TODF(テイルズ・オブ・ドラゴン・ファンタジー)   作:麵魔

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今回のお話は、アンルシアとトーマが絡みます


どんなお話になるのか!!


お楽しみに!!


幼き勇者と出くわす

・・・セントシュタイン城下町・・・

 

 

父「ここがセントシュタインだ!!」

 

 

ガロウ「おお・・・・・・・!!」

 

 

無事にセントシュタインに到着したガロウ達。ガロウはゲームの原作と同じ風景に内心喜んでいた

 

 

ガロウ「(やっとゲームの原作の場所だな・・・・・・)」

 

 

そして原作にはなかったセントシュタインのお祭りに心が躍る

 

 

 

 

 

父「ガロウ、俺は少し寄るところがある。その間、少し探索してきな。」

 

 

ガロウ「分かった。」

 

 

父親はそう言って別行動をとった

 

 

ガロウ「(さて、何しようかな・・・・・・)」

 

 

 

 

・・・・しばらくして・・・・

 

 

 

ガロウ「(結構回ったけど、流石に人が多いな。)」

 

 

ガロウはセントシュタインで出ている屋台の商品を買い食いしたりしながら、あちこち回っていた

 

 

ガロウ「(この祭りが出ているということは・・・・・まだ黒騎士は出てないということだよな・・・・)」

 

 

原作を知っているガロウは、セントシュタインに関することをあらかた知っている。とはいえ、誰にも話すつもりはないため今は記憶の片隅に入れることにした

 

 

そんな時・・・・・・

 

 

「あれ?トーマお兄様・・・・・どこにいますの・・・・・」

 

 

ガロウ「ん?」

 

 

ガロウが宿屋近くの階段に座っていると、長髪で如何にも王女様という格好の少女がいた

 

 

ガロウ「(・・・・・・・・・・あの子・・・間違いないな・・・)」

 

 

ガロウはその少女が何者か気づくと、立ち上がって近寄った

 

 

ガロウ「どうしたんだい?」

 

 

「え?」

 

 

ガロウ「道に迷ったのかい?」

 

 

「はい、お兄様と離れてしまって・・・・・」

 

 

ガロウ「そのお兄さんの特徴は分かるかい?」

 

 

「はい・・・・・」

 

 

そこから少女は自分の兄の特徴を話す

 

 

ガロウ「分かった・・・・・・一緒にお兄さんを探しに行こう。」

 

 

「え・・・・いいんですか・・・・」

 

 

ガロウ「困ってる人は放っておけないから。」

 

 

ガロウはそう言って手を差し伸べる

 

 

ガロウ「離れたらまたはぐれるかもしれない。手をつないで探そう。」

 

 

「分かりました・・・・ありがとうございます!」

 

 

少女はガロウの手を握ると、一緒にはぐれてしまった兄を探しに行った

 

 

 

 

 

・・・しばらくして・・・

 

 

「うぅぅ・・・・・いったいどこにいるの・・・・」

 

 

ガロウ「(う~ん・・・・ここまでいないとすると、()の中か・・・・・・)」

 

 

ガロウと少女は一緒に街の中を周るが見つけられなく、少女は今にも泣きそうな顔をしていた

 

 

 

 

「アンルシア!!!」

 

 

「!!・・・・お兄様!!」

 

 

 

突然少女の名を呼ぶ少年。少女はその少年へ振り向くと、走って行った

 

 

 

「大丈夫かアンルシア!?私が目を離したばっかりに・・・・・」

 

 

アンルシア「大丈夫ですお兄様。あの人が一緒だったので・・・・・」

 

 

『アンルシア』と名乗る少女はガロウの方を向く。そして少年はガロウへと近づく

 

 

「君が妹を見つけてくれていたのか・・・」

 

 

ガロウ「ええ、迷子だったので一緒に探してね。」

 

 

「ありがとう。私が目を離した隙に見失ってしまって・・・・」

 

 

トーマ「おっと、自己紹介がまだだったね。僕は『トーマ』、妹の『アンルシア』だ。」

 

 

アンルシア「『アンルシア』です・・・・・・・そうだお兄様!この人も一緒に連れていきませんか。」

 

 

トーマ「そうだな・・・・・・だけど、そう簡単に同行させるのは・・・・・・」

 

 

ガロウ「??」

 

 

ガロウは、2人の正体が『ドラゴンクエストⅩ』に出てきた『トーマ王子』と『アンルシア』であることには気づいてはいる

 

 

だが、その後に話していた2人の会話が気になっていた

 

 

 

 

その時・・・・・・

 

 

 

父「ガロウ!こんな所にいたのか!!」

 

 

ガロウの後から、父親ともう1人兵士の人が一緒にやって来た

 

 

父「探すのに苦労したぞ・・・・・・・ん?」

 

 

「『トーマ王子』!『アンルシア姫』!お2人はなぜここに・・・・・!?」

 

 

兵士が2人に近づき、大声でそう問うた。

 

 

トーマ「落ち着いてください兵士長。実は・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵士長「そうだったのですか・・・・・・・姫様を見つけてくださりありがとうございます!」

 

 

ガロウ「いえ、自分は困っている人は放っておけないと思ってやっただけですから。」

 

 

父「全く、父として嬉しいぞガロウ!!」

 

 

ガロウ「・・・・・・そういえば、父さんはどこに行ってたの?」

 

 

父「俺か?そこの兵士長とは古い友でな。グランゼドーラで働いているそうだ。」

 

 

兵士長「ああ、国王がセントシュタインの国王とは顔馴染みのため祝いのためにこちらにご来賓したのだ。」

 

 

父「お祭りに来るついでに、こいつの顔を見ておこうと思ってな。」

 

 

兵士長「全く、城に来ては俺の名を呼ぶから慌てたぞ。」

 

 

父「悪い悪いw!」

 

 

兵士長と父がそんなやり取りをしている時、トーマが提案を言う

 

 

トーマ「兵士長。この方々をご一緒に城に招くことは可能でしょうか?」

 

 

ガロウ「!?」

 

 

トーマの言葉にガロウは驚いた。明らかに関係ないガロウをセントシュタイン城へ連れて行こうという話だった

 

 

兵士長「お城に・・・・・・・・・・うぅむ・・・・・・・」

 

 

兵士長は少し考える・・・・・・・・

 

 

兵士長「分かりました。ですが許可が下りるまで、途中までは彼らを兵舎の訓練場にて待ってもらいますが・・・・・・」

 

 

トーマ「そうですね・・・・・・」

 

 

ガロウ「大丈夫ですよ。滅多にない機会ですし、お言葉に甘えます。」

 

 

トーマは大丈夫かなという表情でガロウを見る。ガロウは大丈夫ですと答えた

 

 

兵士長「では、今からご案内いたしますのでついて来てください。」

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・セントシュタイン城 兵舎訓練場・・・

 

 

 

兵士長「ここでお待ちください。」

 

 

兵士長に言われて、ガロウと父親は訓練場で待機することにトーマとアンルシアは王族であるため中に戻っていた

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

ガロウは待つ間、訓練場にある木の人形を見ていた

 

 

父「しかし、祭りを楽しむつもりが城に案内されるとはな・・・・」

 

 

ガロウ「そうだね。・・・・・・・・待つのもあれだし、少し特訓しとくよ。」

 

 

父「ああ、木剣ならそこにあるし少し使うなら問題ないだろ。」

 

 

ガロウ「うん。」

 

 

ガロウは待ち時間を潰すために、木剣で人形に打ち込んでいた。

 

 

 

 

その様子を、トーマは遠くから見ていた

 

 

 

トーマ「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガロウ「ふん!」

 

 

ガロウは剣の特訓を始めて数分、まだ来ておらず父親は近くの椅子に座って居眠りを始めた

 

 

 

トーマ「やぁ・・・・」

 

 

ガロウ「ん?」

 

 

ガロウは声がした方を振り向くと、トーマがそこにおり何故か戦いやすい服装になっていた

 

 

ガロウ「トーマ王子、なぜここに?」

 

 

トーマ「トーマでいいよ。・・・・・・・・・・1つお願いがあって来たんだ。」

 

 

ガロウ「ん?」

 

 

トーマ「私と、手合わせをしてもらいたいんだ。」

 

 

ガロウ「!?」

 

 

 

 

突然のトーマからのお願い。それが手合わせと聞いて、心の底から驚いた

 

 

 

ガロウ「・・・・・・・どうして俺と?」

 

 

トーマ「ここで特訓しているのを見ていてね・・・・・」

 

 

トーマ「君の剣捌き、並々ならぬ感じがするんだ。」

 

 

トーマ「そしたら、君と戦ってみたいとうずいてしまって・・・・・・・こうして戦いやすい格好になったってわけさ。」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・」

 

 

トーマ「もし君がいいんなら、一本やってみないかい?」

 

 

ガロウはトーマという人物がどれほどの実力者なのかは原作で知っている

 

 

故にこの試し合いは・・・・・

 

 

ガロウ「・・・・・・・・ガロウ。」

 

 

トーマ「え?」

 

 

ガロウ「俺の名前はガロウ、その誘い受けましょう。」

 

 

トーマ「ありがとう・・・ガロウ。」

 

 

 

父「なんか面白いことになってるな。」

 

 

ガロウ「お父さん。」

 

 

父「審判は俺がやる。それでよろしいですか王子?」

 

 

トーマ「お願いします。自分のわがままに付き合ってもらってすみません。」

 

 

父「いえいえ、父としてこいつの強さを知っておきたいですから。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父「準備はよろしいですね。」

 

 

トーマ「いつでも・・・」

 

 

ガロウ「こっちも・・・・」

 

 

 

父「では・・・・始め!」

 

 

 

父親の開始の合図と同時に、ガロウが動いた

 

 

ガロウ「ふん!」

 

 

トーマ「ふっ!せい!」

 

 

ガロウ「はぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トーマ「ふぅ・・・・」

 

 

ガロウ「・・・・・・・(流石と言ったところだな。原作でも勇者の影武者として動いていた男・・・・・)」

 

 

始まって数分が経ち、2人は間合いを開けてお互いを見る

 

 

 

トーマ「(強い・・・・・こうして立ち合ってみて分かる。力も技術・・・・そして躊躇なく攻撃する精神力・・・・・)」

 

 

トーマ「(もしこれが実戦だったら、自分も無事じゃすまない・・・・・・・・・)」

 

 

トーマはガロウの強さに不思議と昂っていた。自分より年下とはいえ、ここまでの強さを持っているガロウ。

 

 

並大抵の魔物や人間相手ならガロウの敵じゃない

 

 

 

トーマ「(だけど、私は・・・・・やらなければいけない使()()がある!)」

 

 

トーマが心の中でそう思い、構えを変え気迫を増す

 

 

ガロウ「(どうやら・・・・そろそろみたいだな。)」

 

 

ガロウはトーマの様子が変わることに気づくと、自分も構えを変える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッ!!

 

 

 

 

 

 

トーマ「はぁ!」

 

 

仕掛けたのはトーマ、ガロウはそのままトーマの剣を止めるが・・・・・・

 

 

 

トーマ「まだまだ!!」

 

 

トーマはガロウに反撃の隙を与えないように、攻撃をする

 

 

ガロウ「(さすがだ・・・・的確に俺からの攻撃をさせないように動いている。)」

 

 

ガロウ「(だが・・・・・・・・隙はある・・・・)」

 

 

トーマは果敢にガロウへ攻撃をする。何太刀目か剣が振りかぶった瞬間・・・・・

 

 

ガロウ「(ここ!!)」

 

 

ガロウはトーマの剣を横に逸らすと一歩踏み込んで間合いを潰す・・・・・・が!!

 

 

 

トーマ「(読んでいたよ!!)」

 

 

横に逸らされた剣をさらに動かし、後ろに回して薙ぎ払いを仕掛けた

 

 

 

だがこれは・・・・・・・!!!

 

 

 

トーマ「(!?これは・・・・・・!?)」

 

 

トーマが回転の途中でガロウの方を見ると、ガロウは木剣を腰の位置に収めて柄を持っていた

 

 

そう、ガロウが今からする攻撃は!!

 

 

 

ガロウ「はぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

居合だった

 

 

 

 

バコォン!!!

 

 

 

 

 

 

ガロウの居合が放たれ、トーマは咄嗟に避けるが持っていた木剣が半分に折られ宙を舞って地面に落ちる

 

 

 

 

トーマ「・・・・・・・・・・・参った・・・・」

 

 

 

ガロウ「ふぅ・・・・・・・・・・」

 

 

 

父「勝負あり!!」

 

 

 

 

 

 

「「「「うぉぉぉぉ!!!」」」」

 

 

 

ガロウ・トーマ「「!!!?」」

 

 

 

父親の終了の声と同時に周りで歓声が上がっていた。その声に2人は驚愕した

 

 

 

周りにはセントシュタインとグランゼドーラの兵士だけでなく、両国の国王・女王

 

 

そしてセントシュタインの王女『フィオーネ』姫とトーマの妹『アンルシア』

 

 

 

ドラクエ10オフラインで、トーマの盟友を目指す者『ミルト』もいた

 

 

 

 

ガロウ「いつの間に・・・・・・」

 

 

トーマ「夢中になっていたから気づかなかった。」

 

 

 

アンルシア「お兄様!!お二人ともとてもすごかったです!!」

 

 

トーマ「ああ、ここまで白熱したのは初めてだ・・・・」

 

 

 

そう言うとトーマはガロウに近づく

 

 

 

トーマ「ガロウ、今回の試し合い実にいい体験をさせてもらったよ。」

 

 

ガロウ「こちらこそ。いい経験になった。」

 

 

2人はそういうと握手をし、兵士長が近づく

 

 

兵士長「気づけば私も見ていましたが、実に良かったですお二方!」

 

 

トーマ「兵士長・・・・」

 

 

兵士長「先ほどの試し合いで、お2人を中に入れてよろしいということになりました。」

 

 

トーマ「それは良かった!」

 

 

兵士長「ではご案内します。こちらに・・・・・」

 

 

 

 

 

そしてガロウと父親はセントシュタインとグランゼドーラの王族の勧めで祝いに参加し、ガロウはトーマたちと父親は兵士長と談笑した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・翌日 セントシュタイン・・・

 

 

 

父「実にいい時間を過ごせました。」

 

 

トーマ「いえ、こちらこそ・・・・」

 

 

兵士長「また会えなくなるな・・・・」

 

 

父「・・・・・・そうだな。」

 

 

 

 

 

アンルシア「あの!」

 

 

ガロウ「ん?」

 

 

アンルシア「どうしたら、お二方みたいに強くなれますでしょうか・・・・・・」

 

 

アンルシアが不意にガロウへ質問をする。兄を支えたいというアンルシア、だが彼女の正体を知っているガロウはこういうしかなかった

 

 

 

ガロウ「アンルシア姫、剣や魔法はいずれ磨かれていくと思います。だけど・・・・・・・」

 

 

アンルシア「だけど・・・・・・・・」

 

 

ガロウ「一番重要なのは、ここです。」

 

 

ガロウはそう言って親指で自分の胸をさす

 

 

アンルシア「ここ?」

 

 

ガロウ「そう、何者くじけぬ心・・・・・・それがとても重要です。」

 

 

アンルシア「・・・・・・・分かりました。強くなってお兄様を支えるようにしたいです!!」

 

 

トーマ「アンルシア・・・・・」

 

 

 

 

 

 

ガロウ「では、もし冒険者になってグランゼドーラに寄った時は顔を出せるようにはします。」

 

 

トーマ「ああ、君なら歓迎するよ。グランゼドーラはいい国だから。」

 

 

アンルシア「きっと気に入りますよ!」

 

 

ガロウ「分かりました。では・・・・・・・!」

 

 

 

こうしてガロウと父親は村へと帰るのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・・・・・動き出す・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪意の襲来が・・・・・・・!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幼少期編 終わり

 

 

 

 




皆さんおはこんばんにちは、


今回のお話は、トーマとアンルシアとの出会い


そしてここで幼少期編は終わりです


次は第1章のスタートです。


そこから始まる物語をお楽しみに!!
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