かぐや様がライバーになってから少し経った。ツクヨミ内での歌や現実世界での配信で登録者を増やしている。集計していると伸び代が凄まじい。
「おおー、かぐや凄いねー。これなら優勝出来ちゃうんじゃない?」
「ん、かぐや争奪KASSEN選手権?」
「おや。」
この動画、実況・解説に忠犬オタ公さんや乙事照琴さんを呼んでかなり力が入っている。…少し炎上もしていますね。
「全く面白い事を考えていますね。」
「いいなーヤッチョもやりたくなっちゃった〜。」
「今度、相手をしますよ。」
「イェーイ。」
さて、中間発表を作らなければ。一位はブラックオニキスで変わらずにいるが…注目株としてかぐや様を紹介しても問題ないだろう。
「中間発表です、確認お願いします。」
「はいはーい。…んふ〜、肩入れしちゃってる〜?」
「気のせいです。忠犬オタ公さんにも確認をお願いしなければ。」
「でも、大丈夫だよ。そういう運命だからね。」
「……。」
ヤチヨカップの結果発表1時間前にブラックオニキスがかぐや様にKASSENで勝負、求婚をした。かなりのイベントだ。ランキングにもかなり影響を与えるだろう。
「まみ、悪いけど今日は手加減できない。」
「はふぁ〜〜〜。」
…真実さんが倒れましたね。ヤチヨ様のCPUを準備しなければいけませんね。
「ヤチヨ様、CPUの準備を…、あれ。」
後ろを振り向いてもヤチヨ様がいない。…まさか!
まずい、真実が気絶した。急で悪いけど芦花に連絡をしないと…。
「ん?」
上から巨大な玉手箱が落ちて来た。…まさか!?
「じゃっじゃーん!呼んだー?」
バトル衣装のヤチヨだー!
「えー、ヤチヨちゃん入るの?」
「この前は帝様に付きましてよー。」
うわー、一緒に戦えるなんて夢みたいだ…。
「えへへっ、絶対勝とうね」
「お待ちください。」
「ゲッ。」
KASSENが始まろうとした時、上空から声が聞こえる。
「あれ、あの人って…。」
「彩葉、知ってるの?」
「いや、あの時のライブに見えたってだけで…。」
ヤチヨが詰められてる。普段目にしない様子見れてラッキーだな。
「結果発表もあります。ヤチヨ様が関わると影響が考えられてしまいます。」
「でもー、秘書さーんお願ーい。」
「ダメです。」
ヤチヨのお願いが聞かないなんて…、凄いな秘書さん。
「俺は大丈夫だよ、秘書ちゃん。」
「……、雷さん、乃依さんは宜しいですか?」
「ああ、問題ない。」
「いいんじゃな〜い。」
いいんだ。…舐められてる?
「では、かぐやさん、いろPさんは宜しいですか?」
「問題なし!」
「私は大丈夫というか、むしろありがたいというか…。」
ヤチヨと一緒に戦えるチャンス、逃しはしない。
「…では双方の同意が得れたのでお助けヤチヨを許可します。」
「イェーイ!」
何か操作した後、秘書さんが飛ぼうとした。
「ごめ〜ん、ちょっといい秘書ちゃん。」
「なんでしょうか乃依さん。」
どうしたんだろう。ま、まさか今更条件を…!
「その服装、俺も欲しいんだけど、ちょうだい?」
ふ、服装かよ!びっくりしたー。
「…このツクヨミは『和』を強調しています。そんな中でこのゴシック服装はかなりの違和感を放ちます。そして、この服装はアバターに準備されていません。」
「つまり〜?」
「私が普通のライバーではないという事を一目で理解してもらうためです。ご理解をお願いします。」
「は〜い。あ、もしかして仲良くなった考えてくれたり?」
「考えておきましょう。」
「いぇ〜い。」
なるほど、服にそんな意味があったのか。確かに結構違和感はあるよな。
「……。」
「ん、ヤチヨ様?」
「ダメだよー乃依ちゃん。秘書さんはヤチヨのだよー。」
新解釈!!…いかん、気絶しかけた。周りからも黄色い声が…所々に野太い声が湧き上がってくる。
「冗談はいいですから。では私は実況・解説の方に付きます。」
一波乱あったが、まずは勝つぞ!
結構内容は変えていると思います。評価、感想お願いします。