TODF(テイルズ・オブ・ドラゴン・ファンタジー) 作:麵魔
道中でイシュダルとの会話は出ます
・・・関所・・・
「あなたはガロウ様と共に旅をするモモン様ですね。」
ガロウ「ええ。」
モモン「そうだよ。」
ガロウとモモンは次の場所を目指すべく、関所を通って東へ向かうことにした
「ここから先は、村があります。ですが徒歩だと数日はかかります。」
ガロウ「そこは大丈夫です。セントシュタインに預けていた馬がありますので・・・・」
「ヒヒィーーン!」
馬が猛々しく鳴く
「分かりました。では良い旅を!!」
ガロウ「さて、ここから先は大変な旅になるぞ。」
モモン「うん、
それはまだガロウ達が、奇跡の泉でイシュダルへ情報を得るときに戻る
イシュダル「私があの男から指示されたのは、この大陸に隠されている3つの指輪を探せとのことだった。」
ガロウ「指輪・・・・・!?」
指輪という単語に、ガロウは驚いた。それは自分の村が襲われた時に、父親が残した遺言に魔物が指輪を探していることだった
モモン「何なのその3つの指輪って?」
イシュダル「あるものを封印するために作られた指輪だそうよ。」
ガロウ「指輪の名前は分かるのか?」
イシュダル「ええ・・・確か・・・『青嵐の指輪』『威風の指輪』『夜風の指輪』って言っていたわ。」
ガロウ「青嵐・・・威風・・・夜風・・・全部風にまつわる言葉だな・・・・・」
イシュダル「大陸の3つの地方にそれぞれ、指輪があってどこにあるのか分からない。」
イシュダル「私を起こしたあの男は、目が覚めた私に指輪探すように言ってきた。」
イシュダル「だけど、私は奴に従う気はなく襲ってやったわ・・・・・だけど・・・」
ガロウ「返り討ちにあった・・・・・・そうだろ。」
イシュダル「その通りよ。私の力は通用しない・・・・・従うなら命は取らないと言ってきた・・・・」
イシュダル「そして・・・・何か分からないけど何かを追っていて・・・・・指輪を探していなかったから、あの男に攻撃されたの。」
ガロウ「・・・・・・・・・・指輪は、そもそも何を封印していたんだ?」
イシュダル「それは分からないわ。でも、指輪を揃えれば封印を解き放ち・・・・・」
イシュダル「この天の大陸を滅ぼすことができるって・・・・・・」
ガロウ「何!?」
モモン「この大陸を!?」
イシュダルが語った指輪の存在・・・・それはこの天の大陸を滅ぼす邪悪な何かを封印する物であり解き放つ鍵でもある
イシュダル「この地方にどこかで眠っているのが、『青嵐の指輪』・・・・どれだけ探しても見つけられなかったわ。」
モモン「それじゃ、急いでその指輪を見つけないと・・・・・!」
ガロウ「いや・・・・・『青嵐の指輪』は後だ。」
モモン「え!!どうして!?こうしてる間にも・・・・・!!」
ガロウ「イシュダルがどれだけ探しも見つけれなかったものを、どうやって見つける。」
ガロウ「それに、残り2つが奴らの手に渡っているという可能性は低い。」
ガロウはモモンの方を見る
ガロウ「まずは東へ向かう。指輪の手掛かりがないとは思えない・・・・・」
モモン「・・・・・・確かに・・」
ガロウ「イシュダル・・・・・お前を襲ったあの男・・・・何者なんだ?」
イシュダル「・・・・・私には分からないわ。奇妙な技を使うのは分かるけど・・・名前までは分からない・・・・」
ガロウ「そうか・・・・・それで、お前はどうする。」
イシュダル「・・・・・・・・・そうね。あんた達に協力するわ。」
ガロウ「いいのか?」
イシュダル「魔物だけど女よ。こう見えて捨てた男には興味ないの、それに私を助けたあんたに興味があるの・・・・」
イシュダル「これから一緒に行きましょ♪ご主人様♪」
ガロウ「・・・・・・・ああ、分かった。」
こうしてイシュダルから情報を得たガロウはイシュダルを仲間にし、イシュダルを魔法の筒へ入れさせ東へ向かうのだった
モモン「ふへぇ・・・・・長いね・・・・・あ!!」
ガロウ「見えてきたか。」
2日ぐらい移動し、ようやく村が見えてきた
モモン「あれが、目的の村じゃない。」
ガロウ「ああ、広さも中々だ。入るとしようか。」
・・・ダーチア村・・・
ガロウ「(ここは、『テイルズオブクレストリア』のダーチア村か・・・・・)」
着いた村はダーチア村というテイルズオブクレストリアに出てきた主人公が住んでいた村だ
モモン「のどかな村だね。」
ガロウ「ああ、確かにな。俺が住んでた村を思い出す。」
モモン「ガロウが住んでた村って、こんな感じの村だったの?」
ガロウ「雰囲気はな。」
ガロウとモモンは村の中を歩く
ガロウ「まずは情報収集だな。指輪の事を知ってる人を探そう。」
モモン「うん!そうだけど・・・・・・・なんか人少なくない?」
ガロウ「確かにそうだな・・・・・・(どういうことだ?何故こんなに少ないんだ?)」
「失礼、旅の者かい?」
突然ガロウ達に話しかけ来た人物がいた。金髪で赤い鉢巻を付け騎士のような鎧を着た青年
ガロウ「ああ、その通りだが・・・・」
クレス「そうか、僕は『クレス・アルベイン』。この村の剣術指南をしているんだ。」
ガロウ「そうなのか・・・・(どうやら『ファンタジア』ではないな・・・『クレストリア』よりか・・・)」
ガロウ「俺はガロウ。こっちはモモンだ。」
モモン「よろしく!」
クレス「ああ、よろしく。」
モモン「ねぇねぇ、何でこんなに人が少ないの?」
クレス「それは・・・・少し事情があるんだ・・・」
モモン「事情?」
クレス「悪いけど、無関係な人たちには話せないんだ・・・・それじゃ・・・」
クレスはそこからどこかへ去って行った
モモン「結構神妙な顔だったよ・・・・・」
ガロウ「何か事情があるだろうが、俺たちもやるべきことがある。」
ガロウは宿屋へと目を向ける
ガロウ「幸い宿屋には人がいる。まずはあそこに聞き込みだ。」
・・・ダーチア村 宿屋・・・
「いらっしゃい・・・・」
ガロウ「1部屋頼む、俺とこいつの分だ。」
「12Gだよ。」
ガロウ「はい・・・・・・・少し聞きたいことがあるんだが・・・・」
「残念だけど、私はそんな情報知らないよ。」
ガロウ「そうですか・・・・・・」
宿屋のおばさんに、指輪に関することを聞き込んだが何も知らないと言った。そこでモモンが・・・・・
モモン「ねぇ、どうして外に人が少ないの?」
「・・・・・・・・あんたら、今この村の事情を知らずに来たのかい?」
ガロウ「ああ・・・」
「・・・今この村ではね、人攫いが多発してるんだ。」
モモン「え!人攫い!?」
ガロウ「・・・・・・・・」
「ええ、最初に気づいたのはうちの主人なんだ。主人は村の全員を覚えていてね。」
「ここ何日か、何人かの村人が行方不明になっているんだ・・・・・」
おばさんは悲し気な表情で話す
「そして・・・・・昨日、1人が攫われたんだ。」
ガロウ「それは・・・・・・・・一体誰なんです?」
「この村にある、修道院で保護されている孤児だよ・・・・詳しく知りたいなら、修道院に向かってみな。」
モモン「人攫いだって・・・・」
ガロウ「ああ、それが終わらない限り指輪に関することは聞けなさそうだ。」
ガロウとモモンは一泊だけ借りた部屋で休んでいた
ガロウ「・・・・・・一度修道院に行ってみよう。」
モモン「うん・・そうだね・・・・」
・・・ダーチア村 修道院・・・
ガロウ「(ここが修道院か・・・・・)」
ガロウとモモンは修道院の中に入る、中に入るとクレスともう1人修道士の男がいた
クレス「やはり、僕が行くべきです。」
「ダメだ、君がこの村を離れたら誰が守るんだ。」
クレス「しかし・・・・・・・」
「ん?誰かなこんな時間に・・・・・・」
ガロウ「俺たちは旅の者だが、この村で何があったのか知りたい。」
クレス「・・・・・・悪いんだけど、旅人である君たちには・・」
「待ちたまえ・・・・・」
修道士の男が、ガロウを見つめると少し近づく
「どうやら、かなり腕の立つようだな。分かった話そう、代わりに頼みごとをしてもらいたい。」
ガロウ「分かりました。」
クレス「『コーディ』さん!?」
コーディ「クレスさんお気持ちは分かりますが、今は頼るしかありません・・・・」
クレス「・・・・・・」
コーディ「改めまして・・・・私はここの修道士で『コーディ・ヒューガ』と言います。」
ガロウ「俺はガロウ、隣のモーモンは俺の仲間モモンだ。」
コーディ「そうですか・・・・・・では、話します。」
コーディ「この村は自然豊かで、村の皆様も活気にあふれてた場所だったんですが・・・・・・」
コーディ「数日前から、この村で行方不明者が続出したのです。」
ガロウ「行方不明者・・・・・・」
コーディ「ええ、我々の知らないうちにいなくなっており・・・遂に犯人を見つけたのです。」
モモン「それって、誰なの?」
クレス「・・・・・・コーディ様の息子、『カナタ・ヒューガ』だ。」
モモン「え!?この人の子供!?」
ガロウ「・・・・・・・・・」
コーディ「はい、カナタは私と同じ修道士の見習いでこちらのクレスさんによく鍛錬をお願いしていたのです。」
コーディ「ですがある日、息子はうちで預かっている孤児をどこかへ連れ去って行ったのです。」
モモン「そんな・・・・・」
クレス「カナタは弱きものは守らんとする強い正義感の持ち主なんだ。だけど、人攫いをするなんて・・・・・・・」
コーディ「クレスさん、お気持ちは分かります。ですが、今は・・・・・・・・」
クレス「・・・・・・・・分かりました・・・」
2人は悲しい表情をしていた
コーディ「息子が逃げた場所は分かってはいるのですが、その付近にとても強い魔物がいて手出しが出来ないんです・・・・」
コーディ「そこで、どうかあなた方には息子を捕まえてほしいのです。」
ガロウはコーディの顔を見て・・・・・・
ガロウ「・・・・・・・・分かった人攫いの犯人は捕まえると約束する。」
コーディ「そうですか・・・ありがとうございます!」
コーディはそう言って頭を下げる
コーディ「では・・・・申し訳ございませんが少し立て込んでおりまして失礼します。」
そう言うとコーディはどこかへ去って行った
クレス「すまない・・見ず知らずのあなた達に任せるなんて・・・・・・・」
ガロウ「気にするな。犯人は捕まえるからよ・・・・・」
クレス「・・・・・・・・カナタを連れてきたら、後は僕がやります。」
クレス「カナタは、東にある『アメールの洞窟』に行きました。」
クレス「ですが、その道中巨大な魔物がいて誰も近づけないんです・・・・・」
ガロウ「なるほど・・・・・・東の『アメールの洞窟』だな。」
モモン「取り敢えず、東に行くんだね。」
ガロウ「ああ、だが今日は休んで明日出発だ。」
「あのぉ・・・・・」
ガロウ達は声がした方を見ると、ヒーラーのような優しい女性がいた
ガロウ「あなたは?」
「あ!すみません、私は『ミント・アドネード』」
ミント「この村の修道士をしております。」
ガロウ「そうなんですね。」
ミント「クレスさんからお話は聞いていて・・・・・・・・・」
ガロウ「ああ、明日には出向くつもりだ。」
ミント「そうですか・・・・・・」
ガロウ「・・・・・・・・・1ついいか?」
ミント「はい?」
ガロウ「コーディさんって、どんな人なんですか?」
ミント「コーディさんは、修道士の中では有名で世界中を旅して孤児を引き取り・・・・・」
ミント「修道院で育て、里親を探す・・・・立派な心構えを持った人です。」
ガロウ「確かにな・・・・・・」
ガロウとモモンはミントと別れ明日の準備に備えていた
そして夜は更け辺りは暗くなる・・・・・
モモン「ぐぅ・・・・・ぐぅ・・・・・・」
モモンは横になって鼻提灯を作りながら寝息をたてていた
一方ガロウは、こんな夜中に起きている
ガロウ「・・・・・・・・・・さて、早速出番だ。『デルパ』」
ガロウは魔法の筒を取り出し、中からイシュダルを呼び出す
イシュダル「あら?早速何か用なの?」
ガロウ「ああ・・・・・・・」
イシュダル「了解、それなら私が適任ね。」
ガロウ「すまない、戦闘を回避して上手くやってくれ。」
イシュダル「うふふふ!任せて・・・・えい!」
イシュダルは魔法を放つと自分の体煙で覆われ、晴れると村娘へと姿を変えた
イシュダル「これで、うまく潜入できるわ・・・・・・どぉ、この姿♡」
ガロウ「どこにでもいる村娘だが、かなりいいんじゃないか。」
イシュダル「ありがとう、それじゃあ私はもう動くわよ。」
ガロウ「ああ・・・・・頼む!」
イシュダル「任せてねご主人様♡」
イシュダルはそういうと、窓から飛び降り村の中に隠れていった
ガロウ「悪いが・・・・・・・彼らを
ガロウは窓から修道院を見ると、窓を閉め眠りについたのだった
今回のお話はどうでしたか
テイルズオブクレストリアの物語。最初の部分をオリジナルに変えました
クレストリアをプレイしたことは分かると思いますが、この世界には咎我人という概念はないです
そして完全オリジナルの関連アイテム、「青嵐の指輪」「威風の指輪」「夜風の指輪」
これがどう繋がって来るのか・・・・お楽しみに!