もしヤチヨに'付き人'がいたら   作:菓子中毒

4 / 16
 超かぐや姫、久々に映画を観た事も相まって結構ハマっています。

 ちなみになんで秘書さんがゴスロリかというと好みです。


KASSEN:実況

「さて、作戦会議から始まりますが…。」

 

 かぐやチームの作戦会議は『ガーッといってしゅたたたー!そしてバーン!』らしいです。…これは作戦と言えるのですか?ヤチヨ様も了承しないでください。

 

「試合開始です!」

「ふむ、黒鬼側の作戦は『トライデント』ですね。余程の自信がなければしないのですが。」

 

 かぐや様、彩葉さんは所謂舐めプをやられていますね。

 

「おーっと、早速いろPと帝がぶつかる!」

「あのスキンでは動きにくく、不利ですね。」

 

『後悔しない?本気出そうぜ。』

『……!』

 

 彩葉さんのアバターが露わになる。

 

『やっぱ、彩葉じゃん。』

『私のアバター、なんで知ってんの?』

『お兄ちゃんにはなんでもお見通し、ってね。』

 

 一瞬で観客、実況と共に静まり返った。

 

「おーーっと衝撃の告白だー!!帝といろPは兄妹だったーー!?」

 

 なんともまあ大袈裟な。

 

「あれ、秘書さん驚かないんですか?」

「琴さん、私は運営側の人物です。個人情報はこちら側に届いていますよ。」

「あ、そうでしたね。」

 

 まあ、それ以外の理由もありますが…。

 

『もっと上手くやれよな、俺みたいに。』

 

「瞬殺ーー!」

 

 あっという間に牛鬼を倒してしまいましたね。

 

「ヤチヨ様も牛鬼を倒しましたね。」

 

 っと、すぐに地べたを這いずってしまいました。

 

「おーっと!乃依のカウンター!鈍足連射だ!」

「猶予1フレーム技ですが、止まりません!」

 

 はぁ…少し浮かれてましたかね。まあ、あくまでお助けですからしょうがないですね。

 

「あっ、乃依さんが櫓を占拠しましたね。」

「おっと、こっちではかぐやが帝に敗れた!」

 

 彩葉さんが斬りかかろうとしていますね。残念ですが…。

 

「トライデントのまま両櫓占拠でコールドです!鮮やかっ!」

「かぐやいろPチームも悪くな〜い!でも、強すんぎ、黒鬼。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「二回戦が始まってブラックオニキス、当たり前のようにトライデント継続です!」

「かぐやいろPチームも同じような動きですね。」

 

 帝さんと彩葉さん、かぐや様が接敵しましたね。

 

「帝とかぐや、いろPが接敵!しかし、かぐやの姿が見えないぞ〜!」

「ハンマー職に隠密スキルはないはずですが、かぐやは一体何処に〜!」

「……おや、帝さんが何かに気付いたようですね。」

 

 カメラを帝さんの視線の先に移動しておきましょう。

 

「お〜っと!かぐやが遥か上空、空のNPCに乗っている〜!」

 

『雷、トップレーン!乃依がやられる。』

 

 乃依さんの射線がヤチヨ様からかぐや様に移りましたが…。

 

『あっ。』

『反撃、開始なのです。』

 

「乃依さんがやられましたね」

「かぐやとヤチヨが帝を相手している、っと〜!ヤチヨが天守閣を落とす!かぐやいろPチームが一矢報いる!」

「2Dマップに上下情報がないことを上手く取りましたね。」

「運営の秘書さんもお墨付き!」

 

 さて、これが最終戦。少しの休憩が挟まりますね。

 

『どう?配信のかぐやちゃんとは違った〜?』

『新解釈の登場だ…。かぐや道は深い。』

 

 とてもオタクしてますね帝さん。

 

「かぐや、いろPは雷と乃依に足止めを食らう!」

「お〜っと、ヤチヨが山を突き抜けてかぐや、いろPと合流!」

 

『彩葉!かっこいいけど、かぐやとヤッチョもついてるからさっ。頼って〜。』

『…ここはヤチヨに任せる!』

『うけたまかしこまつかまつり〜。』

 

 声だけでも嬉しさが伝わってきますね。

 

「かぐやといろPはジャンプ台から櫓へ!待ち受けるのは、帝との一騎打ち!」

 

 帝さんとの一騎打ち、やはり武器や体の動かし方が違いますね。

 

「ヤチヨ、雷、乃依、残機を使い果たし相打ちで退場〜!」

「勝負の行方は三人に委ねられた!」

 

『もしうちらが勝ったら、そっちもお願い聞いてくれんだよね。』

 

 …彩葉さん、覚悟を決めたような顔つきですね。

 

「さあ、いろPかぐやが猛攻を仕掛ける!」

「なんと、かぐやといろPの武器が入れ替わっている!これは対応が難しいぞ〜。」

「それでも難なく相手をしている帝さんも流石の一言ですね。」

 

 帝さんが突破力があるかぐや様にトドメを刺そうとする。素晴らしい観察眼です…が。

 

『ハンマーにワイヤー!』

 

「帝をいろPが拘束!そして…。」

 

『かぐやの考えていることくらい、わかってるっつーの!』

『…やりゃできんじゃん。』

 

「鬼あち〜!」

「会場もすごい盛り上がっています!」

「さあ、後は天守閣を目指すだけだ!しかし帝もかぐやチーム側の天守閣に向かう〜!」

「流石に帝さんは間に合わないでしょう。」

 

 かぐや様が天守閣に向かい、大将落としを天守閣に打ち込もうとする。

 

『勝ち確〜!』

 

 勝ちを確信したかぐや様、油断していると…。

 

『えぁ…。』

 

「あー!雷の地雷トラップー!」

「逆転ー!決まってしまった。勝者、ブラックオニキスー!」

「しかし、これはあくまでKASSENの戦い。ヤチヨカップの結果はまだ出ていません。」

 

 あぁ、早くヤチヨ様戻ってきてください…。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いと大義〜。」

 

 ふぅ、なんとか間に合いましたね。本当にドキドキしますよ。

 

「FUSHI、秘書さん、集計は終わったかな〜?」

「問題なく終わったよ。」

「問題ありません。」

「よーし、ではヤッチョとコラボる人は〜!」

 

 観客が空中に浮かぶグラフに釘付けになる。

 

「まさかの!ヤチヨカップの…優勝者は〜かぐやいろP〜!」

 

 辺りが一瞬で静かになる。

 

「めでたしや〜!」

 

 スポットライトをかぐや様と彩葉さんに当てる。

 

「おー!いろPとかぐやの勝利となったー!」

「かぐやいろPはすごいファン数でしたが、ブラックオニキスも素晴らしいものでした。どちらとも0から始めれば結果は変わっていたかもしれないですね。」

 

「いろP凄かったな!」

「え、かぐやの曲も作ってるの!?」

 

 周りからいろPかぐやコールが巻き起こる。

 

「二人とも〜!よ〜きかな〜。」

 

 あっ、また勝手に動いて…。

 

「やるじゃねえか。まぐれに頼る天才だな。」

 

 FUSHIもそんな言い方をしていると…。

 

「んふー。」

「あっ、やめろ、やめて…、怖い!」

 

 言わんこっちゃないですね…、全く。

 

「二人ともおめでとうございます。」

「あっ、ありがとうございます。」

 

 ヤチヨ様とかぐや様が他愛もない会話を続ける。

 

「さーて、ここからはクライマックスに向けてハードな展開が待っているかも。運命の荒波に揉まれる覚悟はいいかー?」

「「おー!」」

 

 運命の荒波ですか…。彩葉さん、かぐや様、どうか耐え切ってください。さて、これからヤチヨ様と演出を決めなければいけませんね。

 

「あれ、秘書さんはー?」

「私ですか?皆さんみたいに踊るわけではありませんから大丈夫です。」

「えー!秘書さんも掛け声一緒にやろうよー。」

「はぁ…。」

「本当に、本っ当にごめんなさい。」

 

 全く、私が耐えきれそうにありませんね。




 皆さんは超かぐや姫、見ましたか?再上映あるらしいので楽しみですね。
 評価、感想お願いします。

この小説に少しだけのクロスオーバーは

  • あり
  • なし
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。