TODF(テイルズ・オブ・ドラゴン・ファンタジー)   作:麵魔

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このお話を持って幼少期時代を終わらせます


ではお楽しみに!!


晴れのち雨、消えゆく太陽

・・・1年後・・・

 

 

バラン「ふっ!ふん!」

 

 

ガロウ「はっ!ほっ!」

 

 

『ディーノ』の誕生から1年が経過し、ガロウはバランから稽古をつけてもらっていた

 

 

ディーノが生まれた後は、一度村に帰ったガロウ。

 

 

それから定期的にバランの所に行き、稽古をつけてもらっていた

 

 

たまに家族一緒にバランとソアラの所に行って、一緒に食事などをして楽しんでいた

 

 

バラン「そこまで!」

 

 

ガロウ「ふぅ・・・・」

 

 

バラン「大分上達したな。実戦に出ても、問題はないだろう。」

 

 

ガロウ「ありがとうございます・・・・・・・でも、まだ強くなるつもりです。」

 

 

ガロウ「師匠を超えるぐらい、更に強くなって見せます!!」

 

 

バラン「ふっ・・・・・嬉しいことを言うじゃないか。その時が来るのを楽しみにしている。」

 

 

ソアラ「稽古は終わったみたいね。」

 

 

バラン「ああ、何か手伝えることはあるかい?」

 

 

ソアラ「そうね。野菜を剥くのを手伝ってほしいんだけど・・・・」

 

 

バラン「分かった。ガロウ、すまないがディーノを見ててくれないか。」

 

 

ガロウ「お安い御用です。」

 

 

ガロウは一緒に小屋に入り、ディーノを抱きかかえていた

 

 

ディーノ「あーうーー。」

 

 

ガロウ「ディーノ、今お父ちゃんお母ちゃんが一緒に料理作ってまちゅよ!」

 

 

ディーノ「きゃっ!はへへへ!」

 

 

ガロウがそうあやしていると、ディーノは嬉しそうに声を上げる

 

 

 

ソアラ「うふふ、ディーノ嬉しそう!」

 

 

バラン「お兄ちゃんが出来たみたいで嬉しいのかもな。」

 

 

ガロウ「兄・・・・か・・・・」

 

 

ガロウ「(それはそれで、ちょっといいな・・・)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・村 ガロウの家・・・

 

 

ガロウ「今戻ったよ。」

 

 

父「お!今日も稽古してもらったのか。」

 

 

ガロウ「うん、大分上達したと褒めてくれたよ。でも、俺はまだ足りない気がするんだ。」

 

 

父「あははは!ストイックだな!」

 

 

母「ご飯できたわよ!」

 

 

父「おう!今行く!」

 

 

ガロウ「(あの日から、着実に強くなっている気がする・・・・・)」

 

 

ガロウ「(だけど、それ以上に強いやつらがいっぱいいる・・・・・!もっと強くならないと!!)」

 

 

ガロウは夕食を食べた後、明日もバランから稽古をつけてもらおうと考えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

だが・・・・・・・その日々が崩れ去ろうとしていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・森・・・

 

 

ガロウ「(あともうそろそろだな・・・・・)」

 

 

ガロウは馬に乗ってバラン達が住んでいる小屋へと向かっていた

 

 

そして・・・・・・・・・小屋が見えたとき、ガロウは気づいた

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・(なんだ・・・・少し変だぞ・・・・・)」

 

 

ガロウは小屋に着くと嫌な予感を感じ取った。小屋の中にいるはずであろう3人の声がしないことに・・・・・

 

 

ガロウ「まさか・・・・!?」

 

 

ガロウはすぐに馬から降りると、小屋の中に入る

 

 

ガロウ「!?」

 

 

小屋の中は誰もおらず、荒らされた形跡はなかった・・・・・・だが・・・・!!

 

 

ガロウ「(小屋の周りに複数の足跡・・・・・・・もしかして!!)」

 

 

ガロウは急いで馬に乗ると、馬を走らせて村へと戻るのだった

 

 

ガロウ「(まさか・・・・・・・この時期に来るのか!!)」

 

 

 

 

 

 

 

・・・村・・・

 

 

「お!ガロウ、どうしたんだ?急に・・・・ってちょ!?」

 

 

ガロウは村の男性に声をかけられるが、急いで父親の元に向かった

 

 

 

ガロウ「父さん!!!」

 

 

父「どうしたガロウ?そんな急いで・・・・」

 

 

ガロウ「師匠達が小屋にいない!!!」

 

 

父「!!?・・・本当か!?」

 

 

ガロウ「小屋の中は荒らされた形跡はない・・・・だけど、小屋の周りには大勢の足跡があった・・・・!!」

 

 

父「・・・・・・・まさか、アルキードの捜索隊が!?ガロウ!お前は小屋の辺りを探してくれ!俺は港町に向かう!!」

 

 

ガロウ「分かった!!」

 

 

 

そして、晴れていたはずの天気が・・・・・・徐々に曇りだしてきた・・・・

 

 

 

 

・・・森 小屋付近・・・

 

 

 

 

ガロウ「くっ!?(『ゴジュウジャー』の力をフル活用しているが、それらしき姿も匂いも・・・音もしない!!)」

 

 

ガロウは小屋の辺りの森周辺を、必死に探していた。

 

 

だが・・・・・・・・・

 

 

 

ザザザザザザザザザザ・・・・・・

 

 

 

ガロウ「(雨・・・・・・か・・・・)」

 

 

ガロウは雨が降り出したので、一時的に小屋の中に入るのだった

 

 

 

 

 

 

 

・・・小屋の中・・・

 

 

ガロウ「(これじゃ、探知ができない・・・・・・・・)」

 

 

かなりの大雨のため、匂いは消えて・雨音にかき消され・見るのが困難となった

 

 

ガロウ「(・・・・・・まさか、ここでお別れになるなんてな・・・)」

 

 

ガロウは小屋の窓から、外を眺めていた。ふと小屋の中を見回していると・・・・・

 

 

ガロウ「ん?・・・・・・・あれは・・・」

 

 

ガロウは机の上に、横に広い箱が置かれてあることに気づいた

 

 

 

ガロウ「これは・・・・・・・・!?」

 

 

ガロウは箱の上に折りたためられていた1枚の紙を手に取った

 

 

ガロウ「手紙・・・・・」

 

 

 

ガロウくん、もし君がこの手紙を読んでいるのなら私はそこにはいないのだろう

 

 

 

恐らく、アルキードの捜索隊が私たちを見つけ。アルキードに連れて行くのだろう

 

 

 

もしそうなった時のために、この手紙を書いておくことにした

 

 

 

ソアラとこちらに来て、君のお父さんには助かってばかりだ

 

 

 

アルキード王国で、行く当てがなかった私たちを異国の地まで連れてきてくれた

 

 

 

ここでの暮らしはとても満足していた。妻と息子・・・・・そして、友と・・・

 

 

 

ガロウくん、君という弟子の存在を・・・

 

 

 

私のような存在に憧れ、強くなり大切なものを守りたいという信念があり・・

 

 

 

正直な話、私には勿体ないぐらいだとも思った

 

 

 

だから、この手紙と共にもう1つ渡しておくことにした

 

 

 

箱の中身は、君を強くするために考えた修行の本だ。

 

 

 

そして、君の両親への手紙

 

 

 

直接言葉で言えないのが残念だが、この手紙を持って伝えよう

 

 

 

 

今までありがとう。そして強くなって、立派な冒険者になってくれ

 

 

 

 

私の最初の弟子 ガロウへ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・・・・師匠・・・・」

 

 

 

ガロウは手紙を読み終わった後、涙を流していた

 

 

そして、箱の中を開けてみるとそこには何冊もの本があった

 

 

中身は全部ガロウ向けの、修行の内容や・・・・・バランが今まで経験した戦いの内容など

 

 

それを書き記しまとめたもの・・・・・・・・そして、あと2枚の手紙が入っていた

 

 

ガロウは外の窓をもう一度見る。ガロウはそれが天も泣いているのかもしれないと・・・・・・心に思うのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ガロウの家・・・

 

 

父「・・・・・・・・・・」

 

 

母「・・・・・・・・どうだったの?」

 

 

父「・・・・・今朝まではアルキードの船があったそうだ・・・・」

 

 

父「追いかけたかったが、豪雨のせいで波が荒れて・・・・そこから船が出せなくなった・・・・」

 

 

母「そう・・・・・・・・・・」

 

 

ガロウの両親は、暗い表情をしていた。ガロウの父親はあの後、急いで港町に向かったがすでにアルキードの船は出航した後だった

 

 

すぐに追跡のために船を手配するようにしたが、急な悪天候になり船が出せなくなった

 

 

 

 

ガロウ「ただいま・・・・・・」

 

 

 

父「ガロウ・・・・・・・・すまない。ソアラ様たちは・・・・」

 

 

ガロウ「大丈夫・・・・・・何も言わなくても・・・・・・・」

 

 

父「・・・・・・・・」

 

 

ガロウ「これ、師匠から父さんたちへの手紙・・・・・」

 

 

父「俺たちへの・・・・・・」

 

 

手紙を受け取った両親は、一度自室に戻り手紙を読むことにした

 

 

ガロウは、本を開き本の中身を開くのだった

 

 

ガロウ「(もし・・・・・・・原作と同じことが起きるのならば・・・・戦わないといけないかもな・・・・・)」

 

 

ガロウ「(それでも、俺は迷わず戦う!!!師匠・・・・・あなたを止めるために・・・・!!)」

 

 

 

 

その後手紙を読んだであろう両親・・・・・涙を流した跡がついていた。

 

 

 

 

 

 

 

・・・数日後・・・

 

 

 

父「ガロウ!!」

 

 

ガロウ「どうしたの・・・・・・?」

 

 

バラン達がアルキードに連れ去られて数日後、たまたま港町に行っていた父親が帰ってきた

 

 

父「港町に配られていた新聞だ・・・・・・これを見ろ。」

 

 

ガロウは父親に勧められ新聞を手に取る・・・・・

 

 

そして新聞には大きく見出しでこう書かれていた

 

 

 

 

『アルキード王国消滅!?突如の大爆発!!魔物の襲撃か!!』

 

 

 

 

父「アルキードがたった1日で消滅したそうだ・・・・・・ソアラ様たちは無事だろうか・・・・」

 

 

ガロウ「(おそらく、原作と同じことが起きたんだ・・・・・・・・今の師匠は、人間を憎んでいるはず・・・・)」

 

 

ガロウ「(その時まで・・・・・強くなっておかないと・・・・!!!)」

 

 

原作を知っているガロウにとっては、バランが敵になるかもと思っていた

 

 

なぜそう思ったのか。そうこの世界は『ダイの大冒険』ではなく・・・・・・・・

 

 

『テイルズオブ』『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』の3作品から成り立っている世界

 

 

故に何が起きるか分からない。ガロウはそのために修行を続けるのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・更に1年後・・・

 

 

 

ガロウが9歳となった頃、父親からあることを知らされる

 

 

 

ガロウ「え?《セントシュタイン》に明日向かうの?」

 

 

父「ああ、明後日はセントシュタインでお祭りがあってな。年に一度の祝うために開催されるそうだ。」

 

 

ガロウ「ほぇー・・・・・(《セントシュタイン》か・・・・・原作ではなかったから、少し楽しみだな・・・)」

 

 

父「そしてもう1つ、その日には『グランゼドーラ王国』の国王と王子・王女様もご来賓されるそうだ。」

 

 

ガロウ「『グランゼドーラ』・・・・・(確か『ドラクエⅩ』に出てくる人たちだな・・・・・まだ幼き勇者姫を見るのも悪くないかも・・)」

 

 

ガロウ「分かった。明日出発なんでしょ。」

 

 

父「ああ、その間に準備しておけよ。」

 

 

 

 

 

 

・・・翌朝・・・

 

 

ガロウ「準備よし・・・・・」

 

 

父「それじゃ、行くぞ!!」

 

 

 

ガロウと父親は共に馬に乗ってセントシュタインへと向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・リリザ・・・

 

 

ガロウ「(ここは『ドラクエ2』に出てきた『リリザ』か。)」

 

 

父「もう日が暮れたから、ここで休むぞ。」

 

 

そして2人は、宿へ向かい。そのまま宿泊することになった。

 

 

 

夜になって辺りが静かになった頃、ガロウは宿を抜け出してリリザにある池を眺めていた

 

 

 

ガロウ「(明日には、セントシュタインに到着・・・・・・ちょっと楽しみだな。)」

 

 

ガロウは明日着くセントシュタインにワクワクしていた

 

 

そんなガロウの元に・・・・・・ある1人の男性が現れる

 

 

 

「今日は、いい月明かりだね。」

 

 

ガロウ「え?」

 

 

ガロウは声がした方向を振り返ると、そこには会うとは思わなかった人物と出会う

 

 

ガロウ「(召喚士・・・・・『ブラスカ』!?)」

 

 

そう、現れたのは『ファイナルファンタジーⅩ』の『ユウナ』の父親・・・『ブラスカ』だった

 

 

ブラスカ「君はここの子供かい?」

 

 

ガロウ「いえ、少し離れた村からやってきました。明日は、セントシュタインに行くためにここで泊まっているんです。」

 

 

ブラスカ「そうだったんだね。」

 

 

ガロウ「・・・・・・・あのぉ・・・」

 

 

ブラスカ「ん?なんだい?」

 

 

ガロウ「あなたは、どこから・・・・・・・」

 

 

ブラスカ「・・・・・・・・私は、『響の大陸』から来たんだ。」

 

 

ガロウ「『響の大陸』・・・・・・」

 

 

ブラスカ「ここより離れた大陸、多くの召喚士がいる場所なんだ。」

 

 

ガロウ「召喚士が・・・・・・・ちなみにあなたも?」

 

 

ブラスカ「まぁね。自分はとある寺院で僧侶をしていたんだけど・・・・アルベド族と婚約して周りから蔑まれたんだ。」

 

 

ブラスカ「だけど、魔物によって妻を失ってそこから・・・・召喚士として旅に出たんだ。」

 

 

ガロウ「そうだったんですか・・・・」

 

 

ブラスカ「君と歳が近い娘もいてね。・・・・・知人に預かってもらっているんだ。」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・」

 

 

ブラスカ「私と同じ境遇の者も多い。私は1人でも多くを救いたい・・・・・」

 

 

ブラスカ「心強い仲間と、一緒にね。」

 

 

「おーい!ブラスカ!!」

 

 

そんな時に、宿から2人の男性が出てくる

 

 

「ったく、ちょっと外に出ると行ったきり戻ってこないから心配したぞ。」

 

 

「ブラスカ様、その少年は・・・・・・・?」

 

 

ブラスカ「ジェクト、アーロン。彼はたまたま出会った少年だよ。」

 

 

ブラスカ「少し世間話をしただけさ。」

 

 

アーロン「そうだったんですか・・・・」

 

 

ジェクト「へぇ、うちのガキと同じくらいだな。」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・あなた達は、この後どうするんですか?」

 

 

ブラスカ「そうだね。次の大陸に行ったら、『響の大陸』に戻るつもりなんだ。」

 

 

アーロン「ブラスカ様・・・・・・」

 

 

ブラスカ「分かってる・・・・・余計なことは言わないよ。」

 

 

ブラスカ「もうこれ以上は危ないから、君も早く寝なさい。」

 

 

ガロウ「分かりました。」

 

 

そう言って3人は宿に戻ろうとした。その時、ガロウは1つの質問をした

 

 

ガロウ「あのぉ!!」

 

 

ブラスカ「ん?」

 

 

ガロウ「あなたの旅は、とてもいいものでしたか!!」

 

 

ブラスカ「・・・・・・・・・ああ、私にとってかけがいのない旅さ。」

 

 

ガロウの質問に答えたブラスカは、微笑みながら答え宿に戻った

 

 

 

そしてガロウも宿に戻り就寝したのだった

 

 

 

 

 

・・・翌日 リリザ・・・

 

 

 

ガロウ「・・・・・・・」

 

 

父「準備いいな。行くぞ!!!」

 

 

翌朝になり、ガロウと父はセントシュタインへと向かうのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回のお話は、どうでしたか?


バラン達とのお別れ、そして唐突のブラスカとの出会い


個人的に、彼を組み合わせたかったですしFFキャラをそろそろ嚙み合わせた方がいいと思ったので書きました




幼少期時代編はそろそろ終わります。


次の話をお楽しみに!!
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