターボがアクセル、ゲンムZAGがバッファとIFディケイドがIFディエンドと互角の戦いを繰り広げる。激しくぶつかり合うライダー達、その激闘はエグゼイドMGとパラドクスPKGのコンビネーションでXギーツがやられたのを皮切りにIFディエンドが召喚したライダー達がやられ一気にIFディケイド達が優勢になって行く。

 

IFディケイド『このまま決める!』

 

AZKi『よーし、いっちゃ……』

 

その時、突如空間が歪むと周りが夜となってIFディエンドが立っていた階段の上に時計のようなものが現れ鐘の音が鳴り響いている。

 

AZKi『な、なんで夜に!?』

 

一同が動揺していると1人の男がみんなの間を通って時計の方へと歩いて行く。

 

ブレイブLG『何者だ……』

 

ブレイブLGがそう言った時、男は歩みを止めずに静かに言う。

 

?『このゲームは無効だ』

 

スナイプSG『どう言う意味だ?』

 

?『我が名はドォルネス』

 

IFディケイド『……ラスボス…!?』

 

ドォルネス『このゲームの終焉は貴様らが決めるものではない……』

 

突如現れたドォルネスの圧倒的な威圧感に一同が警戒を露わにし構える中ドォルネスは金と黒の装飾でできたバグヴァイザー……バグヴァイザーⅢを腰につける。

 

ドォルネス『貴様らの全てを支配するのは我だ』

 

《ガッチャーン!》

 

ドォルネス『さぁ……審判を決めよう』

 

ドォルネスはそう言うと仮面ライダークロニクルのガシャットの色を黒と金色の装飾に変えたようなガシャットを取り出しプレイングスターターを押す。

 

《仮面ライダードォルネクロニクル》

 

ガシャットを起動したドォルネスがガシャットから手を話すとドォルネクロニクルガシャットは1人でにバグヴァイザーⅢへと入って行く。

 

《ガシャット!》

 

ドォルネス『変身……』

 

その言葉と共にバグルアップトリガーをドォルネスが押すとドォルネスの姿が変わって行く。

 

《バグルアップ!掴め終焉!統べろ運命!今こそ世界は、跪けェェェェ!!仮面ライダー!ドォルネス!!ALL END… DOMINATION!!(オール・エンド・ドミネーション!!)》

 

IFディエンド『なっ…!?』

 

IFディケイド『あれが……ラスボス…!』

 

ドォルネスから感じる凄まじいオーラと威圧に一同は一瞬怯むがIFディケイドはライドブッカーを構える。

 

IFディケイド『数多の人々の命が掛かってるんだ!』

 

IFディケイドがそう言いながら走り出すとドォルネスはベルトのAボタンとBボタンを押そうとするその時エグゼイドMG達はまさかと言う反応をする。そしてドォルネスがベルトのボタンを押した時全てが静まり返った。

 

《フリーズ》

 

その音と共に全ての時が止まり石像のように動かなくなる。その中ドォルネスが歩いている中エグゼイドMGがドォルネスに攻撃を仕掛ける。

 

エグゼイドMG『はぁ!』

 

ドォルネス『フッ!……やはり貴様には効かなかったか……』

 

エグゼイドMG『その力……やっぱりクロノスの!』

 

ドォルネス『違う、これは……』

 

ドォルネスがそこまで言うとエグゼイドMGの前から姿を消す。フリーズが解けていないことからまだ周りにいるとエグゼイドMGが警戒していると後ろから声が聞こえる。

 

ドォルネス『今はクロノスのポーズの力、リガドΩの時間を操る力、そして貴様を倒すのに必要なゲムデウスの無敵の抗体の力だ』

 

エグゼイドMG『しまっ……』

 

《エンド》

 

背後を取られたエグゼイドMG、その次の瞬間にエンドという音が響いたかと思うと爆炎が発生した。

 

IFディケイド達『うわあああああああああ!』

 

爆炎から現れたのはボロボロになって変身が解けたライダー達だった。膝をつく一同の中飛彩が驚いたような声を出す。

 

飛彩『今のは……やはり…!』

 

永夢『はい……クロノスの力と一緒でした……』

 

永夢がそういった時IFディエンドはゲムデウスを召喚してドォルネスを睨んで言う。

 

IFディエンド『目障りだ……消えろ!』

 

IFディエンドがそういってゲムデウスと共にドォルネスに向かって走るとドォルネスはベルトのボタンを押す。

 

《フリーズ》

 

ドォルネス『聞き分けのない奴ら目……』

 

ドォルネスはそう言うとIFディエンドの後ろまで歩いて移動しブラックホールのようなオーラを発生させた拳で殴る。そしてゆっくりとゲムデウスの前まで歩いて行く。

 

ドォルネス『元ラスボス……貴様はもういらない』

 

ドォルネスはそう言うとBボタンを2回押す。

 

《キメワザ!クリティカルヘルディング!》

 

ドォルネスはそのまま足下に現れた地獄の炎が動く向きに従うようにして繰り出した蹴りがゲムデウスを貫いた。

そして……

 

《エンド》

 

IFディエンド『ぐああああああああああああ!』

 

再び鳴り響いた音と共に周りが昼になっると同時に紅蓮がゴット達の近くまで転がってゲムデウスは言葉を発する間も無く消えた。

一同があまりにも圧倒的で絶対的でそして絶望的な光景に絶望を感じる中紅蓮はバグヴァイザーを取り出して言う。

 

紅蓮『無駄だ……あいつは……俺たちバグスターは何度でも…!』

 

紅蓮はそう言いながらゲムデウスの方にバグヴァイザーを向けるがなにも反応しない。

 

紅蓮『なんでだ……』

 

紅蓮がどう言うことだと意味がわからないと動揺しているとドォルネスは静かに告げる。

 

ドォルネス『止まった時の中の死に次はない……その死は永遠に支配されるのだ』

 

ドォルネスはそう言うとどこかへと消え去る。ドォルネスの圧倒的な力と今の状況を理解して一同が悔しさを覚える中体が震えている紅蓮が呟く。

 

紅蓮『死んだ……バグスターが……』

 

紅蓮がどこか死に対する恐怖を感じている顔をしているその時、近くにいたゴットは何かを感じているような顔をしていた。

そしてそれら全てを紅蓮とAZKiは見ていた。AZKiはとてつもない力を示したドォルネスに絶句を紅蓮は改めて見ても強すぎる力とあの時の絶望に畏怖を感じていた。そんな時AZKiはふと気づいたように呟く。

 

AZKi「そういえば今と昔の紅蓮さんって命への考え方とかじゃなくて行動とか感情表現とか違いますよね?」

 

紅蓮「はぁ?」

 

いきなりAZKiに言われた言葉に紅蓮が意味がわからないと言う顔をすると紅蓮はめんどくさそうに言う。

 

紅蓮「何年も生きてんだ。感情表現なんて変わるだろ、ほら、次行くぞ」

 

紅蓮がそう言いながら歩き出すとそれを見ているAZKiは顎に手を当てて考え込む。

 

AZKi「……我慢してるだけのようにも感じますけど……」

 

それからまた少し端折って事態は動いて行く。死の恐怖で戦えなくなった紅蓮はゴット達が起こしたドォルネスを対策する戦い方で少し追い詰めたのを見て戦う覚悟を決める。しかし、それでもドォルネスの力を前に圧倒されなす術がなくなって行くその中でゴットはドォルネスに勝てるのかと弱音を吐いたがAZKiの信じてくれると言う言葉に救われ戦えた。そんなゴット達はある時、転機が訪れる。ドォルネス対策のための戦いで作戦を考えるために一時的に帰国してくれた西馬ニコの迎えの際にニコを狙って襲いかかってきたドォルネスにゴットが大我、飛彩と抵抗した時。

 

ドォルネス『フッ!』

 

3人『『『ぐあああああああああああああ!』』』

 

ドォルネスの攻撃で吹き飛ばされたIFディケイド、スナイプSG、ブレイブLG。そしてIFディケイドの変身が解ける。

 

スナイプSG『お前は休んでろ』

 

ブレイブLG『命を粗末にするな』

 

変身の解けたIFディケイドをこれ以上戦わせるのは危険だと判断したブレイブLGとスナイプSGがドォルネスに向かって行く中ニコとAZKiが近づく。

 

AZKi『ゴット君!』

 

ニコ『ちょっ!?大丈夫?』

 

ゴット『なんで俺は……こんなに弱いんだ……』

 

AZKi『ゴット君……』

 

大事な時に力及ばず戦力になれないことにゴットが悔しさを覚える中思い出すのは家族が死んだ時や紅蓮との真っ向勝負で勝てなかったこと、もうなにも失いたくないと負けるわけにはいかないととゴットは必死な思いで立ち上がると瞳に黒く輝くエネルギーを発生させる。

 

ドォルネス『……なんだ?』

 

ブレイブLG『あれは一体?』

 

ゴット『もう失わない……もう負けない……絶対に守る!』

 

ゴットがそう叫ぶとゴットの体から突如漆黒の波動が放たれてドォルネスのみを吹き飛ばす。

 

ドォルネス『ぐあああああああああ!』

 

ドォルネスが吹き飛んでみんながゴットを見る中ゴットの体から漆黒に輝く一枚のカードが現れゴットはそれをキャッチする。

 

ゴット『これは……ドォルネス!お前は……俺が倒す!』

 

ゴットはそう言うと勢いよくベルトに新たなカードを入れてサイドバンドルを閉じる。

 

ゴット『変身!』

 

ドォルネス『させるか!』

 

《フリーズ》

 

ゴットを変身させるべきではないと判断したドォルネスはゴットの変身が完了し切る前に時を止めてゆっくりとゴットに向かって歩いて行く。

 

ドォルネス『貴様はもはや用済みだ…!』

 

ドォルネスがそう言いながらゴットに向かって迫るとゴットの体が突如動き出して体を漆黒の光が纏って行く。

 

《インフィニットライド!ディケイド!ルイン!》

 

ドォルネスの前に立つ新たな漆黒の戦士【仮面ライダーインフィニットディケイドルイン(以降IFディケイドR)】時を止めた時間の中動く彼にドォルネスは動揺する。

 

ドォルネス『なんだと……』

 

IFディケイドR『さぁ……ファイナルラウンドだ!』

 

IFディケイドRはそう言うとライドブッカーを取り出してドォルネスを攻撃する。

 

IFディケイドR『フッ!ハァ!オラァ!』

 

ドォルネス『ぐっ…!ガッ…!ぐあああ!』

 

《エンド》

 

IFディケイドRの攻撃によってドォルネスが倒れ込むと同時にフリーズが解かれて時が動き出す。そして動けるようになった一同は今の状況に驚きを表す。

 

スナイプSG『嘘だろ……』

 

ブレイブLG『ドォルネスを圧倒している……行け!ゴット!』

 

ブレイブLGがそう言うとIFディケイドRはカードを取り出す。

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド!》

 

そして高く飛び上がったIFディケイドRがドォルネスに向かって飛んでいく。

 

IFディケイドR『はあああああああああ!』

 

ドォルネス『ぐっ…!があああああああああああ!』

 

IFディケイドRの攻撃を受け切ろうとしたドォルネスはIFディケイドRの攻撃を受けきれずに吹き飛ばされた。

 

ニコ『やったああああああああ!勝った!』

 

AZKi『やったよゴット君!』

 

ドォルネス『おのれぇ…!』

 

ドォルネスはゴットを忌々しそうに睨むと逃げるようにワープをする。そして変身を解いたゴットは息を吐くとAZKiに笑いかける。

 

ゴット『勝ったよ』

 

AZKi『……うん!』

 

ドォルネスとの戦いと勝利に至る過程までを見たAZKiは目を輝かせ紅蓮はもう少しで訪れる自分が乗り越えるべきであろう過去についてを考えていた。そこにAZKiが話しかける。

 

AZKi「紅蓮さん……こんな戦いを私が本当に見てたんですね」

 

紅蓮「それだけじゃないさ……お前はまだまだ多くの戦いを見守ってきた。安心しろよ、必ず思い出させてやるから」

 

AZKi「……はい!」

 

そして2人が見るのは紅蓮にとって最も恐ろしい記憶であり後悔の記憶であり絶望の記憶……ドォルネスはかなり強く傲慢だが馬鹿ではない、そのドォルネスはIFディケイドRには勝てないが紅蓮がバグスターとして分離した影響で紅蓮が死んだら変身できなくなると確信していた。そしてそれが紅蓮が光へと来る理由となる。

どこかの森で紅蓮がいるところにドォルネスが現れる。

 

ドォルネス『見つけたぞ……』

 

紅蓮『……ドォルネス』

 

ドォルネス『インフィニットディエンドさえ倒せば極王ゴットは変身能力を失い我の敵はいなくなる』

 

紅蓮『そう言うことか……変身!』

 

紅蓮はドォルネスを相手にすぐさまIFディエンドに変身する。ドォルネスはIFディエンドを相手にフリーズの力は使わずに圧倒する。

 

ドォルネス『フッ!フン!ハァ!』

 

IFディエンド『グッ!うわあ!グアア!』

 

ドォルネス『フッ!ハァ!』

 

IFディエンド『うわあああ!』

 

ドォルネスにやられるIFディエンドは何かを感じる。それはまるで深い水に沈められて溺れる感覚……死への恐怖。そんなIFディエンドにドォルネスは煽るように言う。

 

ドォルネス『ゲムデウスと同じ運命を辿る気分はどうだ?』

 

ドォルネスの言葉でIFディエンドが思い出すのは初めてドォルネスと戦った日、そして初めて死を感じた日、その感覚がIFディエンドの手を振るわせる。その中でドォルネスは強大なエネルギーをIFディエンドに向かって放つ。

 

ドォルネス『ふはああ!』

 

IFディエンド『うっ…!あっ…!うわあああああああ!』

 

ドォルネスの攻撃をなんとか避けたIFディエンドは変身が解けそこで四つん這いになって先ほどまで溺れていたかのように息を荒くして呼吸をする。

 

ドォルネス『どうした?』

 

紅蓮『なんでフリーズを使わない……舐めてんのか!?』

 

ドォルネス『我に逆らうのがどれだけ愚かかを……死を持って償え…!』

 

ドォルネスがそう言いながら紅蓮に迫ってくると突如横からIFディケイドRが現れドォルネスに攻撃をする。それと同時にAZKiが紅蓮を守るように出てきた。

 

IFディケイドR『紅蓮はやらせない…!はぁ!』

 

ドォルネスから紅蓮を守るために戦うIFディケイドRを相手にドォルネスは左手を前に出して止める。

 

ドォルネス『待て、すでに貴様らに相応しい運命を用意してある』

 

IFディケイドR『運命?』

 

AZKi『うっ…!』

 

IFディケイドRがドォルネスの言葉に首を傾げると後ろのAZKiが突然苦しみながら体を押さえた。

 

IFディケイドR『AZKi!?』

 

ドォルネス『貴様はどちらだ?インフィニットディエンドか、そこの女か……』

 

IFディケイドR『何故AZKiを狙った!?』

 

ドォルネス『君にとって1番大切な存在だからさぁ、その女を消滅させたくなければ私がウイルスを抑えなければならない』

 

IFディケイドR『なら今すぐ…!』

 

ドォルネス『だが我ならその女が消滅するまで貴様から逃げることも可能だ。そこで朗報だ、貴様がもしインフィニットディエンドを倒したならその女のウイルスを抑えてやる』

 

IFディケイドR『……』

 

ドォルネス『所詮貴様は死ぬために生まれた存在だ』

 

ドォルネスはそこまで言うと高速で紅蓮の近くに行き紅蓮の肩に手を置いて脅すように言う。

 

ドォルネス『殺される恐怖をせいぜい味わえ』

 

ドォルネスはそう言うと姿を消す。

それからゴットが死への恐怖で体を振るわせる紅蓮を一瞥するとゲーム病で苦しむAZKiを支え病院に向かおうとすると紅蓮が声を荒げる。

 

紅蓮『なんで俺を助けた?』

 

ゴット『強がりはやめろよ、俺が居なかったらお前は死んでた』

 

紅蓮『黙れ!……ドォルネスは俺が倒す』

 

ゴット『お前じゃ勝てない』

 

紅蓮『俺は人間に殺されるために生まれたんじゃわない!クロニクルの主人公は俺なんだ……』

 

苦しそうにする紅蓮を一瞥したゴットはAZKiを背負うと病院へと走り出す。

それからしばらくしてゴットはAZKiの様子を見ていた。

 

ゴット『大丈夫?』

 

不安そうな顔でAZKiを見て手を握るゴットにAZKiは弱々しく答える。

 

AZKi『大丈夫ではないかなぁ……ねぇゴット君、怖いよ……死にたくないなぁ……』

 

ゴット『AZKi……大丈夫、AZKiは俺が守るから……絶対…!』

 

ゴットがそう言うと記憶の場面が切り替わるようにノイズが現れてしばらくの休憩時間的なのが生まれる。そこでAZKiは隣でかなり真剣な顔で記憶から目を見ている紅蓮を見て呟く。

 

AZKi「こんなことがあったんだ……」

 

紅蓮「ああ、そしてこれから俺たちが見るのは……極王ゴットとと言う人間の本当の顔の一部なのかもしれないな」

 

AZKi「?」

 

突然紅蓮が言った言葉の意味がわからないAZKi。そして場面が変わるとドォルネスに負けて死の恐怖を深く感じて死の恐怖に囚われ始めてきた紅蓮はドォルネスが本拠地としてる場所が見える位置に来ていた。

 

紅蓮『待ってろ……ドォルネス…!』

 

そこで後ろに気配を感じて振り向くとそこには不気味な気配を纏ってるゴットがいた。

 

ゴット『無理すんなよ、本当は怖いくせに』

 

紅蓮『……んなわけねぇだろ』

 

ゴット『ならなんでそんなに震えてる?』

 

ゴットがそう聞くと紅蓮は自分でも気付かぬ間に震えていた手を掴んで震えを止めようとするとゴットは言う。

 

ゴット『だろうね、どんな人でも死ぬのは怖い……俺だってそうだった。父さんと母さんが死んじゃった時の交通事故で1人生き残った時、死んじゃうんじゃないかなってそう思った時、心が震えた……本当に怖かった』

 

ゴットが左胸を握ってそう言うと紅蓮は頭を掻いて言う。

 

紅蓮『何が言いたいんだ?それで俺が怖気付くとでも思ってんのか?』

 

紅蓮がそう言うと少しの間を開けた後、ゴットは綺麗とも思えるのにそれ以上に不気味な笑顔を浮かべて言う。

 

ゴット『別に紅蓮の心配はしてないよ?俺が心配してるのはAZKi、これ以上、あんな思いをさせたくない、そのために……お前と決着をつける』

 

紅蓮『……いいぜ、やってやる……変身!』

 

ゴット『変身……』

 

《インフィニットライド!ディケイド(エンド)!ルイン!》

 

2人は同時に変身して睨み合う。その中でIFディケイドRはIFディエンドに向かって歩きながら言う。

 

IFディケイドR『お前と戦うのはこれが最後……お前の運命は俺が変える…!』

 

IFディエンド『……やってみろ!』

 

そう言いながら殴りかかってきたIFディエンドの攻撃をIFディケイドRは受け止める。

 

IFディエンド『フッ!ハァ!』

 

IFディケイドR『ハァ!』

 

IFディエンドの攻撃を軽く受け止めるIFディケイドRはIFディエンドを掴むと走り出して近くの少し凹んだ場所に飛び込んでIFディエンドを叩きつける。

 

IFディエンド『ぐあ!』

 

IFディエンドを叩きつけたIFディケイドRはIFディエンドを無理やり立たせると殴り飛ばす。

 

IFディケイドR『はあ!』

 

IFディエンド『うわぁ!』

 

IFディケイドRに殴り飛ばされ少し距離ができたIFディエンドはIFディケイドRをインフィニットディエンドライバーで撃ち抜くがIFディケイドRはそれを全て何事もないかのように受けながらIFディエンドに近づくとインフィニットディエンドライバーを弾いて胸ぐらを掴む。

 

IFディケイドR『お前じゃ勝てない』

 

IFディエンド『うるさい!』

 

IFディケイドRの言葉に反発したIFディエンドはIFディケイドRに殴り掛かるも簡単に受け止められて逆に殴られる。

 

IFディケイドR『ハァ!』

 

IFディエンド『うわああ!』

 

IFディケイドRの攻撃を受けて吹き飛んで地面に膝をついたIFディエンドにIFディケイドRは追撃をかけるように聞く。

 

IFディケイドR『その程度でドォルネスに勝てるとでも?』

 

IFディエンド『黙れ!』

 

IFディケイドRの言葉に激昂して走ってくるIFディエンドをIFディケイドRは捕まえると膝蹴りをかまして地面に倒し立ちあがろうとしたらIFディエンドを必要以上に踏みつける。

 

IFディケイドR『フッ!はぁ!はぁ!』

 

IFディエンド『グッ!あ…!うわあ!』

 

必要以上に踏みつけたIFディエンドをIFディケイドRは無理やり叩けると全力で蹴って壁へと蹴飛ばす。

 

IFディエンド『ぐあああ!』

 

壁の中でボロボロになってるIFディエンドを見てIFディケイドRはどこかつまらなさそうに言う。

 

IFディケイドR『終わったな』

 

IFディエンド『ぐっ…!まだだ……次こそは……』

 

そう言いながらワープをして逃げようとするIFディエンドはワープを仕切る前にIFディケイドRに捕まって無理やり膝をつかさせられる。

 

IFディケイドR『次?……お前にもう未来はない……敗者と……弱者に相応しい終焉を見せてやる!』

 

IFディケイドRはそう言うとIFディエンドを殴り飛ばす。その時ポッピーと永夢が来てゴットを止める。

 

永夢『待って!そんなことやらなくてもドォルネスさえ倒せば…!』

 

IFディケイドR『……AZKiを助けるには……こいつを倒さなきゃならないんだ……』

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド!》

 

永夢『ゴット君!』

 

IFディケイドR『はあああああああああああああ!』

 

永夢の言葉を無視して高く飛び上がるIFディケイドRにIFディエンドは必死に抵抗する。

 

IFディエンド『うわあああ!あっあっあっあっ……ああああ!』

 

その時紅蓮の中に今まで感じてきた全ての死への恐怖が流れ込んできた。そして紅蓮が見ていたいつもの幻覚の中でゴットが自分の体に手を押しつけていってくる。

 

ゴット『さよなら……紅蓮』

 

ゴットのその言葉と共に紅蓮は水の中へと堕とされてる。

 

IFディエンド『あっ……』

 

IFディケイドR『はあああああああああ!』

 

IFディケイド『うわあああああああああああ!』

 

IFディケイドRの一撃で上がった爆炎と煙、その二つが晴れるとそこには粒子となって消えかけてる紅蓮と静かにその後ろに立っているIFディケイドRがいた。

粒子として消えかけてる紅蓮は体を震わせて恐怖に滲んだ声を叫ぶ。

 

紅蓮『やだ……やだ!やだ!やだ!やだ!やだああああああああ!』

 

IFディケイドR『紅蓮……』

 

紅蓮『ゴット……』

 

IFディケイドR『俺の勝ちだ』

 

IFディケイドRがそう言いながら粒子となっている紅蓮の体の一部を掴むと紅蓮が完全に消滅した。その後すぐにゴットの変身は解かれた。

そして今の戦いを見ていたAZKiは顔を青くして両手で口を押さえていた。

 

AZKi「今のゴットさんは……なんか……聞いてたり今までのイメージと違って……」

 

紅蓮「ああ……でも兄さんの狙いはこの後だったんだよ」

 

AZKi「え?」

 

紅蓮の言葉にAZKiが素っ頓狂な声をあげると場面が変わって病院の屋上でAZKiと一緒にいた。

 

AZKi『ねぇ、なんで紅蓮君を殺したの?』

 

ゴット『わかってたよ、俺たちの心は繋がってたから……あいつの恐怖もわかってた』

 

ゴットはそう言うとIFエグゼイドDAGLに変わる。するとIFエグゼイドDAGRは何が何だかわからないと言う反応をしている。

 

IFエグゼイドDAGR『俺は……』

 

AZKi『紅蓮君!生きてたの!?』

 

IFエグゼイドDAGL『お前が死ぬ前に俺が取り込んで助けた』

 

IFエグゼイドDAGLはそう言うと変身を解き、それに呼応して変身が解けた紅蓮は不思議そうな顔で聞く。

 

紅蓮『どう言うつもりだ?』

 

ゴット『思い知ったろ?死の怖さがさ』

 

ゴットがそう言うと紅蓮が思い出すのはゴットにやられた後感じた恐怖、その紅蓮にゴットは一歩づつ近づいて言う。

 

ゴット『勝手な行動は困るんだ』

 

紅蓮『!……うわあああああああああ!』

 

紅蓮は叫び声を上げて姿を消した。

その様子を見ていたAZKiはこれからのことを知ってるがそれでもあの紅蓮の様子を不安に思って祈るように胸の前で手を握っていた。

 

AZKi「……大丈夫かな……」

 

紅蓮「本人がいる前で言うことか?……でも俺は人間に憧れてた……やられるゲームキャラじゃなくて心ある存在でいたかったんだよ」

 

AZKi「紅蓮さん……ねぇ、もしかして本当は……」

 

AZKiがそこまで言うと再びゴットと紅蓮が病院の屋上であっていた。

 

ゴット『なんで戻ってきた?』

 

静かに厳しい声でゴットがそう聞くと紅蓮は怒られてる子供のような震えている声で言う。

 

紅蓮『俺は……俺はただあんたとゲームがしたか「人の命を奪う必要はなかった」…!」

 

ゴットの言葉に言葉が詰まった紅蓮は無理やり作った笑みを浮かべて言う。

 

紅蓮『そうすればお前が本気になってくれると思ったんだ!お前と戦ってる時が1番楽しかった……俺はそのために生まれたって……ゲムデウスが死んだ時なんで怖かったのかわからなかった……でも命を狙われて……お前に負けて……死にかけて……頭が……心がぐちゃぐちゃになって……』

 

紅蓮はそこまで言うと手と膝を地面について心の底からの言葉を叫ぶ。

 

紅蓮『怖くて!怖くて……たまらなかった!』

 

紅蓮の言葉を聞いているゴットはつながりから感じる紅蓮の心を感じて少し震えながらも何も言わずに紅蓮の話を聞いていた。

 

紅蓮『命の意味を俺は分かってなかった!……俺は…!取り返しのつかないことをしたんだ!ごめんなさい……ごめんなさい!ごめんなさい…!』

 

ゴット『……俺が今まで会ってきた人たちは命がなくなる恐怖を知ってた。だから命の大切さを知ってたんだ』

 

ゴットはそこまで言うと少し心に整理をつけてから振り向いて泣きながら地面に伏っしている紅蓮に言う。

 

ゴット『死ぬことが怖いって分かったんなら、命がかけがえのないものだと感じる心がある』

 

ゴットがそう言うと紅蓮は涙を残したまま不思議そうな顔でゴットを見上げて聞く。

 

紅蓮『なんでこんな俺を……あんたに感染してるウイルスなのに……』

 

ゴット『ゲーム病も俺って言う人格だから……だから俺にはお前と向き合う責任があるんだよ、だから一緒に背負って償うよ』

 

紅蓮『……兄さん……』

 

ゴット『ふふっ、いいねその呼び方、じゃあ約束、これからは奪うためじゃなくて守るために……一緒に戦おう!』

 

そう言いながらゴットから差し伸べられた手は紅蓮の中に染み付いてた死への恐怖を救った。

 

AZKi「2人が和解できてよかった……」

 

紅蓮「ああ、でも俺はこの後感じるんだよ……俺が始めたことの……やってしまったことの真のデカさを……」

 

そして和解したゴットと紅蓮は並んで歩きドォルネスのところまで来た。

 

ドォルネス『それが貴様らの答えか……』

 

紅蓮『決めたんだ、これからは兄さんと協力してゲームを楽しむってさ』

 

ゴット『お前はここで……終わらせる!』

 

ドォルネス『ならば……力尽くで消すだけだ

 

《仮面ライダードォルネクロニクル》

 

ガシャットを起動したドォルネスがガシャットから手を話すとドォルネクロニクルガシャットは1人でにバグヴァイザーⅢへと入って行く。

 

《ガシャット!》

 

ドォルネス『変身……』

 

その言葉と共にバグルアップトリガーをドォルネスが押すとドォルネスの姿が変わって行く。

 

《バグルアップ!掴め終焉!統べろ運命!今こそ世界は、跪けェェェェ!!仮面ライダー!ドォルネス!!ALL END… DOMINATION!!(オール・エンド・ドミネーション!!)》

 

ドォルネスが変身するとゴットはカードを構えて紅蓮を見る。

 

ゴット『紅蓮!』

 

紅蓮『……ああ!』

 

ゴット・紅蓮『『全ての運命は!俺たちが変える!変身!』』

 

《インフィニットライド!ディケイド(エンド)!ルイン!》

 

紅蓮とゴットは同時にIFディケイドRとIFディエンドに変わる。

 

2人『『さぁ!ファイナルラウンドは2人でいくぜ!』』

 

そしてドォルネスと戦いを始める。そこにAZKiが来て二人で戦っているIFディケイドRとIFディエンドを見て感激の声をあげる。

 

AZKi『二人の心が繋がったんだ!』

 

IFディエンド『はあああ!』

 

IFディケイドR『はあ!』

 

ドォルネス『グッ!』

 

心が繋がって話さなくても完璧なコンビネーションを行うIFディケイドRとIFディエンドにドォルネスは圧倒される。そして吹き飛ばされたIFディエンドはインフィニットディエンドライバーで攻撃をするとドォルネスは避けながらベルトのボタンを押す。

 

《フリーズ》

 

時を止めたドォルネスにIFディケイドRが攻撃を仕掛ける。

 

IFディケイドR『フッ!はあ!やぁ!』

 

《エンド》

 

ドォルネス『ぐあ!』

 

IFディケイドRの攻撃でフリーズが解け動き出した時で動き出したIFディエンドの攻撃を受けてドォルネスが吹き飛ぶとIFディケイドRとIFディエンドが並ぶ。

 

IFディエンド『兄さん!フィニッシュは必殺な?』

 

IFディケイドR『はいはい』

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド(エンド)!》

 

IFディケイドR・IFディエンド『『はあああああああああああああああ!』』

 

同時に飛び立った二人の一撃がドォルネスが貫かれた。

 

ドォルネス『があああああああああああ!』

 

そしてドォルネスが爆炎に飲まれるとIFディケイドRとIFディエンドが変身を解き言う。

 

ゴット『もう終わりだね』

 

紅蓮『クロニクルは終わる』

 

二人を忌々しそうにドォルネス睨むとゴットに視線を止めて不敵に笑う。

 

ドォルネス『ははは……そうか……ああっはっはっはっはっ!』

 

ドォルネスはそう言い残すと爆発して完全に消え去った。

 

紅蓮『……終わったな』

 

ゴット『だね』

 

二人が見合って笑ったその時突如ゴットをドス黒いエネルギーが飲み込んだ。

 

ゴット『うっ…!ああああああああああああああ!』

 

AZKi『ゴット君!』

 

紅蓮『兄さん!』

 

ゴット『来るな!……飲まれる……俺の中にあるドス黒い何かに…!紅蓮!俺を殺して!このままだと俺が全てを壊してしまう…!だから…!うわああああああああああああああああ!』

 

そしてドス黒いエネルギーに飲み込まれたゴットから発せられた黒い衝撃から紅蓮はAZKiを守るようにして覆い被さると同時に紅蓮とAZKiは黒い空間に戻って来ていた。

 

紅蓮「見たか?今のが兄さんが破壊神となった理由……ドォルネスが持っていた歴代ライダーのラスボス達の闇が入って兄さんの中にあった破壊衝動を解放したんだよ」

 

紅蓮がどこか遠い目をしてそう言うとAZKiはうんうんと頷いた後に先ほどとは様子が変わっていてそしてジト目で紅蓮を見ながら言う。

 

AZKi「それで君はクロニクルを始めちゃったことに責任を持っちゃってゲームを楽しみたいとかそう言う心を封じ込めちゃったんだね」

 

紅蓮「!?お前記憶が蘇ったのか?」

 

AZKi「少しだけね、これからどうなるとか究極の決戦とか言うのはまだ思い出せてないよ」

 

紅蓮「そうか……」

 

紅蓮が少し残念そうな顔をしてそう言うと暗闇の中からドォルネス、IFディケイドR、ゲムデウスが現れる。

 

AZKi「あれって……」

 

紅蓮「こいつらを倒すことが試練クリアの条件か……」

 

紅蓮はそう言うとインフィニットディエンドライバーを取り出して前に歩き出すとAZKiが紅蓮の服の袖を掴んで不安そうな顔をして止める。

 

紅蓮「AZKi?どうしたんだ?」

 

AZKi「大丈夫なの?少し記憶を思い出したからわかるよ……今の紅蓮君は自分の力を引き出しきれてない……ねぇそれはさ……」

 

紅蓮「昔の俺に戻ったらまた人が傷つくだけだ」

 

紅蓮はそう言うとAZKiを振り払ってライダーカードを構える。

 

《インフィニットライド!》

 

紅蓮「変身!」

 

《ディエンド!ヨルムンガンド!》

 

IFディエンドJ「はあああああああ!」

 

変身してヨルムンペンサーを構えて3人の敵に向かって走り出したIFディエンドJを見守るAZKiは少し蘇った記憶から必死に記憶を蘇らせようとしそして祈るように手を握る。

 

AZKi「紅蓮君……うっ…!」

 

AZKiが紅蓮を思って祈った時凄まじい頭痛に襲われる。

 

IFディエンドJ「AZKi!?どうした!グァ!」

 

いきなり頭を抑えて苦しみ出したAZKiに気を取られてしまった隙にIFディエンドJが吹き飛ばされると同時に攻撃を受けてからIFディエンドJは3人の敵に圧倒される。

 

IFディエンドJ「はぁ!やぁ!」

 

IFディエンドJが繰り出すヨルムンペンサーの攻撃をIFディケイドRはライドブッカーで受け流しながら近づいてIFディエンドJを切り裂く。

 

IFディエンドJ「ぐああああああ!」

 

IFディケイドRを斬り裂かれて地面を転がりAZKiの所まで転がる。

 

IFディエンドJ「まだだ……」

 

圧倒的な力の差、絶望的な全力さ、それでも立ち上がるIFディエンドJその姿はまるでゴットのようだった。それを見るAZKiは先ほど思い出したゴットが破壊神となるまでの記憶を思い出しながらひどい頭痛の中少しずつ怒りが湧いてきた。

 

AZKi「違うじゃん……そんなの……本当の紅蓮君じゃないじゃん!」

 

IFディエンドJ「!?うわあああああ!」

 

いきなり声を荒げたAZKiに驚いた隙にドォルネスの攻撃を受けて吹き飛び変身が解けてしまう。そしてAZKiは頭痛を耐えながら紅蓮の方へと近づいていくと腕を振り上げていた。

 

パァン!

 

どこか乾いた音が鳴ったかと思うと紅蓮はまだ状況を理解できてないような顔をしていてAZKiは目に涙を貯めて紅蓮を睨んでいた。

 

紅蓮「いきなり……」

 

AZKi「なんか思い出してきたよ……君がそうなった理由とか破王壊怒との戦いのこととか……壊羅君達のこととか……でもさ、そんなこと関係なしに今の君はイラつくいてくるんだよ……」

 

紅蓮「はぁ?」

 

頭を抑えてそう言うAZKiの言葉に意味のわからないと言う顔をしている紅蓮に頭痛が治ってきて記憶をもい出してきたAZKiは少し怒ったように頬を膨らませて言う。

 

AZKi「今の紅蓮君はゴット君の真似をしてるだけでしょ?過去に囚われてる……確かに罪を償おうって思った矢先にゴット君がクロニクルのせいでああなっちゃったから自分のせいだって思っちゃうのは仕方ないと思う……けどさ、そんな紅蓮君はゴット君は絶対に望まないよ!」

 

AZKiの言葉に紅蓮の瞳は僅かに揺れる。そして紅蓮は消え入りそうな声で言葉を発する。その紅蓮は今までの紅蓮からは考えられないほどには弱々しかった。

 

紅蓮「……いいのか?……またみんなが傷つくかもしれない……それでも……我慢しなくていいのか?」

 

AZKi「大丈夫だよ紅蓮君!今の君なら大丈夫……だから!本当の君を見せてよ!それに今ならゴット君だけじゃなくて、水月君や正義君とも遊べるよ?」

 

少し子供っぽく笑って紅蓮に優しく笑いかけるAZKi、その顔を見て紅蓮は少しドキッとしたがすぐに嬉しそうな笑顔を浮かべる。

 

紅蓮「……いいんだな、AZKiありがとうな♪」

 

楽しそうに笑ってそう言った紅蓮の今みたいな何処か余裕を作ってるようではなく昔のような人懐っこい笑顔を見てAZKiは少し心臓が高鳴ったがすぐに振り払って紅蓮に向かって言う。

 

AZKi「頑張れ!紅蓮君!」

 

紅蓮「ああ」

 

紅蓮はそう言うとAZKiの前に立ってIFディケイドR達と向き合うと瞳を閉じる。

 

紅蓮(正直……まだ怖い、昔みたいにやって今できた大切な仲間に何かあったらどうしよとか……でもやっぱり止められない……遊びたい……楽しみたい……そして償う……だから俺は!)

 

紅蓮の中で覚悟が決まった時紅蓮の周りに聖白の炎が現れてIFディエンドのライダーカードに聖白の炎が飲まれていく。そして紅蓮は聖白の炎を飲み込んで熱くそして神々しくなったIFディエンドのカードをインフィニットディエンドライバーに入れて無邪気な笑顔を浮かべて叫ぶ。

 

紅蓮「決めたぜ!俺は過去の罪を償って好きな奴らと遊ぶためと協力プレーで遊ぶ!変身!」

 

《ファイナルインフィニットセイクリッドライド!ディエンド!セラフィックブレイズ!》

 

紅蓮がインフィニットディエンドライバーのトリガーを引くと同時に現れたライドプレートと聖白の炎が紅蓮の体を纏っていき聖白の炎は天使の翼のようになってIFディエンドは紅蓮の如く燃え上がった姿へと変わる。青とオレンジと白の色が混ざり合った新たな熾天使のライダー【仮面ライダーインフィニットディエンドセラフィックブレイズ(以降IFディエンドSB)】。獄連に燃える炎が優しく全てを救う!

そしてIFディエンドSBは獄炎の炎を翻すと優しく無邪気な声で左手を優しく差し出して言う。

 

IFディエンドSB「救済の焔に焼かれて悶えろ!」

 

IFディエンドSBがそう言うとIFディケイドRが走ってくる。それに対してIFディエンドSBはゆっくりと歩き出す。

 

IFディケイドR「…!」

 

IFディエンドSB「フッ…!所詮は偽物……俺に勝てるとでも?」

 

IFディエンドSBはIFディケイドRが繰り出したライドブッカーの一撃を左手で防ぎインフィニットディエンドライバーのトリガーを引くとIFディケイドRの体を貫いてそこから灰になるようにIFディケイドRが消えた。

 

ゲムデウス「…!?」

 

ドォルネス「…!」

 

IFディエンドSB「悶える間もなかったか……」

 

IFディケイドRが一撃でやられゲムデウスが一瞬の動揺を見せる中ドォルネスがIFディエンドSBへと向かって走る。それに対してIFディエンドSBはヨルムンペンサーを召喚してゆっくりと歩いていく。

 

IFディエンドSB「あの時は恐怖に飲まれたが……もう負けねぇよ!」

 

IFディエンドSBはドォルネスが間合に入ってくる前にヨルムンペンサーを鞭のように扱ってドォルネスの足を掴むと自分の方に引っ張りながらインフィニットディエンドライバーを構える。

 

IFディエンドSB「ハァ!」

 

ドォルネス「…!」

 

IFディエンドSBの位置気に受けたドォルネスはIFディケイドRのように灰のようになって消え去った。そしてIFディケイドRとドォルネスを倒したIFディエンドSBはゆっくりとゲムデウスを睨む。

 

IFディエンドSB「お前はガイロスが呼び出したゲムデウスだろ?お前と遊んでも楽しくねぇし、選ばせてやるよ、もう人を傷つないか……ここで朽ちるか……」

 

IFディエンドSBがそう言って構えるとゲムデウスは何もせずに動かなかった。それを見てIFディエンドSBが後ろを向いた時ゲムデウスがデウスラッシャーを振り上げる。

 

AZKi「紅蓮君!」

 

AZKiが声をあげるより早くゲムデウスはもう手に持ってる盾ごと灰になりかけていた。

 

IFディエンドSB「予想通りすぎなんだよ、だから面白くないんだよお前は」

 

IFディエンドSBがそう言うとゲムデウスは完全に灰となって消えてIFディエンドSBは敵が全ていなくなったことを確認すると変身を解くとAZKiに向かって笑いかける。

 

紅蓮「終わったぜ、AZKi♪」

 

AZKi「お疲れ……後おかえり、かな?」

 

紅蓮「それはこっちのセリフだ」

 

AZKi「じゃあこっちの試練は終わったね、水君達は大丈夫かな?」

 

紅蓮「信じるっきゃないな、まぁ大丈夫だろ、俺は信じるそれだけだ」

 

AZKi「うん、そうだね……」

 

AZKiはそう言うと何かを秘めるようにして目を閉じるそして目を開けると笑顔で紅蓮に話しかける。

そして次は水月の試練、水月は過去と向き合い真なる覚悟と意思を持つことができるのか?

 

THENEXTSTORY

水月の試練

水月「だいぶ性格の悪い試練みたいだな…!」

 

追憶の過去

クロヱ「これが前の沙花叉の過ごした日々……」

 

訪れる絶望と覚悟の時

ダグデド「敬い!崇め!奉れ!」

 

破壊神「俺は最高の救世主だ」

 

オルガル「すい……げつ……クロヱを……みんなを……頼んだぞ……」

 

水月は覚悟を決める

水月「俺は……もう迷わない!」

 

《ファイナルギャラクシアインフィニットライド!ディレイジ!メシア!》

 

第八話極めろ覚悟!時空と宇宙を超えた救世主!

 

?「全てを超える覚悟の重さをしれ!」




今回は詰め込みすぎたなぁと思いましたね、次回は今回よりはかなり短くなると思います
そしてAZKiの記憶が遂に?蘇り次回はクロヱです。
ちなみにゴットが破壊神になった経緯は

ゴットがインフィニットディケイドとなる→ビルドの力を受け継いだ際にエボルトに乗っ取られて撃破後も遺伝子の一部が残る(水月がギャラクシアとなれたのは生まれた際にこの遺伝子を継いだから)→エグゼイドの力を受け継いだ際にゲムデウスウイルスの抗体を得てそこから紅蓮が生まれる→残りのライダー達の力を受け継ぐ→ゴットが受け継いだライダーの力をバグヴァイザーで吸収した紅蓮がライダーのラスボスクラスの敵達で仮面ライダークロニクルをアップデートさせて始めゴットの前で人間を殺す→ゴットの体を乗っ取りゴットのインフィニットの力を体に宿してインフィニットディエンドとなる→ゴットと決着をつけると戦い紅蓮が勝利しトドメを刺そうとしたところに蘇った檀黎斗の妨害で紅蓮が退く→檀黎斗を信用できないゴットが檀黎斗なりの命の価値を知って少しだけ信頼する→クロニクルの最終決戦を初めそこにドォルネスが現れてゴット達に完全勝利+紅蓮に死の恐怖を教える→ドォルネスに対抗する中でゴットはインフィニットディケイドルインの力を得る→ドォルネスはゴットの力を消すためにゴットにAZKiと紅蓮の命を天秤にかけさせる→AZKiの命を選んだゴットが無慈悲に紅蓮を倒す→死ぬことの怖さを感じてトラウマを持った紅蓮が人々を殺したことを心から後悔し贖罪をすると誓う→二人の力で協力してドォルネスを撃破する→撃破されたドォルネスの闇の力を受けて破壊衝動が暴走しゴットが破壊神となりその余波で破壊神となるゴットの世界の仮面ライダーは消え去りそれ以降のライダーが生まれなくなる。

こう言う経緯でゴットは破壊神となりました。
そしてそれがトラウマになった紅蓮は本当の自分を押し殺してゴットに似た何かを演じるようになり今回の件で振り切れて本当の自分を出せるようになりました。
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