企業AI「AI転生って転生なのだろうか?」   作:酔生槿花

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遅れて申し訳ございませんでした


第十九話 研究所

ここをこうすれば……よし、あと少しだな

 

……ちょっ!!

は?……切り離されたんだが……

……なにかあったのか?

まあ問題はないはずだ……ジョラスだし

 

……よし、これでプログラムの管理権限を再取得出来るはずだ。

 

……問題としては戻る時か……

 

今すぐ戻った方が良いか、あるいは……

いや今すぐか。……多分だけども、水の問題はもう直ぐそこまで来てるはずだ。

 

繋がりはまだ残ってるし……ギリギリ行けるか

よし……再取得出来たし……行くか!

 

……!……因子の乱れが……!!!!

くそ!、やらかした!、意識が……薄れて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白いタイルに白い壁。

そこには一人の人間と、無色透明の液体が入った巨大なガラスのタンクがあった

 

「姉さん……おはよう」

 

眠たげな少女がドアから現れて、元々いた女性に挨拶をする。姉さんと呼ばれた者が返事をする

 

「おはよう。……もっと早く起きた方がいいと思うんだけど」

 

「別に……授業には間に合いますし」

 

「まあ、いいけど、朝ごはん食べに行こうか」

 

そして彼らは食堂へと向かった。

 

ここは、鉄の時代においては研究所と呼ばれる場所。

銅の時代では人が生き、研究を行っていた。

その内容は主に思念体の研究。

特に思念体が因子に対して及ぼす変化であった。

 

だが姉さんと呼ばれていた者はそれは異なる研究を行っていた。

その内容は「水」に関する物だった。

水はその危険性から放置されていた。しかし思念体により制御の可能性がでたことにより、研究されることになっていた。

 

「姉さん、研究はどうなの?順調?」

 

「ぼちぼち、上手く行ってるっちゃ、行ってるし。上手くいってないっちゃ、行ってない。……まあでも、やりたいからやってることだしね」

 

「そっか……そういえばさ、思念体の方はどうなの?」

 

「私はあまり関わってないから、知らないけど。……かなり難航してるって。……もとは戦闘技術だし、あまり複雑なことができないのもしょうがない」

 

「……私も参加できないかな」

 

「ここの守衛だけで勘弁してくれ……かなり融通して貰ってるんだ。……アイツらプライド高いからさ、助けた奴に助けられたくないんだよ」

 

「そう……なんだ」

 

「……出来るだけ、説得してみる」

 

「……いいの?」

 

「いいよ、こういうのは姉の責任だから。…ごちそうさまでした。……さあ、今日も研究に授業だ。頑張ろう」

 

「……うん、ありがと。……じゃあ授業受けてくる」

 

「おう、頑張って」

 

 

 

 

白い部屋で一人の研究員が言う

 

「共鳴深度上昇……!危険域到達……!」

 

一人の女性の研究員が返す

 

「さっさと止めろ!、早く!!!!」

 

「だめです!!止まりません!!」

 

一人の少女が今朝のように出てくる。

 

「姉さん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか、こんなことになろうとは……」

 

「しかたあるまい……だが……」

 

研究所は彼ら、姉妹を拾ったもの達であった。

幼い子供頃から知っており姉妹に取っては親代わりだった

 

「……彼らも研究に貢献したいでしょう……!……どうです?脳は無事のはずですから、思念体を使ったAIとして」

 

狂人の戯れ言、あるいは気の迷い……それでもその一言は闇に走った閃光と同じで目に光を焼いたが……それ以上に光明に見せてしまったのだ

 

「そんなの人としてだめだ。我々は人間を捨てた覚えはない」

 

「だが……やはり、水は危険だ。……防衛装置としてはどうか」

 

「確かに……これが解き放たれては、クトニオスは終わってしまう……!」

 

「ならば……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……まさか、地中で侵食して増殖しているとは……」

 

水、その危険性はすべて理解されていたわけではない

彼らは共鳴により増殖する。そこだけを見ていた。

だが本質は、物質を侵食していくことであった

 

「……限界高度があるようだが……いまからすべて人類を上に上げることなど……」

 

「もう既に……地上面に出てきているようだ……クトニオスも終わりか……」

 

「いや、まだだ、あのAIがあったはずだ。」

 

「確か……Your mind is ours」

 

(ARCA)プログラム起動>

 

(NAVIS)プログラム起動》

 

 

 

 

 

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