「すみません~これください。」
僕…
身長172.3 体重87.5kg 趣味は買い食いと食べることが大好きなちょっと太めの…高校生 それが僕だ
今日も学校の帰りの日課としてコンビニ立ち寄った。目当て物を買い、レジ袋片手にコンビニを後にする。
「ふふふ」
コンビニを出てすぐに袋の中を覗き込んだ僕は顔がにやけるのを止めることが出来ていない。
この袋のなかにはおにぎりにサンドイッチにジュースにお菓子と僕にとってのゆめのような光景が広がっている。早速、その中からおにぎりを取り出し、ビニールの包装をはがそうとした。
す
「…あれ?」
僕はいつもと違い違和感を感じる空気に手を止めてしまった。
辺りを見渡しても特に代わり映えする光景ではない。
いつもように仲良く手をつないで幼稚園から帰宅する近所の親子…
いつものように楽しそう話しながら下校する同じ学校の女子生徒達…
いつものように日が沈みかけ、夕焼けに染まる空…
何も変わらない…
いつもと同じ下校風景…
周りに人がいなくなり、気のせいかと、僕は再びおにぎりに視線を移す。まずはいくらだ。
いつもじゃない風景は唐突に訪れる。
僕の足元がいきなり光り出した。
「えっ?」
僕は無意識に光に目を向ける。
そこには円形の中にさまざまの文字が書き込まれた…いや、これはあれでしょ!?よくマンガや小説で定番のあれでしょ!?
『魔法陣』
僕はそれを認識した瞬間、僕の周囲は真っ白になった。
「成功だ!」
気が付くと周囲にはゲームにでてくる神官が着てそうな男性が複数いて、まるで僕が現れたのを喜んでいた。
僕はわけが分からず周囲を見渡すと石で出来た柱で支えられ、床には高そうな赤いじゅうたんが敷いてあり、天井には巨大なでn…シャンデリアがつるされていた。よく見るとじゅうたんには先ほど見た魔方陣が、何かチョーク粉みたいなもので書かれている。
周りの皆さま方も明らかに日本人がいない。髪も金はもちろんの事、銀、茶はてには青や緑もおり、日本人に一番多い黒髪が一人も居ない…後何より顔の造形が明らかに違うのだ。ここまで彫りが深く、髭を蓄えた男性なんて、地理で先生に見せてもらったギリシャ像の写真でしかない…
明らかに日本じゃない風景…明らかに日本人じゃない周りの人々…そして魔法陣
…ここから考えると…異世界転移…かな?
僕はそのまま、彼らに誘導され、『謁見の間』ってところに通された。
これってあれですよね。勇者になって世界を救ってくれとか言われるんですよね?小説の主人公みたい魔王を倒してくれとかいわれるんですかね!?
そんな期待に若干テンションが上がってしまったが謁見の間には、王座に座っている王様らしき男性、周囲にいかにも戦闘が仕事と言わんばかりの筋肉の男性、金髪碧眼で金色の杖を手に持つ女性その他にたくさんの人がこちらを見ていた。…しかし何だろう…みなさんなんか困惑しているような…そんなことを考えていると
「ふざけないでください!そんな理由で…早く私を返して下さい!」
「…」
僕と同じくらいの男女が王様(?)らしき人を睨みつけている。
女の子のほうは、日本で見るような学生服に腰まである綺麗な黒髪で少しツリ目だが整った容姿に…ひんny…よく世間では希少価値と呼ばれている胸で身長は僕と同じくらい…テレビとかでたまに見る『モデル体系』とか言う奴だろう。
男の子の方は、ボサボサの金髪にあまり食べてないだろう細い体に御国柄か高い身長そしてあちこち擦り切れたコートを着ておりあまり裕福な国ではないのかもしれない…何より気になるのが彼の目だ。なんか冷めてるというか温かみが無いというかまわりの人と同じ碧眼なんだがなんだか近寄りがたい感じがする。何か言いたげだが口を開くことが無い。
けど、彼女の発言から彼らもあの王様?の」命令で召喚されたのだろう、日本のサブカルは偉大だ。こんな摩訶不思議なことが起こって動揺しててもこんな考えがすぐできる。
そんなことを考えていたら王様?…いやもう?は外そう…王様がこちらに視線を向ける。笑顔ではあるが目が笑ってない…どこか何かに縋っている目だ。
「よく来てくれた。異世界人よ…我は『エルフェンリ―フ国王』ルドルフ=エルフェンリーフ…よく来てくれた。」
王様曰く、この世界には人間族、ドワープ、エルフ、獣人、妖精など様々な種族がそれぞれの領地にて独自の文化で生活している…とは言っても対立しているわけではなく、町に行けば、人数はそこまで多いわけではないがドワープ、獣人はいて、エルフ、妖精は単に森などから出てくることは少ないが現地に言ってもいきなり攻撃とかはないらしい
…ただし『魔族』は例外で現在5種族とは魔族最強戦力である魔王を筆頭に各地でテロみたいなことをやっているその討伐が僕達の呼ばれた理由といううことらしい。なんともテンプレだな。
「ふざけないでください!なんでわたしがそんなこと…!」
うん…黒髪さんは、納得が言っておらず、さっきの状態になっていたというわけだ。
「うむ…確かに君たちにこの世界の事情をおしつけるのは心苦しい…君たちにも見帰りはあるのだ」
王様の一言で黒髪さんは一度口を閉ざした。金髪君もいままで無関心を貫いてたが少し興味を示したかのように王様に目を向ける。
「まず前提なんだが…この世界に召喚されたということは…君たち三人は前の世界では人生を終えているはずなんだが…」
…え? どゆこと!?
「…やっぱり、あれは現実で起こったことなのね」
黒髪さんは心当たりがあるのか沈痛な面持ちで目を伏せる、金髪くんも何かあったか分からないが興味がないのか特にこれといった反応はない…ちょっと待って!
「今回の一件で君たちが役目を…「すみません!ちょっとまってください」…なんだね?」
今回の見返りについての話も大事だがそれよりもきになることがある…前の世界で人生を終えている?
「僕…普通に買い物していたらここに居たんですけど…。」
ピシッ!と場の空気が一気に静まり返る。慌てて近くに控えていた大臣らしき人が言う。
「まさか…御三方!心の中で《ステータス》と念じてみて下され!」
大臣の言葉通り皆は行う。すると目の前にゲームで見たようなステータス画面が広がる。
固有スキル
魔道女帝
異世界言語
体力12000
魔力360000
筋力900
素早さ9000
防御1300
スキル
火魔法LV3
水魔法Lv3
風魔法Lv3
土魔法lv3
光魔法lv3
闇魔法lv3
???lv3
ロベルト
種族
人間
職業
勇者
魔法武具創造
異世界言語
スキル
剣聖lv2
槍聖lv3
斧聖lv3
弓聖lv3
感覚能力強化LV3
腕力強化lv3
脚力強化lv3
???lv2
体力20000
魔力12000
筋力15000
素早さ12000
防御1200
二人のステータスが表示される勇者か…二人のステータスは眺めながら僕もステータスを開くのだった…
次回この世界の説明と主人公ステータスやります