魔法少女まどか☆マギカ 絶望を願った少女   作:独り言

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どうも、独り言です。
二次創作は初なのでかなりの駄文だと思われます。
意見やアドバイス、この辺がおかしいなどの指摘などがありましたら、感想欄に書いていただければ、訂正や変更いたします。


紅い少女と何気ない朝食

side 美咲

 

ジリリリリリ

 

そんな音を立てて、三つの目覚まし時計が鳴る。

非常にうるさい音が持ち主である私を起こそうと部屋に響き渡る。

 

カチッ カチッ カチッ

 

「流石に三つは五月蠅かったかな?」

 

私の名前は水瀬(みなせ) 美咲(みさき)三日ほど前に、この見滝原に引っ越してきた。

今までは引っ越しの準備やら部屋の整理やらで忙しかったので、今日が転校初日にあたる。

ん?何故三つも目覚まし時計がいるかって?低血圧なうえ、少し準備がいるからだ。

 

「とりあえずトーストと目玉焼きかな、ウインナーは後でいいからその間に準備しよう」

 

準備の一つは朝食のこと。

私は両親が他界している。

だから家事は私がしなければならない。

両親が他界した私は、前の家から小さい一軒家に引っ越した。

家が割とお金を持っていたので家が広かったが、逆に一人だと持て余してしまったからだ。

親戚とも絶縁状態のため遺産が全て私のところに来たのが幸いした。

そしてもう一つの準備が日光対策だ。

アルビノの私は日光、というか紫外線に弱い。

なので日焼け止めと日傘が必要なのだ。

幸い大きめの病院もあるのでそこに通院する予定だ。

そして最後が………

 

「起きろニート!」

 

ガッ!!

 

「痛って~なにすんだよ!!」

 

「口答えしないで準備しなよ!あなたも今日学校行くんでしょ?」

 

「わかったよ、だからのしかかるな!苦しいって!」

 

私が拾った少女。

杏子を起こすことだ。

二日前路地裏で寝てるところを保護(という名の拉致)した。

男勝りで野生の申し子のようだが、可愛い所もある。

 

「てか起きなよ、これくらいなんともないでしょ?」

 

「そうだけどよ~……軽いなちゃんと飯食ってるのかよ」

 

「杏子の半分くらいは食べてるよ」

 

「それ全然食ってないじゃんか」

 

そう言って私を睨む杏子。

気持ちは嬉しいけど私の胃袋に杏子の食べる量なんか入れたらパンクするよ?

そう思いつつ私たちは洗面所で顔を洗い、朝食を食べる。

 

「てかあたしの通う学校とかどうしたんだよ、戸籍なんてなかっただろ?」

 

「それなら作ったから心配しないで、今杏子は戸籍上私の妹だから」

 

「どんな手使ったんだよ………ん?妹?何勝手に妹にしてんだよ!」

 

いや、そうしないとなんで同棲してるの?

私同性愛者じゃないよ?友達や家族としてなら好きになれるけど、流石に恋人はちょっと……

 

「そういう意味じゃないんだけどな……まあごねても変わらないか。で学校はどこ?」

 

「見滝原中学校」

 

「……え?何だって?」

 

なんかそんなセリフ聞いた覚えがあるけど、ここは引いたら負けそうだから引かないでおこう。

 

「見滝原中学校」

 

「………」

 

「見滝原ty「聞こえてるよ」何?黙りこくって」

 

「嫌だ」

 

「(わかってるけど一応)………理由は?」

 

「マミいるじゃん!言ったよな!?アイツとは会いたくないって!その張本人の通ってる学校に行くって正気か?あたしの話完全無視してんじゃん!」

 

……わかっていたけどここまで嫌がるとは。

杏子は何を怖がっているんだかわからないけど、杏子は二年生として通うのだから会う機会はなさそうな気もするが、そんなに酷い喧嘩でもしたのかな?

 

「杏子が変なことしなければ問題ないし、私は三年生だからそのマミっていう人と遭遇しやすい。

そして面識を持った方がフォローもしやすいでしょ?だから気にしないで学校生活を送って?何かあれば私が何とかするから」

 

「(何言っても無駄そうだな)……わかったよ、アンタの好きにしな」

 

「うん、じゃあ昨日言ったとおr「お金は渡すから友達と飯食ったり遊んだりしてればいいんだろ?」正解」

 

(ったく過保護な親かよ、あたしの服なんて別に気にすんなって)

 

「だからって私の服を借り続けるのも無理があるよ?」

 

「心読むな!」

 

そう言って癇癪を起す子供っぽい杏子を見て、私は口から笑みが零れる。

そんな朝食での騒がしいひと時に、少し幸せを感じる私は……やはり寂しかったのだろう。

 

 

side 杏子

 

白い髪、紅い瞳、あたしより少し小さい身長、魔法少女の腕力なら片手で持つこともできそうな体重、あたしが少しでも力を加えれば折れてしまうように細い手足。

それほどにあたしから見たら赤子のような少女(一応年上)美咲に会ったのは二日前のことだ。

いつものように一人で戦っていたあたしは、疲労やダメージのせいで気絶しちまった。

そんな時美咲が現れた。

倒れてたあたしを見て、すぐ家まで運んで治療したり、家に泊めて面倒を見たり、戸籍を用意して学校に通わせるほどに過保護な美咲はバカなんだろうぜ。

でも、ただの過保護とは少し違うんだ。

美咲は昔のあたしと同じなんだ、一人が寂しいんだ。

だから、話相手や親代わりとか、そういう役割の人間が欲しかっただけなんだ。

でも一つ問題がある。美咲は魔法少女じゃない、QBと出会ってもなければ魔女に襲われたわけでもないんだ。

そんな美咲と一緒に居たら美咲が不幸になっちまう。

いや、あたしのほうが先に居なくなるかもね。

それにそんな美咲も、あたしのことを知っちまったら、化物とか、魔女とか言うだろうさ。

こんなに暖かい場所をあたしは壊したくない。

だからいつか出てかないとな……………でも、もう少しくらい……いいよな?

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