TODF(テイルズ・オブ・ドラゴン・ファンタジー) 作:麵魔
では・・・・・・・・
・・・山の中・・・
モモン「もうそろそろ山を下りるね!」
カナタ「ああ、この先にボレアスがあるんだね。」
ミゼラ「そして、あの男に人身売買の取引をしていた黒幕がいる。」
ガロウ「かなり発展した街なんだろう・・・・・・慎重に行くぞ!」
「「「おお!!」」」
・・・ボレアス・・・
天の大陸唯一の交易が栄えているボレアス
街に入ると、目の前には大きなお城が見え・・・・・・ガロウ達は噴水がある広間に着いた
ボレアスは東と西のエリアに分かれており、色んな人がいっぱいいた
カナタ「ほぇ~~~・・・・・ここがボレアスなんだ・・・・」
ミゼラ「交易が栄えているから、人もいっぱいだし・・・お店もいっぱい・・」
ガロウ「なら、各々情報収集とするわけだが・・・・・・2人1組で回ろう。」
ガロウ「集合場所はこの広間だ。」
カナタ「分かった、俺とミゼラは西の辺りを周るよ。」
ガロウ「俺たちは東だな。行くぞモモン。」
モモン「おおーーー!!」
モモン「う~ん・・・・あまりいい情報ないね・・・・」
ガロウ「その前に、食いすぎだ。」
ガロウ達は、東のエリアを探しており・・・・東のエリアは食べ物などの商業が多く、多くの露店がいっぱいある
聞き込みをしてはいるが、ついでにモモンが買い食いをしている
ガロウ「はぁ・・・・とはいえ人が多いな・・・・・これじゃ絞り込めないな・・・・・・ん?」
ガロウが辺りを見渡していると、視線の先に低い背丈・恰幅の良い体型・大きな髭と如何にも武器商人っぽい荷物を持った男がいた
そしてガロウはその人物に見覚えがあった
ガロウ「(あれは・・・・・・・・・・・)」
ガロウがその男へと近づく
モモン「あ!待ってよぉ!!」
モモンも慌ててガロウを追う
「ふぅ・・・・迷っちゃいましたね・・・」
ガロウ「ちょっといいか?」
「ん?どうかないましたかな?」
ガロウ「俺はガロウ。この街には初めて来たんだが、少し聞きたいことがあるんだ。」
「そうですか・・・・・あ!自己紹介が遅れました私『トルネコ』と申します
そうガロウが見つけた人物とは『ドラクエ4』や『不思議なダンジョン』で出ている『トルネコ』だった
ガロウ「ああ実はな・・・・・・・・」
ガロウはトルネコにダーチア村での出来事を話した
トルネコ「なんと!?つまり貴方はこの街で犯人を捜しているということですね。」
ガロウ「ああ、何か知っていないか?」
トルネコ「そうですね・・・・この街は警備も順風で非人道的な売買は起きないようにこの街の領主が統治しているんです。」
ガロウ「領主?その領主の名前は?」
トルネコ「あちらが見えますか。」
トルネコは指さしガロウはそっちに視線をやる
トルネコ「あのお城に住む領主が『ジョアンナ・リリィ』様。この街は彼女の一族が代々受け継がれていかれているんです。」
ガロウ「『ジョアンナ・リリィ』・・・・・・・・・・(リリィは確か、英語でユリを意味する・・・・・)」
モモン「もう!早すぎるよ。」
ガロウ「そりゃお前が買い食いするからだろ。」
モモン「ぶへぇ・・・・・・」
モモンがガロウに追いつき、少しばててた
トルネコ「しかし人身売買ですか・・・・・・・・少しこの街で噂になっていることが2つありますが・・・・・・」
ガロウ「お願いします、些細な事でもいいので・・・・」
トルネコ「ええ、実はこの街でも・・・・・・行方不明者が出ていまして・・・・」
モモン「え!?この街でも!!」
トルネコ「はい、どうやら子供を中心にいなくなっているそうで・・・・・・・・」
トルネコ「街の警備隊が密かに調査はしているそうなんですが・・・・・・何者の仕業か分からぬと・・・」
トルネコ「そしてもう1つ・・・・これは他の商人から聞いたのですが・・・・・」
トルネコ「この街には大きい水路があるのはご存じですよね。」
ガロウ「いやそれは知らないが・・・・・・」
ガロウ「だが、それにしてはあまり水路が目立ってないそうだが・・・・・・・・」
トルネコ「いえ、水路というのは地下水路の事なんです。」
ガロウ「地下水路?」
トルネコ「ええ、この街には巨大な地下水路がございまして・・・・・・・・」
トルネコ「水路は、あの城まで続いているんですよ。」
ガロウ「そうなのか・・・・・・・」
トルネコ「そして、数日前から夜中に街を回っていた商人の話ですと・・・・」
トルネコ「度々、地下水路の方から地響きと・・・・・赤ん坊のような声がすると・・・・」
ガロウ「地響きと赤ん坊の声?」
トルネコ「はい、私も噂ぐらいなのであまり信じてはいませんが・・・・・・・・・」
ガロウ「ありがとう。悪いな時間を取らせてしまって・・・・・・」
トルネコ「いえいえ、ではまた会いましょう。」
そういうとトルネコはどこかへ去って行った
一方カナタ達は・・・・・・・
カナタ「こっちはあんまり、あんまり収穫がないな・・・・・」
ミゼラ「向こうだってホイホイと情報をバラまくはずないから・・・」
カナタ達がいる西エリアは武器や家財などのエリアだった
カナタ「う~ん・・・・・・」
「おやどうしたんすか?」
そこにいたのは、亀の甲羅を背負った種族・・『かめにん』がいた
ミゼラ「あなたってかめにん?」
かめにん「そうっす!さてさて何でも揃っていますよ!何を買いますか!」
カナタ「いや・・・俺たちは・・・・・」
ミゼラ「待ってカナタ。なんか買うけど聞きたいことがあるの。」
かめにん「なんすか?」
ミゼラはかめにんに人身売買に関することを聞いた
かめにん「なるほど、オイラは聞いたことないっすけどそういうのには詳しい人なら知ってるっす。」
ミゼラ「誰なの?」
かめにん「あちらに見える領主の『ジョアンナ』様・・・・・・そして、この街の全ての商人を束ねている『ブルム財団』が何か知ってるはずっす。」
ミゼラ「領主の『ジョアンナ』と『ブルム財団』・・・・・・・・ありがとう、何かの役に立つかも。」
かめにん「礼には及ばないっす。それじゃ教えたっすから何か買っていくっす。」
ミゼラ「ええ、もちろん。」
そして時間が過ぎて、広間に集まったガロウ達。お互いに得た情報を話す
ガロウ「なるほど・・・・・・どうやら重要そうな情報は得られたな。」
ミゼラ「この街にも行方不明者が出ていて、更に地下水路ので地響きと赤ん坊の声・・・・・・・」
カナタ「この街でも人攫いが起きているのか・・・・・・・」
モモン「う~ん・・・・・何が起きてるんだろう・・・・・・」
ガロウ「だが、領主とその財団に何か知ってないか聞かないとな。」
カナタ「だけど、どうやって会うんだ?どっちも偉い立場の人だしそう簡単に会えるわけないし・・・・・」
ガロウ「確かにな・・・・・・・・」
モモン「・・・・・・・・・」
ミゼラ「どうしたのモモン?」
モモン「いや、そういえば・・・・・・屋台のおばちゃんから聞いたことあるんだけど・・・・・」
カナタ「何かあったの?」
モモン「なんか夕方ぐらいに、その領主さんがこの街の有名な宿屋にやって来るって・・・・・」
ガロウ「早く言え!そんな大事なこと!!」
ミゼラ「取り敢えず行きましょう!絶好のチャンスを見逃しちゃいけない!」
・・・ボレアス 宿屋・・・
ガロウ「ここが有名な宿屋か・・・・・・・」
ミゼラ「ちょっと豪華そう・・・・」
カナタ「俺たちの村の宿屋と大違いだ。」
モモン「なんか美味しそうな匂いが・・・・・・」
ガロウ「取り敢えずその領主さんがいないか。確認しないといけないわけだが・・・・・・ん?」
ガロウが、宿屋の談話できるスペースにあるソファーに座っている女性を見かけた
ガロウ「(あの人に聞いてみるか・・・・・)」
ガロウはそのまま、女性へと近づく
ガロウ「あのぉよろしいでしょうか?」
「はい、どうかしましたか・・・・・」
ガロウ「ここに領主様が来ていると聞きまして、この街には初めて来たので会ってみたいと思い・・・・・」
「うふふふ、そうだったんですね。」
ガロウ「?」
「自己紹介が遅れました。私は『ジョアンナ・リリィ』・・・・・この街を治めておる領主です。」
ガロウ「!!あなたが・・・・・!!」
なんと談話スペースにいたのは領主のジョアンナだった
ジョアンナ「実はお忍びで、この宿に来たんです。ここのオーナーの顔を見に。」
ガロウ「そうだったんですね。」
カナタ「どうかしたのかガロウ?」
そこにカナタ達もやって来る
ガロウ「ああ、どうやらこの人がここの領主だそうだ。」
ミゼラ「それじゃあ、あなたが『ジョアンナ』様!」
ジョアンナ「ええ、可愛らしい子ね。」
ミゼラ「いえ・・・・ありがとうございます・・・・」
ガロウ「すみません、少しお聞きしたいことがありまして・・・・良かったらお時間よろしいでしょうか。」
ジョアンナ「いいわ、ちょうど時間はありますしどうぞ。」
ガロウ「ありがとうございます・・・・・・・・では・・・・・」
ガロウ「お聞きしたいことは、この街で異変が起きていることと俺たちが探していることを聞きたくて・・・・・」
ジョアンナ「異変と探し物ですか・・・・・」
カナタ「(ガロウ?)」
ガロウ「(カナタ、ここは俺に任せろ。)」
ガロウ「実は今日商人達の噂で、ここ数日・・人が消えているというのを聞きまして・・・・・」
ジョアンナ「・・・・・・・・・ええ、その通りなんです。実はこの街では行方不明者が続出していて・・・」
ジョアンナ「街の警備兵達が、懸命に捜査しているんです・・・」
モモン「カナタ達の村と・・むぐ!!」
ガロウが急いでモモンの口を閉じる
ジョアンナ「犯人は今も見つかっておらず、被害者が出る一方・・・・領主として悔しい一方です。」
ジョアンナの目から涙が出る
ガロウ「・・・・・・・・悲しいことを思い出させてすみません・・・」
ジョアンナ「いえ・・・・大丈夫です・・・・それで探し物は?」
ガロウ「この地方のどこかにあると噂されている。『威風の指輪』を探しているんです。」
ジョアンナ「『威風の指輪』・・・・・それは私のお城に保管されています。」
ガロウ「!!本当ですか!!」
ジョアンナ「はい、あの指輪は代々伝わる物でして・・・・・・当主が常に管理しないといけない大事な物。」
ジョアンナ「なぜ、それを探しているんですか?」
ガロウ「・・・・実はこの大陸で、指輪を狙う魔物が続出しているんです。」
ガロウ「魔物共が探しているのは、『青嵐の指輪』『威風の指輪』『夜風の指輪』の3つ。」
ガロウ「奴らは指輪を集めて何かを企んでいるんです。」
ジョアンナ「魔物が指輪を・・・・・・・」
ガロウ「はいその通りです。」
ジョアンナ「にわかには信じられませんが・・・・・指輪が危険だということは分かりました。」
ジョアンナ「ですが、今日あったばかりのあなた達にはいきなりは渡せません。」
ガロウ「はい、おっしゃる通りで・・・・・・・」
ジョアンナ「ですが、この街で功績を上げれば指輪を差し上げます。」
ガロウ「本当ですか!!」
ジョアンナ「はい、最初に話された行方不明者の件もそうですが・・・・この街では今も困っている人がいっぱいいらっしゃいまして・・・・・」
ジョアンナ「あなた方この街で、市民の皆様の手助けをしてほしく・・・・・・・それをあなた方にやってほしいのです。」
ジョアンナ「この街に沢山貢献出来ましたら、『威風の指輪』をあなた方に差し上げます。」
ガロウ「ありがとうございます。ですが、困っている人がどこにいるか・・・・・」
ジョアンナ「それなら大丈夫・・・・この街の商会に向かえばクエストを受けれるわ。」
ジョアンナ「商会は、この街の東のエリアにあるの。大きい鞄のマークがあるからそこが目印なの。」
ガロウ「東のエリアですね・・・・ありがとうございます!」
ジョアンナ「では、私はそろそろ城に戻らないといけませんので・・・・・」
ガロウ「はい、今日は貴重な時間を下さりありがとうございます。」
ジョアンナ「うふふふ、じゃあね。」
ジョアンナはそのまま宿屋を出るのだった
ガロウ「・・・・・・・どう思う?」
モモン「え?どう思うって・・・・・」
ガロウ「お前らの第一印象を聞いてんだ。」
モモン「え・・・・えっと・・・優しそう・・」
カナタ「領主だから、品がありすぎた。」
ミゼラ「民の事を大事に思っているかな・・・・」
ガロウ「俺も似たようなもんだ・・・・・・・だが・・・・・」
モモン「ん?」
ガロウ「・・・・・・・・いや、何でもない・・・」
その後別の宿屋で泊まり、明日の事を考えた
ガロウ「(あのジョアンナという女・・・・・・・・なんか違和感ある・)」
ガロウはジョアンナの事を考え、明日は商会に向かうことになった
今回のお話は、どうでしたか?
トルネコとかめにんの登場・・・・彼等は商人なのでもっとも関わっているキャラ達です
そして領主の『ジョアンナ』。原作にはいないキャラ・・・・・
ボレアスで何が起きているのか・・・・・・・・・では楽しみに