TODF(テイルズ・オブ・ドラゴン・ファンタジー)   作:麵魔

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今回のお話は足跡を追っかける処からです


前話の最後に出てきたあのセリフ・・・・その答えが出ます


幻影は約束のために

・・・ボレアス ブルム家 裏庭・・・

 

 

ガロウ達は屋敷からバザールを追うため、すぐに準備して足跡を追う

 

 

すでにタマの足跡もついており、駆け足で追う

 

 

バザールが心配でウルガとバイバもついて来る

 

 

ガロウ「かなり広いんですね。この庭・・・」

 

 

ウルガ「ええ、息子のためでしたから・・・・・」

 

 

カナタ「バザール君のため?」

 

 

ウルガ「はい・・・・昔、バザールは体が弱かったんです。」

 

 

ウルガ「それに、息子は人見知りで同い年の子供たちとは馴染めなかったんです。」

 

 

ウルガ「ですから、庭を大きくして自然の溢れる場所で気持ちを落ち着かせたいと思いました。」

 

 

バイバ「でも、ある日友達が出来たって喜んでいたんです。」

 

 

バイバ「私たちは息子の喜びに嬉しくて、いつか家に連れてきてと行ったことがあるんです。」

 

 

バイバ「ですけど、その友達も人見知りで・・・・・自分としか今話せないって言ってました・・・・・」

 

 

ウルガ「そして、3ヶ月後には体調が悪くなったのですが・・・・・」

 

 

ウルガ「その数日後には、治って元気一杯になったんです。」

 

 

ウルガ「ですが、仲良かった友達と離れ離れになってしまい・・・・未だ会えずじまいだそうです・・・・」

 

 

語られるバザールの事、体が弱かったが今は元気になった息子。親にとっては嬉しいそうだ

 

 

ウルガ「おっと、急いで追わないとバザールが危ない!」

 

 

ウルガは止めてた足を再度動かし、追いに行く

 

 

モモン「・・・・・・・・・・・」

 

 

ミゼラ「どうしたのモモン?」

 

 

モモン「え!?」

 

 

カナタ「なんかさっきから様子がおかしいけど・・・・・」

 

 

ガロウ「・・・・・・あのプリズニャンに何か言われたのか?」

 

 

モモン「・・・・・・・・・!!」

 

 

そう追いに行こうとしたとき、タマはモモンに言っていた

 

 

タマの言葉は魔物であるモモンにしか聞こえなかった

 

 

 

 

タマ『あのバカを助けてやれ。お前たちにしかできない・・・・・()()()()として・・・・』

 

 

 

 

モモン「・・・・・・・実は・・・」

 

 

ウルガ「皆さん何をしているんですか!?急いでください!!」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・話はあとで聞こう。それでいいか・・・」

 

 

モモン「う・うん!」

 

 

 

 

 

 

 

ガロウ達はそのまま足跡を追っていくと・・・・・・・・・・

 

 

 

追って行った先に、月光が差し込んでいる木々の中にプリズニャンのタマとバザールがそこにいた

 

 

ウルガ「バザール!!良かった!攫われたかと思ったぞ!」

 

 

バイバ「心配したのよ!さぁ帰りましょう!タマも一緒に・・・・・・・」

 

 

タマ「ニャニャー!!」

 

 

タマは怒っているのかバザールの方に大声で鳴く

 

 

バイバ「た・タマ・・・・・!?どうかしたの?」

 

 

バザール「・・・・・・・・来ちゃったんだ2人とも・・・・」

 

 

ウルガ「バザール・・・・・・・・?」

 

 

バザール「・・・・・・・・正直、2人には今すぐここから離れてほしいんだ。」

 

 

ウルガ「な・何を言ってるんだバザール!?悪い冗談は言わないで家に帰るぞ!」

 

 

バザール「残念だけど・・・・それはできないよ。だって・・・・・・・」

 

 

バザール?「もう自分じゃ抑えられないから・・・・・・・!!」

 

 

 

次の瞬間、バザールの周りに謎の靄が出てきてバザールを包み込む・・・・・・

 

 

 

バザール?「グル・・・・・・グロォォォォォォ!!!!」

 

 

そして、靄が晴れるとバザールはドラゴンへと姿を変えた

 

 

 

バイバ「ば・バザール・・・・・・!?」

 

 

ウルガ「そ・そんな・・・・・・!?」

 

 

 

バザール?「グロォォォォォォ!!お前らを今すぐ蹴散らしてやるぜ!!」

 

 

ドラゴンと化したバザール・・・・・・・『バザードラゴン』が吠えた

 

 

 

タマ「ニャー!!」

 

 

バザードラゴン「ふん!」

 

 

タマ「ニャ!?」

 

 

タマは攻撃したが、バザードラゴンは尻尾で弾き飛ばす

 

 

 

バザードラゴン「グロォォォォォォ!!!」

 

 

ガロウ「2人は下がって下さい。ここは俺たちがやります。」

 

 

バザードラゴン「グォォォォォ!!捻り潰してやる!!」

 

 

 

 

 

 

 

バザードラゴン「グロォォォォォォ!!!」

 

 

ガロウ「ぐっ!!」

 

 

爪を振り下ろして攻撃してきたところを、ガロウが刀で防ぐ

 

 

 

バザードラゴン「グォォォォォォ!!!」

 

 

ガロウ「!?」

 

 

カナタ「襲爪禍斬!!」

 

 

バザードラゴン「グルゥゥゥ!?」

 

 

バザードラゴンが空いている方の爪を突き立てて、ガロウへ攻撃してくるがカナタが咄嗟に割り込み爪を弾き飛ばす

 

 

 

ガロウ「はぁ!!」

 

 

バザードラゴン「ガッ・・・・・・!!」

 

 

 

ガロウが爪を弾き飛ばすと。ガロウは指輪を光らせ・・・・・・手首にブレスレットが装着される

 

 

 

ガロウ「ダイナ   レッド!!

 

 

 

ガロウが右手を突き出し、ブレスレット型の変身アイテム『ダイナブレス』を見せると『ダイナレッド』へと変身した

 

 

 

バザードラゴン「グルルルルル!!!」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・(こいつ・・・・・なんか変だぞ・・・・・)」

 

 

ダイナレッドへと変身したガロウは、目の前のドラゴンに疑問を抱く

 

 

バザードラゴン「グロォォォォォォ!!!」

 

 

ダイナレッド「ダイナパンチ!!」

 

 

ボォォン!!

 

 

バザードラゴンが再び爪を振り下ろすと、ガロウは対抗するように爆破のパンチを繰り出す

 

 

バザードラゴン「グラァァァァァ!!?」

 

 

ミゼラ「ガロウ離れて!!」

 

 

ガロウ「!!?」

 

 

ミゼラの声に反応したガロウは、すぐに離れる。ミゼラは裁きの杖を構えて、魔法を唱える

 

 

ミゼラ「ファイラ!!」

 

 

炎の中級魔法の『ファイラ』を放つミゼラ。バザードラゴンはすぐに右手でガードの体勢を取るが、横からカナタが近寄る

 

 

 

カナタ「疾風衝波刃!!」

 

 

バザードラゴン「グラァ!?」

 

 

右のわき腹から、カナタが斬撃と突撃による攻撃を浴びせ一瞬手を下ろしたバザードラゴン・・・・・・そして!!

 

 

 

ドカァァン!!

 

 

 

バザードラゴン「グルゥゥゥ!!!!」

 

 

モモン「こおりの息!!」

 

 

バザードラゴン「グルゥ!!?」

 

 

モモンが隙を作るために、バザードラゴンの足元に冷気のブレスを吐く

 

 

 

ブレスが当たったことによって、バザードラゴンの足元が凍った

 

 

バザードラゴン「グラァァァァァ!!」

 

 

ガロウ「行くぞ!!」

 

 

 

ガロウはダイナ剣を出し、二刀流で攻撃する

 

 

 

ガロウ「はぁ!せい!おらぁ!!」

 

 

そして二刀流による連撃を叩きつけ・・・・・・そして!!!

 

 

 

ガロウ「行くぞ!!はぁ・・・・・・・・・『ドリーム返し』!!」

 

 

 

ガロウの連続攻撃のあと、ガロウがばってんで斬り・・・・そして刻まれたバッテンから・・・・・・・

 

 

 

 

 

ドガァァァァァン

 

 

 

 

 

バザードラゴン「グロォォォォォォ!!!!」

 

 

 

特大爆破と共に、バザードラゴンは大ダメージを受け膝を付いた

 

 

 

 

バザードラゴン「グルゥゥゥ・・・・・・・・」

 

 

すると、バザードラゴンから紫の水蒸気は発せられ・・・・・・黄色の人魂が現れた

 

 

バザードラゴン?「うぐぐぐぐ・・・・・・・」

 

 

ウルガ「また姿が変わった・・・・・!?」

 

 

ミゼラ「あれって・・・・・・・『マネマネ』?」

 

 

カナタ「聞いたことがある。『モシャス』っていう変身魔法を使えて色んな姿に化けられるっていう・・・・・・」

 

 

バイバ「そ・それじゃ・・・・!息子はバザールはどこに・・・・・!?」

 

 

マネマネ「・・・・・・・・・・」

 

 

ウルガ「まさかお前が・・・・・・!?」

 

 

タマ「ニャー・・・・」

 

 

するとタマが首を横に振り、ウルガの考えを否定した

 

 

ウルガ「タマ?」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・なるほど・・・お前、さて死にたがっていたな?」

 

 

マネマネ「!?」

 

 

ミゼラ「どういうこと?」

 

 

ガロウ「妙だったんだ。あんなドラゴンに変身したのに殺気もないし辺りを暴れ散らそうなんてしなかった。」

 

 

ガロウ「むしろ・・・・・凶暴な魔物として自分を倒してほしかったように見えた。」

 

 

マネマネ「・・・・・・・・・・・」

 

 

モモン「・・・・・・・・何かあったのか話して、苦しそうな感じがするんだ・・・」

 

 

モモンはタマから『助けてほしい』と言ってたことを知りたいため・・・・勇気を振り絞って聞く

 

 

マネマネ「・・・・・・・分かったよ。すべて話すよ・・・・俺っちのこと・・・バザっちのこと・・・・・」

 

 

カナタ「バザっち・・・・・ウルガさん達の子供かい?」

 

 

マネマネ「ああ・・・・・こっちに来て・・・・・」

 

 

マネマネに案内され、しばらくすると洞穴とその穴の近くに墓石があった

 

 

墓石に気づいたブルム夫妻は、墓石を見て驚愕した

 

 

ウルガ「こ・これって・・・!?」

 

 

バイバ「もしかして・・・・・バザールのお墓なの・・・・・・!!」

 

 

マネマネ「・・・・・・・・・俺っちがバザっちと出会ったのは、3年前になるんだ。」

 

 

マネマネ「俺っちは、たまたま商人たちが運んでいる荷物に紛れてしまって・・・・・・」

 

 

マネマネ「この街にやって来た。『モシャス』で化けて静かなところを探してたら・・・この庭を見つけたんだ・・・」

 

 

 

マネマネはバザールと出会ったことを語りだした

 

 

マネマネ「俺っちはここを家として隠れ住んでいた・・・・・そんなところにバザールが来たんだ・・・・」

 

 

マネマネ「ここは、人と馴染めなかったバザールが落ち着ける場所だった。そして・・・俺っちと出会った。」

 

 

マネマネ「最初お互いびくびくしてたけど・・・・・しばらくしたらなんか仲良くなってな・・・・・」

 

 

マネマネ「そこから、俺っちたちは仲良くなったんだ・・・・親友と呼べるほどに・・・・」

 

 

ウルガ「そういうことだったのか・・・・バザールが初めてできた友達を連れてこれなかったのは・・・・・・」

 

 

バイバ「あなたが魔物だったから・・・・・・」

 

 

マネマネ「ああ・・・・・バザールは庭で遊ぶと見せかけて、ここに来ては一緒に話したりしたさ。」

 

 

マネマネ「だけど・・・・・・そう長くは続かなかった・・・・・・」

 

 

ミゼラ「それって・・・・・・」

 

 

カナタ「バザールくんの病気・・・・・・・」

 

 

マネマネ「・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

それはバザールが最近来なくなったことが心配になって、鳥に化けてバザールの部屋近くに来た時の事だった

 

 

 

バザール『ゴホゴホ・・・・・・!』

 

 

ウルガ『先生・・・バザールの調子は・・・・』

 

 

医者『しばらく安静にした方がいいでしょう・・・・・無理に動かしてはいけません。』

 

 

バイバ『分かりました・・・・・バザール、今は苦しいでしょうけど・・・・頑張って・・・・』

 

 

バザール『うぅぅ・・・・・・・・』

 

 

 

マネマネ『・・・・・・・・・・・』

 

 

 

 

 

マネマネ「そこから俺っちは、この街で捨てられている古い本などを探してバザールが元気になる方法を調べた・・・・」

 

 

マネマネ「それから、数日後・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

マネマネ『これじゃない!これじゃない!!・・・・・・・・ん?』

 

 

マネマネが本を読み漁っていると、バザールがフラフラの状態でやって来た

 

 

マネマネ『!?バザール!!』

 

 

そして倒れかけたバザールを、捨てられたベッドにバザールを寝かせた

 

 

マネマネ『なんでここにいるんだよ!?お前病気なんだろ!!』

 

 

バザール『はぁ・・・・・はぁ・・・・・・なぁ・・僕からお願いがあるんだ・・・』

 

 

マネマネ『なんだ!お前のためならなんだってやるぞ!!』

 

 

バザール『はぁ・・・・・はぁ・・・・・・僕が死んだら、僕としてお父さんたちの傍にいて・・・・・・・』

 

 

マネマネ『!?何を言ってるんだ!!縁起でもないこと言うんじゃねぇ!!』

 

 

バザール『はぁ・・はぁ・・・・・・分かるんだ・・・・・僕はもうここまでだって・・・・・』

 

 

マネマネ『ふざけたことを言うな!まだ助かる!!』

 

 

バザール『お願いだ・・・・僕と約束してくれ・・・・・』

 

 

マネマネ『!?』

 

 

バザールの目はマネマネに弱っていながらも真剣な眼差しでマネマネを見る

 

 

マネマネ『・・・・・・・・分かった・・・・親友の約束!!必ず守ってやる!!』

 

 

バザール『ありが・・・・・・と・・・う・・・・・・・・』

 

 

それを最後にバザールは目を閉じ、手に力が入らなくなり息を引き取った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マネマネ「それから俺は、『バザール・ブルム』として過ごし始めた・・・・・・」

 

 

マネマネ「これは・・・・・・あいつのために作った墓だ・・・ここは俺たちが初めて会っただから・・・・・」

 

 

 

大事な息子がすでに亡くなっており、2人は墓石の前に来て泣いていた

 

 

 

モモン「もしかして・・・・・タマがお前を助けてって言ったのは・・・・・・」

 

 

モモン「バザールがすでに死んでいることを、黙って過ごしていた自分に苦しんでいたから・・・・?」

 

 

マネマネ「ああ・・・・・バザールに変身した俺は・・・・・バザールとして過ごしてきた・・・・・・・」

 

 

マネマネ「だけど、バザールとして振舞うたび自分に嫌気が差したんだ。」

 

 

マネマネ「本当のバザールはいない・・・それを知ったら、2人がどうなるのか・・・・・」

 

 

マネマネ「今日まで俺っちが、バザールに変身していたことに気づいたのは・・・・・タマだけだった・・・・・」

 

 

ミゼラ「そうか『タマ』はプリズニャン・・・・魔物だから気づいていたんだ。」

 

 

モモン「おいらの鼻に感じてたのも、そうだったのか・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガロウ「それで・・・・・マネマネ・・・・・」

 

 

マネマネ「・・・・・・俺っちにはバザールからもらった名前があるんだ。」

 

 

マネマネ「俺っちの名前は『イルジオン』・・・・・幻想を意味するってバザールが教えてくれた・・・・」

 

 

ガロウ「そうか・・・・・・イルジオン、俺たちをここに集めた本当の目的を教えてくれ。」

 

 

まだ何かを隠していることを、ガロウは気付いていた

 

 

 

イルジオン「・・・・・・・・・うん・・・・」

 

 

イルジオン「その答えは、この先にあるんだ・・・・・・来て・・・・」

 

 

 

そしてガロウ達は洞穴に入って行った

 

 

 

 

 

 




今回のお話はどうでしたか?


ボレアスに出てきたマネマネ、バザールの友として出ました


次のお話をお楽しみに!
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