黒洞々の色彩   作:サーモンのユッケ

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なんだかんだここまで続く趣味も初めてなんだよなぁ。
続けるからには人気になって欲しい今日この頃
てわけでポン!
『レオン=バウアー』身長 178㎝ 体重 66kg 年齢 29歳
概要…[MCO(怪異対策機関)ベルリン支部の副支部長。朗らかでシゴデキ。部下に優しい。主に怪異関連の書類の整理・討伐任務の割り当て・その後の後処理と報告書の作成が仕事。タイピングが結構速い。海人曰く「絶対に怒らせたら駄目な人」。]
今回はネタ回でふ。ダークな雰囲気も増やしていきますがその分ラブコメも書きたいのぜ。
会話が多いよーカギカッコも多いよー


4.結局どんなに議論しても想像の域を出ない

「おい待て俺はいつこんな私怨の塊みたいな委員会に入ったんだよ」

 

「フッ、何を言っているんだい海人くん?僕らのクラスの非リアは全員入っているよ」

 

 イカれとんのか…!!というかこんな名前からして明らかに過激派な委員会を生徒会が認可するワケ無いだろう…!?やるなら勝手にやってくれ!俺を巻き込むなや!!

 

「……こんな大層な名前しといてショボい活動しかしてないとか無いよなぁ?」

 

「ゔっ、なっ何を言うか!この委員会では、公正な会議の下そのペアの相性と健全性を判断したり、告白のセリフを一緒に考えたり、その後の付き合い方やおすすめのデートスポットの検討やお悩み相談もしているんだぞ!」

 

「なんで結構ガチの活動してんだよ!!あと委員会の名前詐欺過ぎだろ!!」

 

 …もしかしたら友達同士のちょい行き過ぎた戯れとかじゃ無くて割とガチのやつ??

 

「…では本題に入ろうか。正直僕は、今まで海人くんが非リアだったのは、海人くんのカッコよさがまだバレてなかっただけだと思っているんだ。それが露呈した、それだけの話。なんだけど…」

 

「問題なのは〜、相手が学年で一二を争うマドンナである『ミラ=シュミット』さんだってことなワケ〜」

 

「うん。果たして、いくらウチの海人くんでもシュミットさんと釣り合うのか?という議題だ」

 

「……待て、何をもってして釣り合ってると判断するんだ…??それと釣り合ってないと判断されたら俺は一体どうなる?!?!」

 

「ふふ…安心したまえ海人くん。シュミットさんの素行の良さなんて言うまでもないし、おんなじクラスなんだから君の長所と短所は十分過ぎるほど把握しているよ。いつかこんな日が来ると思ってたんだ……」

「あぁそれと、釣り合ってないと判断したら、君が釣り合いのとれる人間になれるようなとびきりのアドバイスを授けるだけだからね。」

 

 えっなんかありがとう。思ってたより対応が手厚かった。

 

「…って言っても問題なんて無いかな。君はいい人だし、数少ない君よりいい人には大体彼女いるし。」

 

「というか、どういう状況でデキてると判断したんだい?」

 

「あぁそれはね、『①僕が海人くんが寝不足である事を指摘する』『②シュミットさんに遭遇し、寝不足である事を知って「照橋君が体調崩して困るのはあなただけじゃないよ」と注意する』『③海人くんが「自分以外誰が困るのか」と質問する』『④シュミットさんが「私とか」と言う』…みたいな感じだったよ。」

 

「うわやってるね」

 

「いつの間に海人くんは乙女のココロを射止めてしまったのかなぁ〜?」

 

「なんか思い当たる節無いの?」

 

「……いや、思い当たるってゆーか…多分さ、コレ『そういう意味』じゃなくね?」

 

「ん?」

 

「は?」

 

「んぇ?」

 

 ざわ…        ざわ…

     ざわ…

 

「いや…なんか、お前ら知らないと思うけど、俺とシュミットさん同じ委員会で。俺書記でシュミットさん副委員長。だから、『照橋君休んだら私の仕事増えて嫌』って意味じゃね…?」

 

「」

 

「…。」

 

「な…なんだよ何か言えよ」

 

 流石にシュミットさんのバイトをカミングアウトするわけにゃあいかねぇ…良かったーいい口実あって。しかし、自分で言ってて気付いたけど大方この考察合ってんじゃね…??いや、委員会の方では無くて。MCOの中じゃ一番強い自信はあるし、「照橋君居なくなるとシフト増えて嫌」ってコトなのでは…?!もう多分じゃなくてほぼコレだろ…!どうすんだよ…!

 

「……ぁ、ほら!海人くんの体調を心配してる時点で割と意識はしてるんじゃない?」

 

「……!ふむ…なるほど。確かにその線も無くは無いだろうね。」

 

「っていうか海人くんナチュラルに話しかけられてたよね??もう当たり前なの?ああいうのは」

 

「ん?お、おう。会ったら毎回ちょっとは話す。」

 

 

 

「…ん?」

 

「おや?」

 

「あれれぇ?」

 

「もういいってこの流れ。別に会う度話してるだけでどうなるってんだよ」

 

「いや、その……挨拶するだけなら毎回でも違和感無いけど、会う度会話するの??」

 

「おう。気ぃ合うしな、話の話題も尽きないし」

 

「あ〜あ」

 

「これは……」

 

「……まぁ、さっき海人くんが言ってたことも理由としては十分だし、何とも言えないけど…」

「あぁ見えてシュミットさん、割と固定の友達少ないんだよ?」

 

「???そうなの?」

 

 初耳学である。確実に人から好かれるタイプの人種だろうに。現に好きだし。

 

「ほら、何というか淡々としてるし。話せば案外そうでも無いんだけど、どこか近寄りがたい雰囲気を纏ってるからさ。仲良くなるのは簡単だけど、シュミットさんの中で、ただの『知り合い』から『友人』以上の関係になるのは大変だと思うよ。」

 

 へぇ〜あの感じで。確かに俺も第一印象は『冷淡』だと思ったな。まぁだからこそそのギャップに萌えを見出したんだけど。あと普通に見た目が好み。

 

「…あんまり笑うことも無いしねぇ〜。初めに話しかけるのは勇気要るよぉ。」

 

「…?あんま笑わないのか?」

 

「え、うん。レアすぎて『見れた日は日食が起こる』とか言われてる」

 

「いくら何でもデタラメ過ぎだろ……うーん、あんなに笑顔可愛いんだからもっと笑ったほうが良いと思うんだがなぁ…」

 

「ん?見たことあるのかい?」

 

「見たことあるってゆーか、最近は笑顔以外のほうが少ない。」

 

「!?」

 

「んぅえ?!」

 

 なんだあの感じであんま笑わないのか?だったら俺以外にも振り撒いた方が良いと思う。

 

「もう、それは……僕らに出来ることは無いかな。釈放だ」

 

「だから罪人みたいに言うなって…」

 

 正直助かる。いい加減この茶番なのかガチなのか分からん雰囲気に飲み込まれそうだった。会話のテンポが微妙な塩梅なんだよな……

 

「……てか、一限目移動教室だろ。お前らも急げや」

 

「……ハッ!?」

 

「( ゚д゚)ハッ!」

 

「huh?」

 

 ド忘れしてたなコイツら……

____________________________________

 

 

スタスタ

 照橋君、そのままお友達に何処かに引っ張られていったけど…大丈夫かな。

 

 ……今日は、あんまり話せなかったなぁ…。

 

 会う度に話す友達なんて居ないに等しいのに、何故か彼とだけはよく会話をする。

 それでも、まだ話し足りない、と思ってしまう。もっと話したい事があるのに、と。思えば、

別に『自分の話題を共有したい』のでは無く、『彼と会話という行為をしたい』だけなのだろう。

 

 …どうしてかは、自分でもよく分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うそ。

 

 

 ……分からない振りをしているだけ。

 まだ、ぼんやりしているけれど、気付いちゃダメな気持ち。…気付かれるのも、ダメ。

 もっと色々話して、一緒に何か経験してから。

 

 

 大して仲良くなってないのに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『好き』なんて言ったら、笑われちゃうから。




そーいや海人くんの見た目全然説明して無かったのだ。
あくまでイメージだけど、『イケメンかつのほほんとした雰囲気』『ちょい硬めの髪質・無造作ヘアー』『右目が黒だけど左目は真っ赤(光る。比喩ではない)』『割と筋肉質(綺麗に腹筋が割れてる)』
…といった具合。髪型は表現がムズいね。これもいつかイメージ画を描くにょ。
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