緑谷出久は秩序の守護者と共にヒーローを目指す。   作:KMヒロ

1 / 1
プロローグ
第0話 序章


 ここは本来の物語とは異なったポケモンの世界、そのとある洞窟の最奥にとある生物が佇んでいた。

 

⁇?『・・・・・・一時はこの世界の秩序が危うく私自ら出向く必要があると思ったがどうやら未然に防げたようだな』

 

 この時外の世界ではフレア団のフラダリによる最終兵器を使った世界の滅亡を図っていたが不完全であったこともあり未然に防ぐことが出来たのである。

 

⁇?『これでカロスを含め世界の秩序が保たれた』

 

 その佇んでいたポケモンはジガルデ、世界を監視しその秩序が乱れた時に現れると言われている伝説のポケモンである。

 

ジガルデ『・・・・・・しかし不謹慎な事だがこれで私が外に出る理由が無くなってしまったな』

 

 ジガルデはその性質の為外の世界へ出る事は無く、暗い洞窟の中で唯ひたすら力を溜めて佇むことしか出来ないのである。

 

ジガルデ『世界滅亡の危機が去った今しばらくは平穏な日々が続くだろうがいつになれば私の真の姿を現してくれる使い手に出会えるのだろうか』

 

 真の姿(メガ進化)使いを見つけるのも彼の目的の一つである。ジガルデ・セルによる探索をしてるものの候補はいても中々決定的な人間が居ないのが現実である。

 

ジガルデ『いっその事、この世界とは異なる世界まで目を向けて秩序が乱れそうでかつ使い手が居そうな世界を調べて見るか』

 

 そうしてジガルデは目(?)を閉じて集中を始めた。

 

ジガルデ『とは言ったもののそんなすぐ都合良く見つかるとは思えぬしあってもそれはそれで困るのだが・・・っん?』

 

 その時一つの世界が視界に入りしばらく見続ける事にした。

 

ジガルデ『なんだこの世界は、人間がポケモンの様に技を使い戦い合っているではないか』

 

 ジガルデはその世界を興味深そうにしばらく見続けるのだった。

 

ジガルデ『・・・ふむ、ヒーロー、ヴィラン、そして個性と呼ばれるものか、この世界は随分変わった世界なのだな。』

 

 この世界はかつては個性の事を異能と呼ばれ超常黎明期と呼ばれた時代はそれこそ目も当てられない程の酷い有り様だったそうだ。

 

ジガルデ『しかし、いくら秩序を保つ為とはいえ、無闇に個性を使用してはならぬと言うのはいささか厳しいと思うのは気のせいだろうか?』

 

 この世界における「一般人の個性使用禁止」とは基本的に自衛などの緊急時における場合以外は個性を使用するのは禁じられている。その抑制が逆に仇となりヴィランが発生してしまうのが要因の一つである。

 

ジガルデ『今でこそ平和そうで秩序が保ってるようだが何故だろうか妙な胸騒ぎがする』

 

 それもそのはず、その時代の最中に居たAFOがオールマイトと言う平和の象徴によって後に倒されたと思われたが実際は辛うじて生きながらえて身を潜んでいるからだ。

 

ジガルデ『この世界のことも気になるがそれとは別に使い手の件についても探さねば・・・』

 

 そう言ってしばらく見続けたその時、

 

看護婦「おめでとうございます、元気な男の子です。」

引子「ありがとうございます。」

 

ジガルデ『ん?あの子は』

 

 その時病院で生まれたばかりの緑髪の男の子に目が入った。

 

ジガルデ『あの子から何か秘めたる物を感じる。もしかしたら・・・』

 

 その男の子は母親に抱きかかえながら元気に大声で泣いていた。

 

引子「今日からあなたの名前は出久、緑谷出久よ。」

 

ジガルデ『・・・ミドリヤイズク、それがあの子の名か』

 

 ジガルデは出久から目が離せずにしばらく見続けた。そして・・・

 

ジガルデ『よし、あの子にしてみよう場合によっては個性とやらとなって共に生きるのも悪くはない』

 

 こうしてジガルデはその世界へ向かい緑谷出久の元へ向かった。

 

ジガルデ『いきなりこの姿だと驚かせてしまうからまずはジガルデ・コアの姿で来たる時に現れた方がいいな』

 

 そう考えながらジガルデはジガルデ・コアへと姿を変え、緑谷出久のそばで見守り続けることにした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。