ちなみになんで秘書さんがゴスロリかというと好みです。
「さて、作戦会議から始まりますが…。」
かぐやチームの作戦会議は『ガーッといってしゅたたたー!そしてバーン!』らしいです。…これは作戦と言えるのですか?ヤチヨ様も了承しないでください。
「試合開始です!」
「ふむ、黒鬼側の作戦は『トライデント』ですね。余程の自信がなければしないのですが。」
かぐや様、彩葉さんは所謂舐めプをやられていますね。
「おーっと、早速いろPと帝がぶつかる!」
「あのスキンでは動きにくく、不利ですね。」
『後悔しない?本気出そうぜ。』
『……!』
彩葉さんのアバターが露わになる。
『やっぱ、彩葉じゃん。』
『私のアバター、なんで知ってんの?』
『お兄ちゃんにはなんでもお見通し、ってね。』
一瞬で観客、実況と共に静まり返った。
「おーーっと衝撃の告白だー!!帝といろPは兄妹だったーー!?」
なんともまあ大袈裟な。
「あれ、秘書さん驚かないんですか?」
「琴さん、私は運営側の人物です。個人情報はこちら側に届いていますよ。」
「あ、そうでしたね。」
まあ、それ以外の理由もありますが…。
『もっと上手くやれよな、俺みたいに。』
「瞬殺ーー!」
あっという間に牛鬼を倒してしまいましたね。
「ヤチヨ様も牛鬼を倒しましたね。」
っと、すぐに地べたを這いずってしまいました。
「おーっと!乃依のカウンター!鈍足連射だ!」
「猶予1フレーム技ですが、止まりません!」
はぁ…少し浮かれてましたかね。まあ、あくまでお助けですからしょうがないですね。
「あっ、乃依さんが櫓を占拠しましたね。」
「おっと、こっちではかぐやが帝に敗れた!」
彩葉さんが斬りかかろうとしていますね。残念ですが…。
「トライデントのまま両櫓占拠でコールドです!鮮やかっ!」
「かぐやいろPチームも悪くな〜い!でも、強すんぎ、黒鬼。」
「二回戦が始まってブラックオニキス、当たり前のようにトライデント継続です!」
「かぐやいろPチームも同じような動きですね。」
帝さんと彩葉さん、かぐや様が接敵しましたね。
「帝とかぐや、いろPが接敵!しかし、かぐやの姿が見えないぞ〜!」
「ハンマー職に隠密スキルはないはずですが、かぐやは一体何処に〜!」
「……おや、帝さんが何かに気付いたようですね。」
カメラを帝さんの視線の先に移動しておきましょう。
「お〜っと!かぐやが遥か上空、空のNPCに乗っている〜!」
『雷、トップレーン!乃依がやられる。』
乃依さんの射線がヤチヨ様からかぐや様に移りましたが…。
『あっ。』
『反撃、開始なのです。』
「乃依さんがやられましたね」
「かぐやとヤチヨが帝を相手している、っと〜!ヤチヨが天守閣を落とす!かぐやいろPチームが一矢報いる!」
「2Dマップに上下情報がないことを上手く取りましたね。」
「運営の秘書さんもお墨付き!」
さて、これが最終戦。少しの休憩が挟まりますね。
『どう?配信のかぐやちゃんとは違った〜?』
『新解釈の登場だ…。かぐや道は深い。』
とてもオタクしてますね帝さん。
「かぐや、いろPは雷と乃依に足止めを食らう!」
「お〜っと、ヤチヨが山を突き抜けてかぐや、いろPと合流!」
『彩葉!かっこいいけど、かぐやとヤッチョもついてるからさっ。頼って〜。』
『…ここはヤチヨに任せる!』
『うけたまかしこまつかまつり〜。』
声だけでも嬉しさが伝わってきますね。
「かぐやといろPはジャンプ台から櫓へ!待ち受けるのは、帝との一騎打ち!」
帝さんとの一騎打ち、やはり武器や体の動かし方が違いますね。
「ヤチヨ、雷、乃依、残機を使い果たし相打ちで退場〜!」
「勝負の行方は三人に委ねられた!」
『もしうちらが勝ったら、そっちもお願い聞いてくれんだよね。』
…彩葉さん、覚悟を決めたような顔つきですね。
「さあ、いろPかぐやが猛攻を仕掛ける!」
「なんと、かぐやといろPの武器が入れ替わっている!これは対応が難しいぞ〜。」
「それでも難なく相手をしている帝さんも流石の一言ですね。」
帝さんが突破力があるかぐや様にトドメを刺そうとする。素晴らしい観察眼です…が。
『ハンマーにワイヤー!』
「帝をいろPが拘束!そして…。」
『かぐやの考えていることくらい、わかってるっつーの!』
『…やりゃできんじゃん。』
「鬼あち〜!」
「会場もすごい盛り上がっています!」
「さあ、後は天守閣を目指すだけだ!しかし帝もかぐやチーム側の天守閣に向かう〜!」
「流石に帝さんは間に合わないでしょう。」
かぐや様が天守閣に向かい、大将落としを天守閣に打ち込もうとする。
『勝ち確〜!』
勝ちを確信したかぐや様、油断していると…。
『えぁ…。』
「あー!雷の地雷トラップー!」
「逆転ー!決まってしまった。勝者、ブラックオニキスー!」
「しかし、これはあくまでKASSENの戦い。ヤチヨカップの結果はまだ出ていません。」
あぁ、早くヤチヨ様戻ってきてください…。
「いと大義〜。」
ふぅ、なんとか間に合いましたね。本当にドキドキしますよ。
「FUSHI、秘書さん、集計は終わったかな〜?」
「問題なく終わったよ。」
「問題ありません。」
「よーし、ではヤッチョとコラボる人は〜!」
観客が空中に浮かぶグラフに釘付けになる。
「まさかの!ヤチヨカップの…優勝者は〜かぐやいろP〜!」
辺りが一瞬で静かになる。
「めでたしや〜!」
スポットライトをかぐや様と彩葉さんに当てる。
「おー!いろPとかぐやの勝利となったー!」
「かぐやいろPはすごいファン数でしたが、ブラックオニキスも素晴らしいものでした。どちらとも0から始めれば結果は変わっていたかもしれないですね。」
「いろP凄かったな!」
「え、かぐやの曲も作ってるの!?」
周りからいろPかぐやコールが巻き起こる。
「二人とも〜!よ〜きかな〜。」
あっ、また勝手に動いて…。
「やるじゃねえか。まぐれに頼る天才だな。」
FUSHIもそんな言い方をしていると…。
「んふー。」
「あっ、やめろ、やめて…、怖い!」
言わんこっちゃないですね…、全く。
「二人ともおめでとうございます。」
「あっ、ありがとうございます。」
ヤチヨ様とかぐや様が他愛もない会話を続ける。
「さーて、ここからはクライマックスに向けてハードな展開が待っているかも。運命の荒波に揉まれる覚悟はいいかー?」
「「おー!」」
運命の荒波ですか…。彩葉さん、かぐや様、どうか耐え切ってください。さて、これからヤチヨ様と演出を決めなければいけませんね。
「あれ、秘書さんはー?」
「私ですか?皆さんみたいに踊るわけではありませんから大丈夫です。」
「えー!秘書さんも掛け声一緒にやろうよー。」
「はぁ…。」
「本当に、本っ当にごめんなさい。」
全く、私が耐えきれそうにありませんね。
皆さんは超かぐや姫、見ましたか?再上映あるらしいので楽しみですね。
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