TODF(テイルズ・オブ・ドラゴン・ファンタジー)   作:麵魔

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今回のお話は、宿屋から商会へ向かう所からです



ではお楽しみに!


クエストを求めて

・・・ボレアス 宿屋・・・

 

 

ガロウ「ん・・・・・・・・・」

 

 

ガロウ達はボレアスの宿屋に泊まり、次の日を迎えた

 

 

ガロウ「(あのジョアンナという人・・・・・・どういう人なのか情報を集める必要があるかもな。)」

 

 

ガロウは宿屋の窓から城の方を見る。昨日会ったジョアンナのことが気になった

 

 

ガロウ「(なんだろうこの違和感・・・・・・・『ドラクエ』にも『FF』にも『テイルズ』にもないはずだが・・・)」

 

 

ガロウ「(この感じ・・・元の世界で何かを知っている俺がいる・・・・・・・・・)」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

ガロウは取り敢えず着替え、カナタ達の所へ向かった

 

 

 

 

 

・・・ボレアス 商会・・・

 

 

ガロウ「ここだな。ボレアスの商会・・・・」

 

 

カナタ「そうみたいだな。」

 

 

ミゼラ「入ってクエストを受け入れられるか聞いてみましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

受付「クエストでございますか?」

 

 

ガロウ「ええ、領主からここでクエストを受け入れられると聞きましたが・・・・・」

 

 

受付「はい、可能ではあります。私たちも、色々と立て込んでいまして人手が欲しい所だったんです。」

 

 

ガロウ「そうですか、ではどこでクエストを?」

 

 

受付「あちらにあるクエストボードから依頼書を持ってきてください。こちらで受理します。」

 

 

ガロウ「分かりました。」

 

 

 

 

 

 

カナタ「かなりクエストがあるな・・・・・・」

 

 

ミゼラ「『薬草取り』・・・『モンスター討伐』・・・・『お店の手伝い』なんかもあるわ。」

 

 

モモン「う~ん・・・・・悩むよね・・・・・」

 

 

ガロウ「各々クエストを受けるべきか・・・・一緒にやるか考えないとな・・・・・」

 

 

ミゼラ「だったら昨日みたいに2組に分かれてやったらどうかしら。」

 

 

ガロウ「なるほど、確かにいいかもしれないな・・・・・情報を集めるにも役に立ちそうだし・・・・」

 

 

モモン「そういえば聞き忘れてたんだけど・・・・昨日何でジョアンナさんにダーチア村での出来事を言わなかったの?」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・・・・迂闊に話すわけにはいかないからだ。」

 

 

モモン「え?」

 

 

ガロウ「考えてみろ、ダーチア村での現状はボレアスの人たちは知らない。黒幕の仲間か本人か・・・・・」

 

 

ガロウ「それを知れば、何を仕掛けてくるか分からないからだ。」

 

 

モモン「た・確かに・・・・・・・・」

 

 

ガロウ「黒幕は、知らないうちに動いている・・・・・慎重に動かなきゃばれてしまう。」

 

 

カナタ「うん、そうだね・・・」

 

 

ガロウ「取り敢えずカナタ・ミゼラ、お前たちはモンスター討伐などの街外でのクエストを・・・・」

 

 

ガロウ「俺とモモンは街内のクエストをやる。それでいいか。」

 

 

カナタ「分かった!」

 

 

ミゼラ「何か情報を掴めたら、宿屋で話しましょう。」

 

 

ガロウ「よし、方向性は決まったな・・・・・さてクエストだが・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ガロウ「おばちゃん!これどこ!!」

 

 

おばちゃん「ああそれかい、それはこっちだよ!」

 

 

ガロウとモモンは東のエリアでお店の手伝いをしていた

 

 

おばちゃん「いやぁありがたいよ!商会に依頼出しても来ないからどうなるかと思ったわ。」

 

 

ガロウ「いえいえ、困った時はお互い様です。」

 

 

おばちゃん「あはははその通りだね。昔だったら・・・・・こんなことはなかったよ・・・」

 

 

ガロウ「え?どういうことですか?」

 

 

おばちゃん「一昔前の領主はかなりひどくてね・・・・・・今はジョアンナ様のおかげで皆笑顔で暮らしているけど・・・・」

 

 

おばちゃん「昔は領主が私たちを管理して、お金を必要最低限までしか貰えなかった。」

 

 

おばちゃん「でも、ジョアンナ様が先代の暴挙を暴き・・・・・領主の座に彼女が座った。」

 

 

おばちゃん「彼女は、この街のために尽力を尽くし・・・・・・この街で皆が平和で暮らせる街にしてくれたの。」

 

 

おばちゃん「だけど・・・・・・・・・・」

 

 

ガロウ「ん?どうかしましたか・・・・・?」

 

 

おばちゃん「いや!何でもないよ!ほら!これをあっちに並べてきな!」

 

 

ガロウ「はい、分かりました・・・・・・・」

 

 

モモン「ふへぇ・・・・きついよぉ・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして1日が終わり、クエストの報酬と働いたおばちゃんからいくつか商品を貰った

 

 

後にカナタ達と宿屋で合流した

 

 

 

ミゼラ「お疲れ、そっちはどうだった?」

 

 

モモン「ふへぇ~~、荷物運びや商品整理ばっかりだったから疲れたよ・・・・・」

 

 

カナタ「俺たちも魔物を倒したり、指定されたアイテムを取りに行ったりしたけど・・・・・これといった情報はなかった。」

 

 

ミゼラ「だけど分かってることがあるの。」

 

 

ガロウ「何が分かったんだ?」

 

 

ミゼラ「街の周りを詳しく調べたけど、商人以外は街の外に出てないのが分かったの。」

 

 

カナタ「街の門番の人にも確認したから、確かだと思う・・・・」

 

 

ガロウ「そうか・・・・・・一応こっちが聞いたことは・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミゼラ「ジョアンナさんって、この街が好きなんだね。」

 

 

カナタ「ああ、街の皆のために必死に頑張ってたみたいだ!」

 

 

モモン「話聞いても、悪い人じゃなさそうだけど・・・・・・」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・とはいえ、まだ肝心なことは分からない。」

 

 

ガロウ「明日もクエストをこなそう。俺たちは西のエリアの鍛冶だ。」

 

 

カナタ「俺たちはまた魔物討伐だな。それが終わったら、外にあるアイテムの採取だ。」

 

 

ミゼラ「しばらく、こんな生活が続きそう・・・・・」

 

 

ガロウ「そう簡単に大きなクエストは来ないだろ。地道な積み重ねが大事だ。」

 

 

モモン「『威風の指輪』のためだもんね・・・・・」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

ガロウは今日手伝ったおばちゃんが、最後言いかけた何かが気になった

 

 

ガロウ「(領主に何かあった・・・・・・・・あのおばちゃんは知ってそうだった・・・・)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・翌日 鍛冶屋・・・

 

 

あらくれ「おう坊主!クエストを受けてくれてありがとな!」

 

 

ガロウ「いえいえ、初めてですがよろしくお願いします。」

 

 

ガロウ達は西エリアの鍛冶屋でのクエストを受けた

 

 

主に鍛冶に必要な材料を運んだり、鍛冶の手伝いをしたりなどだった

 

 

ガロウ「モモン、それは店のあっち側だってよ。」

 

 

モモン「分かった!うぉぉぉぉぉ!!」

 

 

モモンは出来上がった武器を指定された場所へ運ぶ

 

 

あらくれ「わははは!本当に助かるよ!!おかげで手間が省ける!」

 

 

ガロウ「ありがとうございます。」

 

 

 

 

 

そして時間が過ぎていき、終わりの時間に差し掛かった

 

 

あらくれ「おうお疲れさん!!今日はもういいぞ!」

 

 

モモン「ぶへぇ・・・・もう汗だくだく・・・・」

 

 

あらくれ「わはははは!後で風呂入ってさっぱりしないとな!」

 

 

ガロウ「そうですね。」

 

 

あらくれ「そうだそうだ・・・・報酬だったな。ほれこれだ。」

 

 

ガロウ「ありがとうございます。」

 

 

あらくれ「あ!後これもやるよ!」

 

 

そういうと、ガロウに円盤状のアイテムを渡す

 

 

ガロウ「それは・・・・・・・」

 

 

あらくれ「これは『ふしぎな鍛冶』というアイテムだ。そいつがあれば自分で鍛冶ができるぞ。」

 

 

あらくれ「一応、これが俺が持っている鍛冶レシピだ。」

 

 

そういうとあらくれは、鍛冶レシピの本を渡した

 

 

ガロウ「ありがとうございます。ちょうど自分の武器を打ち直したいと思っていたんです。」

 

 

あらくれ「そうか、なら大事に使ってくれよ。」

 

 

ガロウ「はい。」

 

 

モモン「・・・・・・・・・ん?」

 

 

モモンが鍛冶屋を見回していると、1つの花の紋様が付いたハンマーを見る

 

 

あらくれ「それか?それは・・・・・・亡くなった俺の兄弟子のものなんだ。」

 

 

モモン「兄弟子・・・・・鍛冶中に死んじゃったの?」

 

 

あらくれ「いや・・・・・兄貴は・・・・・・・・・」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・・」

 

 

あらくれ「何でもねぇ・・・・・・ほら!もうやることないから、帰った帰った。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナタ「どうだった?」

 

 

モモン「なんもなかったよ・・・・・・」

 

 

そしてカナタ達と合流したガロウ達はお互いに情報を話していた

 

 

ミゼラ「こっちも同じ・・・・・進展がないわ・・・」

 

 

モモン「う~ん・・・・どうしよう・・・・」

 

 

カナタ「このままじゃ犯人が分からないままだ・・・・・」

 

 

ミゼラ「確かに・・・・」

 

 

ガロウ「だが、全てが無意味ってわけじゃない。俺とモモンは街の住人の顔と職がある程度把握した。」

 

 

ガロウ「それに2人も、辺りの魔物を倒すことで経験値得られているだろ。」

 

 

カナタ「確かにそうだけど・・・・・・・」

 

 

ガロウ「焦るな。敵は必ず見つけ出す・・・・・さて、今日鍛冶屋から『ふしぎな鍛冶』を貰ったからお前らの武器を打ち直しておくよ。」

 

 

カナタ「そうか!実は武器がボロボロになっていた所だったんだ!」

 

 

ミゼラ「ありがとう。」

 

 

ガロウ「気にするな。」

 

 

 

そして、人気のない所でガロウは鍛冶をするのだった

 

 

 

 

ガロウ「(さて、全員分の打ち直しが終わったと・・・・・・ん?)」

 

 

ガロウは不意に視線を変えると、その先に今日鍛冶屋で手伝っていた所のあらくれが花を墓石に置き手を合わせていた

 

 

ガロウ「(あの人・・・・鍛冶屋の・・・・・・)」

 

 

 

しばらくすると、あらくれは去っていき・・・・ガロウは墓石を確認しに行く

 

 

 

ガロウ「『ジリオ・ヘセド』・・・・・・この紋様って・・・・・」

 

 

そうその紋様は、鍛冶屋でモモンが見かけたハンマーに刻まれていたもの

 

 

ガロウ「(・・・・・・・何だろう・・・・この感覚・・・・)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の日、今度は魔道具を取り扱っているお店のクエストを受けていた

 

 

老店主「ほれほれ若いの、この道具は慎重に扱うんじゃぞ。」

 

 

ガロウ「はい。」

 

 

今はアイテムを壊さないように、運んでいた

 

 

モモン「ここはここで・・・・・・ここは・・・・」

 

 

老店主「違うわい!ここはじゃな!!」

 

 

店主のおじいちゃんが、モモンの方に向かい・・・・ガロウはそのまま商品を取り扱う・・・・

 

 

ガロウ「ここは・・・・ん?」

 

 

ガロウが魔道具を持ち上げると、1枚の写真が落ちてきた。写っていたのは・・・・若い時のジョアンナらしき人と鍛冶屋の青年だった

 

 

ガロウ「(これは・・・・・・・・・)」

 

 

老店主「ほぉ・・・・懐かしいのぉ・・・」

 

 

ガロウ「あ、すみません・・・・」

 

 

老店主「いいんじゃよ。それにしてもこんな所にあったとはの・・・・」

 

 

ガロウ「その写真・・・・写っている女性はジョアンナ様ですか?」

 

 

老店主「そうじゃよ。まだ10年前の頃のジョアンナ様じゃ・・・・かつてうちの店の前に来た時に、ワシがカメラで撮ったものじゃ。」

 

 

ガロウ「そうだったんですか・・・・・ちなみに隣の青年は・・・・・・」

 

 

老店主「ジョアンナ様の恋人じゃよ・・・・・・・」

 

 

ガロウ「領主の?」

 

 

老店主「そうじゃ・・・・あの頃はジョアンナ様はお転婆じゃった。彼と出会って、市民のために懸命に接していた・・・・」

 

 

老店主「だが・・・・・・・・それも長くは続かなかった・・・・・」

 

 

ガロウ「え?」

 

 

老店主「・・・・・・・昔話もいいが、今は仕事じゃ。ちゃっちゃと準備じゃ。」

 

 

ガロウ「(やはり・・・・・・何かあるのかあの領主に・・・・それにあの写真に写っていた青年が持っていた道具の紋様・・・・・・)」

 

 

ガロウは見逃さなかった・・・・墓石と同じ紋様があったことを・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

老店主「さて、今日はもう終わりじゃ。」

 

 

モモン「ふぃーー・・・・・今日も疲れた・・・・・」

 

 

老店主「ほっほっほっ、魔物も疲れるんじゃな。」

 

 

そして本日も店の手伝いは終了した

 

 

老店主「さて報酬じゃが、これじゃ。」

 

 

そういうと、老店主は何かの釜を渡した

 

 

老店主「こいつは『錬金釜』・・・・文字通りアイテムを錬金するために必要な道具じゃ。」

 

 

老店主「試しに、『薬草』と『薬草』を混ぜて『上薬草』にしてみるんじゃ。」

 

 

ガロウ「は・はい・・・・・・・・」

 

 

ガロウは言われるがまま薬草2つを釜に入れる

 

 

 

すると、錬金釜は激しく揺れ隙間から白い煙が出る

 

 

 

そして錬金釜のふたが開き、『上薬草』が出てきた

 

 

 

ガロウ「おお・・・・・」

 

 

老店主「さて、錬金釜で必要な物のことをまとめた本があるからそれも受け取れ。」

 

 

ガロウ「あ・ありがとうございます・・・・・・」

 

 

そう言われ、錬金のレシピ本と錬金釜を貰ったガロウとモモンは宿屋へ向かうのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして再度合流したカナタ達と情報交換したが、特に何もなかった

 

 

 

だがガロウだけは、ジョアンナに関する情報を整理していた

 

 

 

ガロウ「(ジョアンナは先代の領主を退いた後、この街のために懸命に尽くしていた・・・・・・)」

 

 

ガロウ「(そして、10年前亡くなったジョアンナの恋人・・・・・)」

 

 

ガロウ「(写真に写っていた男と・・・・・墓石とあの鍛冶屋の道具に刻まれていた紋様・・・・・)」

 

 

ガロウは、3つの店舗から得ていた情報を纏め・・・・・・何があっているのか整理していた

 

 

 

ガロウ「・・・・・・・・ジョアンナの過去に何があるんだ・・・・」

 

 

ガロウは窓から見える街の夜景を見てそうつぶやくのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回のお話は、どうでしたか?



『ふしぎな鍛冶』と『錬金釜』・・・・・・・


交易が栄えているので、一気に2つだそうと思いました



それでは次回をお楽しみに!!
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