マーシャン・マンハンター「どうやら恐れていた時が来たみたいだな。」
実はダークサイドは別の世界を不毛の世界に追い込みそこに住む住民を全てパラデーモンに変えてしまったのである。魔術を持つ者も、クリプトンも、グリーン・ランタンも全てである。どれだけ強くともかつての世界では皆パラデーモンに変えられてしまった。ダークサイドがこの世界の地球に辿り着くのはまだ先の事だとは思われるが早い準備は大切である。
マーシャン・マンハンター「そろそろ彼らに本当の姿を見せる頃が近付いているのかも知れないな。」
実は、ダークサイドは既にこそ世界を訪れていた。その頃はまだ人間の文明が発達していなかったものの竜宮城が地上にあり、天狗が街を作り、神が法で世界を収めていた。また女戦士の種族はまだ離島に籠もってはおらず天狗や海の種族と剣の腕を競い合っていた。そんな中にダークサイドは現れたのである。神も天狗も海人も戦士もその他多くの種族がダークサイドに立ち向かった。しかし、ダークサイドは非常に力が強く中々倒せない。そんな中、伊弉諾の尊が天の沼矛をダークサイドの胸に突き刺し倒したのである。そして天狗は山を作りそこに籠る様になった。海人は海に竜宮城を移し地上との関係を断った。戦士は本土を離れ離島に姿を消した。そしてこの三種族はダークサイドが持っていた3つマザーボックスを「魔の立体」と呼びそれぞれの世界に独自の方法で隠したのである。
新たな仲間
マーシャン・マンハンターの心配は当たっていた。ダークサイドの手下であるステッペンウルフが特攻隊として地球に現れたのである。
ステッペンウルフ「ここが地球か、この地球は何か様子が可怪しいな。一体どうなっているんだ?
ステッペンウルフは実はとある物を探しに地球に来ていたのである。それはマザーボックスでありこの世界の古事記には魔の立体と呼ばれている危険な物体である。では何故今、ダークサイドの軍隊が近付いたのか、それは2つの出来事が関係している。超人がゾッド将軍を倒した時、水神が黒鱏を倒した時である。その際、大きなエネルギーが溢れ出しそれぞれ3つのマザーボックスがエネルギーに反応し起動したのである。
海での出来事
海で魔の立体が起動しそれを見張っていた兵士は何か良からぬ事を感じる。するとやはり水中が青白く光りステッペンウルフが現れたのである。
兵士「何者だ!!」
ステッペンウルフ「私はステッペンウルフだ。そこにあるマザーボックスを頂きに来た。」
兵士「悪いがこれは渡せないぞ?」
ステッペンウルフ「ならば奪うまでだ。」
ステッペンウルフは兵士に向かって突進してゆく。また青白い光の中からパラデーモン大群が迫って来る。兵士はパラデーモンを倒すのは簡単でもステッペンウルフはかなり力が強く兵士は攻撃するのを躊躇してしまう。その隙にステッペンウルフはマザーボックスを奪い消えてゆく。
兵士「何て強さなんだ...」
別の兵士「おい!!魔の立体が無いぞ!!」
兵士「本当だ!!しまった!!」
悔やんでも後の祭りである。そしてステッペンウルフはマザーボックスを富士山に沈めると次の場所へと向かうのであった。
離島での出来事
ステッペンウルフが次に現れたのは女戦士の住む離島である。
戦士「貴様は何者だ!!」
ステッペンウルフ「我が名はステッペンウルフ、ここにあるマザーボックスが必要だ。」
戦士「これは絶対に渡さない!!」
ステッペンウルフ「ならば奪うのみだ。」
ステッペンウルフはパラデーモンの大群を呼び寄せ女戦士に向かって攻撃をさせる。女戦士もまたパラデーモンを倒す事は出来てもステッペンウルフのパワーには手が出ずにマザーボックスを奪われてしまう。そしてステッペンウルフはまたしても次の場所に向かうのであった。
鞍馬山での出来事
ステッペンウルフは今度は鞍馬山に現れる。またしてもマザーボックスを奪うつもりなのだろう。しかし、今回は相手の強さの意味が違った。鞍馬山に住む天狗は術を使うのである。またマザーボックスは結界に守られており天狗が解除する気が無ければ解除されない。ステッペンウルフはまたしてもマザーボックスを奪おうとするが見事に術に嵌まり最後は大天狗によって遠くに飛ばされてしまうのであった。
その頃、マーシャン・マンハンターは地球に降りて来てテレパスを超人、蝙蝠丸、闘姫に送り榎並家の城に来る様に伝える。
超人「さてと、そろそろ帰るか。」
超人は人助けが終わり自身の城に戻って来る。
蝙蝠丸「そういえば健十郎の城に行ってみないとな」
蝙蝠丸は馬を走らせ榎並家の城へと向かう。
闘姫「元気にしてるかしら」
闘姫は羽の付いた下駄で空を飛び榎並家の城へと向かう。
3人が来る様子を見ていたのはマーシャン・マンハンターだけではない。榎並家の養子となり今は健十郎の妹の可奈もである。
可奈「父上、母上、兄上が帰って参りました。それと見たことの無い方々が居るのですが...」
穣一郎「彼らなら心配は要らないさ、健十郎の仲間だ。何でも英雄をやってるんだってな。」
彩葉「彼らのやっている事は素晴らしいのよ?貴方と良かったら一緒に活動してみると良いわ。」
可奈「なるほど、行ってみます!!」
こうして可奈は蝙蝠丸と闘姫、そして超人の居る方へと向かうのであった。
龍蔵「なぁ、健十郎。あれは君と同じ力があるみたいだが何かあるのか?」
健十郎「あぁもちろん、彼女は僕の妹だ。可奈って言うんだよ。」
大菜「良いじゃない、貴方なら素晴らしい兄になれるわ。」
健十郎「恥ずかしいな。」
3人がこんな事を話していると可奈がそこに到着する。
可奈「あ、皆さん初めまして」
龍蔵「どうも、俺は服部龍蔵、蝙蝠丸だ。」
闘姫「健十郎君から貴方の事は聞いたわ、私は大菜、闘姫よ。」
可奈「わぁ、すごくかっこいい!!私は可奈、超姫です!!」
健十郎「所で、僕達は何でここに集まったんだ?」
健十郎は皆が自己紹介をしているのを遮ってしまったもののそんな疑問を口にする。すると空から緑色の肌を持ち、赤いマントを付け、革の様な素材のベルトをXの形で掛けている生物が現れる。そう、マーシャン・マンハンターである。
マーシャン・マンハンター「君達を呼んだのは他でもない。外からの危険な存在を迎え討つ為だ。」
健十郎「何だって!?一体何が起こるって言うんだ!?」
マーシャン・マンハンター「話すより見た方が良いのかも知れない。」
マーシャン・マンハンターはこう言うととある映像を4人の脳内に送り始める。4人は非常に驚いた。何故ならダークサイドが余りにも強いからである。それだけではない、現在では秘境に隠れている種族がかつては人々の様に暮らしていたからでもある。
龍蔵「恐ろしいな、中々の出来事だ。」
大菜「そんな過去が有ったのね...」
マーシャン・マンハンター「実はな、この魔の立体と呼ばれるマザーボックスは今3つの内2つが失われたのだ。それを奪ったのはステッペンウルフと言うダークサイドの手下だ。」
健十郎「なら僕達で倒さないとな!!」
龍蔵「待つんだ、奴の強さは未知数だ。仲間を集めてからの方が良い。」
大菜「私も龍蔵に賛成よ、急ぐなら準備が出来てからじゃないと。」
可奈「私も賛成です!!」
健十郎「なるほど、確かにそうだ。うん、そうしよう!!」
龍蔵「それじゃぁ皆、仲間を集めるんだ。集めたらここに集合だ。」
大菜「了解よ、行きましょう!!」
可奈「私はここに残ります。」
こうして可奈とマーシャン・マンハンター以外の三人は思い思いの場所へと向かい仲間を集め始めるのであった。
超人の場合
超人は大坂に降り立った。どうやらここには雷に撃たれ足が途轍も無く速くなった飛脚が居ると聞いたのである。そして例の飛脚が現れる。
雷速「おっ!!超人だ!!」
超人「もしかして僕の事を知っているのか?」
雷速「もちろんもちろん!!貴方はどこでも有名な英雄だよ!!」
超人「嬉しいなぁ、そうだ、僕達の仲間にならないか?」
雷速「え!?良いの!?正義連盟に入っても」
超人「もちろん!!それじゃぁ僕に着いて来てくれ」
雷速「了解!!」
こうして二人は尾張にある榎並家の城へと途轍もない速度で走り向かうのであった。
蝙蝠丸の場合
蝙蝠丸は一度伊賀に戻る。その頃には夜になっていたが気にする時間は無い。蝙蝠丸は集会を開き忍者を集める。そして正義連盟に関する会議を始める。
蝙蝠丸「この中に、正義連盟に入りたい者はいるか?」
忍者「正義連盟とはあの集団の事でしょうか?」
蝙蝠丸「そうだ、私も所属している。」
忍者ニ「だがあそこには能力者がたくさんいる。私は余り参加したくはないな。」
蝙蝠丸「やはりか...仕方のない事だな。私は任務に行って来る。もしかしたら仲間が見つかるかも知れない。お主らもいつも通りの任務を遂行するんだ。」
蝙蝠丸は集会を終え夜の闇へと消えてゆく。そして暗殺の任務を行うべく目的の人物のいる大きな屋敷に潜入しようとする。しかし、突然矢が飛んでくる。蝙蝠丸は辺りを見回す。するとそこには暗い緑色の衣を身に纏った忍者の様な人物がいた。そしてその人物は弓矢を持っている。
蝙蝠丸「邪魔をするな、貴様は何者だ?」
緑矢「忍者は名乗らない。拙者からしてみれば貴様の方こそ邪魔をしている。拙者の目の前から消えるのだ。」
蝙蝠丸「そうか、なら貴様の任務は守る事だな?」
緑矢「と言う事は貴様の任務は●す事か」
蝙蝠丸「そうだとも、奴は不当に人を●し何人も島流しの刑に遭わせた。それも殆どが無罪の者だ。」
緑矢「なるほど、ならば拙者を倒してからにすると良い。」
蝙蝠丸「望む所だ。」
すると突然蝙蝠丸が消える。そして次の瞬間、緑矢の背中を思い切り殴ろうとする拳があるだろう。しかし、緑矢も中々鋭い感覚を持っている。緑矢は蝙蝠丸の腕を掴み勢いで投げ飛ばす。そして弓矢を構え蝙蝠丸に向かって矢を放ってゆく。蝙蝠丸もまた刀を使い矢を切り裂いてゆく。緑矢は、弓矢の残りが減り始めた為刀を抜き蝙蝠丸に先端を向ける。そして二人は走り出し切り合いを始める。最初の方は互角だったものの時間が経つに連れ伊賀任務の特徴である力が強くタフと言う部分が有利になり遂に緑矢を地面に押し倒す。
蝙蝠丸「ここまでだ、●ぬか生きるか選べ」
緑矢「拙者の負けだ、見逃してくれ。」
蝙蝠丸「実はな、今、この日本に危機が迫っているとのことだ。そこで、貴様には守るのを手伝って欲しい。」
緑矢「分かった、、、分かったよ。それより、あれをやってくれ。正直守るのは嫌だった。」
蝙蝠丸「了解した。任せておけ」
蝙蝠丸は屋敷の中にこっそりと潜入し手裏剣を投げ目的の人物を突き刺す。手裏剣で●ぬ事は無いものの気付かせるには充分だ。目的の人物は蝙蝠丸に向かって来たものの蝙蝠丸はクナイで喉を切り裂き簡単に●してしまうのだった。こうして緑矢と蝙蝠丸は馬に乗り尾張にある榎並家の城へと向かうのであった。
闘姫の場合
闘姫は海辺の町を歩き回っていた。しかし、そこには特に目ぼしい能力者は居なかった。しかし、後から聞こえた声に大菜は心の中で驚く。
???「昔地上に行った父さんは何処なんだ?」
??「まあ探せば見つかると思うわ。」
闘姫はその会話を聞きもしかしたら能力者の可能性があるのではと思い話し掛けてみる事にした。
闘姫「ねぇ、貴方達、えっと、、、こんにちは。」
闘姫が話し掛けたのは水神こと浦島海棲、そして水女こと茜である。
海棲「貴方は一体?」
茜「その服装と武器、、、もしかして貴方闘姫なの!?」
闘姫「そうよ、私は闘姫。英雄となる者を探しているのよ。」
海棲「英雄か、僕達が当にそうだ。」
茜「でもどうして急に?」
闘姫「実はね...」
闘姫はマーシャン・マンハンターから聞いた話を二人に聞かせる。そして敵は非常に強大であり今居る仲間だけでは倒せるか分からない為仲間を探していると話した。二人は驚いたものの最後には協力的な姿勢を見せた。
海棲「よし、僕達が力を貸すよ」
茜「一緒にダークサイドを倒しましょう。そして魔の立体を取り戻しましょう!!」
闘姫「その意気よ。二人とも空は飛べる?」
海棲「水を操れば速く動けるさ」
茜「問題無いわ」
闘姫「それじゃぁ、行きましょう!!」
こうして闘姫は羽の下駄で空を飛ぶ。海棲と茜は水流を操り闘姫を追い掛けながら進むのであった。
最後に別れてから数日経った頃、超人、蝙蝠丸、闘姫はそれぞれ向かった先で見つけた仲間を出会わせるのであった。
雷速「やぁ、僕は雷速。普段は飛脚をしてるんだ。本名は赤木馬利だ。」
緑矢「拙者は緑矢。本名は折原弓一、普段は忍びだ。蝙蝠丸とは敵対しているが奴は素晴らしい男だ。奴は伊賀忍者で唯一敵対しない者だ。」
水神「僕は水神、浦島海棲だ。竜宮城で海を守ってるんだ。」
水女「そして私は水女、浦島茜よ。私も彼と一緒に海を守ってるの。」
超人「皆よろしく!!僕達は一つだ!!」
蝙蝠丸「それじゃぁ皆の能力を見せて貰おうか。」
闘姫「貴方達の活躍、楽しみにしてるわよ。」
こうして正義連盟に超姫、マーシャン・マンハンターを含む新たな仲間が6人加わったのである。そして彼らは英雄として人々に希望を与える最強の連盟となるのであった。そして物語は続く。
正義連盟に新たな仲間が加わった。しかし、ダークサイドの力は未知数。これからも仲間が必要になる事は間違い無いのだろう。次の物語りは街に潜む妖怪を狩る僧の物語である。彼もまた正義連盟に入るのかも知れない。