緑谷出久は秩序の守護者と共にヒーローを目指す。   作:KMヒロ

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 今回の回ですが話数が長くなったので前後半に分けて投稿することになりました。後編も当日投稿しますのでお楽しみ下さい。


第13話 雄英高校入試試験(前編)

 今日はいよいよ雄英高校入試試験当日、この日の合格の有無で僕のヒーローとしての人生大きく左右されてしまう大事な日だ。

 

ジガルデ『ゼドッ、ゼドア(イズク、いよいよこの日が来たが大丈・・・)』

 

緑谷(この日までジガルデ達と共に特訓をし続けてオールマイトから授かった"力"の制御と「フルカウル」を覚えれたんだ!やれるだけやらなくちゃ・・・)ブツブツブツ……

 

ジガルデ『駄目だな・・・あまりの緊張で私の声も聞こえてない様だ・・・』

 

 緑谷は極度の緊張で身体は強張りジガルデの声も聞こえずにブツブツと一人言を呟いていたのだった。

 

爆豪「ボケーーっと突っ立ってんじゃねーぞ出久‼︎」

緑谷「かっちゃん‼︎」ビクッ

爆豪「泣いても笑っても今日の結果で決まるんだ!いい加減腹ぁ括れ‼︎」

緑谷「う、うん!お・・・お互い頑張ろうね!」

爆豪「おう、先行ってるからな!」

 

 軽く話し合い終わると早々に爆豪は先に雄英へと歩いていった。

 

ジガルデ『イズク、呆然としてないで早く向かうぞ!』

 

緑谷「う・・・うん!(そうだ!この日の為に頑張って来たんだ‼︎)」

緑谷(目標(ヒーロー)への第一歩を‼︎!)ガッ

 

 緑谷が意気込んで前へ歩こうとした瞬間震えたままの足を足で引っ掛けてコケてしまいそうになった。

 

ジガルデ『イズク⁉︎』

 

緑谷(これだよ‼︎!・・・・・・?)

 

 緑谷がコケたにも関わらずいつまで経ってもぶつかる衝撃が来ない為辺りを見渡そうとすると……

 

???「大丈夫?」

緑谷「わっ・・・え⁉︎」

 

 なんと顔面から地面にぶつかる前に女の子が緑谷のリュックを浮かせて回避させた。

 

ジガルデ『む⁉︎あれはあの小娘の"個性"か?だがおかげでイズクが無事に済んだ!』

 

???「私の"個性"、ゴメンね勝手に。でも転んじゃったら縁起悪いもんね!」

???「緊張するよねー」

緑谷「へ・・・あ・・・えっと・・・・・・」

???「じゃあお互い頑張ろう!」

 

 助けた少女は軽く挨拶してその場を立ち去って行った。

 

緑谷「・・・・・・女子と喋っちゃった‼︎」

 

ジガルデ『いや全く喋っていなかったからな⁉︎去年も言ったがいい加減女に慣れろ!』

 

 ……その後入試の筆記試験が無事終わりヒーロー科を受ける受験生達は講堂の様な場所まで移動し実技試験の説明を受けるのであった。

 

???『今日は俺のライヴへようこそー‼︎!エヴィバディセイヘイ‼︎!』

 

ジガルデ『やかまし過ぎる⁉︎』

 

 ジガルデは余りにもデカ過ぎる声量に思わず耳を塞いで蹲ってしまった。

 

 シーーーーーン‼︎

 

???『こいつはシビィーーー‼︎受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ‼︎アーユーレディ⁉︎』

???『YEAHHH(イヤー)‼︎‼︎』

 

緑谷「ボイスヒーロー「プレゼント・マイク」だ!スゴイ‼︎ラジオ毎週聞いてます!」

爆豪「うるせぇ」

 

ジガルデ『バクゴウに同意だ!やかまし過ぎる‼︎』

 

 爆豪の愚痴に同意しながらもプレゼントマイクの試験内容の説明は続いていく。

 

PM『入試要項通り!リスナー達にはこれから10分間「模擬市街地演習」を行って貰うぜ‼︎』

PM『試験での持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな‼︎』

 

爆豪「同校(ダチ)同士で協力させねぇってことか」

緑谷「ホントだ!受験番号が連番なのに試験会場が違うね!」

爆豪「チッ、テメェと組めりゃ合格は確実だってのに!」

緑谷「あはは・・・・・・」

 

 どうやらバクゴウはイズクと組んで試験に臨む事も視野に入れてたらしいがそれでは試験では無くなりそうだからどの道無理であっただろうな。

 

PM『演習場には"仮想敵"が3(・)種(・)類(・)多数配置してあり、それぞれの「討伐難易度」によってポイントが設けられている!』

PM『各々の"個性"を使って「仮想敵」を行(・)動(・)不(・)能(・)にしポイントを稼ぐのがリスナー達の目的だ‼︎』

 

爆豪「おい、出久」

緑谷「うん、かっちゃん。これって・・・」

 

ジガルデ『ほお・・・この試験内容・・・まるで・・・』

 

3人(((ジガルデ(私)が考えた特訓内容と似ている(な)‼︎)))

 

 この時三者三様試験内容が去年やってた特訓と似た物だと思っていた。

 

PM『もちろん他人への攻撃等アンチヒーローな行為はご法度だぜ⁉︎』

 

???「・・・・・・失礼宜しいでしょうか⁉︎」

???「プリントには四(・)種(・)のヴィランが記載されています!誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態‼︎」

???「我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです‼︎」

 

 眼鏡を掛けた真面目そうな少年が淡々と説明欄について尋ねていたのであった。

 

???「ついでにそこの縮毛と刺々毛の君達!」

緑谷「⁉︎」

爆豪「ああ⁉︎」

???「先程からボソボソと気が散る‼︎物見遊山のつもりなら即刻雄英(ここ)から立ち去りたまえ!」

 

緑谷「す・・・すいません・・・・・・」

爆豪「チッ、ウッセーな・・・」

 

ジガルデ(いくらイズク達がうるさかったとはいえこの様な醜態を晒されるのは許し難いな!)

 

PM『オーケーオーケー!受験番号7111君ナイスなお便りサンキューな‼︎四種目のヴィランは0P!そいつは言わばお(・)邪(・)魔(・)虫(・)!』

PM『スーパーマリオやったことあるか⁉︎その中に出てくるドッスンみたいなもんさ!各会場に一体!所狭しと大暴れしている「ギミック」よ!』

 

受験生「成る程・・・避けて通るステージギミックか・・・」

受験生「まんまゲームみたいだなこりゃ」

???「有難う御座います!失礼しました!」

 

ジガルデ(?妙だな・・・仮にもヴィランを倒す試験なのにわざわざ避けて通る物を配置するなど必要あるのか?)

 

 今の説明を聞いてジガルデだけがこの仮想敵の存在に対して違和感を覚えた。

 

PM『俺からは以上だ‼︎最後にリスナー達へ我が校の"校訓"をプレゼントしよう!』

PM『かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と‼︎』

PM『"Plus(更に) Ultra(向こうへ)"‼︎それじゃあ皆良い受難を‼︎』

 

 雄英演習場……

 

「「「「「広っ‼︎?」」」」」

 

 目の前に広がる演習場はおおよそ一高校施設とは思えない程の光景が広がっていた。

 

受験生「もはや街じゃん‼︎敷地内にこんなんがいくつもあんのか⁉︎」

 

ジガルデ『確かここは一つの学び舎の筈だが・・・それにしては些か広過ぎるのではないか?』

 

緑谷(それよりも皆何でそんな自信あり気なんだ⁉︎緊張とか無いの⁉︎)

 

 皆が落ち着いた様子でそれぞれの準備をしている事に疑問を感じていると……

 

ジガルデ『おいイズク!あそこにいるの先程助けてくれた小娘ではないか?』

 

緑谷「ああ本当だ!同じ会場だったんだ‼︎」

 

ジガルデ『今のうちに先程の礼を言った方がいいぞ!次にいつ会えるか分からないからな!』

 

緑谷「そ・・・そうだねお礼言わなきゃ・・・」

???「その女子は精神統一をしているんじゃないのか?」

???「君は妨害目的で受験しているのか?」

緑谷「ひい!こちらも!」

 

 緑谷が先程助けてくれた少女に礼を言おうと向かった時説明会でメガネの少年に止められ目を付けられてしまった。

 

ジガルデ『此奴も一緒の会場だったか・・・しかし・・・』

 

受験生「あいつ校門前でコケそうになった奴だよな!」

受験生「さっきの説明会で萎縮しちゃった奴!」

受験生「少なくともこれで1人はライバル減ったんじゃね?」

 

「「「「「ラッキーーー!」」」」」

 

 メガネの少年の2度にわたる公衆の注意のせいで緑谷は萎縮してしまい周りの受験生達はその光景を見てライバルが減ったと思い笑っていた。

 

???「それにペットまで連れて来て君はふざけているのか⁉︎」

 

 ピクッ

 

緑谷「・・・・・・ペット・・・だって・・・・・・?」

 

ジガルデ『イズク?・・・・・・⁉︎』

 

 緑谷の反応を感じて顔を見てみればジガルデですら見た事がない様な怒りの感情を感じ取ったので驚いたのだった。

 

緑谷「・・・は・・・・・・ない・・・」

???「なんだ?よく聞こえないぞ⁉︎」

緑谷「ジガルデはペットなんかじゃない‼︎取り消せ‼︎!」

???「‼︎?」

 

 緑谷の怒声に注意をした少年だけでなくジガルデや周辺の受験生達も驚いて注目を浴びる事となった。

 

緑谷「ジガルデは僕にとって"個性"で何よりも大切な家族であり相棒なんだ‼︎」

 

ジガルデ『イズク・・・・・・』

 

緑谷「それをペットと呼ぶなんて許さない‼︎」

???「す、すまない⁉︎そこまで怒るとは思わなかったんだ⁉︎」

 

 イズクが私の為にそこまで怒ってくれるのは素直に嬉しいが少々注目を浴びることとなってしまったな……ついでだ……私も言いたい事を言わせてもらおうか……

 

ジガルデ『おい!メガネの男よ私からも先程から言いたい事がある‼︎』

 

???「な・・・なんだ・・・・・・?」

 

ジガルデ『貴様は先程妨害目的がどうとか抜かしていたが自分が既に2度に渡ってしている事については考えてもいなかったのか?』

 

???「な⁉︎ボ・・・俺がそんな卑怯な行為をする筈がない!デタラメな事を言うな!」

 

ジガルデ『やはり気付かぬか・・・先の説明会での公衆の面前での大声出しての指摘・・・そして今の2度にわたる行為、側から見れば相手を萎縮させて全力を出させるのを阻害させようとしてる様にも見て取れるぞ‼︎』

 

???「そ・・・それは・・・俺は正しい事を注意しようと・・・・・・」

 

ジガルデ『現に貴様の指摘のおかげで周りの者達は「ライバルが減った、ラッキー」とかヒーローらしからぬふざけた事を考えていただろうからな!』ギロッ

 

「「「「「うっ・・・・・・」」」」」

 

 ジガルデの言葉に周りの受験生達は図星を突かれ目を合わせられなくて別の方向へと向いてしまった。

 

ジガルデ『正しい事を指摘する事自体は悪い事ではないが時と場所を選べと言う事だ!・・・イズク場所を変えるぞ!ここにいても集中力が欠けるだけだ‼︎』

 

緑谷「う・・・うん!分かったよ・・・」

???「あっ・・・」

 

 メガネの少年は何かを言おうとしたがジガルデは聞こえないフリをしてその場から去った。

 

ジガルデ『全く彼奴のせいで礼を言いそびれたな・・・大丈夫かイズク?』

 

緑谷「う、うん・・・ありがとねジガルデ」

 

ジガルデ『礼を言うのは私の方だ!それより今のうちに言っておかなければならない事がある!』

 

緑谷「な・・・何?ジガルデ・・・」

 

ジガルデ『おそらくだがこれから行う試験・・・実践を模す為に明確な開始の合図はないだろう!いつでも動ける様にしておけ!』

 

緑谷「なるほど・・・分かった!」

 

 そうして緑谷とジガルデはいつ始まってもいい様に身体を動かしてその時が来るのを待っていた。

 そしてしばらくして……

 

 PM『ハイスタートー!』

 

 緑谷「⁉︎」ダッ

 

 ジガルデ『!』ダッ

 

 プレゼントマイクの突然のスタート開始の合図で咄嗟に緑谷とジガルデだけが反応し演習場へ向かって行った。

 

受験生「おいおいあいつフライングしてるぞ!」

受験生「完全に試験落ちたな!」

 

 他の受験生が未だ勘違いしてスタートせずに突っ立ったままでいると……

 

PM『おいおいどーした⁉︎リスナーども!実践じゃ開始のカウントダウンなんざねーんだよ‼︎走れ走れ‼︎今ので反応したリスナーは既に会場へ向かったぞ‼︎』

 

PM『賽はとっくに投げられてるぞ‼︎!』

 

受験生「・・・・・・は?嘘だろ⁉︎」

受験生「やべぇ⁉︎出遅れてしまった⁉︎」

 

 ようやく理解した他の受験生は緑谷を追いかけようと我先に走り出して遅れて演習場へと向かっていった。

 そして一足早く動いた緑谷達は既に仮想敵を見つけ出した。

 

ジガルデ『イズク!早速仮想敵が見えたぞ!』

 

緑谷「あれは・・・1P!」

 

 

 あ! 仮想敵の 1ポイントが とびだしてきた!

 

 

仮想敵『標的補足!ブッ殺ス‼︎』

 

ジガルデ『随分口の悪いロボットだな⁉︎ヴィランを想定してでの事だろうが・・・イズク!合わせて行くぞ!』

 

緑谷「分かった!SMASH(スマッシュ)‼︎」

 

ジガルデ『ドラゴンクロー‼︎』

 

  ジガルデの ドラゴンクロー!

 

 緑谷とジガルデの息のあった同時攻撃で1P仮想敵はあっさりと破壊されてしまったのだった。

 

 

 相手の 仮想敵1Pは たおれた!

 

 

ジガルデ『ふむ・・・思ったより脆いな。これなら各自で倒しても問題無さそうだ!この調子で行くぞ!』

緑谷「うん!時間も限られてるしね!」

 

 緑谷達はこの調子で向かってくる仮想敵を倒す為にどんどん進んでいったのだった。

 

ジガルデ『よし!次はそこの角を曲がるぞ!』

 

緑谷「分かった・・・ってえっ⁉︎」

 

仮想敵達『排除排除排除排除排除・・・・・・』

 

  そうして順調に仮想敵を倒しながら突き当たりの角を曲がった先には仮想敵の大群が待ち構えて緑谷達を襲ってきた。

 

緑谷「ちょ⁉︎いくらなんでも多すぎるよ⁉︎」

 

ジガルデ『なんだ⁉︎この異常な数は⁉︎』

 

仮想敵1P『ナンダカンダト聞カレタラ!』

 

仮想敵2P『答エテアゲルガ世ノ情ケ!』

 

ジガルデ『な、何だ⁉︎このセリフは?』

 

 いきなり仮想敵達が前口上をし始めてジガルデ達は困惑して思わず立ち止まってしまった。

 

仮想敵1P『世界ノ破壊ヲ防グタメ!』

 

仮想敵2P『世界ノ平和ヲ守ルタメ!』

 

仮想敵1P『愛ト真実ノ悪ヲ貫ク!』

 

仮想敵2P 『ラブリーチャーミーナ敵役!』

 

仮想敵1P『仮想ヴィラン1P』

 

仮想敵2P『同じく2P』

 

仮想敵1P『行手ヲ阻ム仮想ヴィラン団ノ俺達ガ!』

 

仮想敵2P『貴様ラヲジゴク(不合格)ヘ堕トシテヤルゼ!』

 

仮想敵3P『カクゴシロ‼︎』

 

ジガルデ『いや何処ぞの悪の組織だ貴様ら‼︎?』

 

 仮想敵達が前もって考えていたのかどうかは知らないが無駄にポーズをとりながら達者な口上を取ってしまったが故に思わずジガルデも突っ込んでしまった。

 

緑谷「ど・・・どうしたのジガルデ⁉︎大丈夫⁉︎」

 

ジガルデ『あ・・・ああ問題無い!切り替えて此奴らを倒すぞ‼︎』

 

緑谷「うん‼︎」

 

仮想敵1P『ヘッ返リ討チにシテヤルゼ!』

仮想敵2P『貴様ラヲ倒シテ俺達ハヨリ強クシテ貰ウンダ!』

仮想敵3P『受験者脱落、性能強化、イイカンジー!』

 

 訳の分からん事を言っている様だがイズクを合格させる為に貴様らはイズクのポイントになって貰うぞ!

 

ジガルデ『生憎時間が限られてるのでな!まとめて倒させてもらうぞ‼︎ゼドアー‼︎!』

 

 ジガルデの じしん!

 

 DOGAGAGAGAAAAAN……

 

 仮想敵の こうかは ばつぐんだ!

 

 仮想敵の きゅうしょに あたった!

 

 ジガルデが「じしん」が発動した事によって周辺にいた全ての仮想敵を一掃し破壊した拍子によって全て爆発してしまった。

 

仮想敵達『ヤナカンジ〜〜〜‼︎!』

 

 仮想敵達は最後の捨てゼリフを言いながら爆発四散していき、緑谷は大量のポイントをゲットした。

 

ジガルデ『・・・最後まで悪の組織じみた奴らであったな・・・』

 

PM『あと5分4秒〜』

 

ジガルデ『ヌ!思ったより時間を掛けてしまったな!ペースを上げて更にポイントを稼ぐぞ!イズク‼︎』

 

緑谷「うん!敵も少なくなってきたから早くしないと‼︎」

 

 雄英審査室……

 

 ここでは雄英教師達が受験生達の実技状況を様子見ながら観察していた。

 

教師「今年はなかなか豊作じゃない?」

教師「確かに・・・だが本番はここからだろう!」

AM(うむ!緑谷少年や爆豪少年は順調に稼げているな!しかし・・・)

 

 オールマイトは2人の様子をメインに見ながらこの試験内容に既視感を感じていた。

 

AM(やはりこの試験内容・・・ジガルデ君が去年考案していた特訓内容に似ている気がする・・・)

 

 オールマイトはそんな事を考えているのは他の教師達にはつゆ知らずであった。

 

教師「なにせ限られた時間と広大な敷地・・・そこから炙り出されるのさ!」

教師「状況をいち早く取得する為の情報力

   現場へ素早く着く為の機動力

   いかなる状況でも冷静でいられる判断力

   そしてヴィランを倒す為の純粋な戦闘力」

教師「これらを兼ね備えて市民を守りながらヴィランを倒す為の基(・)礎(・)能(・)力(・)がポイントとして表示される」

 

教師「故に真価が問われるのはここからさ‼︎」ポチッ

 

 そう言いながら教師の1人が「YARUKI SWITCH」と書かれたボタンを押した。

 





 後編ですが今夜20時頃投稿する予定です。
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